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『苅谷剛彦(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~21件目/全21件

  • 常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまでたっても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜く、それが知的複眼思考法だ。情報を正確に読みとる力。ものごとの筋道を追う力。受け取った情報をもとに自分の論理をきちんと組み立てられる力。こうした基本的な考える力を基礎にしてこそ、自分の頭で考えていくことができる。ベストティーチャーの奥義!!
  • 西欧に追いつき,追い越す――.明治以降の近代化と敗戦を経て,1980年代に「追いつき型近代」を達成した日本は,どのような自己像をもち,社会の変化に対応しようとしてきたのか.本書では教育政策を過去と未来をつなぐ結節点ととらえ,政策文書や知識人・研究者の言説を繙き,現在につづく問題群の原点を抉り出す.著者渡欧以降10年来の力を注いだ意欲作.
  • イギリスと日本を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢を受けた日本の対応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」……そういったキーワードで「わかったつもり」に陥っているメディア、専門家、国民に対する危機感だ。それは、両国の境界に位置するからこそ感受しえたものである。従来の日本文化論的思考では、「空気」の読み合いとか「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、そこで思考停止してしまう。そのことで、議論が中途半端に終わったり、対立する議論の接点をとことん求めたりしないまま、白か黒かの素朴な二項対立に終始してしまう。
    まずは、私たちの「思考の習性(クセ)」を知ることから始めなければならない。著者はかつて「ゆとり教育」論争や、最近ではコロナ禍の九月入学論議において、実証的なデータ分析を駆使して一石を投じた。今回は機内濃厚接触者になった当事者としての体験と「言説データ」を携えて、ニッポンの宿年の課題を鋭く検証する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    (目次より)
    ●〔対談〕文科大臣×早大総長
    オンライン授業によるグローバル化、地域格差解消
    逆境が生み出したポストコロナの大学像
    萩生田光一×田中愛治×司会:古沢由紀子

    ●オックスフォードからの提唱
    抵抗の場たるべく、「広く浅い」学びから脱却せよ
    苅谷剛彦

    ●〔対談〕知的刺激を与えるオンライン時代の試行錯誤
    いま必要なのは「ゲリラ」的教育だ
    ウスビ・サコ×内田 樹×司会:小林哲夫

    ●現役高校教師・緊急レポート
    コロナ禍に揺れる学校現場と新大学入試
    大庭大輝

    ●データ軽視・現場軽視を繰り返すな
    大学入試改革は「失敗」から何を学ぶべきか
    中村高康

    ●コロナ禍の東工大で見えたオンラインの逆説的効果
    尖った研究・尖った学びは「隙」から生まれる
    伊藤亜紗

    ●学生の悩み相談の現場から
    ここに注意! 自粛下の大学生のメンタルヘルスケア
    梶谷康介

    ●「退出」ボタンで途絶えない教育空間の喜び
    新入生がキャンパス封鎖で経験し考えたこと
    庭田杏珠

    【学術会議編】
    ●元会長が人事、安全保障問題等の疑問に答える
    学術会議改革はどうあるべきか
    大西 隆

    ●時代錯誤なレッドパージと学者集団の大いなる矛盾
    池内 恵

    ●中国の軍民融合に無頓着な日本
    大学はなぜ経済安保を直視しないのか
    細川昌彦

  • 教育改革をその前提から問い直し、神話を解体してきた論客が、コロナ後の教育像を緊急提言。オックスフォード大学で十年余り教鞭を執った今だからこそ、伝えたいこと。
     そもそも二〇二〇年度は新指導要領、GIGAスクール構想、新大学共通テストなど、教育の一大転機だった。そこにコロナ禍が直撃し、オンライン化が加速している。だが、文部科学省や経済産業省の構想は、格差や「知」の面から数々の問題をはらむという。
     以前にも増して地に足を着けた論議が必要な時代に、今後の教育を再構築するための処方箋をお届けする。
  • 770(税込)
    著者:
    大村はま
    著者:
    苅谷剛彦
    著者:
    苅谷夏子
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    日本の教育界では、「教える」ことよりも「学ぶ」ことに重点を置きはじめたように見える。だが一方で、教師の役割を軽視しすぎてはいないだろうか? 教師が「教えるということ」をもう一度正面から見つめ直し、もっとも必要なことは何かということを、すぐれた教師とその教え子、教育社会学者の間で徹底的に考える。
  • 「ゆとり教育」は「学力低下」の事実によって追いやられ、「学びのすすめ」へと方針転換された。さて、では「学び」と「教え」との間に生じる関係性、つまり教師と生徒の間の知識伝達の共有は、どのように起こるのだろうか。本書では「わかる」の現象学的な試みを、教育社会学者と哲学者との間で徹底してつめていく。「いま、なぜ勉学をするのか?」という問いかけから、「私」よりも「公」を重んじようという風潮に疑問を投げかけつつ、個人の自由と社会的平等の両方が成り立ちうる地点をめざして、「ともに考え、わかりあう」みちすじを模索・考察する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    2021年1月から実施される大学入学共通テスト。この新試験で予定されていた英語民間試験の活用と、国語・数学の記述式問題の導入が、それぞれ見送られることとなった。実施まで一年を切る間際での決定に、受験生や教育現場は大混乱をきたしている。なぜこんな事態になってしまったのか――(『中央公論』2020年2月号特集の電子化)

