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『ヴァージニア・ウルフ(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • シリーズ34冊
    7742,090(税込)

    ワイルド、ロレンス、フォースターら、近代英米文学の巨匠たちの「ゲイ小説」が一堂に会して登場。大作家の「読み直し」として、またゲイ文学の「古典」としても必読の書。これぞゲイ・キャノン。
  • シリーズ3冊
    1,9802,090(税込)
    著:
    ヴァージニア・ウルフ
    編訳:
    西崎憲
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    〈 じつに、ウルフ的、もっとも、実験的。〉

    イマジズムの詩のような「青と緑」、姪のために書かれたファンタジー「乳母ラグトンのカーテン」、園を行き交う人たちの意識の流れを描いた「キュー植物園」、レズビアニズムを感じさせる「外から見たある女子学寮」など。

    短篇は一つ一つが小さな絵のよう。
    言葉によって、時間や意識や目の前に現れる事象を点描していく。
    21世紀になってますます評価が高まるウルフ短篇小説の珠玉のコレクション。
    ――ウルフは自在に表現世界を遊んでいる。


    ウルフの短篇小説が読者に伝えるものは緊密さや美や難解さだけではない。おそらくこれまでウルフになかったとされているものもここにはある。 たぶんユーモアが、そして浄福感が、そして生への力強い意志でさえもここにはあるかもしれない。(「解説 ヴァージニア・ウルフについて 」より)



    【目次】

    ■ラピンとラピノヴァ……Lappin and Lapinova
    ■青と緑……Blue & Green
    ■堅固な対象……Solid Objects
    ■乳母ラグトンのカーテン……Nurse Lugton's Curtain
    ■サーチライト……The Searchlight
    ■外から見たある女子学寮……A Woman's College from Outside
    ■同情……Sympathy
    ■ボンド通りのダロウェイ夫人……Mrs Dalloway in Bond Street
    ■幸福……Happiness
    ■憑かれた家……A Haunted House
    ■弦楽四重奏団……The String Quartet
    ■月曜日あるいは火曜日……Monday or Tuesday
    ■キュー植物園……Kew Gardens
    ■池の魅力……The Fascination of the Pool
    ■徴……The Symbol
    ■壁の染み……The Mark on the Wall
    ■水辺……The Watering Place
    ■ミス・Vの不思議な一件……The Mysterious Case of Miss V.
    ■書かれなかった長篇小説……An Unwritten Novel
    ■スケッチ
     ・電話……The Telephone
     ・ホルボーン陸橋……Holborn Viaduct
     ・イングランドの発育期……English Youth

    ■解説 ヴァージニア・ウルフについて——西崎憲
    ■年表


    ___________________

    《ブックスならんですわる》
    20世紀の初頭、繊細にしてオリジナルな小品をコツコツと書きためた作家たちがいます。前の時代に生まれた人たちですが、ふっと気づくと、私たちの隣に腰掛け、いっしょに前を見ています。
    やさしくて気高い横顔を眺めていると、自分も先にいくことができる、そんな気がします。いつも傍に置いて、1篇1篇を味わってみてください。

    ___________________
  • 遠い太陽の光が海辺の一日に降り注ぎ、生まれては消える波のうねりを情感豊かに描きだす。男女六人の独白が物語るのは、幻想のように過ぎた半生の思い出。くり返す描写と語りが重なるとき、意識が風景に打ち解けていく。ウルフの傑作、四十五年ぶりの新訳!
  • スターリンがムッソリーニが、ヒトラーが台頭しつつあった頃、イギリス内陸の古い屋敷で上演される野外劇に集った人々──迫り来る戦争の気配と時代の気分を捉えた遺作の新訳。
  • 「論文というより、エッセーに近く、エッセー小説風の描写スタイルで、それまで暖めてきたテーマが一気に噴出した、といった強い情熱がひしひしと伝わってくる作品ではあるけれども、そこは熟達した小説家らしく、具象的で、実際的であり、ふんだんに散りばめられた辛辣なジョークに思わず笑いも誘われる。従来の男性優位思考に対する、手厳しい皮肉と嘲笑と諷刺をからめた論詰が、とぼけた表現の随所に潜んでいるので、聞き手の若い女性たちはさぞ胸のすく思いをし、会場に笑いの渦を巻き起こしたに違いない」(エッセイスト高沢英子氏のことば)…講演をもとにしたウルフの女性論。
  • 「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」。大英博物館の本棚にはない、ものを書きたかった/書こうとした女性たちの歴史を熱く静かに紡ぐ名随想、新訳登場。
  • たまたま子供時代を一緒にすごした男3人、女3人からなる7人の人物の、人生行路をなぞる作品。しかし全編が登場人物のモノローグから構成され、それぞれの人物は一緒にいながら、そこには普通の「会話」はない。一人ずつが舞台の前に出てきて、いわば「一人がたり」をおこなう。不思議な時間と空間ができ、不思議な交響楽がいつのまにか鳴り響いてくる。
  • 「意識の流れ」の文学の創始者のひとり、ウルフの代表作。一夜の晩餐によばれた人たちのさまざまなその場の意識や思いつきが、重なり合い、呼応し、反発し、とめどなくあらぬ方へと流れ行く…そのさまは、不思議な現実感と虚無感をかもしだす。大澤氏の訳はみごとなまでに流麗である。 アカデミー賞を受けた映画「めぐりあう時間たち」で一躍おおきな話題に!
  • とらえたかと思った瞬間に逃げ去る幻影《ヴィジョン》。『燈台へ』の作中人物は、それを追いつづける。それは悲劇であり、哀歌でもあるが、にもかかわらず、明るさと救いが与えられる。「生は、意識をもったその最初から終局に至るまで、われわれをとり巻いている半透明な《かさ》…この定まらぬ、未知の、とらえがたい《スピリット》を書きあらわすことが、小説家の仕事ではないだろうか?」ウルフはこう書いた。

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