『実用、江崎道朗』の電子書籍一覧
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大特集 三島由紀夫
[対談]没後45年、三島精神は今 村田春樹×西村幸祐
三島「不在」時代は終焉するか 宮崎正弘
「生きる」ということは、「死」へのカウントダウンと同義である 中丸啓
三島由紀夫ができなかったことを「行動する保守運動」としてやり遂げたい 桜井誠
『朱雀家の滅亡』と『若人よ蘇れ』から読み解く突きつけられた「本土決戦」という問い 渡辺望
三島精神をどう活かし、受け継いでいくか 古賀俊昭
日本はまだ「統治下」にあるのか 秋山大輔
三島由紀夫の「恋」 ─ 失われた美への片思い 菅野明彦
[対談]沖縄メディアが報じない不都合な真実を知れ! ロバート・D・エルドリッヂ×佐藤守
[新連載1]ねずさんの古事記のお話 小名木善行
MERSケンチャナヨ狂奏曲 某国のイージス
天津大爆発は国家ぐるみの保険金詐欺!?宇田川敬介
テキサス親父、国連に切り込む! 杉田水脈氏の活躍 藤井実彦
尖閣・沖縄 “フラストレーション”を融和と統合へ向けよ 我那覇真子
[第9回超党派座談会]再増税によって危うさを増す安倍政権
大岡敏孝・金子洋一・和田政宗・倉山満・山村明義
[漫画]日之丸街宣女子 富田安紀子
[漫画]中国人が見た反安保デモ SEALD'sを始めとする日本の若者に言いたい! 孫向文
くだらない嘘八百と話の盛り過ぎ。これで朝鮮民族は誇り高いとは、どの面下げて言えるのか 在日三世@3korean
天皇陛下の靖國神社ご親拝復活への突破口 高森明勅
海外で見つけた中国による反日プロパガンダ KAZUYA
教育改革の鍵を握る「学びの場」としての神社の可能性 山村明義
[連載]マスコミ主導の「平和主義」が沖縄にもたらすもの仲新城誠
自衛隊海外派遣の歩み[後編]渡邉陽子
[連載5]なでしこ復活「次世代の党」議会活動始まる! 杉田水脈
[連載]地方を考える 第4回 神奈川県大和市 基地の街、地方議員はどう向き合うべきか? 岡田鷹子
[連載8]アカデミズムと赤デミズム 高橋哲哉-学界に潜むイデオローグとしての哲学研究者 左翼アカデミズムを研究する会
[連載]日本のために貴方の身近に潜む左翼勢力井上太郎
[漫画]まんがで読む古事記 久松文雄
[連載]築城の経営学濱口和久
「氷雪の門」上映会リポート あさなぎ -
◆私たちは嘘の歴史を教わってきた!
日米の歴史学者が隠蔽した歴史を今詳らかに!
◆これは事実であり! 悲劇!
日本もアメリカもソ連のために戦わされた!!
◆最新のアメリカの保守派の歴史見直しはここまで 進んでいる!!
◎アメリカ保守主義運動を牽引してきたスタントン・エバンズ
◎ロシア革命100年! 今明かされるスターリンの戦争犯罪
◎ヴェノナ文書で裏づけられる! 真珠湾攻撃というコミンテルンの仕掛!!
◆戦後の歴史観が全てひっくりかえる
●アメリカでルーズヴェルト批判がタブーだったわけ
●ソ連のスパイが書いたハル・ノート原案
●日米開戦へと追い込んだモーゲンソー私案
●変遷する「リメンバー・パールハーバー」
●ソ連の対米工作を描いた『スターリンの秘密工作員』
●ソ連の対日参戦に反対した米軍幹部たち
●天皇と皇族男子を監禁しようとしたソ連
●「過酷な和平」派による日本解体計画
●ヤルタ会談を仕切っていたある一官僚
●マッカーサーも対日参戦に反対していた
■二十世紀とは、ソ連・コミンテルンとの戦いであった! -
本邦初のシギント入門書!! シギントを知らずして、国際情勢は語れない!
※シギント(SIGINT: signals intelligence)とは、通信、電磁波、信号等など傍受を利用した諜報・諜報活動。
盗聴、ハッキング、国益を賭けた戦いの世界【インテリジェンス・ウォー】
繰り返す、これは架空【フィクション】ではない!
