『小森健太朗、0~10冊(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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東大駒場キャンパスに存在する「七つの迷宮」の謎を解け!
1980年代の東大駒場キャンパス。新興宗教系サークルに所属する
東大生・葛城陵治の前に現れた鈴葦想亜羅は、複数の宗教をかけもちして、
天才的な勧誘活動を行なう〈勧誘女王(パーカー・クイーン)〉だった。
やがて想亜羅も入会した葛城たちのサークルと反カルトの学生たちとの
いさかいの中、駒場寮で殺人事件が発生する。犯人は想亜羅なのか?
著者自身が体験した〈新宗教の時代〉を舞台にした出色のミステリー! -
【第63回日本推理作家協会賞〈評論その他の部門〉賞受賞作】英文学史上、後世に多大な影響を与えた古典である『不思議の国のアリス』における、一人称の主体の解体と構築を論じた「ルイス・キャロル論」から始まり、エラリー・クイーン、ディクスン・カー、ヴァン・ダインなど黄金期の諸作家の論考、更にはヒュー・コンウェーやメアリ・ブラッドン、ファーガス・ヒュームなど知る人ぞ知る作家に光をあてた長年の研究を網羅する、著者入魂の一冊。また圧巻の、黒岩涙香の翻案したミステリ作品の原典探究も収録した力作評論集。/【目次】序文/第一部 第一章 ルイス・キャロル論――アリスの「私」探しの旅/第二章 『妾の罪』における叙述トリックの位相/第三章 語られざるバーサ・M・クレーのミステリ/第四章 近代探偵小説の黎明を告げたヒュー・コンウェー/第五章 貸本小説の女王、メアリ・ブラッドン/第二部 第六章 ウィリアムスン『灰色の女』と黒岩涙香『幽霊塔』をめぐって/第七章 ファーガス・ヒューム論――19世紀と20世紀の狭間に埋もれた作家/第八章 二人のM・C――神智学ムーブメントと女性心霊主義作家の活躍/第九章 黄金期の諸作家/第十章 密室講義の系譜/第十一章 クイーン論の断章/引用・参考文献/人名索引
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古代エジプト遺跡の宝庫「王家の谷」。新発見された王墓に足を踏み入れた大学の考古学研究室一行を待っていたのは、出口なき死の迷路であった。一人また一人と罠に落ち、血にまみれた死体と化していく。4000年の時を超えて繰り返される惨劇は、古代の呪いか、殺人者の魔の手か。本格歴史ミステリの傑作。歴史と密室、二重の謎に挑む!
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人類史上最大級の謎! キリストの「復活」に驚愕のトリックが!? ーー体制に反逆する教えを説いて、民衆の熱烈な支持を得、「神の子」と呼ばれたイエス。だが彼は、反乱罪に問われ、十字架にかけられる。その死体は、密室状態の洞窟から忽然と消え、イエスは救世主(キリスト)となって復活した。人類史上最大級の奇蹟の真相と驚愕のトリックに、本格推理の英才が挑む。長編異色歴史ミステリー!
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混迷を極める相撲界に喝!
天下の奇書『大相撲殺人事件』の続編が電子オリジナルで登場です。
「立会いの瞬間に爆死する力士」「頭のない前頭」「1年間で幕内力士の40パーセントが死亡」などなど、驚愕の展開で芥川賞作家・奥泉光氏をはじめとする読者の度肝を抜いた本格相撲ミステリーの最新短篇が電子版で登場。
紙相撲の進化版のようなゲームで博打をしていた男が殺された。
容疑者は彼の部屋に集まって博打に興じていた面々。殺された男には八百長疑惑がかけられていたのだ。
炬燵机につっぷしていた男の死体は、右手の指が文庫本『大相撲殺人事件』の表紙に乗っていた。
はたしてこれはダイイング・メッセージなのか? 御前山の推理やいかに!? -
革命の嵐が吹き荒れるロシアで、20世紀最大の神秘思想家グルジェフを巡って起こる殺人。
孤高の鬼才がミステリーの臨界に挑む!
20世紀初頭、革命前夜のロシアに彗星のごとく現れた神秘思想家グルジェフとは、いったい何者なのか?
ラスプーチン、スターリンなど歴史を彩る大物をはじめ、魅力的な思想家群像を描きながら、
「20世紀最大のオカルティスト」の正体に迫るスリリングな本格歴史ミステリ長篇。
奥泉光氏との特別対談を収録。 -
相撲と本格ミステリ、奇跡の邂逅!
ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。
しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった!
立ち合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、
密室状態の土俵で殺された行司、連日殺されていく対戦予定の力士……。
2017年、衝撃的なあらすじがネット上で話題沸騰!
本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説の奇書が電子書籍で登場。
解説・奥泉光
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