セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
コアミックス作品コイン50%還元

『仲町六絵(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~29件目/全29件

  • 古都・京都が式神と陰陽師を育む、優しいあやかしファンタジー第二巻。

     安倍晴明に連なる桔梗家の跡取り息子・晴人は、式神のさんごとともに今日もかんざし六花を訪れていた。店主の和装美女・茜が迎え入れる陰陽師の卵たちは、七星剣の魂に遭遇した学芸員と、海辺で戦の幻影を鎮める男性。二人の選んだ扇から生まれた式神は愛らしくも頼もしい。
     一方晴人は、土地神たる山犬に会うため四国へ向かう。海辺の哀しい幻影には、茜によく似た姿もあって――。
     古都・京都が式神と陰陽師を育む、優しいあやかしファンタジー、完結。
  • 369(税込) 2024/5/23(木)23:59まで

    人ならざるモノに身命を捧げる恋――異類の女たちを愛した人間の儚い物語。

     正体を隠し人を惑わす“異類”。妖しくも美しい彼女らに、人は古より惹かれてきた。
     入浴する姿を決して見せてくれない恋人が、人ではないと気づきながらも愛した青年。争乱の世に美しい鳥と寄り添い、運命を共にする決意をした少年。愛する女と同じ鬼になるために人を襲う男。平穏な暮らしを守るため、自分の正体を見抜いた僧を殺める女。神の使いであるオロチに見初められた巫女――。
     人ならざる女たちに心惹かれた人間が織り成す、切なくも愛おしい6篇の異類婚姻譚集。
  • 好きな品をお選び下さい。ここは式神の生まれる店、京都西陣かんざし六花。

     かの安倍晴明に連なる陰陽師「桔梗家」の跡取りとして生まれた青年・晴人は、京都は哲学の道で不思議な和装美女・茜と出逢う。
     彼女が西陣で営む「かんざし六花」には式神を「育てる」裏の仕事があった……故郷の神様との約束、西陣に迷うこけしの思い、会津で「祇園祭」を守る女性の決意。
     珊瑚玉から生まれた式神・さんごを連れて、晴人は京都と一族にまつわる不思議に触れる――
     古都・京都が式神と陰陽師を育む、優しいあやかしファンタジー。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

     紅葉燃え立つ京都。陰陽師見習いとして成長する桃花に晴明さんが課したのは、自分の式神を生みだすことだった。
     和歌の神の御使いたち、太刀の魂・薄緑と鬼切丸、雪国から来た飯縄権現にも見守られて生まれたのは、フクロウの姿をした式神・初花。京都の北を守る玄武を助けるため、晴明さんを笑顔で送り出すため、桃花と初花は奮闘する。
     そして一年後の春、大学生になった桃花の前に現れるのは――悠久の古都でつむぐあやかしファンタジー、終幕。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

    秋の気配が近づく京都。陰陽師・晴明さんの元を訪れるのは、銘刀・薬研通しの魂、応挙が描いた親子の虎、そして異国の女神・西王母の使者たる金の狐と金の烏――。桃花は恋を秘めたまま晴明さんを助けようと……。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

     夏椿が咲き、川に蛍が遊ぶ京都の初夏。地下水脈の乱れを直すため、陰陽師・晴明さんは貴船の水神から課された試練を背負うことに。
     桃花の心配をよそに、晴明さんは試練を楽しんでいる様子。九州から来た菅原道真公、伏見の稲荷神、そして晴明さんの身に宿った水神の分身・雫龍……神様やあやかしたちと関わるうちに、桃花は自分の気持ちに気づいて――。
     平安の京から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる——。

     京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。
     花嫁の身代わりを引き受けた桃花の前に現れたのは、かつて京に跋扈し、お隣に住む陰陽師・晴明さんとも遠い昔に縁のある妖狐だった。
     孤独のせいで悪を成していた妖狐を優しい狐夫婦の元へ生まれ変わらせようと、晴明さんは東奔西走。そこに、ある神様が異議を申し立て——。
     平安の世から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。
  • 豊臣秀吉が北野大茶会を1日で辞めたのは、ある「桜」が理由だった? 京都を舞台に「植物の探偵」が謎を解く感動のミステリー第四弾。