<救国シンクタンク「国家防衛分析プロジェクト」企画>
ヒューミント、シギント、イミントの三分野を現場で体験した元警察官僚、元内閣衛星情報センター次長 茂田忠良。
麗澤大学客員教授。情報史学研究家。2023年フジサンケイグループ第39回正論大賞受賞 江崎道朗。
今、最も日本に欠けているインテリジェンス能力を徹底討論。
◆スノーデン漏洩資料の徹底分析!見習うべきはアメリカのシステム
◆インテリジェンス能力がなければまともな反撃など不可能
◆「世界最強のシギント機構」UKUSA(ファイブ・アイズ)
◆インテリジェンスの世界で「専守防衛」は通用しない
◆まともに戦えるようになるために日本版CSSも創設すべき
◆シギント機関の関与なくして“本当のサイバー・セキュリティ”はできない
◆「シギントを進めるヒューミント、ヒューミントを進めるシギント」
◆「シギント・フレンドリー」なホテルなら部屋の中の会話も筒抜け?
◆いずれ日本もNSAのような組織の必要性に気付く
◆アメリカは外国人のメールを見放題
◆インテリジェンスの世界で「専守防衛」は通用しない
◆イギリスの首相は「生」のインテリジェンス情報に触れている?
◆シギントはもはや「インテリジェンスの皇帝」
◆法律になくても対外諜報は「やるのが当たり前」
◆今こそ国家シギント機関創設に向けた第一歩を
なぜアメリカは、ロシアによるウクライナ侵攻を半年近くも前に予見することができたのか。
なぜ欧米や日本は、ロシアによるウクライナ侵攻後ただちにプーチン大統領とその関係者の資産凍結を実施できたのか。
なぜアメリカは、日本の外務省や防衛省の情報が中国に漏れていることを把握できたのか。
なぜアメリカは、中国製の通信機器などを政府調達から外そうとしたのか。
言い換えれば、なぜ日本は産業スパイを十分に取り締まることができないのか。
なぜ日本は、スパイ天国だと揶揄されてしまうのか。
アメリカと日本との違いはどこにあるのか。
アメリカには、いわゆるスパイ防止法(Espionage Act of 1917、現在は合衆国法典第18編第37章に統合)があるが、日本にはそうした法律がないからだという人がいる。
たしかにアメリカのような包括的なスパイ防止法はないが、日本にも不正競争防止法、外為法、そして特定秘密保護法などがあり、国家機密や営業秘密を盗んだりするスパイ行為などを処罰できるようになっている。
いま日本に必要なのは、スパイ、違法行為を効率よく見つける捜査手法を「解禁」することなのだ。
その捜査手法とは、シギント(信号諜報)を活用することだ。
アメリカを含む外国、言い換えれば日本を除く大半の国では、国家シギント機関とセキュリティ・サービスが、安全保障の観点から国内だけでなく国外でも電話、インターネットなどの通信、クレジットカードの取引情報など(シギント)を傍受・分析し、1年365日24時間、自国(と同盟国、同志国)に対する敵対的な活動を監視している。
ところが日本だけは、こうした行政通信傍受は許されておらず、国家シギント機関も存在しない。
日本は現行憲法9条のもとで正規の国防軍を持たない「異質な国」だが、実はサイバー空間でも、内外のスパイ活動を監視・追跡する国家シギント機関とセキュリティ・サービスを持たない「異質な国」なのだ。(「はじめに」より一部抜粋)
【著者プロフィール】
江崎道朗(えざき・みちお)
麗澤大学客員教授。情報史学研究家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。
九州大学卒業後、国会議員政策スタッフなどを務め、安全保障やインテリジェンス、近現代史研究に従事。2016年夏から本格的に言論活動を開始。
産経新聞「正論」欄執筆メンバー。
日本戦略研究フォーラム(JFSS)政策提言委員、歴史認識問題研究会副会長、救国シンクタンク理事、国家基本問題研究所企画委員。
オンラインサロン「江崎塾」主宰。
2023年フジサンケイグループ第39回正論大賞受賞。
