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『寺地はるな(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~30件目/全30件

  • 飛鳥井千砂、嶋津 輝、高山羽根子、寺地はるな、雪舟えまの豪華執筆陣による、テーマ読み切り競作「冠婚葬祭」。米澤穂信、シリーズ最新作「倫敦スコーンの謎」掲載ほか。/【目次】【小鳩君と小佐内さんが活躍する、シリーズ最新短編!】倫敦(ロンドン)スコーンの謎 米澤穂信●年に一度のお楽しみ、シリーズ最新作。今回は小佐内さんの小市民的スクール・ライフのために小鳩君が知恵を貸します/【読切特集「冠婚葬祭」】もうすぐ十八歳 飛鳥井千砂●〈冠〉“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う/ありふれた特別 寺地はるな●〈冠〉成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描く、じんわり温かな物語/二人という旅 雪舟えま●〈婚〉家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”/漂泊の道 嶋津 輝●〈葬〉 葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた/祀りの生きもの 高山羽根子●〈祭〉 神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま/【小説】明治殺人法廷 第2回 芦辺 拓●明治二〇年冬、保安条例によって東京を追われる民権派の人々。その中には探訪記者・筑波の姿もあった/かなり具体的な提案 犯罪相談員〈4〉 石持浅海●あいつは彼女を見捨てたうえ、私のことも裏切った。恨みを晴らすべく、相談員との会話にヒントを得て行動を起こすが……/1(ONE) 中編 加納朋子●町で起こった騒動を経て、我が家に仔犬がやって来たが……。〈駒子〉シリーズ最新作!/きみのかたち 第5回 坂木 司●待ちに待った、新五年生としての初登校。でも、学校ではいろんなことが変わっていて……/特撮なんて見ない 第5回 澤村伊智●脅迫状や主演の演技など問題が続出する中、真帆が怪獣のスーツアクターとしてスカウトしたのは?/記憶の対位法 第3回 高田大介●祖父の遺した黒い箱には、謎そのものが入っていた。ジャンゴは意外な人物の助力のもと、探究に乗り出す/モンドールの理由 近藤史恵●「松島くんが、この業界に残りたくなるような料理を作ってよ」羽田野さんの難題に三舟シェフはどう応えるのか……/刑事何森 エターナル 丸山正樹●飯能のラブホテルで発生した殺人事件。被疑者が残した「ラッソン」の意味とは?/オークの心臓集まるところ サラ・ピンスカー 市田 泉 訳●古いバラッドについての推理は、恐るべき真相に近づき……二〇二二年ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作/【特別企画】矢吹駆連作の舞台裏 笠井 潔/【ESSAY】装幀の森 第4回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第6回(最終回) 北村 薫・有栖川有栖・宮部みゆき/翻訳のはなし 第6回 声が大事なんです 市田 泉/【COLUMN】ひみつのおやつ*砂糖湯と食パン 榎田ユウリ/私の必需品*たった4分のエール 内山 純/【INTERVIEW 期待の新人】荻堂 顕/【INTERVIEW 注目の新刊】『水底のスピカ』 乾 ルカ/『青木きららのちょっとした冒険』 藤野可織/【訃報】追悼 津原泰水 北原尚彦・紅玉いづき/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 1,485(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    できないことは、できません。
    やりたくないことも、やりません。

    三葉雨音は他人に感情移入できない26歳。
    同僚星崎くんの退職を機に、仕事を辞める。
    他人に興味を持たない長所を見込まれ三葉は
    「お見舞い代行業」にスカウトされ、
    移動手段のないお年寄りの病院送迎や雑用をする「しごと」をはじめる。

