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『永井陽右(実用)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 紛争地で憎しみの連鎖を解く前代未聞の挑戦。

    著者は、「テロや紛争のない世界」の実現をビジョンとして掲げ、ソマリアやイエメンといった熾烈な紛争地の最前線において、テロ組織からの投降兵や逮捕者を脱過激化し、社会復帰へ導くという活動を続けている。既存の武装解除プログラムが全く通用しないテロ組織へのそうした取り組みは、国内外で高く評価されているが、それは常に、仲間の死や絶望と隣り合わせのなかでおこなわれている。それではなぜ、著者はこれほどまでに危険な仕事に向き合い続けるのか?紛争の最前線で、著者が終わりの見えない憎しみの連鎖を解いていくという前代未聞の挑戦を続ける真の目的が、今明かされる。

    <目次より>
    第1章 テロ組織から兵士の投降を導く
    第2章 紛争の最前線
    第3章 紛争地の刑務所
    第4章 ソマリアギャングからの教え
    第5章 理想と現実のはざまで
    第6章 「テロや紛争のない世界」を実現するために

    ※この作品は一部カラーです。
  • 1,430(税込)
    著:
    永井陽右
    レーベル: ――


    内田樹氏、石川優実氏とのロング対談収録!

    ビジネス、政治、恋愛、趣味――
    至るところで重要視される「共感」。
    その負の側面を明らかにし、
    あるべき向き合い方を考察する。

    【はじめに】より抜粋
    共感はこの社会において、人々を繋げ、連帯を生み出し、時には社会や世界を良くしていくものとして、基本的にポジティブに語られています。
    そしてそれのみならず、日々の人間関係においても共感の重要性は語られますし、ビジネスの領域においてもマーケティングからプレゼンテーションまで、一つの鍵となっています。

    しかし同時に、私たちは共感といったものの胡散臭さも感じてきました。東日本大震災に対する「絆」に始まり、ラグビーワールドカップでの「ワンチーム」、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた「団結」など、それ自体は素晴らしいアイデアではありますが、どこかそうした美しい概念が本来の目的を超えた何かに対して恣意的に使われてきた節もありました。

    たしかに「絆」や「ワンチーム」「団結」の内部は、最高に気持ちが良くて恍惚すらできるものですが、よく見てみると、その中にいない人がたくさん存在していることに気が付きます。むしろ外側にいる人に対して排他的であることも珍しくありません。「共感し合おう」「繋がっていこう」と言うと、なんとなく無条件に良いものである気がしますが、繋がっていくからこそ分断していくとも言えるわけです。

    私はテロと紛争の解決というミッションの下に、テロリストと呼ばれる人々の更生支援やテロ組織と呼ばれる組織との交渉などを仕事としていますが、こうした仕事の中で、いかに共感の射程が狭いかということを嫌と言うほど味わってきました。
    そうした立場として、言えることはないだろうかと考えました。共感に関する研究は、脳科学的な研究をはじめにさまざまありますが、共感に向き合う実践から生まれる見解や、より実践的な意見というものもあるはずだとも思いました。
    そんな想いで共感に関する本や論文を読んだり、識者の方々と対談をさせていただいたりして、自分の考えを深めていきました。その結果、今回このような書籍となりました。

    私は共感が全て悪いとは思っていませんし、そんなことを言うつもりも毛頭ありません。むしろ社会と世界を良くするために間違いなく重要な要素だと思うからこそ、共感が持つ負の面を理解し、自覚し、うまく付き合っていく必要があると思うのです。
    本書はそうした理解の下で、共感を考察し、共感の捉え方や共感以外の手がかりを考えるきっかけを投げかけていきます。
  • 「人生をやり直しはじめたよ」
    社会から嫌われ心を閉ざすギャングを、
    日本とソマリアの若者たちが変えていく――!
    BBC、アルジャジーラ、ソマリア国営放送、J-WAVE、日本テレビ…
    各国メディアが注目!
    「世界最悪の紛争問題」に挑む若者たちの奮闘記
    「ソマリアなんて、誰も何もできやしないよ」
    何度そんなことを言われただろう。

    ある日知ってしまった紛争地の問題を、「何とかしたい」と思い立つ著者。
    「無理だ」と言われ続けながらも、日本とアフリカで仲間を集め、
    「自分たちだからできること」を探し続けた。

    現実と理想のギャップ、答えが見えない無力感、仲間との対立……
    数々の困難を乗り越えた末に出会ったのは、
    「テロリスト予備軍」と呼ばれる同年代のギャングだった。

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