主な著書に、『知りたくないではすまされない』(KADOKAWA)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作)、『日本の占領と「敗戦革命」の危機』、『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』、『緒方竹虎と日本のインテリジェンス』(いずれもPHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞作、小社刊)ほか多数。
公式サイト: https://ezakimichio.info/
茂田忠良(しげた・ただよし)
1951年(昭和26年)茨城県生れ。1975年東京大学法学部(公法科)卒業。1980年米国・デューク大学大学院(政治学)卒業(修士)。
1975年警察庁に入庁し主として警備・国際部門で勤務したほか、群馬県警察本部長、埼玉県警察本部長、四国管区警察局長を歴任。
警察外では、在イスラエル日本大使館一等書記官、防衛庁陸幕調査部調査別室長・情報本部電波部長、内閣衛星情報センター次長を歴任。
2008年退官後にインテリジェンスの学問的研究を始め、2014年から2022年まで日本大学危機管理学部教授としてインテリジェンスを講義。現在インテリジェンス研究に従事中。
主な論文に、「サイバーセキュリティとシギント機関」(情報セキュリティ総合科学)、「米国国家安全保障庁の実態研究」、「テロ対策に見る我が国の課題」「『クリプト社』とNSA~世紀の暗号攻略大作戦」「ウクナイナ戦争の教訓~我が国インテリジェンス強化の方向性」(以上、警察政策学会)、「オサマ・ビンラディンを追え―テロ対策におけるシギントの役割」(啓正社)など多数。
現在、月刊誌『正論』『軍事研究』『治安フォーラム』などに寄稿。月刊誌『警察公論』に「インテリジェンスこぼれ話」を連載中。
趣味は「日本を楽しみ、日本を学ぶ」で、特に歌舞伎、文楽、能狂言、講談、浪曲、落語などの古典芸能を楽しんでいます。
茂田忠良インテリジェンス研究室: https://shigetatadayoshi.com -
全日本人が学ぶべき経済安全保障の新しい教科書!
「国家安全保障+経済」は目下の産業界でのトレンドである。本の表題「DIME」は、経済と政治の融合から世界の動向を読み解く手法を指すが、本書はインテリジェンスの研究者として著名な著者が、日本の現状や昨今のウクライナ戦争、米中対立といった海外動向も踏まえ、その最新理論をまとめる一冊となる。この考え方を知るだけで、誰もが国際情勢を踏まえたうえで経済の未来を読み解けるようになることを目指す。企業にとっても、国民にとっても、今まさに知るべきグローバルな重要事項を本書を読むだけで網羅できる。 -
■緊急出版「チャンネルくらら」神番組を完全書籍化
この戦争はこう読む!
日本人必読の書
安全保障の考え方、国際法の理解の仕方、軍隊の動かし方、戦争に対する備え方
■テレビでは絶対やらない、やれない!世界一客観的な軍事分析
・なぜロシア軍はウクライナの制空権を奪えなかったのか?
・ロシア軍が黒海の制海権を握っている
・ロシア軍の動きは「ドクトリン」で読み解かないとわからない
・サイバー戦の“失敗”を地上戦で取り返す?
・ウクライナ軍はなぜ善戦できたのか?
・北方領土の東部軍がウクライナに投入された理由
・プーチンは核を使うのか?
・画期的だった防弾チョッキとヘルメットの供与
・ロシア軍はキエフとハリコフを落としてはいけない?
・ロシア軍の将官クラスの戦死者が増えているのはなぜ?
・ロシアは“言ってること”と“やってること”が全然ちがう
・「ウクライナも悪い」論はナンセンス
・明日は我が身? 日本にも迫る「合理的じゃない戦争」の危機
・マリウポリを見捨てるべきか、死守すべきか
・クリミア侵攻後に“大化け”したウクライナ軍
・新しい国際機関がロシアとウクライナの“妥協点”?
・ロシア軍は化学兵器を使用するのか?