    文芸界の注目著者が「めんどうな人」の機微を描く!
  • 前職の人間関係や職場環境に疲れ果て退職した茉子は、親戚の伸吾が社長を務める小さな製菓会社「吉成製菓」に転職する。
    父の跡を継いで社長に就任した頼りない伸吾、誰よりも業務を知っているのに訳あってパートとして働く亀田さん。やたらと声が大きく態度も大きい江島さん、その部下でいつも怒られてばかりの正置さん、畑違いの有名企業から転職してきた千葉さん……。
    それぞれの人生を歩んできた面々と働き始めた茉子は、サービス残業や女性スタッフによるお茶くみなど、会社の中の「見えないルール」が見過ごせず、声をあげていくが――。
    一人一人違う〈私たち〉が関わり合い、働いて、生きていくことのかけがえのなさが胸に響く感動長編!
  • 誰からも愛された弟には、誰も知らない秘密があった。突然姿を消した弟、希望(のぞむ)。行方を追う兄の誠実(まさみ)は、関係者の語る姿を通し弟の持つ複数の顔を知る。本当の希望(のぞむ)はどこにいるのか。記憶を辿るうち、誠実もまた目をそらしてきた感情と向き合うこととなる――。痛みを抱えたまま大人になった兄弟が、それぞれの「希望(きぼう)」を探す優しいエールに満ちた物語。文庫化にあたり、書下ろし短篇を収録。(解説・山中真理)
  • 人生の節目で催される行事を総じて冠婚葬祭という言葉があります。冠は成年として認められる成人式を、婚は婚姻の誓約を結ぶ結婚式を、葬は死者の霊を弔う葬式を、祭は先祖の霊を祀る祭事を指します。四つの行事は、人生の始まりから終わりへ、そして当人が死してなおその先まで縁を繋いでいきます。故に冠婚葬祭は多くの物語で描かれてきましたが、連綿と変わりなく続いているように見えながら、私たちの社会や文化と同じように絶えず変化が生まれているはずです。現在の、そしてこれからの私たちと冠婚葬祭をテーマに書かれた六つの短編小説からなる文庫オリジナル・アンソロジー。/【目次】もうすぐ十八歳=飛鳥井千砂/ありふれた特別=寺地はるな/二人という旅=雪舟えま/漂泊の道=嶋津輝/祀りの生きもの=高山羽根子/六年目の弔い=町田そのこ
  • いつか田舎の村を出て上京し、自分の人生を切り拓くことを夢見る天。天の幼馴染で、彼女に特別な感情を抱く藤生。その藤生を見つめ続ける、東京出身で人気者のミナ。佐賀の村で同級生だった3人は、中学卒業前、大人になったそれぞれに充てた手紙を書いて封をした。時は流れ、福岡でひとりで暮らす30歳の天のもとに、東京で結婚したミナから、あの時の手紙を開けて読もうと連絡が来て――。他者と自分を比べて揺れる心と、誰しもの人生に宿るきらめきを描いた、新しい一歩のための物語。
  • 同じ地方都市に生まれ育ち現在もそこに暮らしている3人。4歳の娘を育てるシングルマザー、朱音。朱音と同じ保育園に娘を預ける専業主婦、莉子。マンション管理会社勤務の独身、園田。いじめ、モラハラ夫、母親の支配。心の傷は恨みとなり、やがて……。「生きる」ために必要な救済と再生をもたらすまでのサスペンス。
  • 大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、願い事を叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。ここで働くのはどこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフに花や植物の管理。お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、ふとしたきっかけで動き出し――。毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする温かな物語。
  • 638(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    松岡清澄、高校一年生。一歳の頃に父と母が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するが(「みなも」)。いつまでも父親になれない夫と離婚し、必死に生きてきたけれど、息子の清澄は扱いづらくなるばかり。そんな時、母が教えてくれた、子育てに大切な「失敗する権利」とは(「愛の泉」)。世の中の〈普通〉を踏み越えていく、清々しい家族小説! 第9回河合隼雄物語賞受賞作品。
  • 1,760(税込)
    著:
    寺地はるな
    レーベル: ――
    出版社: 光文社

    行き場のない母子を守る「のばらのいえ」は、志道さんと実奈子さんが、「かわいそうな子どもを救いたい」と理想を掲げ営む家。そこで育った祐希は、未来のない現実から高校卒業と同時に逃げ出した。十年後のある日、志道さんが突然迎えに来る。しらゆきちゃん、べにばらちゃんと呼ばれ、幼少の頃から一心同体だった紘果を置いてきたことをずっと後悔してきた祐希は、二度と帰らないと出てきた「のばらのいえ」に戻る決意をするが。
  • 1,650(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: ――
    出版社: 双葉社

    カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。
  • 蜂蜜をもうひと匙足せば、あなたの明日は今日より良くなる──。「明日なんて来なければいい」と思っていた中学生のころ、碧は見知らぬ女の人から小さな蜂蜜の瓶をもらった。それから十六年、三十歳になった碧は恋人の故郷で蜂蜜園の手伝いを始めることに。頼りない恋人の安西、養蜂家の黒江とその娘の朝花、スナックのママをしているあざみさん……さまざまな人と出会う、かけがえのない日々。心ふるえる長篇小説。
  • 三十一歳独身、文具メーカーの経理部に勤める椿は、出奔した妹の子ども・朔と暮らすことに。毎日の子育て、更に勉強も運動も苦手で内にこもりがちな朔との生活は、時に椿を追いつめる。自分が正しいかわからない、自分の意思を押しつけたくもない。そんな中、
    どこかで朔を「他の子」と比べていることに気づいた椿は……。
    解説 村中直人

    「誰かのこと、嫌いって言ってもいいよ。家ではね」
    注目作家・寺地はるなが描く「良い子」の定義とは。
  • 1,760(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: ――

    僕の祖父には、秘密があった。

    終戦後と現在、ふたつの時代を「カレー」がつなぐ
    絶品“からうま”長編小説

    ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった孫息子・桐矢。カレーを囲む時間だけは打ち解ける祖父が、半世紀の間、抱えてきた秘密とは――ラスト、心の底から感動が広がる傑作の誕生です。


    【感動の声、続々!】

    「ひとの持つどうしようもなさ、そこから生まれる愛おしさ。味わい深く余韻ある作品」――町田そのこさん

    「あの時代を生きてきた祖父と、この時代を生きているぼく。どうしようもない噛み合わなさと、どう向き合うか。いま必要なテーマをじっくり煮込んだこれぞテラチ風味の極うま長篇」――瀧井朝世さん

    カバー撮影/山本まりこ
  • 人知れず抱える居心地の悪さや寂しさ。
    そんな感情に寄り添い、ふと心を軽くする物語


    「コードネームは保留」
    楽器店で働く優香は、人知れず“殺し屋”の設定を生きることで、
    味気ない日々をこなしていた。

    「タイムマシンに乗れないぼくたち」
    新しい街に馴染めない「ぼく」は、太古の生物が好きで、博物館が唯一落ち着く場所だった。
    ある日、博物館で“現実逃避”をしているスーツ姿の男性と出会い――

    「夢の女」
    死んだ夫のパソコンに残されていた小説原稿。
    それは、夫と「理想の女」が主人公のSF小説だった。

    「深く息を吸って、」
    息をひそめるように日々を過ごすかつての「きみ」に、私は語りかける。

    「対岸の叔父」
    町いちばんの変わり者、それがぼくの叔父さんだった。
  • 違法カジノで働いていた長谷眞・通称ハセと相棒の沖遼太郎は、偽宝石を女に売りつけて200万円作る必要があった。沖のミスで背負った借金を返すためだ。ようやく目標額に達したと思ったのもつかの間、騙したはずの女に奪い返され無一文に。借金返済のリミット目前、絶体絶命のハセは、今度は老人を騙すことを思いつくが――。話題作連発の著者による感動作!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    大阪で曽祖父の代から続くワイナリーを営み、発展させてきた母が亡くなった。美しく優秀な母を目標にしてきた姉の光実と、逃げてばかりの人生を送ってきた弟の歩は、家業を継ぐ決意をする。うつくしい四季の巡りの中、ワインづくりを通し、自らの生き方を見つめ直していく双子の物語。
  • 「みんな」と同じ事ができない兄と、何もかも平均的な妹。ガラス工房を営む二人の10年間の軌跡を描いた傑作長編。

    大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作! 相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。
  • 大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったい、なぜ――? だが、その行動は、いつしか町の人たちを少しずつ変えていく。 さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。
  • 時田翼32歳、農協勤務。九州の田舎町で、大酒呑みの父と二人で暮らしている。趣味は休日の菓子作りだが、父は「男のくせに」といつも不機嫌だ。そんな翼の日常が、真夜中の庭に現れた“ゆず泥棒”との出会いで動き出し……(「大人は泣かないと思っていた」)。恋愛や結婚、家族の「あるべき形」に傷つけられてきた大人たちが、もう一度、自分の足で歩き出す──色とりどりの涙が織りなす連作短編集。
  • 1,760(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    魔法みたいに強い言葉はいらない。わたしの“声”を取り戻したい。

