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『高栁憲昭、1円~(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

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    ★ 伝統校の名指導者が実践する
    レベルアップのコツがよくわかる!

    ★ 基本の射法八節を完全マスター!

    ★ 「皆中」を目指すテクニック!

    ★ 実戦に活きる練習メニュー!

    ★ 競技会で結果を出すチーム作り!

    ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

    弓を通じて得た友人・教え子達は私の人生の宝です。
    読者の皆様にも、同じようなめぐりあいが
    訪れることを心より願っています。

    弓の歴史は後期旧石器時代(1~2万年前)とされ、
    人間が野獣状態をのりこえた最大の要因は
    火と弓の使用であったとされています。
    日本でも各地で黒曜石の石鏃(石製のやじり)が
    多数出土しています。
    このように武器として発明された弓は、
    やがて近代スポーツとして登場しました。

    弓は物理的鍛錬と精神的修練の融合した、
    より高い人間形成を目指してはじめて
    上達するスポーツであり、的と自己との対決の中に
    中(あた)りとはずれがあります。
    その背後には、射手の心が反映します。
    的に向かい合うことは
    自分の心と向かい合うことであります。
    武士は自分に克つ強靭な精神力、
    人格の陶冶の道を武道によって培ったのでした。
    江戸時代、そういった意味で
    武芸十八般の中の筆頭に弓術があったのです。

    こうした武道の心と明るく楽しい近代的なスポーツ性が
    融合しているのが現代の弓道ではないでしょうか。

    そして、激しい運動ではないので性別を問わず、
    生涯スポーツとして最適なのです。

    私は生徒が澄んだ目で、
    真剣に的を狙う姿が素晴らしいと思っています。
    このような生徒が一人でも多く育つことは、
    今後の日本をよりよくすることにも
    つながると思っております。

    礼に始まり、礼に終わる、そんな心が
    今や大切となっている現代ではないでしょうか。
    クラブ活動はそんな意味でも
    大きな意義があると信じております。

    本書が弓の上達はもとより、
    弓の楽しさを増す一助となれば
    これに勝る喜びはありません。

    高栁憲昭

    ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

    ☆PART1
    弓道を楽しむために
    * POINT01
    部員が協力し合い運営する
    * POINT02
    一年間を通して練習や試合、合宿や行事が行われる
    * POINT03
    道場はマナーを守り、礼儀正しく使用する
    ・・・など全10項目

    ☆PART2
    新入生のための弓道入門
    * POINT11
    行射の基本動作となる射法八節を知る
    * POINT12
    弓と矢を持たず射法八節を覚える
    * POINT13
    ゴム弓で行射の感覚を身につける
    ・・・など全10項目

    ☆PART3
    レベルアップするための射法八節
    * POINT21
    足踏みで弓を引く土台をつくる
    * POINT22
    体を安定させ呼吸と体勢を整える
    * POINT23
    弦に右手をかける取懸けを習得する
    ・・・など全12項目

    ☆PART4
    部を強くするための取り組み
    * POINT33
    技術向上できる練習法を取り入れる
    * POINT34
    集団生活でチームの親睦を深める
    * POINT35
    肩や背中、腕まわりの筋肉を向上させる
    ・・・など全5項目
    *コラム 主将の役を終えるにあたって

    ☆PART5 弓道を上達したい!
    生徒からの質問状
    * POINT38
    道具選びの目安を知る
    * POINT39
    的中のよい行射を選ぶ
    * POINT40
    本場に強い気持ちを養う
    ・・・など全4項目

    ☆PART6
    試合を知る
    * POINT42
    競技会に参加する
    * POINT43
    礼射系と武射系の動作の違いを知る
    * POINT44
    行射作法の手順を知る

    ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆

    高栁 憲昭
    慶應義塾中等部 弓術部師範
    東京教育大学卒業。大学3年時に弓道部を設立、
    小沼英治範士、亀岡武範士、大牧谷治範士、
    安沢平次郎範士、安藤清兵衛師範らの指導を受ける。
    4年時にアーチェリーを始め、
    その後全日本アーチェリー連盟役員、
    また世界大会およびモントリオール五輪で
    アーチェリー日本選手団監督を務め、
    メダリストを育成。
    銀メダル監督としてスポーツ功労賞を受賞。
    1960年から慶応中等部教諭として勤務の傍ら、
    弓術部部長として45年間に
    延べ800人以上の部員を指導。
    2004年の全国中学生弓道大会において男子団体3位、
    女子団体準優勝、個人女子4位。
    2005年は男子団体3位、女子団体準優勝。
    2006年は女子団体優勝、個人女子準優勝。
    2010年は男子団体優勝、女子団体3位に導く。
    現在も中高の弓術部を指導している。
    東京都中学校弓道連盟会長、関東中学校弓道連盟会長、
    慶応義塾中等部弓術部師範。
    弓道5段、アーチェリー9段・師範。
    1994年に文部大臣表彰、
    1998年に藍緩褒章受賞。
    モンゴルのアーチェリー選手の指導育成及び子供たちの弓指導、
    モンゴル弓との交流等の功績により、
    モンゴル政府よりスポーツ名誉勲章を贈られる。
    2014年、旭日双光章を授与される。

    ※ 本書は2012年発行の
    「部活で大活躍できる!弓道 最強のポイント50」
    を元に加筆・修正を行った新版です。


  • ★ 弓道・アーチェリー関係者必読!

    ★ 江戸から現代まで、
    名手たちの逸話で紡ぐ 「不朽の美」。

    ★ 藩を背負って挑んだ男たち、
    永遠のライバル関係、
    史実に名を遺す英雄・・・。


    ◆◇◆ プロローグ ◆◇◆

    「通し矢」は、京都三十三間堂(蓮華王院)で行われた
    江戸時代の伝統的行事であった。
    三十三間堂の西外側の広縁で、
    三十三間(約120メートル)の軒下を、
    南端に坐って北端まで、強弓で競射し、
    一昼夜にどれほど射通せるかの競技であった。
    その当時、武士はその藩の名誉にかけて、
    腕を競ったものである。

    この通し矢は、
    もともと中世まで行われた正月の宮中行事に、
    その源があるといわれてる。
    とくに文禄年間、関白豊臣秀吉が、
    通し矢を試みたが、
    残念ながら満足な結果はえられなかった。
    しかしその頃より、
    競射が盛んになり、やがて江戸時代に入り、
    天下の武芸者が、
    その名誉をかけて競争したことは、本書に詳しい。

    三十三間堂内の外陣に、多数の掲額があるが、
    それは江戸時代盛んであった通し矢の優勝記録として、
    掲げられたものである。

    この通し矢の伝統を受け継ぐ競技が、
    現在全国大会として行われている。

    毎年一月の中旬の日曜日に、
    京都弓道連盟と三十三間堂本坊妙法院門跡とが、
    共催する競射会である。

    その年に成人を迎えた青年男女に、
    加えて主に全国から参加した有段者と大学生が、
    競射する大会である。

    高栁憲昭(たかやなぎのりあき)先生の新刊
    『京都三十三間堂投資や列伝』は、
    歴史ある伝統行事の通し矢の歴史と
    その栄誉を担った武芸者たちの顕彰碑である。

    しかも、現在競射に用いている
    弓と矢の日々進歩を遂げている制作にも光を当て、
    その苦労譚を記している。

    高栁先生は、日本アーチェリー協会の重鎮で、
    日本学生アーチェリー連盟を創立されたり、
    全日本アーチェリー連盟の設立に尽力されるなどされている。

    スポーツの指導育成の功により、
    平成10年には藍綬褒章、又、
    平成26年には旭日双光章を受章された。

    先生のこの高著によって、
    日本弓道界に対する関心が昂まり、
    全日本弓道連盟や日本アーチェリー協会が
    ますます発展されんことを期待してやまない。

    三十三間堂本坊 妙法院門跡
    門主 菅原 信海

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