・ロシアはすでに極東に対する計画を作っている
・もしロシアが北海道に侵攻してきたら
ウクライナ侵攻が開始されてから約3週間後の3月17日、YouTubeに1本の動画がアップされました。
本書のもとになった「陸・海・空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」シリーズの第1回です。
投稿者は、憲政史家・倉山満氏が主宰するインターネット番組「チャンネルくらら」。
番組の内容は、防衛問題研究家・桜林美佐氏による司会進行のもと、小川清史元西部方面総監(陸上自衛隊)、伊藤俊幸元呉地方総監(海上自衛隊)、小野田治元航空教育集団司令官(航空自衛隊)という、陸・海・空の軍事のプロ中のプロが、ロシアのウクライナ侵攻を最新情報に基づいて分析・考察するというものです。
この手の専門的(マニアック)な番組は、一般的にあまり再生回数が伸びません。
しかし、同番組に関しては、動画がアップされるや再生数が瞬く間に急上昇し(2022年6月末時点で67万回以上再生)、コメント欄には感謝と賞賛の声があふれていきました。
【著者プロフィール】
小野田治 (おのだ・おさむ)
昭和29年生まれ。神奈川県横浜市出身。
主要職歴(自衛隊):航空幕僚監部防衛課長、第3補給処長、第7航空団司令兼百里基地司令、航空幕僚監部人事教育部長、西部航空方面隊司令官、航空教育集団司令官(最終補職)。
退職時の階級は「空将」。
ハーバード大学シニア・フェロー。東芝インフラシステムズ顧問。日本安全保障戦略研究所上席研究員。平和・安全保障研究所理事。コールサイン「Axe」。
伊藤俊幸 (いとう・としゆき)
昭和33年生まれ。愛知県名古屋市出身。
主要職歴(自衛隊):潜水艦はやしお艦長、在米国防衛駐在官、海幕情報課長、情報本部情報官、海幕指揮通信情報部長、第二術科学校長、統合幕僚学校長を経て、海上自衛隊呉地方総監(最終補職)。
退職時の階級は「海将」。
金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)教授(専門:リスクマネジメント、リーダーシップ・フォロワーシップ)。日本戦略研究フォーラム政策提言委員、日本安全保障・危機管理学会理事、全国防衛協会連合会常任理事。
小川清史 (おがわ・きよし)
昭和35年生まれ。徳島県出身。
主要職歴(自衛隊):第8普通科連隊長兼米子駐屯地司令、自衛隊東京地方協力本部長、陸上幕僚監部装備部長、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長、西部方面総監(最終補職)。
退職時の階級は「陸将」。
現在、日本安全保障戦略研究所上席研究員。
桜林美佐 (さくらばやし・みさ)
昭和45年生まれ。東京都出身。
防衛・安全保障問題を研究・執筆。
防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員。
著書に、「日本に自衛隊がいてよかった - 自衛隊の東日本大震災」(産経新聞出版)、「自衛隊と防衛産業」(並木書房)など多数。 -
1,540円(税込)■米国の対中強硬政策を支える最新の日中戦争研究
■ポンペオ国務長官のアドバイザーをしていたユ教授の「日中戦争」論
■対中支援、戦略、工作員、組織同士の争い
■PKO(平和維持活動)だった支那事変(日中戦争)が泥沼になったわけ
・そもそも日中戦争は「日本と中国の戦い」ではなかった
●対中「関与」政策は「誤りだった」と認めた米国
日本では、防衛研究所が中国人民解放軍の動向について『中国安全保障レポート』をまとめるなど、軍事研究は進んでいますが、経済や人権、宗教など他の分野については必ずしも十分とは言えない状況です。
また、民間シンクタンクとの連携も米国に比べれば、不十分だと言わざるを得ません。
米国の対外政策、対中政策は、日本の命運に関わってくるのです。
表層的な理解で終わっていいはずがありません。
よって日本としては、中国について独自の分析をするだけでなく、同盟国米国の対中戦略について徹底的に調査・分析を行い、問題があれば是正するよう働きかけるべきなのです。
その調査・分析に際して、ポンペオ国務長官のアドバイザーをしていたユ教授の「日中戦争」論を分かりやすく解説した本書は、多くの示唆を我々に与えてくれるに違いありません。
(「発刊に寄せて 評論家」江崎道朗より)
■日中戦争の総括を踏まえた対中戦略
・中国におけるアメリカのインテリジェンス敗戦
・アメリカとイギリスの対中政策が根本的に異なっていた
・中国共産党を太らせた米陸軍司令部の中共協力者たち
・中華民国の戦時経済を破壊した米財務省工作員たち
・インテリジェンス協力を持ちかけながら中国の裏をかく
【著者プロフィール】
監修:江崎道朗 (えざき・みちお)
評論家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。
九州大学文学部哲学科卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフなどを経て2016年夏から本格的に評論活動を開始。
主な研究テーマは近現代史、外交・安全保障、インテリジェンスなど。
