『エッセイ、片岡義男(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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〈今日の夕食は何にしようかなと思案しながら、
夕暮れの靖国通りをひとり歩く幸せ。〉
幸福な食事はどこにある?
神保町、下北沢、京都……専用スプーンを胸にひそませ、今日も続くカレー漂流。
そして青春の食事には、餃子ライスが必要だ。はたしてそんな食事は見つかったか。
記憶と幻想で紡がれる物語。
* * *
1 カレーライスは漂流する
母親の黄色いカレーライス
今日はカレーライスよ!
どんなカレーライスにももはや驚かない
火事を見ながらカレーライス
木製の専用スプーン
京都カレーライス再訪
鴨南蛮カレーうどん、ナインボール
カツカレーのはしご
白いご飯はありますか
涙も一緒にスプーンで食べた
僕のカレーライスにはお肉をたくさん入れてください
カレーライス小説を考える 他
2 餃子ライスはひとりで食べる夕食の幸せ
どしゃ降り餃子ライス
珈琲にしましょうか
なんとかならないかしら
僕の餃子は二人前
消しゴムを買う
今夜はひとり飯 -
自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。自分の頭の中から、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるペン、インクの色、そしてノートブックとは―。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。
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今、美味しい「食」エッセイといえば、片岡義男! 街で歩き、街で食べる。希代のエッセイストの食べものにまつわるエトセトラ。
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Saddam is still playing fun and games with the U.S.A. and not taking the U.S. seriously.(サダムはアメリカを相手にふざけた態度を取り続けています。アメリカの言うことを真剣に受けとめようとはしていないのです。)これは14年前のパパ・ブッシュの演説。アメリカのテレビのニュース番組だけで湾岸戦争を追うという著者の試みを今読み直すと、アメリカの輪郭とそこに映る日本の姿がはっきり浮かんでくる。ことばの海から現代を見つめる視点をピックアップする長編エッセイ。
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