『田牧大和、新着を除く、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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百瀬屋の菓子職人の逆恨みから騒動が始まって……
藍千堂と百瀬屋の間で時ならぬ喧嘩が勃発!?
江戸の巷で話題になるほどの騒ぎをどう鎮めるのか。
いつになく元気がない伊勢総左衛門のために、晴太郎と幸次郎は二人の亡き父・先代清右衛門との思い出の食材、阿米弁糖(あめんどう/アーモンド)を使った菓子を考案する。
そんな折、百瀬屋が新たに雇った菓子職人が騒動を起こす。
腕はいいのだが傲慢な性格で、勝手に先代・清右衛門の菓子をアレンジし、百瀬屋の商売の流儀まで変えようとする。 お糸が激怒し職人を解雇してしまうが、仕返しに読売屋へネタを売る。
百瀬屋が藍千堂の菓子を盗んだ! 巷では「先代清右衛門を挟んで、百瀬屋対藍千堂の喧嘩が始まった」と噂になり勝手に食べ比べをする者が現れたり、一騎打ちの見立て番付が出るなど大騒ぎに。
百瀬屋と藍千堂が知恵を集めて思いついた解説策とは、果たして? -
ある大店の内儀が命を落とす。猫又の仕業だという噂が……。長屋で起きた夫婦喧嘩と噂の関係は? 大好評「鯖猫長屋」シリーズ第四弾!
この猫、江戸で最強!? ただものではないぞと思わせるエピソードが今回も――。気まぐれな美猫サバが暮らす「鯖猫長屋」で、利助・おきね夫婦が大喧嘩。その裏に怪しげな呪い師の影が……。そんな折、サバの妹分さくらに化け猫疑惑が持ち上がる。続けて起きた「赤子の顔の傷」事件や、とある大店の内儀の死も、化け猫の仕業だというのだ。この騒ぎと怪しげな呪い師に関係はあるのか。さくらの疑いを晴らそうと、飼い主の拾楽、そして長屋の面々が動き出す。存在感たっぷりの同心・掛井も駆けつける。しかしサバにはどうも気になることがあるようで――。キュートなサバの一挙手一投足に首っ丈。猫好きにはたまりません。根津宮永町が舞台の「大江戸謎解き人情ばなし」。人気シリーズ第四弾。文庫書き下ろし。 -
長屋のおてるが可愛がっている太市が事件に巻き込まれる。長屋を“仕切る”猫・サバはその時――。謎と人情溢れる人気シリーズ第八弾!
長屋で一番いばっている猫のサバが、あやかし退治!? 「鯖猫長屋」の家主で、饅頭屋を営むお智の様子がおかしいことを聞きつけた画描きの拾楽は、頼りになる猫サバを連れて店に出向く。ところが、不気味な白い鴉が現れて、それを見たサバは逃げ出してしまう。“江戸で最強の猫”を怖れさせた白い鴉の正体とは。一方、「二キのご隠居」の世話をしている少年・太市が、お智の店に行ったまま行方不明になっていることが明らかになる。太市は事件に巻き込まれたのか、それとも――。ぼんくら猫になってしまったサバは、白い鴉に再び立ち向かうことができるのか。「鯖猫長屋」に忍び寄る魔の手に、拾楽と長屋の面々は? 根津宮永町が舞台の「大江戸謎解き人情ばなし」第八弾。文庫書き下ろし。 -
伝説の盗賊一味が現れた。画描きの拾楽が危ない! にもかかわらず、サバの大将は動かない? 江戸が舞台の謎解き人情ばなし第九弾。
根津権現にほど近い「鯖猫長屋」に、隻眼の盗賊「鯰の甚右衛門」が姿を現す。牢屋敷を出た甚右衛門は蘭方医になりすまし、再び仕事を始めるために必要な相棒を探していた。狙いは、長屋を“仕切る”猫サバの飼い主で、もとは独り働きの盗人だった画描きの拾楽だ。ところが、悪の道に引き戻されそうになっている主を横目で見つつも、サバは動かない。拾楽の運命は? そんな折、歌舞伎役者の卵が長屋に転がり込み、涼太の部屋には座敷童まで現れる。長屋の面々をも巻き込んだ怪事件に拾楽、そしてサバの大将は――。江戸を舞台にした謎解き&人情ばなし第九弾。文庫書き下ろし。 -
事件を解決するのは、鯖猫!? わけありな人たちがいっぱいの鯖猫長屋で、次々に不可思議な出来事が……。大江戸謎解き人情ばなし。
長屋で一番えらいのは猫!? だとすると、長屋で起こる奇怪な事件を解決するのは、いったい……。江戸の根津宮永町にある「鯖猫長屋」は、鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋なので、そう呼ばれている。サバという名の、長屋を“仕切る”不思議な美猫(いろおとこ)は、炊きたての白飯しか食べない超わがままもの。そんな長屋に、わけありの美女や怪しげな浪人者が越してくる。次々に起こる不可解な事件に、途方に暮れる長屋の面々。そこに「成田屋」の異名をとるイケメン同心も登場。サバの飼い主である猫専門の売れない画描き・拾楽が、事件を解決しようとするのだが――。解説の時代劇評論家・ペリー荻野氏も、続編とドラマ化を切望! 心がほっこりあたたまる、大江戸謎解き人情ばなし。丹地陽子さんがカバーに描いたサバの凛々しい姿に、一目ぼれすること間違いなしの、猫小説です! -
おてるの夫・与六の隠し子だと名乗る子供が「鯖猫長屋」にやって来る。長屋の面々は大騒ぎ。その時、サバは――。人気シリーズ第七弾!
