『姉小路祐、401円~500円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~7件目/全7件
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『署長刑事』で人気の著者が描く、警察小説の傑作!
見当たり捜査とは、指名手配犯の顔写真を覚えて繁華街の雑踏に立ち、いつ現れるともわからぬ犯人を発見し逮捕することを任務とする。ウラやんこと浦石大輔は大阪府警捜査共助課通天閣署分室見当たり班に所属。“逃げ得は許さない”をモットーに、捜査に励んでいる。今回、熱海の老舗ホテルをめぐる殺人事件の被疑者を心斎橋筋で見事逮捕。しかし起訴後の裁判は意外な -
『署長刑事』シリーズで人気の姉小路祐が描く、警察組織の裏面を描いた傑作ミステリー。
深夜の警邏中、京都府警の警官二人は公園で格闘する二人の男を発見。「警察だ。やめろ」の声も空しく、一人が相手の背にナイフを刺す。威嚇射撃の後、警官は加害者を射殺した。その後、一命をとりとめた被害者は、何故か姿を消してしまう。府警本部は「発砲はやむを得ない措置」と発表するが、事態は収束しない。射殺された男は左翼の活動家で、その内妻が「権力の濫用」を訴えたのだ。 -
警備員が殺され、金庫が破られた。ほどなく塩川が逮捕された。自白調書を楯にする検察に朝日弁護士が立ちはだかる。
大阪で、警備員が刺殺され、金庫が破られる凄惨な事件が! 逮捕されたのは、前科(マエ)があり、被害者と顔見知りだった塩川邦夫という男だった。関与を否定していた塩川だが、執拗な取調べに、ついに自白する……。有罪確定か? だが、法廷は揺れた。朝日岳之助弁護人が検察に敢然と挑んだからだ! -
法律も警察も護ってくれない弱者を救う大淀鉄平。経済ヤクザの甘い言葉にのって罠に落ちた小工場主を救ったのだが……
「おもろいうえに、儲けに繋がるアルバイトです」。大阪の自転車工場主・安川浩一に囁かれた甘い言葉は、強ノ原たち暴力団が仕組んだ罠だった! 金、会社、家族……すべてを失う安川の味方は、弁護士資格を持たない男・大淀鉄平だけだ。鉄平と強ノ原の、法の盲点を衝く頭脳戦……そして殺人が!? 逆転また逆転。現代的な犯罪を描く、著者会心の傑作長編! -
地上げをめぐる騒動が殺人に。乱開発の京都で事件に巻き込まれた司法書士兄妹の活躍
浪速の司法書士・石丸伸太(ブーやん)に亡父の戦友からの手紙が届いた。地上げ屋の度重なる横暴に苦しんでいるという。人情厚いブーやんは早速、背高ノッポの妹・由佳と京都へ向かう。ところが、二人を待ち受けていたのは突然の依頼撤回だった……。手のひらを返すような仕打ちの意図も解らぬまま、更に驚くべき事件が起こる。今度は、地上げに反対する女性が死体で発見されたのだ! 苦慮の末の自殺か? それとも――。乱開発続く京都を舞台に、凸凹コンビが活躍する社会派推理。 -
京都の華道家元一族を襲う殺人事件。庭師・桜子の推理が冴える本格風水ミステリー
庭師・松原桜子は、京都・洛西にある、桂家の私園「洛西桂園」の改修を頼まれた。桂家は17代続く華道の家元・桂山流を継承する一族だが、前宗主に実子がいなかったため多くの養子を迎え、複雑な家族関係のもとに成り立っていた。桂家の一人、桂政之が「ダイソウシュのたたりだ――」という叫び声を上げながら、血文字で“たたり”と書き残し、渓谷に落ちて死亡した。桜子は、桂家の世襲争いの裏で起こる事件に巻き込まれるが……。本格・風水ミステリー。
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