社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員。産経新聞「正論」執筆メンバー。
2020年フジサンケイグループ第20回正論新風賞受賞。同年、倉山満氏らとともに「一般社団法人 救国シンクタンク」を設立、理事に就任。
主な著書に、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(祥伝社)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作、PHP研究所)、『日本占領と「敗戦革命」の危機』(PHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞作/小社刊)、『フリーダム』(展転社)、『天皇家 百五十年の戦い』(ビジネス社)、『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(育鵬社)、『インテリジェンスと保守自由主義』(青林堂)、『日本人が知らない近現代史の虚妄』(SBクリエイティブ)、『インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保』(扶桑社)など多数。
公式サイト: https://ezakimichio.info/
Twitter: @ezakimichio
著者:山内智恵子 (やまのうち・ちえこ)
1957年(昭和32年)東京生まれ。
国際基督教大学卒業。津田塾大学博士後期課程満期退学。
日本IBM株式会社東京基礎研究所を経て、現在英語講師。
近年は、アメリカのインテリジェンス・ヒストリー(情報史学)や、日米の近現代史に関して研究し、各国の専門書の一部を邦訳する作業に従事している。
著書に、『ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史』(監修:江崎道朗/小社刊)がある。 -
◆「米中対立期」の到来
◆日本企業、国民はどう生きるべきか?
この100年で世界は5回目の転換期を迎えている。まずは、第一次大戦の戦勝国によってつくられたヴェルサイユ体制。次に、米英仏ソ中を安保理の常任理事国としたヤルタ体制、米ソ対立による東西冷戦体制、ヒト・モノ・カネの移動が自由になったポスト冷戦期(グローバル社会)だ。そして2017年12月、トランプ大統領は中国を競争相手とみなす国家安全保障戦略を策定し、中国に貿易戦争を仕掛けた。その結果、現在は第5の転換期「米中対立期」に突入している。翻ってわれわれ日本は、「米中対立期」の狭間にありながら、明確な戦略を持ち合わせていない。そもそも中国を「脅威」だと明言すらしていないのだ。日本の経済安全保障を確立するためには、国勢情勢を正確に分析し、時代に即した戦略立案が喫緊の課題である。本書は、アメリカ、自民党、中国の公刊情報を広く読み解くことで見えてきた日本のあるべき「対中戦略」「経済安全保障」について独自の視座を提供している。また、著者の正鵠を射た分析は、インテリジェンスに関する実践的な入門書としても必読の一冊と言えよう
Chapter1 アメリカの思惑をどう分析するか
Chapter2 減税、規制改革、技術投資による民間主導経済
Chapter3 軍事力による平和
Chapter4 対中「関与」政策は誤りだった
Chapter5 自民党「経済安全保障戦略」の狙い
Chapter6 中国の経済・技術「覇権」戦略
Chapter7 日本の「経済安保」の基本戦略とは?
Chapter8 インテリジェンス機関の拡充が日本の命運を左右する -
[ニューディール連合]vs[保守主義者]
F.D.ルーズヴェルト「民主党」政権時代にワシントンを支配したリベラル派から、
第二次世界大戦後、「保守主義者」たちはいかに政治の主導権を奪還したか?
「リベラルびいき」の日米マスコミが報じないもう一つのアメリカ!
現代アメリカを多角的に理解するための必読書!
アメリカの「保守主義者」たちがリベラル派といかに戦い、政治の主導権を奪還したのか、その経緯が詳しく描かれた本書は、「保守主義者」たちの運動のバイブルなのだ。
同時に減税、規制改革、そして民間シンクタンクがなぜ重要なのかを解き明かした政治入門書でもある。
一読すれば、恐らくこれまでとは全く違った政治とのかかわり方が見えてくるはずだ。
(「はじめに」より)
第1章 保守主義の精神
社会主義への反撃─ハイエク『隷属への道』/稀有な連邦議会─タフト主導の共和党/ソ連のスパイ、チェンバースの『目撃』 ――ほか
第2章 運動を起こした人たち
アイクが好きだ/勇気の人、タフト上院議員/カーク『保守主義の精神』/『ナショナル・レヴュー』誌の創刊 ――ほか
第3章 プリンシプルに基づく政治
シュラーフリー『こだまに惑わされずに選択せよ!』/保守主義運動の反撃/ニクソン対「市民政治家」レーガン/ニュー・ライトと昔ながらの左派 ――ほか
第4章 与党になった保守派
成功した保守派─レーガン大統領誕生/「悪の帝国」演説とソ連の崩壊/保守派の前進とブッシュ大統領/レーガン風民主党員─クリントン大統領 ――ほか
第5章 運動の役割
ジョージ・W・ブッシュの二つの大統領の地位 ――ほか -
日本版「ヴェノナ文書」!!