謎解きは猫にお任せ? それとも――。鯖縞模様が美しい「俺様猫」サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここに住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで……。そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が「鯖猫長屋」に現われる。動揺を隠し、気丈に振る舞うおてるに対し、サバの大将と長屋の面々は? 今回も、サバの仕草がキュートでたまりません! 謎と人情あふれる人気シリーズ第七弾。文庫書き下ろし。 -
長屋に戻ったおはまを見て猫のサバが毛を逆立てる。一体何があったのか。人情&ミステリの香り漂う、好評「鯖猫長屋」シリーズ第三弾!
人間より偉い猫サバが仕切る「鯖猫長屋」で事件が! 店子たちに愛されているおはまに、サバが毛を逆立て、飛びかかったのだ。その日おはまは奉公先で、ある大店へ届け物を頼まれたという。しかしそれが「出戻り文箱」と噂のものだった。元盗人で、今はサバの飼い主である画描きの拾楽は事情を探るが……。江戸の根津宮永町を舞台に、謎解きと人情が絡みあう、好評シリーズ第三弾。文庫書き下ろし。 -
「飲むと肌が白くなる水」の儲け話をすすめられた貫八。怪しげな気配を感じ取った拾楽と猫のサバは――。大好評のシリーズ第十一弾!
魚屋の貫八が、画描きの拾楽に助けを求めてやってくる。なんでも、昔世話になった恩人のお延が、「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に嵌まっているというのだ。人のいい貫八が巻き込まれる、と察した拾楽は、江戸最強の猫サバを連れてお延が住む仕舞屋へと向かう。そのとき、突然、不吉な気配を濃厚に纏う「あの男」が現われた。何を企んでいるのか――不審に思う拾楽だが、そこにもう一人、暑苦しい「役者」も登場し……。根津権現にほど近い「鯖猫長屋」が舞台。大好評「大江戸謎解き人情ばなし」第十一弾。文庫書き下ろし。 -
長屋に元拝み屋の男がやって来た。何を企んでいるのか。黙って値踏みする猫サバに対し、男は。謎解き&人情で人気のシリーズ第十弾!
この巻は、「鯖猫長屋」に入居したいという元拝み屋の男を、差配の磯兵衛が追い払うところから始まる。しつこく食い下がるその男は、今は「呪い札」を書いて怪しげな商売をしているというが、「鯖猫長屋」に近づいて、一体何を企んでいるのか。訳ありの蘭方医も長屋をうかがうなか、美猫(いろおとこ)サバの飼い主、いや子分で猫専門の画描きとして長屋で暮らす拾楽は、仄かな想いを寄せあうおはまから、ある頼み事をされる。様子見を決め込むふりをしながら気を尖らせているサバは、その時――。長屋を“仕切る”猫と、その子分の画描きが事件に立ち向かう「大江戸謎解き人情ばなし」第十弾。文庫書き下ろし。 -
鯖猫長屋に取り壊し騒ぎが起き、慌てる住人達のもとにやって来たのは……。長屋で一番偉い猫サバが主役の謎解き&人情シリーズ第二弾。
長屋と拾楽の危機を救うのは猫? それとも? 鯖縞模様の三毛猫サバが一番いばっている「鯖猫長屋」が、住人が減って存続の危機に! 店子が居つかない様子を見かねて、家主がしびれを切らしたのだ。そんな折、団扇売りを生業にする色男が、長屋に引っ越してくる。どうやらそこには、サバが一枚噛んでいるらしい。一方、「黒ひょっとこ」の異名を持つ元盗人で、今はサバの飼い主である画描きの拾楽にも、怪しげな影が近づいてくる。偽者の出現に慌てる拾楽に対し、荒事がからっきしだめなのに、なぜか存在感のある同心・掛井十四郎、通称「成田屋の旦那」は……。江戸を舞台にした、謎と人情あふれる好評「鯖猫長屋」シリーズ第二弾。文庫オリジナル。 -
画描きの拾楽とかかわりの深い同心・掛井が窮地に立たされる。サバの大将はその時――。謎解きと人情が交錯する人気シリーズ第六弾!