    西陣にある「なごみ植物店」で、「植物の探偵」をしている実菜と、京都府立植物園の新米職員で彼女を慕う神苗が、植物にまつわる謎を解く物語、完結編。十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由とは? 「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父、ダイゴ種苗社長が出した資金援助の条件は、その真相を探ること。はたして実菜と神苗は答えを見つけられるのか? 実菜と姉・花弥の幼馴染、華道次期家元の雪伸が幼い頃、亡くなった祖父と共に見た、一面赤紫と薄紅に染まった山はどこにあるのか? 中学生のミノルの友達、久美の母の実家から出てきた明治時代の籠。そのなかには布と種と和歌「昼白く 夜には黒き うらみの実 くわくわ言うて ここに納めん」が入っていた。呪いの箱ではないかと恐れる久美の両親。この箱はいったいなんなのか? でたらめな住所から届いた葡萄とリスが描かれた掛け軸。それを見て妻が涙を流したという。掛け軸の送り主は一体誰か? など、京都の四季を背景に、植物にまつわる謎を描いた優しい連作ミステリー、ついに完結。
  • 京都に佇む小さな私立図書館。そこには、不思議な力を秘めた館長さんがいた。 全6巻の合本版

    京都の一角に佇む「からくさ図書館」は、優しげな図書館長の青年と可憐な少女とが二人きりで切り盛りする、小さな私立図書館。紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめる、アットホームなこの図書館には、その雰囲気に惹かれて奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる。それぞれに悩みを抱えるお客様に、図書館長・小野篁が差し出すのは、解決法が記された不思議な書物で―。悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど温かなライブラリ・ファンタジー。

    ※本電子書籍は、『からくさ図書館来客簿』全6巻を1冊にまとめた合本版です。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる——。

     おけら参りを控え、寒さが身に染みる京都の歳末。お隣に住む陰陽師・晴明さんは骨董鑑定のお仕事に足を運ぶ。
     現世に馴染んでいく晴明さんに、桃花は雪の文様をかたどった香立を贈る。現世で素敵な休暇をすごせるよう願いを込めて。一方の晴明さんは、陰陽術に目覚めた桃花に師として結び桜の紋を授ける。
     そうして時間が過ぎる中、二人のもとに、京の悲しい歴史に関わる百鬼夜行が訪れ……平安京から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

     京の街が紅葉に彩られる秋。お隣に住む晴明さんは桃花に「秋は植物の実りに感謝し祝福する季節」と教えてくれる。
     文化祭に紛れこむ子狸と晴明さん、祇園に住む伝説の猫又、蚕の精霊を癒す月の女神。神様やあやかしの世界と高校生活のはざまで奮闘する桃花が出会ったのは、室町時代の偉人・楠葉西忍。彼から晴明さんへの依頼を通して、桃花は秋の女神・龍田姫と、平安京の雅を作ったある帝を知る。
     京都の今と昔をつなぐ、優しいあやかしファンタジー。
  • 明智光秀が討たれたと伝わる竹藪が、真っ赤に染まっていたとの噂が……。実菜と神苗のコンビは謎を解けるのか!? 人気シリーズ第三弾。

    明智光秀最期の地と伝わる明智藪で、真っ赤に染まった竹が見つかった。光秀の呪いとも噂が広まる中、その謎を解いてほしいと、「植物の探偵」実菜と、京都府立植物園の新米職員の神苗は依頼を受ける。しかも依頼主は実菜の祖父であり――(「明智光秀の竹藪」)。古い森ははたして、山から出て暮らしたいと願った少女に罰を与えたのか(「やまははの森」)。愛宕山で目撃されたバラの壁と怪しげな白装束の集団の秘密とは? (「閉じられた花園」)。そして実菜と神苗、雪伸の三角関係はどうなる? 大人気連作ミステリー第三弾。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

    祭礼に沸く京の夏。晴明さんは桃花と共に浴衣をまとい、今日も休暇を満喫中。光ゆらめく「京の七夕」を経て桃花が誕生日を迎えた頃、「五山の送り火」に中止の危機が訪れる。鍵を握るのは、室町時代のある姫君――。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

    「晴明さん」は、今日も軽やかにあやかしたちの望みを叶える 毎日。世慣れしていない彼に現世を教える桃花は、代わりに陰陽道を教え てもらおうとするが――悠久の古都・京都で紡ぐ、優しいファンタジー。
  • 異様なほど雑草が成長する空き地の秘密とは? 京都を舞台に府立植物園の新米職員と「植物の探偵」が謎を解く、人気作の第二弾!

