『酒井啓子(実用、新書)』の電子書籍一覧
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●二つの権威主義体制を徹底解剖
プーチンと習近平の急所はどこにあるのか?
小泉 悠×熊倉 潤
●歴史は再び自由民主主義へと弧を描く
筒井清輝
●「アラブの春」の挫折と教訓
酒井啓子
●白紙革命は習一強崩壊の号砲か?
Z世代が揺さぶる中国のこれから
安田峰俊
●「分断国家」東ドイツ 社会主義体制の崩壊
河合信晴
●インターネットは再び民主化の武器になるのか?
変貌する監視体制と市民意識
山本達也
●歴史に見る独裁と統治のリアル
君塚直隆×池田嘉郎 -
20世紀を通じて中東で起きてきたことは、世界の、特に欧米諸国が行ってきたことのツケみたいなものである。そして、21世紀。アメリカの陰り、テロ、難民、宗教対立……2001年の9.11米国同時多発テロ事件を機に、そのツケがさらに巨大なものとして私たちの目の前に現れている。中東から、混乱の世界を読み解き、どう次の時代につなげていくのかを問う、かつてない現代史。
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中東で勢力を拡大している「イスラム国」(IS)が、世界を揺るがしている。ISが生まれた背景に何があるのか、今後どのような手を打つべきか、世界的に議論が巻き起こっている。
さらに、中東には産油国が集中している。原油価格は今後どう動くのか。油価下落は湾岸諸国の経済にどのような影響を与えるのか--。注目テーマが多く、中東の政治・経済から目が話せない。
本書は週刊エコノミスト2015年3月24日号で掲載された特集「日本人が知らない 中東&イスラム教」の記事を電子書籍にしたものです。
特別編として、サウジアラビア主導の連合軍による空爆が激化するイエメン情勢と、その背後にあるイランに対するサウジの危機感などを分析した最新号(2015年4月21日号)のエコノミスト・リポートも掲載。
目次:
はじめに
日本人が知らない 中東&イスラム教
第1部 イスラム国と中東の混迷
第2部 中東の歴史を学ぶ
【特別編】2015年4月21日号エコノミストリポート
・イエメン空爆激化 イラン核交渉が進展 危機感強めるサウジ -
2014年11月末現在、原油価格が急落している。背景には米国のシェールオイルの生産急増とサウジアラビアが減産を渋ることによる需給緩和がある。一方で中東では、イスラム国の勢力拡大など地政学リスクがくすぶっている。原油価格や中東の政治経済はどうなるのか。本書は、週刊エコノミスト2014年11月11日号の特集「原油急落と中東情勢」を電子書籍化しました。
主な内容は以下のとおり
Part1 今なぜ原油急落か
・下値は1バレル70ドル台 世界経済減速と供給過剰
・産油国の思惑 価格下げてもシェア防衛のサウジ
・「在来型」から「非在来型」へ 石油が簡単に掘れる時代の終焉
・「イスラム国」とは何か イスラム法統治の国家を目指す
・イスラム国の勢力拡大を生む米国と中東諸国間の溝
・中東諸国の経済 格差拡大、資源と人口で明暗
・290兆円の中東オイルマネー 欧米離れ、アジア市場に照準
・トルコ・イラン・エジプト経済需要3カ国を見る
Part2 歴史と宗教早わかり
・イスラム成立とオスマン帝国崩壊 影響与え続ける「初期イスラム」現代を決定づけたオスマン崩壊
・オスマン帝国崩壊後~現在 台頭するイスラム主義運動 中東政治の行方を左右
・イスラム教とはどんな宗教? 五つの信仰行為を義務づけ
・混乱と暴力が続く理由 中東混乱の本質は階級闘争
・ソーシャルメディア 反政府、テロ活動に巧みに利用 -
国際政治を理解するための新しい入門書。パレスチナ問題、産油国の隆盛、イランのゆくえ、イスラーム主義、ネットメディアの影響。ニュースでも理解しにくい中東情勢にかかわる問題を国際政治と現代史の視点から読み解く。(講談社現代新書)
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