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『安藤優一郎、1年以内(実用)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 古今東西を問わず、どの地域や国家にも表と裏の社会がある。江戸時代の日本にも、無法者たちが集う裏社会は存在したが、実は表の社会でも、法を無視したアンダーグラウンドな光景は珍しくなかった。金で不祥事を解決しようとする武士、違法な賭博や遊女遊びにハマる庶民、将軍の極秘情報がダダ漏れの江戸城、御家安泰のため幕府に虚偽報告をしてばかりの大名家など、江戸のアンダーグラウンドな実態に迫る!
  •  「なぜ芭蕉は奥州に旅立ったのか?」
     「多くの大名が東海道より中山道を好んだ理由は?」
     日本史を紐解いていくと、道、つまり街道を舞台に歴史が生まれる場面に幾度となく遭遇する。そして、歴史が街道を作ることも少なくない。
     例えば、東海道は江戸と京都を結ぶ街道という印象が強いが、それは江戸に幕府が開かれてからのイメージに過ぎない。それまで、東海道は幕府が置かれた鎌倉と京都を結ぶ街道としての印象が強かった。しかし、徳川家康が江戸に幕府を置くことで、東海道は江戸と京都を結ぶ街道に変身する。また、我々がイメージする東海道の難所と言えば箱根峠だが、実は箱根峠を越えるルートは、もともとは東海道の本道ではなかった。本道は、足柄峠を越えるルートである足柄路だったのだ。江戸市中にも大量の火山灰が降ったという宝永の富士山の大噴火が本道を箱根路に変更させたことで、地域が変貌していく。

     「一度、廃れた熊野古道」
     「実は4つあった日光街道」
     「将軍の緊急事態を想定していた甲州街道」――
     本書は、定評ある歴史研究者が、全国の街道と我々になじみの深い歴史とを重ね合わせ、様々なエピソードと新たな発見ともに綴る歴史ノンフィクションである。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ★ 古地図の「知りたい!」が一冊に。

    ★ 知っておきたい基礎知識や
      現代地図との比較に役立つ!

    ★ ポイントを図と写真でビジュアル徹底解説!!

    ★ 当時の地形や地名の由来をはじめ、
      町に刻まれた歴史や時代の変遷を
      豊富な切絵図や城下図から紐解く!

    ◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

    東京では江戸ブームも相まって、
    江戸をテーマとした街歩きが大人気だ。
    休日のみならず平日でも、
    江戸切絵図などを持って散歩する
    グループや個人をここかしこで見かける。

    しかし、切絵図をはじめ江戸の絵地図の人気は
    高いものの、その読み方となると、一般には
    なかなか分かりづらいのが実情ではなかろうか。

    現代の地図ほど正確な内容でもないため、
    眺めているだけでは使い道に
    どうしても戸惑わざる得ない。

    本書は、江戸の人々の視点に立って、
    江戸時代を中心とした古地図類の見方・楽しみ方を、
    基礎編・入門編・応用編の三つの視角から
    紹介したものである。

    基礎編では江戸の古地図の発展の歴史を
    概観している。
    何と言っても切絵図が主役だった。
    江戸の人々は正確さよりもわかりやすさを
    地図に求めていたことが大きかった。

    入門編では江戸切絵図の見方・楽しみ方を、
    同シリーズのなかで一番の人気を誇った
    「尾張屋板」を通じて具体的に解説している。
    「尾張屋板」は多様な記号とカラフルで
    鮮やかな色彩が特徴だったが、
    わかりやすさを求める人々の需要にまさに合致し、
    切絵図業界を瞬く間に席捲していった。

    応用編では、江戸だけでなく京都や大阪など
    全国各地の都市に残された絵図を通して、
    そこから読み取れる情報が他の都市にも
    あてはまることを具体的に解説した。
    この時代の古地図を読み解く時の
    切り口になるだろう。

    本書を最後まで読み通せば、
    一味違う古地図通になれるはずである。

    安藤優一郎

    ◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

    ☆ 基本編
    * 地図の販売は許可制だった。
    * 江戸切絵図は江戸中期から刊行された。
    * 江戸図は正確ではなかった。
    * 地図は必ずしも北が上ではなかった。
    * 江戸大絵図は使い勝手が悪かった。
    * 異業種の近江屋が地図業界に参入した。
    * 平野屋板切絵図は現代の地図に近かった。
    ・・・など

    ☆ 入門編
    * 城内は空白だった。
    * 城門の表記は画一化されていた。
    * 文字の書き出しは入り口からだった。
    * 紋所入りの大名屋敷は上屋敷。
    * ■印の大名屋敷は中屋敷。
    * ●印の大名屋敷は下屋敷。
    * 個人名の屋敷は旗本屋敷。
    ・・・など