    (目次より)
    ●対談
    迷走する大学改革 今必要なのは、撤退と決算だ
    竹内 洋×佐藤郁哉

    ●エセ演繹型思考による政策決定を駁す
    教育改革神話を解体する
    苅谷剛彦

    ●頓挫した韓国、多面的な中国、長期的選抜のデンマーク
    各国も試行錯誤 「話す」「書く」英語試験事情
    天野一哉

    【激突】推進派、反対派に問う
    ●それでも入試改革が必要な理由
    鈴木 寛

    ●現場を惑わす曖昧な改変は止めよ
    南風原朝和

    ●対談を終えて
    今井むつみ

    ●受験生保護の大原則に従った入試制度改革を
    英語民間試験利用を見送った東北大学の入試設計思想
    倉元直樹

    ●対談
    二大受験マンガ『ドラゴン桜』vs.『二月の勝者』
    国が投資(インベスト)すべきはトップ層か
    中間層か恵まれない層か?
    三田紀房×高瀬志帆×司会:おおたとしまさ

    【コラム 私と受験】
    ●制度が変わっても、「マドンナ古文」が貫いてきたもの
    荻野文子

    ●小説家への夢、インドとの因縁、呪われた執拗さは入試で養われた
    石井遊佳

    ●雑書ノートの頃
    千葉雅也
  • なぜ大学改革は失敗し続けるのか――? オックスフォード大学の苅谷剛彦と東大の吉見俊哉が徹底討論! 大学入試改革が混乱を極めているが、大学の真の問題はそこにあるのではない。日本の大学が抜け出せずにいる問題の本質に迫る刺激的な対論! 今、大学は歴史的に見ても大きな変革期にある。世界の多くの大学が、いわば瀕死の状態に陥っており、とりわけ日本の大学が抱える問題は根が深い。幾度となく改革が試みられるものの、ほとんど成果が上がらないのはなぜなのか。本書では、オックスフォード大学教授の苅谷剛彦と、ハーバード大学でも教えた経験のある東京大学大学院教授の吉見俊哉が、それぞれの大学を比較し、日本のトップレベルの大学が抜け出せずにいる問題の根幹を、対論を通じて浮かび上がらせる。
  • 学習指導要領の改訂や大学入学共通テストへの記述問題・民間試験導入で大きく揺れ動く国語教育・英語教育。本書では、この危機の時代に、国語と英語という「ことばの教育」にはそもそもどんな意味があるのか、そしてどうやって「ことばの力」を鍛えるのかを、それぞれの分野の専門家三名がリレー形式で思考する。私たちの思考の根本をつくるのは「ことば」である。その教育が、子どもたちの未来をつくる。「ことばの教育」を考えることこそが、いま大切なのである。
  • 知的思考を実践するために

