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『長尾龍一(実用)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    法思想とは、さまざまな人や団体が法に対して持つ考え方を知的に検討したもので、時代によって変遷する。日本近代の法思想を探究する。
    明治以降、西洋の法体系に出会い、日本の近代的な法律が誕生した。法はどうあるべきなのか、どのような思想に基づいているのかの歴史を解き明かす。
    【目次】
    I 啓蒙思想家たち
    1 西周における人間と社会
    一 朱子学と徂徠学
    二 『性法略』序
    三 『百一新論』
    四 『生性発蘊』
    五 『人世三宝説』
    六 『燈影問答』
    七 『兵賦論』
    八 続『兵賦論』
    九 『原法提綱』
    一〇 結語
    2 文久元年の津田真道
    3 穂積陳重の法進化論
    一 儒学・国学から進化論へ
    二 適者生存
    三 発展段階説
    四 祖先崇拝
    五 法理学と法哲学
    II 憲法学者たち
    1 日本憲法学の国家論
    一 穂積八束の国家論
    二 一木喜徳郎の国家論
    三 美濃部達吉の国家論
    四 美濃部・上杉論争
    五 宮沢俊義の国家論
    2 穂積八束伝ノート
    一 家系
    二 勉学
    三 留学
    四 栄光の座
    五 生活態度
    六 最後の年
    3 穂積憲法学
    一 家と国
    二 国体と政体
    三 立法事項と大権事項
    四 「立憲ノ美果」と「民衆専制」
    五 「一種の風潮」
    4 リチャード・H・マイニア『西洋法思想の継受』について
    5 美濃部達吉の法哲学
    6 上杉慎吉伝
    一 生い立ち
    二 初期の「機関説」
    三 留学中の「回心」
    四 大戦前の時代認識
    五 国体論争
    六 藩閥・政党・天皇
    七 普通選挙
    八 国家主義運動
    九 大正一五年秋
    一〇 国家形而上学
    一一 最晩年の上杉
    III 戦後法思想の諸問題
    1 敗戦史の法哲学
    2 国民主義と天皇制
    一 ポツダム宣言と「国体」
    二 美濃部達吉の「国体」護持論
    三 宮沢俊義の「八月革命説」
    四 尾高朝雄の「ノモス主権論」
    五 和辻哲郎の文化的天皇論
    六 何が残ったか?
    3 二つの憲法と宮沢憲法学
    4 マッカーサーと戦後民主主義
    一 一九四五年の世界
    二 マッカーサーの「正義」
    三 マッカーサー崇拝
    四 終末論的平和論
    五 マッカーサー父子とリンカン
    あとがき

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    江戸時代の水戸学、国学から説き起こし、第二次大戦後の「日本国憲法」成立後の現代まで、法学の泰斗が日本人の国家観を精査する。

    【目次より】
    I 法思想における「国体論」
    1 法思想における「国体論」
    一 「国体論」の生成と終焉
    二 水戸学と国学
    三 明治維新と「国体論」
    四 国体と政体
    五 上杉慎吉と筧克彦
    六 「国体明徴」
    七 「一億玉砕」
    2  騎馬民族説と「国体論」
    一 英雄・非常時・神話
    二 政治神話としての「国体論」
    三 「国体論」と記紀神話
    四 騎馬民族説と国学
    五 騎馬民族説と天皇機関説
    3 日本社会と法
    一 日本人の訴訟嫌い
    二 中国人の訴訟嫌い
    三 不足主義と最悪事態観
    四 清く明き心
    五 「タテ社会」論
    六 縁社会
    七 結び
    II 政治の中の憲法
    1 昭和前期の法と政治
    一 概観
    二 「満蒙の危機」(一)
    三 「満蒙の危機」(二)
    四 法廷闘争
    五 満洲国における王道・覇道・皇道
    六 「東亜新秩序」
    七 「国防国家」
    八 天皇制と天皇
    九 現代よりの回顧
    2  憲法論争の幕切れ
    一 宮沢俊義の改憲消極論
    二 美濃部達吉の改憲消極論
    三 美濃部の反象徴天皇制論
    四 宮沢の「八月革命説」
    五 最晩年の美濃部
    3 「八月革命説」ノート
    一 ポツダム宜言
    二 八月―一日連合国回答
    三 「権限通達」
    四 日本国憲法
    五 日本側の対応
    六 「八月革命説」
    4 ワイマール体制と戦後民主主義
    一 昭和二十一年の危惧
    二 ヴニルサイユとポツダム
    三 小党分立
    四 ワイマールの轍?
    五 ファシズム 情念の支配
    III 国学研究覚書き
    1 『国意考』ノート
    2 宜長考
    3 国学と上代日本
    あとがき

    長尾 龍一
    1938年生まれ。東京大学名誉教授。法学者。東京大学法学部卒業。専門は、法哲学・政治思想史・憲法思想史。
    著書に、『ケルゼンの周辺』『日本法思想史研究』『思想史斜断』『遠景の法学』『法哲学入門』『日本国家思想史研究』『アメリカ知的冒険旅行』『アメリカ知識人と極東』『大道廃れて』『カール・シュミットの死』『政治的殺人』『神と国家と人間と』『法学に遊ぶ』『リヴァイアサン』『日本憲法思想史』『思想としての日本憲法史』『憲法問題入門』『法学ことはじめ』『西洋思想家のアジア』『文学の中の法』『争う神々』『純粋雑学』『されど、アメリカ』『法哲学批判』『ケルゼン研究』『古代中国思想ノート』『オーウェン・ラティモア伝』『ケルゼン研究II』『ケルゼン研究III』などがある。

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  • 1,045(税込)
    著:
    長尾龍一
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    知の愛である哲学が非常識の世界に属するのに対し法学は常識の世界に属する。両者の出合うところ人間存在の根源的問題が立ち上がる。世界を支配する理性が社会において自然法として現れ、個人の内にも浸透し秩序を齎(もたら)すという順接的関係が疑われるところに生まれる諸問題。正義の根拠、人間性と社会秩序、法と実力など、法哲学の論点を易しく解説。

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