江戸は根津宮永町にある「鯖猫長屋」の朝は、今日も賑やかだ。おてる、与六、おはま、貫八、おみつなど、長屋の面々を“仕切って”いるのは、鯖縞模様の三毛猫サバ。そんなサバには人間の子分が二人いる。飼い主で画描きの拾楽と、「成田屋の旦那」と呼ばれるほど濃いキャラの持ち主で、剣術が苦手な定廻同心・掛井だ。その掛井が手下の平八をかばって窮地に立たされる。拾楽がサバの力を借り、事件の核心に迫っていくと、意外な事実が見えてきて……。謎解きと人情が交錯する人気シリーズ第六弾。文庫書き下ろし。巻末に、サバが生みの親である著者について語っているので、要注目! -
拾楽とは昔馴染みの女盗賊が、ある日突然、鯖猫長屋に姿を現す。思わせぶりな女の一言、サバの不穏な動きに心がざわつく拾楽は……。
この猫、意外に人情家? サバの大将が思いがけない一面を見せる! 長屋で一番偉い猫サバと飼い主の拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、「二キのご隠居」がやって来る。皆に一目置かれる臨時廻同心で、昔馴染みの女盗賊と決着をつけるため、拾楽に協力を求めてきたのだが、その女盗賊は拾楽とも浅からぬ因縁があり……。やがて長屋の家主・お智の饅頭屋で事件が起き、拾楽、定廻同心・掛井、サバがそれぞれ動き出す。サバの不穏な動きに、心がざわつく拾楽は。謎解き&人情で大好評、人気シリーズ第五弾。文庫書き下ろし。 -
「藍千堂菓子噺」シリーズ第4作!
『藍千堂』に特別な「誂え菓子」を依頼する客が次々とやってきて……。
藍千堂謹製、想い出に色を添える菓子三品。
父の死後、江戸でも名店と謳われる菓子屋「百瀬屋」の晴太郎と幸次郎兄弟は、
叔父に実家を追われ、小さな菓子司「藍千堂」を営む。
晴太郎が佐菜と結婚して男所帯だった藍千堂の暮らし向きは華やかになったが、
そんな折に、叔父の百瀬屋清右衛門が病に倒れた――。
清右衛門は静養のため、内儀のお勝と共に愛宕山の診療所で暮らすことになった。
娘のお糸が父母の代わりに『百瀬屋』を取り仕切るはめになったが、
当のお糸は落ち着いたもの。『藍千堂』の兄弟、晴太郎と幸次郎が手を貸し、
新たな『百瀬屋』はなんとか滑り出した。
だが、ほっとしたのもつかの間、『藍千堂』に難しい「誂え菓子」を頼む客が、
立て続けに現れた。ひとり目は、「目を悪くした祖母にも『見える』梅の菓子」を、
二人目は、「南の故郷を懐かしむ大切な女(ひと)に、南蛮菓子のかすていら」を。
偶然にしては妙だと感じた幸次郎が調べると、
『百瀬屋』の贔屓客だった旗本が浮かび上がった。 -
「藍千堂菓子噺」シリーズ第5作!
物語を彩るのは藍千堂謹製、初夏の上菓子三品。
さちの友だち、おとみが母親に捨てられた!?
境遇が移り変わっていく幼い少女たち。
さちが遊びに行ったおとみの家で、
おとみの母親が百瀬屋の上菓子を出してくれた。
おとみは、上菓子を生まれて初めて食べた様子。
さちは「藍千堂の方が美味しい」と感じるが、
「でも、どうして上菓子を出してくれたのだろう」。
さちが微かな違和感じた次の日、おとみの母はいなくなった。
おとみの母は、おとみを残して町火消の組頭に嫁入りした。
嫁ぎ先が生さぬ仲の娘を嫌ったため、おとみは置き去りにされたのだ。
大工の伯父夫婦が養女として引き取ることで、すでに話は済んでいた。
大工は金を握らされ、おとみを引き取ったと噂されている。
頑固で口下手な叔父に馴染めず、またその叔父から「おさちとは、
あまり仲良くするな」と諭され、不安になるおとみ。
そんな時、事件がおこり、おとみは「藍千堂」へ逃げ込んできて――。
おとみの騒動をきっかけに、ふと自分の境遇に思いをはせるさち。
なぜ、自分の年齢がひとつ減ったのか?