    ☆ 応用編
    * 丸の内は城内を示す地名。
    * 水運の町を象徴する橋。
    * 城の防衛に使われた坂。
    * 谷を利用して築いた城下町。
    * 京都に倣って造られた町。
    * 町名にまで発展した芝居町。
    * 城下に集められた御用職人。
    ・・・など

    ※ 本書は2018年発行の
    『古地図のひみつ 読みかた・楽しみかたがわかる本 今昔歴史歩き超入門』
    を「新版」として発行するにあたり、
    内容を確認し一部必要な修正を行ったものです。
  • ※本書はリフロー型の電子書籍です

    【ランキング好きは国民性!】

    格付と序列の江戸時代

    泰平の世が到来した江戸時代は、新たな生活システム「格付」が浸透していった。令和時代を生きる我々からすると、窮屈な印象を抱きがちだが、秩序を守るためには必要な制度だった。大名よりも身分が高い旗本、領地は多いが身分の低い大大名など、武士の人事にも触れる。現代の名刺代わりとなる「○○守」「△△介」など、武士には様々な格付があった。また、江戸時代後半に大流行した「見立番付」。神社仏閣、グルメ、遊び場、温泉、あるいは仕事に火事と、ありとあらゆるもののランキング。日本人のランキング好きは江戸の昔も今と変わらない。二百有余年の平和が続いた徳川の世に存在した様々な「序列」や「制度」。将軍・大名・侍から町人・遊女まで、江戸を生きる人々を支えたシステム「格付」の基礎知識!

    〈本書の内容〉
    ■第一章 江戸の格付事情【将軍・大名篇】
    〈一〉武士の種類/〈二〉官位とは/〈三〉官職名/〈四〉大名の種類/〈五〉大名の領地/〈六〉大名の序列/〈七〉大名の詰所/〈八〉大名の服装/〈九〉大名屋敷/〈十〉参勤交代/〈十一〉登城風景/〈十二〉江戸城の正月/〈十三〉大老になれる家/〈十四〉徳川家一門衆/〈十五〉御三家vs.御三卿/〈十六〉姫の嫁ぎ先
    コラム マウンティングが反映された出世双六
    ■第二章 江戸の格付事情【幕臣・陪臣篇】
    〈一〉将軍直属の家臣/〈二〉幕臣の給与/〈三〉幕府の役職/〈四〉江戸の警察/〈五〉家来(供)の人数/〈六〉屋敷のスペース/〈七〉大奥のヒエラルキー/〈八〉大名の家来衆/〈九〉武家女性の呼称/〈十〉金で武士を買う
    コラム 象は果たして官位をもらったのか
    ■第三章 江戸の格付事情【職業篇】
    〈一〉公家/〈二〉医師/〈三〉学者/〈四〉絵師/〈五〉役者/〈六〉力士/〈七〉商家/〈八〉儲かる商売/〈九〉遊女/〈十〉職人/〈十一〉盲人/〈十二〉町人/〈十三〉女性の名前/〈十四〉火消/〈十五〉火事/〈十六〉農地
    コラム 江戸の家賃
    ■第四章 江戸の格付事情【見立番付篇】
    〈一〉見立番付の流行/〈二〉江戸の五つ星/〈三〉菓子屋/〈四〉死後の世界/〈五〉大食い大会の流行/〈六〉人気おかず/〈七〉宿泊施設/〈八〉駕籠と乗物/〈九〉牢屋/〈十〉江戸の名湯/〈十一〉寺社仏閣
    コラム 意外や意外な番付

    〈プロフィール〉
    安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう)
    歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』『江戸の給与明細』(監修)をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『徳川家康「関東国替え」の真実』(有隣堂)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。最近刊は『大名廃業』(彩図社)。
  • 930(税込)
    著者:
    安藤優一郎
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    日本の歴史とは、都市の興亡史である――

    我々が学んだのは、時の政権が治める“首都”の歴史。
    その裏にある各都市固有の歴史文化を知ることで、
    はじめて「日本史」は完成する…!

    江戸 関東の中心として徳川家康に江戸を託した豊臣秀吉の思惑とは。
    鎌倉 荒廃したかつての武士の都が、徳川の世に観光地として再建された理由。
    名古屋 清州ではなく名古屋城を選んだ、将軍のライバル尾張徳川家の城下町。
    大阪 大坂城は本来、織田信長の居城になるはずだった。
    神戸 日本有数の港町には、かつて日本の首都だった時代があった。
    首都、城下町、商人町、港町、門前町など全国16都市の歴史を追う!

    古代から江戸時代までの都市史を徹底解説!
  • 徳川家康と北条氏の関係に焦点を当てながら、小田原合戦の後、
    秀吉から北条氏旧領への国替えを命じられるまでの経緯を追う
    とともに、家康がどのようにして転封を受け入れ、江戸城と
    城下町を整備して、天下人へと至るステップとしたのか、
    ピンチをチャンスに変えた家康像を描く。

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