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『文芸・小説、コスミック時代文庫』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全647件

  • 文化三年の江戸。耳袋の著者として知られる南町の名奉行、根岸肥前守は、役宅にとある人物を迎えた。しかも客としてもてなすだけでなく、南町奉行の顧問として難事件の探索にあたらせるという。
    なんとも不思議な話であったが、本当に奇妙なのはその当人の素性……諸葛亮太郎と名乗るその男は、みずからを天才軍師・諸葛孔明の生まれ変わりと称し、まさに三国志演義から抜け出てきたような人物だったのである。
    だがこの自称孔明、口ばかりではなく実力も本物のようで、がさつな剛腕同心・関五右衛門と実力派の女岡っ引・八千代を配下とし、解決不可能に見えた事件をあざやかな推理力で紐解いていく。
    期待の異色時代新シリーズ、いざ出陣!
  • 徳川吉宗の落とし胤、松平蘭之介。
    その首に懸けられた懸賞金は千両にも釣り上がり、復讐に燃える盗賊・鬼火、再起を賭ける浪人、博打に溺れた弓遣いなど、昼夜問わず次々と襲撃を受けることに。
    さらに斬ったはずの怪物・幻獣郎も執念の鍛錬を重ね、雪辱の時を待つ。狙う理由は違えど、江戸の剣客どもの標的はひとつに収斂していた。
    そんな中、尾張の宗春が放った刺客・藤島雅之丞が現れる。月光に溶け、姿を消す異形の剣――その三の太刀は、いまだ誰も受けきれぬ。
    満身創痍の蘭之介はその太刀を見切れるか。蘭之介の必殺・龍昇剣は、極限の一瞬にしか命を宿さぬ不完全な刃。月下、両者の剣の一閃が、運命を裁く!
    疾風怒濤の剣戟エンターテインメント、第二弾!!
  • 「お父っつあんを捜して欲しい」
    矢吹平八郎が住む地蔵長屋の隣に越してきた少女・おちよが頭を下げた。病の母親と小さな弟を抱えながら必死で働いて貯めた十文を差し出してきた。
    そんな健気なおちよのために一肌脱ぐことにした平八郎。突然、失踪した父親の幸助は仕事が終わると酒も飲まずに真っ直ぐ家に帰るような家族想い。
    ただ腕の良い錠前職人と聞き、きな臭さを感じた。というのも、最近巷で話題の凶悪非道な盗賊夜狐の藤吉一味は、易々と錠前破りをするという。
    かかわりあるかもしれないと睨んだ平八郎は、盗賊一味を調べ始める。果たして優しい父親に裏の貌はあるのか?
    情に厚い素浪人・平八郎、勢いで盗賊退治にまで乗り出すが、少女との約束を果たせるか!?︎
  • 凄腕の火盗改同心であった火渡弦之丞は、盗賊捕縛の役目中に突然倒れ、不本意な療養生活へと入る。生まれつき心の臓に問題があり、激しい運動には向かない体質であった。
    生き甲斐であった仕事を奪われ、日々を落胆して過ごす弦之丞を、女鍼灸師の花英が献身的に看病する。もはや弦之丞の捕方人生は終わったと誰もが思っていたが、鬼の平蔵の配下としてかつては悪党どもから狂犬と恐れられたこの男、こんなところでは終わらない。
    犬猿の仲であった八丁堀同心やその手下の岡っ引を仲間として引き入れ、司令塔として江戸の悪事を暴いていく。
    やがて浮かびあがってきたのは、因縁の敵である盗賊・夜鴉の不気味な影であった……。
    痛快新シリーズ始動!
  • すっかりと貧乏暮らしが身についた浪人・楠木兵馬。かつて学んだ知識を活かし薬師として働くかたわら、人足仕事などでほそぼそと食いつなぐ地味で平凡な侍である。
    だがこの男、じつは金をもらって悪党を処刑する……まさに悪で悪を討つ、闇の始末人なのであった。
    そんな二重生活が続くなか、兵馬は幼い子どもの誘拐事件にかかわることとなる。か細い手がかりの糸を手繰り寄せていくと、しだいに見えてきたのは、ある不気味な集落の存在であった。
    子どもたちを私兵とし、江戸無差別攻撃をたくらむ狂信者の一味に、とうとう兵馬の怒りが爆発する! そして、そんな兵馬を執拗に付け狙う謎の同心の正体とは……!?
