『中公文庫、井上ひさし、雑誌を除く、分冊版を除く(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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人間は謎の中に産み落とされ、やがて謎をほとんど解くことなく死んで行く――。
その作品すべてにミステリ要素を組み込んだと言われる井上ひさし。なかでも、ミステリ色濃厚な隠れた名品を精選。
浅草のストリップ劇場を舞台に、芸以外に芸人の大切なものを盗んで掟を破った男の末路を描く表題作。そして蔦重も登場、『戯作者銘々伝』中の傑作「唐来参和」ほか、暗号トリック、どんでん返し、時代物、実録物、詐欺師……。
文庫未収録を含む短篇と関連エッセイで味わう、井上ミステリの見本市。
文庫オリジナル。
【目次より】
*短篇
「ドラ王女の失踪」
「唐来参和」
「自転車お玉」
「盗む男」
「捨て子」
「あぶらかたぶら泪橋」
「天狗の鼻」
*関連エッセイ(ミステリ作家・作品論)
「一人二役ということについて」
「昭和のホームズ言行録」
「清張文学 魅力のすべて」 -
キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙――。ラブレター、礼状、公式文書、メモ……、「手紙」だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの12の人生ドラマ。
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米国資本「WCR ワールドレジスター・カンパニー・リミテッド」の日本法人の営業マン若林は、4人のチーム「さそり」を率い、売上で社内トップを独走していた。売り物は高額の事務用機器(ビジネス・マシン……今で言うところの経理会計システム)。飛び込み営業のスタイルで、モットーは、「殺人以外のことは何でもやる」。ときに犯罪(詐欺)まがいのテクニックと絶妙の連係プレーで、狙った獲物は逃がさない! ターゲットは、くせ者の大地主、老舗旅館の女主人、学習塾チェーンを展開するヤクザの親分、金欲・色欲にまみれた地方都市の市長、そしてカトリック新聞発行人の修道女……。チーム「さそり」の破天荒な奮闘を描く連作長篇。
〈解説〉池上冬樹
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