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『藤原章生(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 1,100(税込)
    著者:
    藤原章生
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    人の心に貼りつく差別の「種」は、いつ、どこで生まれるのか。
    死にかけた人は差別しないか――?
    新聞社の特派員としてアフリカ、ヨーロッパ、南米を渡り歩いてきた著者は、差別を乗り越えるために、自身の過去の体験を見つめ、差別とどう関わってきたか振り返ることの重要性を訴える。
    本書では、コロナ禍の時期に大学で行われた人気講義をもとに、差別の問題を考え続けるヒントを提示。
    熟練のノンフィクション作家が世界を旅して掘り下げる、新しい差別論。

    【おもな内容】
    はじめに
    第1章:死にかけた人は差別をしないか
     加藤典洋さんとの共鳴/人間はいつ死ぬかわからない?/人間は有限であると気づくことがもたらす変化/臨死体験がもたらす恥ずかしさ
    第2章:アジア人の中にあるアジア人差別
     「一般論」の弊害/『マイナー・フィーリングス』との出会い/アイデンティティーにからめとられる/中国でも日本でもどっちでもいいよ
    第3章:日系アメリカ人作家の慧眼
     ステレオタイプの受け止め方/白人視線の内面化/不朽の名作『ノーノー・ボーイ』
    第4章:ジョージ・フロイド事件と奴隷貿易
     ジョージ・フロイド事件とロドニー・キング事件/報道する側にある差別/母語を失うということ
    第5章:日本にアフリカ人差別はあるか
     東京のアフリカ人/マルクス・ガブリエルさんとの対話
    第6章:アフリカ――遠望と条件反射
     11歳のときに上野で渡された栞/条件反射の根底にあるもの/助けるってどういうことなんだろう
    第7章:名誉白人、属性に閉じ込められる不幸
     アパルトヘイト撤廃直後の南アフリカで/中国人老女との出会い/「名誉白人」の起源
    第8章:心に貼りついたものと差別と
     足立区で過ごした時代/もんじゃってなんだ?/『砂の器』とハンセン病
    第9章:感受性と属性と――学生の問いに答える
     ビリー・アイリッシュは差別的か/若いうちに海外に行くべきか/差別を生む「種」を探る/差別した人に会いに行く
    おわりに
  • 優れた登山家は、 なぜ実社会で結実しなかったのか――。

    東大のスキー山岳部に8年在籍し、カラコルムの難峰K7を初登頂に導いた永田東一郎は、登頂を機に登山の世界から離れてしまう。
    建築の道に進んだものの、次第に仕事を減らし、不遇のまま46年の生涯を病いに逝ってしまった。

    輝いていた1980年代という時代と下町で地元にこだわり続けた永田東一郎。
    圧倒的な存在感を放ちながら、破天荒で自由な生き方に、高校の後輩として永田を見てきた作家の藤原章生氏が迫る。


    ■内容
    プロローグ 十二年後に知った死

    第一章 十七歳の出会い
     濃くなっていく永田東一郎の記憶/「田端の壁」初登攀
    第二章 強烈な個性
     南硫黄島の 「事件」/「くだらないぞ、そんな生き方」/自由すぎる校風
    第三章 下町育ちの“講談師”
     母仕込みの一人っ子/酒好きの父親/地元好きの「東京土着民」/情けない自慢好き
    第四章 東京大学スキー山岳部
     試練の夏合宿/「チュザックではさあ」
    第五章 生まれもった文才
     読み手意識の表現者/中学時代の虚無/ジャーナリストヘの厳しい書評
    第六章 強運のクライマー
     「ガーディアン・エンジェル」がついていた/歯がたたなかった「青い岩壁」/滑落五〇〇メートル、奇跡の生還
    第七章 K7初登頂
     「普通の頂上」だった/真摯で緻密な戦略家/消えた山の情熱
    第八章 山からの離脱
     四つの仮説/表現の舞台消え
    第九章 不得意分野は「恋」
     十年の片思い/結婚という名のプロジェクト
    第十章 迷走する建築家
     下積みに耐えられず/脱構築、ポストモダン/建築も人を殺す
    第十一章 酒と借金の晩年
     人の金で飲み続け/あっけない死
    第十二章 時空間を超えた人
    過剰なほどの存在感/一九八〇年代、時代の輝き

    エピローグはじまりの山、おわリの山


    ■著者について
    藤原章生(ふじわら・あきお)
    1961年、福島県いわき市生まれ、東京育ち。
    86年、北海道大工学部卒後、住友金属鉱山に入社。89年、毎日新聞社記者に転じる。
    ヨハネスブルグ、メキシコシティ、ローマ、郡山駐在を経て、夕刊特集ワイドに執筆。
    05年にアフリカを舞台にした短編集『絵はがきにされた少年』で第3回開高健ノンフィクション賞受賞。
    主な著書に、 『ガルシア=マルケスに葬られた女』、 『資本主義の「終わりの始まり」』、 『湯川博士、原爆投下を知っていたのですか』、 『ぶらっとヒマラヤ』など。
    23年5月、中央大法学部の講義録『死にかけた人は差別をしなくなる』 (仮題)を出版予定。
  • 1,430(税込)
    著者:
    藤原章生
    レーベル: ――

    塩野七生氏推薦!
    私の友人の中でも最高にオカシナ男が書いた、フフッとは笑えても実生活にはまったく役に立たない一冊です。それでもよいと思われたら、手に取ってみてください。

    記者生活30年。還暦間近の記者が思い立ってヒマラヤに行ってみた――。8000メートルの極限の世界で考えた、老い・恐怖・死、そして生のこと。毎日新聞医療プレミア、毎日新聞夕刊で人気の連載が待望の書籍化!
  • 内戦中のスーダンで撮影した「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞、その直後に自殺したカメラマン。ルワンダ大虐殺を生き延びた老人の孤独。アパルトヘイトの終わりを告げる暴動。紛争の資金源となるダイヤモンド取引の闇商人……。新聞社の特派員として取材をつづける中で、著者は先入観をくずされ、アフリカに生きる人々、賢者たちに魅せられていく。アフリカ―遠い地平の人々が語る11の物語。第三回開高健ノンフィクション賞受賞作品
  • EU金融危機の本質とは、単なる財政破綻問題ではなく、資本主義そのものが変容する前兆ではないか? 我々の意識の底で、成長至上主義が終わろうとしているのではないか? ローマ駐在の新聞記者が、南欧の街頭で市民の話に耳を傾け、歴史や哲学、政治、経済などの碩学の知見も集め、資本主義の「次の形」を探求した刺激的論考。
  • “原子力村のドン”と呼ばれた森は、晩年になって、ひとつの謎に苛まれていた。父母係累を一瞬にして喪い、自身も爆心地で被爆した昭和二十年夏の広島。あの日、あの場所に“特殊爆弾”が落とされることを、恩師の湯川秀樹は知っていたと聞かされたのだ。自分の原子力人生を決定づけた恩師の真意は、いったい何だったのか。

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