    気鋭作家の時代活劇シリーズ第二弾。
  • 本業の医者仕事のかたわら、幕府公式の検屍官として忙しく立ちまわる西洋医の沢村伊織のもとに、ある日、南町奉行所の同心・鈴木順之助が訪ねてくる。
    伊織を含む数人が気まぐれにおこなう検疑会……過去の未解決事件をふたたび推理、検討する集まりを期待してのことであった。
    鈴木が持ちこんだのは、二十年ばかり前の大火後の吉原で起きた奇妙な刃傷沙汰。下手人の正体も目的もわからぬまま時は過ぎていたが、伊織のふとした閃きと町方の地道な捜査により、徐々にその全貌が浮かびあがってくる。
    だがその謎は、いま現在に起きた首無し死体の猟奇事件へと、かすかなつながりを見せるのであるが……。
    検屍官の名推理・好評シリーズ第二十弾!
  • 元・南町奉行所の定町廻り同心・日暮半睡は、今は岡っ引きの亀次郎の船宿に居候し、女の着物と芸者言葉を操るその姿は、かつて南町一の腕利きだった面影もない。
    しかし、のんびり余生を送るつもりだった半睡に、次々と訪れる難事件は休みを与えてくれなかったーー。
    花冷えの朝、薬種問屋「桔梗屋」で起きた惨劇。主人・宗右衛門と家人が殺され、三百両が奪われた。
    証言から浮かび上がるのは、左目近くにほくろを持つ女・お初。奉行所はお初を捕らえようとするが、亀次郎に担ぎ出された半睡は、証言の齟齬に疑念を抱く。
    やがて半睡は殺気を放つ剣客に付き纏われるようになって……。
    半睡の推理も剣も冴え渡る、大好評人情捕物帳シリーズ第三弾!!
  • 「御浪人様、わたくしの体を買うてくださりませ」──色香漂う武家の妻に呼び止められたのは、“江戸の守り神”と噂される正義の素浪人・豪木魂之介であった。
    だが、彼が女を全裸にした途端、畳の下から鑓穂が突き出してくる。魂之介の腕試しをしたのは大商人・丹波屋徳右衛門で、その腕を大金で買いたいという。
    丹波屋は、三代将軍家光の弟・駿河大納言忠長の五万両の埋蔵金をめぐり、美貌の後室・霧姫や凶暴な浪人集団・牙狼組を相手に三つ巴の暗闘を繰り広げていたのだ。
    その渦中に飛び込む天下御免の豪剣侍。果たして伊賀の女忍や刀腰女を哭かせて、欲望にまみれた争いに終止符を打てるのか!
    書下ろし番外篇「戸塚宿の夜に濡れる」も収録。時代娯楽の大傑作シリーズ、痛快な第三弾!!
  • 双子で生まれ忍びの里で育てられた小田浜藩城主の弟・小弥太。兄逝去の報と共に出自が明かされると、連れ去られるように城に上がる。
    兄と瓜二つの小弥太は、周囲に気づかれず城主に成りすませるが、日夜世継ぎづくりで、兄の正室や多くの女たちに囲まれてしまい……。
    そんな小弥太を、陰日向に支えるのは幼なじみの女忍・かがり。その術は、美貌の女中から堅物の姫君にまで催淫の効果があり、ウブな小弥太も容易に女たちを悦ばせることができた。しかし、寄ってくる女のなかには亡き父の側室など、妖しげな美魔女までいてーー。
    淫謀渦巻く小田浜藩で、小弥太はその正体を隠し、御家断絶の危機を救うことができるのか!?
    睦月淫法帖の大傑作、待望の復刊!!
