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コアミックス作品コイン50%還元

過去の直木賞受賞作(2011年~2023年)

1 ~26件目/全26件

  • 2,200(税込)
    著:
    垣根涼介
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    史上最も無能な征夷大将軍
    やる気なし
    使命感なし
    執着なし
    なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?

    動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。
    足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
    一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。
    後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。
    怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。

    混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、
    何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
    幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。
  • 1,870(税込)
    著:
    永井紗耶子
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!
    ご購入いただいた方全員に、声優・関智一さんによる冒頭部分の朗読、20分のフルバージョンをスペシャルプレゼント! 巻末に掲載された二次元バーコードあるいはURLからお聴きいただけます。※購入者特典は事前の予告なく掲載が終了する場合があります。
  • 2,420(税込)
    著者:
    小川哲
    出版社: 集英社

    【第168回直木賞受賞作!】
    【第13回山田風太郎賞受賞作!】

    「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」

    日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

    ひとつの都市が現われ、そして消えた。
    日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。
  • 1,870(税込)
    著:
    千早茜
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!
  • 1,500(税込)
    著:
    窪美澄
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。

    コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。
  • 1,760(税込)
    著者:
    米澤穂信
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    信長を裏切った荒木村重と囚われの黒田官兵衛。二人の推理が歴史を動かす。

    本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。
  • 2,200(税込)
    著者:
    今村翔吾
    出版社: 集英社

    越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ、やがて後継者と目されるようになる。匡介は絶対に破られない「最強の楯」である石垣を作れば、戦を無くせると考えていた。両親や妹のような人をこれ以上出したくないと願い、石積みの技を磨き続ける。秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次(きょうごくたかつぐ)より琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。一方、そこを攻めようとしている毛利元康は、国友衆(くにともしゅう)に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作って皆に恐怖を植え付けることこそ、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎(げんくろう)は、「飛田屋を叩き潰す」と宣言する。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。どんな攻めをも、はね返す石垣。どんな守りをも、打ち破る鉄砲。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
  • 2,310(税込)
    著者:
    佐藤究
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元!

    メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国〈アステカ〉の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。
  • 夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
    臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。

    第159回直木賞受賞作。

    ※この電子書籍は2018年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 1,012(税込)
    著:
    門井慶喜
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    第158回直木賞受賞作、待望の文庫化!

    『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』など数多くの傑作を残してきた宮沢賢治。
    清貧なイメージで知られる彼だが、その父・政次郎の目を通して語られる彼はひと味違う。
    家業の質屋は継ぎたがらず、「本を買いたい」「製飴工場をつくってみたい」など理由をつけては、政次郎に金を無心する始末。

    普通の父親なら、愛想を尽かしてしまうところ。
    しかし、そんなドラ息子の賢治でも、政次郎は愛想を尽かさずに、ただ見守り続ける。
    その裏には、厳しくも優しい“父の愛”があった。やがて、賢治は作家としての活動を始めていくことになるが――。

    天才・宮沢賢治を、父の目線から描いた究極の一冊。
  • 935(税込)
    著:
    佐藤正午
    レーベル: ――
    出版社: 岩波書店

    あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。
  • 近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。
  • 2次予選での課題曲「春と修羅」。この現代曲をどう弾くかが3次予選に進めるか否かの分かれ道だった。マサルの演奏は素晴らしかった。が、明石は自分の「春と修羅」に自信を持ち、勝算を感じていた……。12人が残る3次(リサイタル形式)、6人しか選ばれない本選(オーケストラとの協奏曲)に勝ち進むのは誰か。そして優勝を手にするのは――。
  • 594(税込)
    著者:
    荻原浩
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    主の腕に惚れて、有名俳優や政財界の大物が通いつめたという伝説の理髪店。僕はある想いを胸に、予約をいれて海辺の店を訪れるが…「海の見える理髪店」。独自の美意識を押し付ける画家の母から逃れて十六年。弟に促され実家に戻った私が見た母は…「いつか来た道」。人生に訪れる喪失と向き合い、希望を見出す人々を描く全6編。父と息子、母と娘など、儚く愛おしい家族の小説集。第155回直木賞受賞作。
  • 第154回(2016年)直木三十五賞

    女という圧倒的リアル! 直木賞受賞作
    去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。
    江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。

    女が映し出す男の無様、そして、真価――。
    太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。
    身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。
    時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。
    男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。
    選考会時に圧倒的支持で直木賞受賞。遂に文庫化!