急に、「とと様」が自分の父になった訳は?
さちも少しずつ大人になっていく――。 -
「藍千堂菓子噺」シリーズ第2作!
季節のお菓子でにぎわい、日々、評判が高まる藍千堂。
店を切り盛りする〈菓子莫迦〉で職人気質の兄・晴太郎にもいよいよ春が?
と思いきや、惚れた相手の元夫は、奉行所を牛耳る大悪党だった!
前途多難な恋の行方に不穏な影が忍び寄る。
江戸・神田の小さな菓子屋を舞台に、おっとりした菓子職人の兄、
商才に長けた弟が菓子屋を切り盛りする「藍千堂」シリーズ。
今作は、人日(じんじつ)、上巳(じょうし)、端午(たんご)、七夕(しちせき)、
重陽(ちょうよう)といった五節句を題材に、季節の和菓子が登場する。
実はこの兄弟、江戸で名店と謳われる「百瀬屋」先代の息子たち。
父母亡きあと、叔父の清右衛門に訳も分からず店から追い出されたのだ。
兄弟は、亡き父の教えと「甘いもん」を前にした時の
客の「いい顔」を励みに、職人の茂市と三人で店の評判を上げていく。
そんなある日、仕事一筋の兄・晴太郎が恋をした。
ところが、晴太郎が惚れた相手の元夫は、奉行所を牛耳る大悪党。
前途多難な恋の行方に不穏な影が忍び寄る。弟の幸次郎や、職人の茂市ら、
周囲の人々に助けられながら、晴太郎は一世一代の大勝負に出る。
著者が考案したオリジナルの和菓子も魅力的。
第5話に登場する子戴(こいただき)は、宮中の祝儀に使われたのが始まり。
赤いもち米で作った餅を平たくしてくぼみをつくり、小豆餡を載せるものだが、
藍千堂オリジナルはもっと涼やかだ。
『あんこの本』の著者、姜尚美さんの解説も読みどころのひとつです。
※この電子書籍は2016年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
菓子職人の兄と番頭の弟。上菓子屋兄弟の繁盛記。「藍千堂菓子噺」シリーズ第1作。
両親亡き後、叔父に実家を負われた晴太郎と幸次郎。
兄弟は、かつて父の許で修業していた職人の茂市と一緒に、
菓子司「藍千堂」を開く。優しい職人肌の晴太郎と、
しっかり者で商才に長けた幸次郎は、亡き父の教えを守りながら、
叔父の嫌がらせにも負けず、知恵と工夫を凝らした季節の菓子で店を切り盛りする。
解説=大矢博子
※この電子書籍は2013年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
絶望の淵に突き落とされた人を、和菓子で笑顔にしたい!
命さえ惜しくない愛に巡りあったとき人は――」
江戸菓子の魅力と人情がたっぷり詰まった大評判の「藍千堂菓子噺」シリーズ第3弾。
おっとりした菓子職人の晴太郎と、商才に長けたしっかりもの幸次郎の兄弟は、
年老いた茂市に手伝ってもらいながら、江戸の菓子司「藍千堂」を営んでいる。
菓子一筋だった晴太郎が、佐菜に恋をして結婚。男所帯の藍千堂に
佐菜とその娘のさちが加わったことで、暮らし向きは華やかになった。
そんな時、従妹のお糸の縁談が発端となり、実家の「百瀬屋」が窮地に陥る。
命をかけて愛する相手に出会ったがゆえに絶望の淵に突き落とされた人々を、
晴太郎兄弟は和菓子で笑顔にできるのか。
寒天入りの飴が練りこまれた「変わりわらび餅」、極上の砂糖を煮詰めた「かるめいら」など、
晴太郎が工夫を凝らして作り上げるお菓子の描写が食欲をそそります。
解説=細谷正充
※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
居酒屋「だるま」を営むおつやは、姑との確執から13年前に離縁していた。夫のもとに残してきた一人息子のいまの暮らしぶりを耳にし、心が揺れる……(藤原緋沙子「雪よふれ」)。第一線の女性作家それぞれが「家族」をテーマに描く珠玉の6編。文庫オリジナル。
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