    あるマンション建設予定地に、なぜか異常なほど雑草が生い茂る理由を教えて――そんな相談を受けた京都府立植物園の新米職員の神苗健は、「植物の探偵」こと「なごみ植物店」の店員・和久井実菜にその解明を依頼するのだが……。怪しげなカフェが売り出す「晴明の愛でた桔梗」とは何か? 角倉了以が茶会であえて使った「禁じられた花」の正体とは? 不思議な植物と不思議な謎に満ちた連作ミステリー第二弾。
  • わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。

    一家で京都に引っ越してきた女子高生・桃花。隣に住んでいたのは、琥珀の髪と瞳をもつ青年・晴明さんだった。不思議な術で桃花の猫を助けてくれた晴明さんの正体は歴史に名を残す陰陽師・安倍晴明その人。晴明さんと桃花の前に現れるのは、優しい鬼や京都の街を守る平安京サル会議、美の御利益をもたらす女神様。晴明さんは、いつも憂鬱そうな顔で、けれど軽やかに不思議な世界の住人たちの願いを叶えていく。そして現世での案内係に任命された桃花も、晴明さんの術で思わぬ姿に変身して――。悠久の古都・京都で紡ぐ、あやかしファンタジー。
  • 奈良には奈良の不思議あり。歴史薫る古都の町家で出会う、優しいあやかしファンタジー。

    古都・奈良にあって、歴史的な趣きを残した町家が立ち並ぶ「奈良町」。奈良町の一角にある「くすば菓子店」の息子・楠葉シノブは、奈良ではもう最後となる、由緒正しい陰陽師だった。シノブが取り仕切るのは、奈良で起こる不思議の一切。祭りの夜を待つ青衣の女人、ご機嫌ななめな女神様、走る大黒様まであらわれる奈良町で、猫又の墨香や幼馴染のゆかりに見守られながら、シノブは今日も不思議を解きほぐす――歴史薫る古都から贈る、優しいあやかしファンタジー。
  • 「植物の探偵」を名乗る店員と植物園の職員が、あなたの周りの草花にまつわる悩みを解決します! 京都を舞台にした連作ミステリー。

    逆さまに咲くチューリップはありますか?――京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。戸惑う神苗に助け舟を出したのは、その場に居合わせた「植物の探偵」を名乗る女性。彼女は西陣にある「なごみ植物店」の店員だと言うのだが……。蛍が集まる草とは何か? 源氏物語に描かれた薔薇の秘密とは? といった植物にまつわる様々な謎と京都の風物詩が絡み合う、優しい連作ミステリー。
  • 『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が贈る、あやかしとのおいしい遊戯の物語、第二弾。

    京都で暮らす大学生・直史とその妹・まどかのお役目は、あやかしを語り、命を与える「語り手」。あやかしたちのお礼の品は、おいしい海の幸・山の幸。 間を取り持つのは、うさぎに変化する神様・ククリ姫。みんなで食卓を囲む日々が始まってから早くも半年。謎めいた「からくさ図書館」の館長さん、助手の時子、上官の安倍晴明。さまざまな出会いを経た直史は、自分の進むべき道に巡り合い――。悠久の古都・京都で語られる、異類交遊ファンタジー。
  • 古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんと愛弟子が踏み出す、新たな季節。

    冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。そんな篁たちの役目は、現世にも天道にも豊かな縁を結んでいた。愛弟子・時子が自らの成長の証と向き合うなかで現れた“道なし”は、伊勢神宮に仕えた最後の斎宮・祥子内親王。時子が篁に提案したのは、からくさ図書館に集うお客様の力を借りる方法で……。ひと巡りする季節。長い時を越え、時子が篁に贈る歌。二人は、かけがえのない春へと歩き出す――。悠久の古都で紡ぐライブラリ・ファンタジー、第六集。
  • 『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が京都を舞台に贈る、あやかしとのおいしい遊戯の物語。

    進学のため金沢から京都へ引っ越してきた、双子の兄妹の直史とまどか。見知らぬ土地で暮らし始めたふたりはある日、あやかしと人間との間を取り持つ神・ククリ姫と出会う。彼女の願いは、かつて文豪・泉鏡花がしたように、あやかしを語り命を与える「語り手」に直史がなることだった。そのお礼は、葛菓子にタイの棒寿司、故郷の味の治部煮などなど、おいしい海山の幸。かくして、あやかしを語り、あやかしと食卓を囲む、二人の不思議でおいしい新生活が始まることになり……。悠久の古都・京都で語られる、異類交遊ファンタジー。
  • 古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんが目にする、新たな兆しとは――。

    冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」にも、秋が訪れていた。今日も篁は、図書館を訪れるお客様のため不思議な書物""偽書""を紐とき、現世で迷う""道なし""たちを天道へと導く。一方、その傍らで新米冥官の時子は、様々な謎に触れてゆく……からくさ図書館に施された術、そしていにしえの剣。冥官としての役目を終えた遥かな先達と、彼の愛する洛北の地、八瀬――。多くの出会いと経験を重ねる中で、時子の身に現れる、ある兆しとは……。悠久の古都・京都を舞台に紡がれる、優しいライブラリ・ファンタジー、第五集。
  • 古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんに託された、ある使命とは――