第二次世界大戦前夜、旧ソ連コミンテルンは米国共産党を操り日米対立を煽った。
その恐るべき反日プロパガンダ工作の全貌を報じた極秘文書の内容を明らかにした本書は、
現在進行形の共産主義の脅威に立ち向かうための必読書である。
戦前の日本の対外インテリジェンス活動が極めて優れていたことを示す機密文書が存在している。それが昭和十四(一九三九)年に日本外務省ニューヨーク総領事館によってまとめられた機密文書『米国共産党調書』で、本書はその全文の現代語訳である。
この『調書』には、米ルーズヴェルト政権下でソ連のコミンテルンと米国共産党のスパイがどの程度大掛かりな「秘密」工作を繰り広げていたのか、その全体像が詳細に記録されている。しかもその内容たるや、スパイ映画顔負けのディープな世界が描かれているのだ。
内容は三章構成になっている。
第一章は「沿革」、つまり米国共産党の歴史である。
第二章は「概説」で、ソ連、コミンテルン、米国共産党の戦略と工作方法などについて解説している。
第三章は「共産党の組織および活動」で、米国共産党の組織の全体像とともに、米国社会の各分野への工作について具体的に紹介している。これを見れば、米国共産党がどのような層への工作を重視していたのかがよく分かる。
戦前の日本外務省が、コミンテルンや米国共産党に関する詳しい調査報告書を作成していたと聞いて驚く人もいるかもしれないが、当時の国際情勢を分析するためには、米国共産党やソ連・コミンテルンの動向分析が必要だったのだ。
(「はじめに」より) -
中国共産党による各国への“共産主義浸透工作”は今なお続いている!
大陸に飲み込まれないためにインドシナの歴史から日本人が学ぶべきこととは?
今、気鋭の執筆陣による画期的な“真実のインドシナ史”
カンボジアに行ってみたら……中共の酷さがわかった!!
東南アジアで現在もっとも中国の植民地化が進み、中国人客があふれているカンボジアを旅した3人の論客がその歴史・政治、ひいては日本と中国について分析と議論を重ね、多角的かつコンパクトにまとめた一冊。
観光客が見学するキリング・フィールド、虐殺博物館。 拷問の限りを尽くされ亡くなった、罪なき人々の断末魔が聞こえるような展示に、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の残虐性を伺い知ることのできる場所である。
こうした残忍な「革命」は、中国とカンボジアだけでなく、当時(1970年代)、世界各地で行なわれた。カンボジアは特に、1958年の大躍進政策から文化大革命(1966年~1976年)の頃の中国とおぞましいほどに似ている。拷問のやり方までそっくりであった。
・文化レベルが高く豊かなカンボジアで、なぜポル・ポト派による大虐殺が起きたのか?
・中共の革命輸出がどのようになされたのか。
・カンボジアだけでなく東南アジアすべてにおいて、華僑・華人がどのような役割を果たしてきたのか。
これらのことをもっと知らなくてはいけないと、著者たちは力説する。それは、決して他人事ではなく、今、日本が直面している出来事でもあるからだ。
米中新冷戦を軸にした新たな国際秩序の枠組みへの転換を伴う激動の時代が幕を開ける、第三次世界大戦前夜ともいえるような不確実性のなかで、今後、日本と日本人が何をすべきか、どんな未来を描くべきかを問う。
第一章 歴史編 現代カンボジアを知るための東南アジア史概説/宮脇淳子
地理に始まり、古代から現代にいたるインドシナ半島の歴史を、カンボジアに焦点を当てて解説
第二章 政治編 カンボジアの反仏独立闘争と日本/江崎道朗
前編:カンボジアの独立運動を助けた日本人、只熊力氏を通して反仏独立戦争を解説。
後編:自己の権力確立だけを画策し内戦を引き起こしたシハヌーク国王の実態を描く。
第三章 国際関係編 中国化するカンボジアのゆくえ/福島香織
カンボジア生まれの華人工作員、周徳高のオーラル・ヒストリーに基づいて、華人視点からクメール・ルージュと中共の関係を考察。中共の革命輸出がどのようになされたのか、東南アジアにおいて華僑・華人がどのような役割を果たしてきたかを解説する。
第四章 鼎談編 中共の暴虐とインドシナの命運 -
近現代史が大きく変わる、インテリジェンス・ヒストリー
ロシア革命からソ連崩壊に至るソ連情報機関の対外工作を描き出す重要史料、「ミトロヒン文書」!