    より生産的な議論をするために必要なもの、それは問いを明確に意識して、使いこなし、メタレベルで捉える力である。大学生が論文やレポートを書くときはもちろん、社会に出て様々な課題に直面した時、それを「問い」としてとらえ返すことで、解決策に導くことも可能となる。オックスフォード大学では、教授と学生が直接議論し、指導することでその技術を教えている。本書ではその議論を再現し、いかに教え、いかに学ぶかを実例を通して伝えていく。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    (目次より)
    ・「日本研究」の本場は日本ではない(松田宏一郎立教大学教授)
    ・「蹴られない東大」を実現する方法(吉見俊哉東京大学大学院情報学環教授)
    ・発信力を高めるために何が必要か(グレン・S・フクシマ米国先端政策研究所上級研究員)
    ・日本研究の二つの潮流(ケント・E・カルダー ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院副学長)
    ・オックスフォードから見た「日本」という問題(苅谷剛彦オックスフォード大学教授)
    ※『中央公論』2019年3月号、2017年9月号に掲載した記事を電子化しました。
  • ワールドクラスの大学は「ヒト・モノ・カネ」をグローバルに調達する競争と評価を繰り広げている。水をあけられた日本は、国をあげて世界大学ランキングの上位をめざし始めた。だが、イギリスの内部事情を知る著者によれば、ランキングの目的は英米が外貨を獲得するためであり、日本はまんまとその「罠」にはまっているのだという――日本の大学改革は正しいのか? 真にめざすべき道は何か? 彼我の違いを探り、我らの強みを分析する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    著者たちは、およそ20年の間隔をおいて、同一の高校群に対して、同一の方法による調査を行った。本書はその調査結果をもとに、高校教育の変動を論じたものである。今回、1997年度・1998年度に行った調査では、高校を取り巻く環境の変化の中で、トラッキング・システムにどのような変化が起きたのか、生徒は、制度やカリキュラムの多様化・個性化・弾力化等の変化に対して、どのように生徒文化を形成しているのか、そしてその結果、今日の高校生の生活と進路形成はどのようになされているのか検討した。
  • シリーズ2冊
    858924(税込)

    ひたすら改革が叫ばれ、アメリカ発の制度を取り入れてきたニッポンの大学。だが、その有効性はいまだ見えず、グローバル化の荒波の中を漂流している――元東大教授で、いまオックスフォード大学で活躍する著名な教育社会学者が、新米教師の頃、いち早く警鐘を鳴らした「アメリカ大学教育体験記」から、日本の当時と変わらぬ問題点が浮かび上がる。巻末解説文・宮田由紀夫氏(『米国キャンパス「拝金」報告』著者)。
  • 715(税込)
    著者:
    苅谷剛彦
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    理想と現実の実態を斬る!

    二〇〇二年度の新学習指導要領がめざす教育改革のねらいは「ゆとり」と「生きる力」の教育であり、それを実現するものが「総合的な学習の時間」である。これらをつなぐ論理は「子ども中心主義」だが、本当に子どもたちのためになるものなのか? また、詰め込み教育は罪悪か? 教育と日本社会のゆくえを見据えて提言する。
  • 戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。そのきわめて特異な背景には、戦前からの地方財政の逼迫と戦後の人口動態、アメリカから流入した「新教育」思想とが複雑に絡まり合っていた。セーフティネットとしての役割を維持してきたこの「戦後レジーム」がなぜ崩壊しつつあるのか、その原点を探る。
  • 学力低下問題の第一人者として知られ、今秋からオックスフォード大学の教授になった著者が「学力と階層」「教育の綻び」について書いたものを、系統立ててまとめた本格的な教育論。学力の階層差は拡大したか、ゆとり教育は何をもたらしたか、学力低下の本質を探る、教師たちを追い詰める教育改革、フリーターに脱出口はあるか、教育の綻びを修正するための施策、など。
  • 「ゆとり」か「詰め込み」か――いつまで二項対立の愚を繰り返すのか? いつまで「左右対立」の図式に乗るのか? 学力低下論争の渦中で、いち早く不平等社会化に警鐘を鳴らしつつ、従来の対立軸を無効化し、そこに隠された現実を露わにしようと闘ってきた著者が、いま教育の論じ方を変える。観念論を排し、データに基づく政策科学を志す、まったく新しい教育論。
  • 学校だけに依存しない学力向上のための論議。英語の早期教育は本当に効果があるのか。詰め込み教育は間違いか。ドリル式学習の問題点など、大きく捻じ曲がった日本の教育の「幼さ」を学力向上の観点から問う。(講談社現代新書)
  • 高い学歴を求める風潮と、それを可能にした豊かさに支えられ、戦後日本の教育は飛躍的な拡大をとげた。一方で、受験競争や学歴信仰への批判も根強くあるが、成績による序列化を忌避し、それこそが教育をゆがめる元凶だとして嫌う心情は、他国においてはユニークであるとみなされている。本書は、このような日本の教育の捉え方が生まれた経緯を探り、欧米との比較もまじえ、教育が社会の形成にどのような影響を与えたかを分析する。

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