    盛夏を目前に控えた京都。「からくさ図書館」の館長を務める冥官・小野篁は、上官である安倍晴明から、ひとつの使命を託されていた。 「京の夏の祭礼を守れ」――。 その使命を胸に留めつつ、篁は不思議な書物""偽書""を紐とき、現世で迷う""道なし""たちを、今日も天道へと導いてゆく。 師である篁の影響を受けながらも、新米冥官の時子は初めて、からくさ図書館の外の世界へと踏み出して……。 七月の祇園祭から、夏の終わりの送り火へ。 うつろう悠久の古都を舞台に紡がれる優しいライブラリ・ファンタジー、第四集。
  • 『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が描く、あやかしたちと遊ぶ、ジャパネスク・ファンタジー。

    南都。京の都のごとく栄えるこの都市に、遥か異国の血を引く青年妖術師・天竺ムスルがいた。 緑色の瞳を持ち、喋る紅い鳥を友とする彼には、表の仕事である金貸し以外にもうひとつ裏の顔がある。 不思議な力を秘めた彼のもとには、あやかしに関わる刀剣をはじめ、物騒な事物が次々と舞い込んでくるのだ。 ムスルの構えた通称『天竺屋敷』に奉公に来た少女・葉月は、仕え女として働くうちに、彼とともにあやかしと関わってゆくことになり――。 『からくさ図書館来客簿』シリーズの仲町六絵が描く、ジャパネスク・ファンタジー。
  • 古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんをそこから連れ出す、昔語りとは――

    初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少しが経っていた。 開館から今も変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物“偽書”にて篁は今日も救う。 そんな折、篁が耳にしたのは、篁ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の“道なし”の話だった。そして、彼の地へ旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの進むべき道を選びとり――。 悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、待望の第三集。
  • 古都・京都に佇む小さな私立図書館。 不思議な力を秘める館長さんたちの、新たな試練とは──。

    京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、アットホームな佇まいの私立図書館。 この図書館には、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様が訪れる。その解決法を記した不思議な書物を紐解く図書館長・小野篁こそは、彼らを救う“冥官”だった。 季節は春。篁たちのもとに、上官である安倍晴明が訪れる。彼が新米冥官の少女・時子に伝える使命とともに、からくさ図書館にも、新たな芽吹きの季節がやってくる──。 悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、第二集。
  • 古都・京都に佇む小さな私立図書館。 そこには、不思議な力を秘めた館長さんがいた――。

    京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、できたばかりの小さな私立図書館。 紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめるアットホームな佇まいのこの図書館には、その雰囲気に惹かれて、奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる……。それぞれに悩みを抱えたお客様に図書館長・小野篁が取り出すのは、解決法が書かれた不思議な書物。そう、彼こそは現世で道に迷った道なしたちを救う冥官だった――。 悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど暖かなライブラリ・ファンタジー。
  • 幕末 ―― 激動の時代に、新時代の先駆けとなって散った志士たちがいた。

    時は明治維新から遡ること五年、文久三年(1863年)八月。大和地方の十津川郷を、倒幕のため決起せんとする維新志士集団 『天誅組』 が訪れる。 十津川郷に住む少年・野崎雅楽は、兄であり天誅組の協力者である野崎主計、そして幕府により父を投獄され喪った少女・市乃とともに、戸惑いを感じながらもその行軍に同行することとなるのだが……。 新時代への理想にあふれた決起から、一転して逆賊とされ、幕府軍の討伐によって命を散らせることになった維新志士たち。その行く末を、彼らと道を共にした少年の成長とともに鮮やかな筆致で描きだす、新たなる歴史異聞譚。
  • 「これぞまさに伝奇小説である」中山義秀文学賞上田秀人激賞! 典医の女房、狭霧に隠された秘密とは?

    戦国の世を舞台に紡がれる、幽玄怪異譚。天文二年、戦国時代の大和。筒井の里に住む狭霧には、病をもたらす物の怪を退治する不思議な力が備わっていた。大名に仕える典医である夫、義伯と支え合いながら病者を助けていた狭霧。しかしある日、主君の筒井順興の末子力丸の死を境に、ふたりとその息子鷲王は物の怪のわざわいに見舞われ、やがては筒井氏をめぐる大きな争いへと巻き込まれてゆき――。 第17回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞の短編『典医の女房』に大幅加筆をし、装いも新たに登場!

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。