亡命したKGB職員が10年をかけ、命がけで書いた「ミトロヒン文書」。
ヴェノナ文書に並ぶ戦後最大の防諜情報といわれる。
■トロツキー暗殺
■日米戦争
■原爆情報収集
■自民党・社会党の協力者
■キューバ危機
■「プラハの春」圧殺
■国家ぐるみの産業スパイ……etc.
日英米を操ってきた、凄まじい工作の数々。
プーチン大統領を支える元KGBの真実が明らかになる。
これはフィクションではない!
●世界の裏で行われているインテリジェンスの攻防
●官公庁・メディア・財界に浸透した工作員と協力者
●なぜ、ソ連そしてKGBは負けたのか?
●一党独裁は愛国者を敵に回す!?
●最後の特殊作戦──ゴルバチョフとエリツィンを拘束せよ
ソ連が崩壊して三十年近く経った今では、旧ソ連の体制や諜報機関はとっくに過去のものだと、つい思いたくなります。
しかし、本当にそうでしょうか?
ソ連の諜報機関KGB出身であるプーチン大統領の政権には、KGB時代の元同僚たちが起用され、その人たちがさらに自分の仲間を連れてきたので、石を投げれば当たるというくらい、プーチン政権にはKGB出身者が大勢います。(中略)
プーチン大統領は、十五年間KGB議長として辣腕を振るい、その後ソ連最高指導者になったアンドロポフと、戦前日本で近衛内閣の中枢深くまで浸透し、重要な情報工作を行ったゾルゲを、心から尊敬しているといいます。
二十世紀の一時期に世界最強を誇り、ソ連の全体主義体制を支えて世界を壟断し、ロシアで事実上終身の独裁者になりつつあるプーチン大統領を形作ったKGBとは、どういう組織だったのでしょうか。(はじめにより)
【著者プロフィール】
著者:山内智恵子 (やまのうち ちえこ)
1957年東京生まれ。国際基督教大学卒業。津田塾大学博士後期課程満期退学。
日本IBM株式会社東京基礎研究所を経て現在英語講師。
2013~2017年まで憲政史家倉山満氏、2016年から評論家江崎道朗氏のアシスタント兼リサーチャー(調査担当者)を務める。
特に近年は、アメリカのインテリジェンス・ヒストリー(情報史学)や日米の近現代史に関して研究し、各国の専門書の一部を邦訳する作業に従事している。
監修:江崎道朗(えざき・みちお)
評論家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。
九州大学文学部哲学科卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフなどを経て2016年夏から本格的に評論活動を開始。
主な研究テーマは近現代史、外交・安全保障、インテリジェンスなど。
社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員。
産経新聞「正論」執筆メンバー。
2020年 フジサンケイグループ第20回正論新風賞受賞。
主な著書に、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(祥伝社新書)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作、 PHP新書)、『日本占領と「敗戦革命」の危機』(PHP新書)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞作品、ワニブックス)、『フリーダム』(展転社)、『天皇家 百五十年の戦い』(ビジネス社)、『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(育鵬社)、『インテリジェンスと保守自由主義』(青林堂)など。 -
自然災害からテロ・スパイ工作、戦争、移民侵略、そしてインテリジェンスまで、各分野のエキスパートが解説!