    解説・瀧井朝世
  • 968(税込)
    著:
    東山彰良
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。激動の歴史に刻まれた一家の流浪と決断の軌跡をダイナミックに描く一大青春小説。選考委員満場一致、「二十年に一度の傑作」(選考委員の北方謙三氏)と言わしめた直木賞受賞作。<解説:ロバート・ハリス>
  • 1,012(税込)
    著者:
    黒川博行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    第151回直木賞受賞作にして、エンタメ小説の最高峰。 続編『喧嘩』の冒頭も特別収録!!

    「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」
    映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが――。
    第151回直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!
    2016年12月刊行予定の、『破門』の続編『喧嘩』冒頭を収録した電子特別版!!
  • 836(税込)
    著:
    朝井まかて
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    樋口一葉の師・中島歌子は、知られざる過去を抱えていた。幕末の江戸で商家の娘として育った歌子は、一途な恋を成就させ水戸の藩士に嫁ぐ。しかし、夫は尊王攘夷の急先鋒・天狗党の志士。やがて内乱が勃発すると、歌子ら妻子も逆賊として投獄される。幕末から明治へと駆け抜けた歌人を描く直木賞受賞作。
  • 701(税込)
    著:
    姫野カオルコ
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    昭和三十三年滋賀県に生まれた柏木イク。気難しい父親と、娘が犬に咬まれたのを笑う母親と暮らしたのは、水道も便所もない家。理不尽な毎日だったけど、傍らには時に猫が、いつも犬が、いてくれた。平凡なイクの歳月を通し見える、高度経済成長期の日本。その翳り。犬を撫でるように、猫の足音のように、濃やかで尊い日々の幸せを描く、第150回直木賞受賞作。
  • 550(税込)
    著者:
    桜木紫乃
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    【第149回直木賞受賞作】北国の湿原を背にするラブホテル。生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開く――。恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。ささやかな昂揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。
  • 649(税込)
    著:
    朝井リョウ
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
  • 都に出て本物の絵師になる――武家から養家に出された能登の
    絵仏師・長谷川信春の強い想いが、戦国の世にあって次々と悲劇を呼ぶ。
    身近な者の死、戦乱の殺戮……それでも真実を見るのが絵師。
    その焦熱の道はどこへ。
  • 大事なのは理想の絵に近づくこと――信長の世から秀吉の世へ。
    絵師の勢力も権力とともにうつろう。狩野永徳との対決、
    そして永徳の死を経て長谷川派は隆盛を迎える。そこに突然の悲劇が。
    「松林図屏風」誕生の真相。
  • 望むことは、罪ですか? 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系サイトで知り合ったDV男との逃避行──。普通の町に生きるありふれた人々に、ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる五篇。現代の地方の閉塞感を背景に、五人の女がささやかな夢を叶える鍵を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す。著者の巧みな筆が光る傑作。第147回直木賞受賞作!
  • 755(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか―。幽閉中の武士・戸田秋谷の気高く凄絶な覚悟と矜持を、九州豊後の穏やかな山間の風景の中に謳い上げる感涙の時代小説!平成23年度下半期・第146回直木賞受賞作!2014年、待望の映画化!
  • 1,012(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    直木賞受賞作、待望の文庫版を電子化!

    「お前には夢があるのか? オレにはある」

    研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
    圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
    特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。
    男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!
    第145回直木賞受賞作。

    池井戸潤、絶対の代表作。

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