『あべそーり(安部宗利)、0~10冊(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
1 ~17件目/全17件
-
チラシ配りをしながら探偵をする。
調査依頼主が死んだ。それも自殺だ。だが兄の自殺を認めない妹は我が探偵事務所に〈兄は自殺ではない〉方向で事件の真相を調べてほしいと調査を依頼した。 -
あべそーりの短編三編
短編三編『ある半日』〈若き日のある半日〉、『調布まで』〈七十才になってシルバーパスが手に入って有頂天〉、『Jに玉を握られた男』〈1970年代初頭新宿で見かけたフーテン〉 -
チラシ配り探偵
住所調査対象者の夫が殺され、調査対象者である妻と調査依頼者が疑われ、木枯し紋次郎を気取るチラシ配り探偵のアッシ・小林紋次郎はこの二人から真犯人の追及を高額で依頼された。 -
チラシ配りを副業とする迷探偵
上州無宿木枯し紋次郎を気取る関東アパート住まいのチラシ配りを副業とする探偵が迷探偵ぶりを発揮しながら事件解決に挑む。 -
格差なき社会になっても
格差なき社会になり、仕事をしなくてもなんとか食っていける世の中になり、大学新卒で就職し損ねた若者二人はダラダラとそんな世の中を享受していたが、やがて仕事がしたくなった。そしてなんとか非正規の仕事を探したら、今度は、というよりか常にと言うべきか女が欲しくなった。つまり彼女、恋人、はたまた妻が欲しくなった。このため二人は奮闘努力した。だが得られなかった。そして二人は思い知らされた。〈経済格差はなくなったとしても、されど、セックス格差ってものは永遠になくならないのかもしれない〉と、そしてこれからも〈オナーニーな日々〉が続くことを覚悟した。されど、陽はまた昇る。 -
三十五才でティッシュ配りのとうのたった若者は、一攫千金を思い起ち、街で知り合ったフリーライターを巻き込んで奇妙な計画を実行した。
-
クリスマスイヴ、彼女に誘いを断られた僕は裏通りにあるバーで年上の女性と隣同士になり、僕とは全く違う劇的な半生を生きた女性の話にひき込まれた。
-
家宅捜索、市中引き回し、探偵廃業、自費出版、中原街道、ストリッパー
家宅捜索され、警察で十回も取り調べられ、市中を引き回され、ケチのついた探偵業を廃業し、自費出版し、からの・・・ -
誰からも〈薄っぺらな男〉と見られている男性社員がどことなく〈晴れがましい顔〉で帰社した。それを見た別の男性社員は、あんな薄っぺらな奴が〈晴れがましい顔〉をするなんて許せない、そんな〈晴れがましい顔〉なんかぺしゃんこにしてやろうと思った。
-
警察に登録していない〈もぐりの探偵〉は依頼者が殺され、この依頼者には既に調査報告をし、料金ももらっていたが、〈もぐりの探偵〉ならではの調査方法でこの殺人事件解決に挑んだ。
-
結局なんの罪にも問われなかったが探偵業法違反等で警察に取り調べられた私は探偵をやめ、いい歳をして無謀にも誰にも評価されていない小説で生きて行こうと決めた。
-
1972年2月、連合赤軍により長野県で十日間に及ぶ警察との銃撃戦がなされ、それに引きかえその頃から新宿の路上で詩集売りを始めた俺には銃撃戦などには足元にも及ばない少しだけ変ったことがあり、少しだけ変った人々に出会った。
-
接点がないように思われていた戦後昭和の傑物二人は若い頃ある約束をしていた。
太平洋戦争後間もない頃、夜、東京の大久保の神社で、まだハタチ前の戦後昭和の傑物二人は遭遇し、明方ある約束をした。
成人向けの内容が含まれる書籍が 1 件あります。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。