第1章 テロ・スパイ工作
CBRN(大量破壊兵器)テロに備えよ/テロの攻撃目標/もし日本が核攻撃を受けたら?/サイバー攻撃/工作員の活動/世界初、都市で起きた化学テロ/日本共産党は今も破壊活動防止法の監視対象 他
第2章 戦争
有事法制と国民保護/武力攻撃事態等への対応/安全保障関連法と国民の安全/在日アメリカ軍基地と抑止力/ロシア人の領土拡張主義の本質/国境の概念がない中国人/プロパガンダ(反日宣伝)による戦争 他
第3章 自然災害
巨大地震があなたを襲う/災害時のデマの恐ろしさ/東京は世界で一番危険な都市/ハザードマップを疑え/風水害時の避難行動/避難生活での注意点/応急手当の知識/災害時の救出・搬送訓練 他
第4章 移民侵略
「国民か外国人か」ではなく「本国人か移民か」/外国人犯罪統計の壁/日本の総人口の50分の1はすでに移民/乗っ取られていく仕組み/スパイ防止法のない日本/国防動員法の要点と穴/「民間防衛」と「民間外患誘致」 他
第5章 インテリジェンス
戦争よりも深刻な危機/インテリジェンス、3 つの危機/安易にスパイと決めつけてはいけない/破壊工作をいかに防ぐか/テロによる死傷者よりもパニックによる死傷者のほうが多い/外国の宣伝に振り回される危険性 他 -
コロナ対策から安倍政権下で創設された国家安全保障会議
そして欧米における近現代史見直しの動向を踏まえながら、
インテリジェンスとは何かを問う!
新型コロナ対策が後手後手になったのは何故か。
日本の国家戦略の司令塔「国家安全保障会議」とはいかなる組織か。
ソ連に占領されたバルト三国、ポーランドの悲劇とは。
トランプ政権はなぜ減税と規制緩和、そして軍拡をするのか。
●二十世紀の国際社会のインテリジェンスの戦いはどのようなものだったのか
●ソ連・コミンテルンは、外国にいかなる工作を仕掛けてきたのか
●世界の自由主義国家はソ連・コミンテルンにどう立ち向かってきたのか
●国際社会での近現代史見直しとインテリジェンス機関はどう関係しているのか
●インテリジェンス機関を使いこなすためにはどのようなことが必要なのか
●インテリジェンスと軍事、経済、外交との関係はどうあるべきなのか -
いま日本を危機に陥れている元凶。デュープス(左翼に騙されて正義ぶるおバカさん)が官僚・マスコミを支配している。その支配体制を打破する二人の論客の徹底討論を一冊の本に。
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外交、情報、軍事、経済の最前線に対峙する著者ふたりが、混迷する日本へ具体的な処方箋を提言する1冊。
覇権争いを続ける米中を冷静に分析し、そこから国家としてのファイティングスピリッツ(戦う精神)を学ばなければいけない。そして何より、明確な国家戦略を立て、使えるものはすべて使いながら目標に向かって全力で突き進んでいく国家の在り方を見習わなければならない。現役の政治家ですら知らない情報満載の必読書。
●ハーバード大学における日本の地位は中国や韓国より低い!?●「アメリカが損してまで、世界の警察官をやる気はない」というトランプ●菅民主党政権が見事に「未来志向の日韓関係構築」のチャンスを潰した!●米中の絆は強力で、日本の脅威になりうる……●日本の新聞社、テレビ局、永田町は工作員たちの活動拠点●熾烈な覇権争いをする米国と中国に学び、日本も国家戦略と挙国一致態勢を! -
知りたくないけれど、これを知らねば国際政治の先行きは読み解けない!
知りたくないけれど、これを知らねば国際政治の先行きは読み解けない!
トランプ大統領誕生から米中貿易戦争までをみごとに予言した著者だから語れた、ビジネスパーソンがいまどうしても知っておきたいこと。 -
トランプが世界を救う!
権利や平等の名の元で
破壊されつつある
米国に立ち向かうトランプ
米国の惨状とトランプ人気の秘密が
コミンテルンハンターとして
名高い著者によって明らかとなる!
第一章
疲弊したアメリカが
トランプ台頭をもたらした
トランプの人気の秘密
白人に対する逆差別
不法移民の楽園、
サンクチュアリ・シティの恐怖
第二章
日本人が知らない
戦後アメリカ政治史
ルーズベルト政権にソ連のスパイがいた
経済的疲弊と社会解体に苦しむアメリカ
アメリカは尖閣を守るのか
第三章
サヨクを侮るな、
政府に頼るな
官僚に対抗できる
シンクタンクを作ろう
アメリカを強かに活用しよう
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