  • 「死に神」に取り憑かれた老舗茶問屋の若旦那・松太郎を守って欲しいと言われ、矢吹平八郎は苦笑した。
    一月の間に辻斬りに襲われ、大川で溺れかけ、石段を転げ落ちたりと三度も死にかけた。だがいずれも運良くかすり傷で済んでいた。
    死に神などこの世にいるはずない。とはいえ給金が良い上に、助けたら礼金間違いなしと『萬屋』の万吉にまたもや乗せられ、依頼を引き受けることに。
    若旦那に取り憑いているのは死に神ではなく遺恨ではないかと平八郎は睨んだ。ところがその日から若旦那は、犬に追いかけられて再び川に落ちるは、賭場で刃傷沙汰に巻き込まれるはと、更に災難が続いた。
    偶々か、あるいは本当に死に神はいるのか!?︎ 運のない男に纏わりつく不可解な事件に迫る!
  • 小普請組配下の直参旗本、仙石隼人。仙石家は代々、将軍家の耳目となって大名や旗本を監察し、罪があれば己の裁量で処断できる将軍側目付である。
    時は八代将軍・吉宗の時代。各地で幕府転覆を狙う動きがあり、その度に隼人は全国に飛び、災いの火種を消し去ってきた。
    しかし、脅威は遂に江戸にも迫る。この頃大店に押し入っては、付け火をして逃げ去る事件が相次いでいた。その火を消すのはいつも加賀鳶で、市中の人気を集める一方……町火消たちは火事場に着く前に妨害され、斬り伏せられていた!
    加賀鳶と町火消の手柄争いの背後に、思いもかけぬ陰謀が動き出しているのでは?将軍の命を受け、隼人は探索にかかるーー。
    幕府の敵と江戸で激突する新章、ここに開幕!!
  • 不破六郎太が八年ぶりに八丈島から江戸へ帰ってきた! 流人としての過酷な島暮らしで肌は黒く灼けながら、鍛錬で筋骨隆々に。愛刀・斬馬刀〈梵天丸〉を手に、爛々と輝く目には強い意志が宿っていた。
    「生類憐れみの令」は年々酷くなっていた。その濡れ衣を着せられ、御家断絶、父は切腹、六郎太は遠島、家族は離散した。誰が不破家を貶めたのか探り、必ず仇を討つと誓った。
    だが帰還したのも束の間、荒れ果てた元不破家の屋敷前で、怪しい浪人らが斬りかかってきた! 二階堂流の遣い手である六郎太の斬馬刀が鞘走り、次々と薙ぎ斬っていく!
    奇襲の裏に八年前との関わりが垣間見え、真実を暴くため六郎太が動き出す。
    怒涛の剣戟に心を鷲掴みにされる剣客小説開幕!
  • 浅草の船宿に居候している侍、浮田新之助。用心棒とは名ばかりのぐうたら侍だが、じつはこの男……跡継ぎの資格なしと実家を放りだされた、肥前宇治島家の正真正銘の若さまなのである。
    御家騒動を避け、父の勧めもあって市井にくだってきた新之助であるが、冴えわたる剣技と明晰な頭脳を、まわりの者も放ってはおかぬ。新之助の腕に惚れこんだ岡っ引の矢吉に請われるまま、江戸市中に巻き起こるさまざまな事件や騒動にかかわっていく。
    意外や意外、殿さま失格と思われた新之助は、事件探索を通じて江戸町民の尊敬や人望を集めはじめ、立派な君主たりえる若武者へと成長していくのだが……。
    風変わりな若さまの活躍を描く痛快時代シリーズ・第三弾!
  • 剣の腕は下手なくせに、刀剣は大好きという変わり者の同心・草薙剣士郎。
    馴染みの刀屋に寄っては、店の主人やその娘と楽しく語らっている。同僚や上司からは馬鹿にされているものの、じつはこの男には、とんでもない秘密があった。
    なんと、持っている刀の声がしばしば聞こえ、それだけでなく、ときには本人の能力を超えた神がかり的な剣を振るい、凶悪な敵を一刀両断にするのである。
    そんなある日、剣士郎は、罪人の護送を命じられる。目的地は箱根、当初は楽な役目だと気を抜いていたが、不穏な空気が流れはじめ、仲間のなかにも疑心暗鬼が生じる……。
    刀の声を聞き、刀に操られて戦う名物同心の活躍やいかに!? シリーズ第三弾!
