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『富良野馨(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 芝居でいい筈なのに。
    想いよ、現れないで。

    京都の路地の奥。
    古びた町家の店で。
    「嘘」の名を借りて、その男に近づく。
    この手で、殺すために。

    文庫書下ろしミステリー

    大丈夫、絵里ちゃん、仇は必ず取るから。
    私刑を誓い、その男に近づく大学生の紗夜。
    京都をめぐる季節の流れのなかで、やがて
    彼女の胸の底から、何かが噴き上がり、こぼれ落ちていく。

    笑わなくては。懐に入り込まなければ。
    大学生の紗夜は、京都の三十三間堂に程近い路地奥の店『中国茶 龍王』に嘘の名を借りて通う。
    同じ日に生まれ、同じ日に死んだ母達を持ち、姉妹同然に育った絵里ちゃんを、あの男が奪った。
    だから、紗夜は復讐を遂げるのだ。
    芳しい香り漂う新感覚ミステリー。

    〈文庫書下ろし〉
  • ――涙が出ました――

    騙されたと思って
    72ページまで読んでください。

    講談社NOVEL DAYSリデビュー小説賞 受賞作

    ☆☆☆

    泣いたのは、一度だけだった。

    最愛の妻・皐月を27歳で失った彰は無感動な日々のなか、
    仮想都市プロジェクト『パンドラ』に惹かれて参加する。
    都市の奇妙な人々から、妻との思い出に向き合うきっかけをもらった彰は、
    やがて『パンドラ』を巡る巨大な疑惑に巻き込まれていく――。

    愛する人を失っても、もう一度立ち上がる力をあなたに。
    選考委員を涙させた圧巻のリデビュー作。
  • 就職も決まった短大二回生の秋、篠崎千晴のもとに叔母から奇妙な依頼が舞い込んだ。ずっと存在を知らされていなかった「叔父」に届けものをしてほしい、というものだった。戸惑いながらも、千晴はある箱を持って彼を訪ねるが、その中身は――。出逢いが出逢いを呼び、人との縁が人生を確かなものにしてゆく。孤独な半生を送ってきた千晴が最後に見つけた場所とは……。京都の街が舞台の、涙が頬を伝い、胸が熱くなる再生の物語。
  • 雨降る洋館に届く手紙が、きっと、明日への希望をくれる―。ふたりの女性が紡ぐ、美しい物語。

    子供向けのセミオーダーアイテムをつくる仕事をしている季衣子。彼女が作る品は一つとして同じものはなく、子供受けもよく人気があった。しかし、自宅の近所での工事の騒音で、仕事ができなくなってしまう。

    途方にくれていると、看護師の友人からリハビリで長期転院する女性が家の管理人を探しているという話を聞いた。そこで仕事をさせてもらうことと引き換えに、季衣子は管理人を引き受ける。さっそく向かうと、そこは湖畔に立つ素敵な洋館だった。が、そこには、かつて幼い季衣子が今の仕事を選ぶきっかけとなった憧れの品――古いオブジェ『夜を測る鐘』があった。なぜここに?と疑問を持つ季衣子に、婦人は自分の過去を語り……。

    雨降る洋館に届く手紙とは。
    ふたりの女性が紡ぐ、明日に向けて背中を押してくれる美しい物語。

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