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『青羽悠(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 1,980(税込)
    著者:
    青羽悠
    出版社: 集英社

    【小説すばる新人賞、史上最年少受賞から8年】
    三重で育ち、京都の大学に入学した数学好きの田辺朔。
    大学生活に馴染めず、漫然と授業に出て、バイトをしているうちに一回生前期は終わってしまった。
    後期に入り、旧文学部棟の地下、通称「キューチカ」でひっそりと経営されているバーのマスターである先輩の夷川と出会い、朔の大学生活は一変した。
    夷川につれられ、初めてのウイスキー、タバコ、そしてバーやクラブなど、これまで見たこともない世界を知っていく。
    しかし、ある日をさかいに、何の前触れもなく夷川はナイジェリアへ留学に行ってしまった。「バー・ディアハンツはお前に任せる!」の一言を残して。
    そこからマスターとしてバーに立つことになった朔は、その大学内の不思議なバーで数々の出会いと別れを経験する――。自由奔放な女の子に振り回されたり、学生運動紛いに巻き込まれたり、自分の行く末に悩んだり……
    二十代前半の「不変」と「今」が詰まった圧倒的青春小説!
  • 1,870(税込)
    著:
    青羽悠
    レーベル: ――

    16歳での衝撃デビューから5年。この才能は、誰も予想しなかった進化を遂げた。

    世界の中心に聳える巨大な〈木〉。人々は枝の上に家を建て、各地から人が集まり、やがて国ができ、文明ができた。だが、他国から〈木〉のもとを訪れた学者は気がつく。
    「こんなものは本来、地球に存在しえない」。
    この〈木〉はいったい何なのか? 
    宗教の長となった少女、天文学に人生を捧げる青年、革命組織に身を置く男――
    数奇な運命に巻き込まれた人々の叡智と苦悩が積み重なり、やがて壮大な謎が解き明かされていく。
    これは力ではなく、知性で世界を変えようとした人たちの、幾千年の物語。
  • 1,463(税込)
    著:
    青羽悠
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    『茜さす日に嘘を隠して』(真下みこと)と繋がる、共感度120%の青春小説。

    <第1話 端正な夜>
    早々に内定が出て就活を終えようとしていた中、恋人の咲良に別れを告げられた隼人。
    彼女とは1年半付き合っていたはずなのに、あまり胸は痛まないことに動揺する。
    サークル同期の皐月は、自分の好きなことを活かせるクリエイティブな業界に就職したいらしい。
    それに比べて隼人は、手堅い企業ばかり狙って受けていた。
    恋人と別れて「悲しい」、サークル活動が「楽しい」、あの会社に「就職したい」。それは、本当に自分の感情なのかーー?

    <第2話 街の地球人たち>
    大学2年生の大地は、女の子を絡め取って日々を過ごしている。
    夏休み前に友達の俊也の家を訪れると、彼の様子がどこかおかしい。
    聞くと、彼の人生を狂わせた「腐れ縁」の女とまた連絡をとっているらしい。
    「そんな女、もうやめとけよ」そう俊也に諭す大地だったが、俊也の想いは理解ができるものではなかった。
    サークルのあの子も、マッチングアプリで出会ったあの子も、幼なじみの俊也のことさえも、全然わからないーー
    そうもがく隼人がとった行動とは?

    <第3話 途方>
    留年続きで三回目の大学二回生となってしまった和弘は、ついに両親にバレて学費を止められそうに。
    気は進まないが実家に帰らなくてはならない――。
    大学の喫煙所で出会った綾香が、なぜか和弘の帰省に付き合うと言い出し、一緒に海沿いの故郷に帰省することになった。
    きっと二人なら。
    大学に入ってからはずっと「何かが違う」と感じていた和弘。
    過去と現実の間で揺れる、二人の逃避行が始まる。

    <第4話 αを待ちながら>
    クラスメイトのAが自殺した。放課後、校舎の三階から飛び降りたらしい。
    演劇部のBは、それから何故か脚本が書けない。空想の悲劇とは違う、本物の悲劇。
    今まで書いてきた不幸な出来事について、自分は何を思っていた? 
    無自覚な残酷さについて思い悩むBは、非常階段でαと出会う。
    どうやら、彼女もAの自殺について考えることがあるようでーー

    <第5話 逆三日月>
    就職して2年半、不意に思い立った隼人は、サークルの後輩の大地と一緒に、大学の学園祭に顔を出した。
    当時はあんなに馴染んでいた構内だったが、今は場違いな気配を感じるように。
    いつまでも続くと思っていた学生生活が今となっては遠く、そして、当時は心に秘めていた自分に対する葛藤や悩みも、すっかり過去のものになってしまったと気がつく。
    一方で、最近の大地は、最近の大地は、特別な女性との付き合いを続けているらしくーー
  • 中学三年の祐人は、いつも薫、理奈、春樹とプラネタリウムのある科学館で過ごしていた。宇宙に憧れる四人は似た夢を持ち、同じ高校に進む。だが、月日が経ち、祐人は逃げた。夢を諦めて町役場で働く彼は科学館を避け、幼馴染の三人をも避け続ける。ところが、館長の訃報を受けて三人に会うことに。そこで科学館の閉鎖を知り…。瑞々しい筆致で描かれる青春群像劇。第29回小説すばる新人賞受賞作。

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