    日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。

    「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
  • 1,650(税込)
    著:
    寺地はるな
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。 そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店。 何事にも自信を持てなかった妙だが、ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる。 人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心のすきまにしみこむ温かな物語。 選考委員の満場一致で選ばれた、第四回ポプラ社小説新人賞受賞作。
  • 1,760(税込)
    著:
    寺地はるな
    イラスト:
    福田利之
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    大阪の北部に位置する蛍石市にある老舗遊園地「ほたるいしマジカルランド」。「うちはテーマパークではなく遊園地」と言い切る名物社長を筆頭に、たくさんの人々が働いている。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフ、花や植物の管理……。お客様に笑顔になってもらうため、従業員は日々奮闘中。自分たちの悩みを裡に押し隠しながら……。そんなある日社長が入院したという知らせが入り、従業員に動揺が走る。
  • 空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、その全てに反発する姉、そして思い付きで動く適当な祖父と比較的まともな祖母。そんな家の長男として生まれた山吹は、幼い頃から皆に合わせて成長してきた。だけど大人になり彼らの《嘘》がほどかれたとき、本当の家族の姿が見えてきて――?
    これは破綻した嘘をつき続けた家族の、とある素敵な物語!
  • 1,650(税込)
    著者:
    寺地はるな
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    圧倒的共感度で大注目の著者が贈る“人生がいとおしくなる”恋愛小説。ためらいなくつないだ手を、離せるように、隣を歩くあなたを信じたい。世の中の「あたりまえ」につまずいてばかりいた万智子。でも、自分のままでいたいと願うことで世界は変わってゆき……。砂丘の町で育った万智子は大阪の税理士事務所で働く24歳。顧客のウエディングドレスサロンのオーナー了さんに頼まれ、週末だけお手伝いのアルバイトをすることに。了さんに連れていかれた「あつまり」で万智子は美しくてかっこいい年上の女ともだちに出会う。そんなある日、サロンに早田さんという男性が現れ、人生はじめての「恋」のときめきを感じる万智子だったが……。きれいになるのは誰のためかをぜったい間違えたらあかんでー自分を好きになりたい万智子の、小さな勇気を抱きしめたくなる成長物語。
  • 夫・宏基と別居中の弓子は、アパートの隣人・楓と時々一緒に食事をする仲だ。別居後すぐに宏基は失踪したのだが、ある日義理の母から、故郷の島で宏基を見かけた人がいる、という話を聞かされる。執拗に言い寄ってくる社長がいやになり会社をやめた楓と、職探し中の弓子は、気分転換と休息を兼ねて島への旅に出ることにした。女二人の旅の行く末は――。
  • 31名の人気クリエイターが語る、とっておきの“夜更けのおつまみ”。 読んだら一杯やりたくなること間違いなし!おいしい記憶がたっぷり詰まった珠玉のエッセイ・アンソロジー。巻末にはキリンビールとコラボし、noteで開催したコンテスト大賞受賞作も掲載!
  • ようこそ! すこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」の世界へ――。マスコットの「招きうさぎ」が目印の商店街を舞台に、七名の人気作家が描く、ほっこりおいしい物語。お気に入りのお店がきっと見つかりますよ。≪文庫オリジナル≫
  • 1,760(税込)
    著:
    寺地はるな
    イラスト:
    唐仁原多里
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったいなぜ――? さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。
  • 1,650(税込)
    著:
    寺地はるな
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    実家である天瀬ワイナリーを営み発展させてきた母が、突然倒れ、かえらぬ人となった。優秀で美しい母を目指して生きてきた双子の姉・光実(みつみ)と、二十六歳になっても逃げることばかり考えている弟・歩(あゆむ)は、自分たちを支えてくれていた母を失い、家業を継ぐ決意をする。 デビュー作『ビオレタ』で高い評価を集めた期待の新鋭による、優しい涙がこみあげる感動作。

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