『しのはら史絵(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
1 ~4件目/全4件
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「五つで忘れる」
親族の背後に子供が並び立つ夢。
白装束の女が囁く呪いのお告げとは…
「絶対に忘れない」より
危険と知りつつ覗かずにはいられない、禁断の書。
呪いづくし実話怪談!
「呪い」「呪物」に纏わる実体験、体験者への聞き書きを集めた実話怪談集。
南東北の村で我流の呪願を続けた女の末路…「かしりのはて」黒木あるじ
山間の村を訪れる呪い屋が授けた禁断の呪具…「簪」嗣人
不審死を遂げた伯父宅の床下から出てきた甕…「醤油の家」蛙坂須美
除霊の儀式中に出てきたモノが発した呪いの予言…「鬼行」八木商店
樹海で拾ったロープに宿る呪力…「例の箱」住倉カオス
按摩師兼拝み屋の男に送られてきた呪いの風…「言呪」営業のK
異様な太り方をするようになった原因は謎のしゃぶしゃぶ店の肉…「豚王の呪い」
乗る者すべてを不幸にする風俗店の曰く付き送迎車…「理不尽な呪い」夜行列車
母の遺品から出てきた呪い日記に綴られた呪法…「知らぬ間に」
人死があった祟りの井戸水を飲む男…「呪恋」他、全23話収録。
業の深い話ばかりを封印した本書こそ、すでに一つの「呪物」なのかもしれない。 -
あの子は大きすぎ
小さい子は物足りない
八つ裂きに〈手ごろ〉なのは…
ある日とり憑かれた残虐衝動。
岡山の風習〈ホトホト〉、旧家の座敷牢
繋がる恐怖の因縁とは?
「ハリコサンとテディベア」より
著者渾身の単著デビュー作、鎮魂の恐怖実話!
実話怪談に魅せられ、「板橋怪談会」ほか精力的に怪談の生語り会を主催してきた著者が書き下ろす渾身の初単著。
・妊娠した妻に付き纏う不気味な男の子。不幸にも出産に至らなかったが、夫にはその心当たりが…「食べるべからず」
・聴覚過敏で物事に集中できない少女。自らを発達障碍と疑うがその原因は鬼と母に…「チェンジ・ザ・ワールド」
・ゴミ捨て場から持ち帰ったぼろぼろのテディベア。繕ったそばから生まれる残虐な衝動の因縁とは…「ハリコサンとテディベア」
・戦後間もない明石で孤児を救った幻の歌…「赤卒」
…他、亡き仲間と全ての霊に捧げる畏怖と鎮魂の怪奇譚! -
趣味――それは、他人には理解しがたい事物を、心行くままに楽しむ時間。本来は同じ趣味を持つ者、あるいはひとりで没入するものであるが、ときにそんな〝閉じた〟はずの世界に、招かれざる闖入者が現れることがある。
特殊な趣味が招き寄せた、人非ざるモノ、常ならざる存在、身を貫くような悪意……〝怪異〟である。
一風変わった趣味を持つ人々が遭遇した恐るべき怪異を、正木信太郎(『異職怪談』)、しのはら史絵(『弔い怪談 葬歌』)、夜馬裕(三代目怪談最恐位/『厭談 祟ノ怪』)、若本衣織(『実話怪談NEXT』)が紡ぐ。
トレイルランニングで訪れた山で遭遇した恐るべきもの、懸賞マニアのもとに届けられる謎の当選通知、球体関節人形作りのサークルで出会った不気味な受講生、ソロキャンパーのテントを襲った恐怖、道路標識マニアを引き寄せる驚愕の因縁、山奥の廃ホテルで廃墟愛好家を襲う戦慄の足音……など、21の怪異譚を収録。
怪異はあなたのそばに広がっている。趣味にまつわる戦慄の実話怪談アンソロジー! -
怪異――それは常世と隠世(かくりよ)を結ぶ奇妙な体験。
怪異を蒐集していると時に変わった職業に行き当たることがある。
池に落ちたボールを拾うゴルフボールダイバー、弱った木々を治療する樹木医、伝書鳩を育てる伝書鳩ブリーダー……。そうした特殊な職業についている人々が体験する怪異は、一味も二味も変わっていることが多い。鮨職人が目撃した謎の「のっぺらぼう」の正体。死の香りを嗅ぎ分けるフレーバリスト。シューフィッターのもとにやってきた不気味なフジツボ男。路線バス運転手が遭遇したもの言わぬ乗客たち……。
「私の体験をどうか最後まで聞いてください……」
隠世はあなたのすぐ傍にも広がっている。独特な余韻を残す〈実話〉怪異譚アンソロジー。
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