  • 御城の本丸が赤々と燃えた夜に、見廻り中の定町廻り同心が殺された。しかも死体には不可解な傷、そばに謎の言葉が残されていた。
    上野広小路にある極道一家が生家である定町廻り同心鬼沢準之助は、友の仇を打つ決意をし、犯人捜しに東奔西走するのだが、御城の火災という大事件の前に、人々の記憶は飛んでいて探索は難航する。
    折しも、鬼火と名乗る金蔵破りが跋扈し、江戸中の商家を恐怖のどん底に落とし込む。準之助らも探索の時を奪われた。
    準之助は、生家の極道一家を使い江戸の隅々の賭場を探索。さらに持ち前の侠気と悪知恵を駆使して、憎き敵を追い詰める。
    痛快にして、はちゃめちゃ。暴れ出したら止まらない町同心の見栄と心意気の熱血捕物帖、ご開帳。
  • 文久三年。世は黒船来航の後、動乱を極めるが、内藤新宿の書房・東西屋に奉公する甲介が恐れるは一人娘の香苗。立場が弱く従順な甲介につけ込み、何かにつけて意地悪する。
    血が出るほど噛まれた夜、みかねて部屋の隅から現れたのは、美しき妖し・仄香だったーー。
    翌日、東西屋に軍資金を強請る浪人どもが現れる。仄香から魔力を授けられた甲介はこれを素手で撃退すると、一躍店での株は上がり、香苗の態度も一変。さらに同心・瓜生辰之助から依頼され、近藤勇らと共に不逞浪人の残党狩りに臨むことに!
    しかしその首魁は、試衛館を凌ぐ梶原道場の元師範代・大林恭三郎。最強剣士と素手で立ち合う甲介。仄香の力が招くのは幸か不幸か――官能ロマン最終章!!
  • 日本左衛門事件で、将軍御台所の貞操を守ってから半月──隠密剣豪・松平竜之介は、またも怪事件に巻き込まれる。
    旋風刃を使う始末屋に襲われた瀕死の男から、「勝浦の朝日長者に…」と青銅の鏡を託されたのだ。二枚の鏡が揃えば三万両の在処が判るという。すぐさま房州を目指して旅立つ竜之介であったが、行徳船に乗ると早くも魔の手が……。
    鏡をめぐり、妖艶な女道中師・お絹や凶悪な始末屋・黒岩死兄弟、さらに竜之介を恨む郷田藩の浪士隊が斬り合う道中に、やくざ一家も絡んで大乱戦の中、竜之介は大金に隠された驚愕の謎を解明できるのか!?
    美女が待ち伏せる街道に血の雨が降る書下ろしシリーズ、第二十二弾!!
  • 江戸に類希なる才を持つ若き剣客が現れた。その名は松平蘭之介。
    紀州の山里で捨て子として育てられた蘭之介は、養父の遺言に従い深川にある内村道場の門を叩く。師範代の志穂と剣の腕を磨き合う一方、町方や火盗改が手を焼いていた盗賊・鬼火や拐かし集団を討ちとり、女たちとの情交と共に、息つく間もない日々を送る。
    そんななか、蘭之介の首に懸賞金がかけられた。蘭之介の出自に関係があるのではと志穂に告げられ、真実を知るため挑戦を受けることに。
    餓狼剣の大石英次郎、飛騨高山岩石砕きの稲垣幻獣郎、次々と現れる刺客に、一撃必殺の秘剣・龍昇剣の完成は間に合うのか――。
    生まれながら業を背負う蘭之介の修羅の日々が今始まる!
  • 奉行所同心の家に生まれ、若くして直心影流を極めた剣の達人、影山彦十郎。
    思わぬいざこざに巻きこまれ、船橋で漁師として過ごしていたが、混迷を増す世情と治安の悪化が、若き天才を見過ごすはずもない。江戸に舞い戻った彦十郎は、表沙汰にできぬ悪党退治……いわば裏の処刑人として、第二の人生を開始する。
    そんななか、吉原遊女のお蓮が、耳がよいという特技を買われて裏仕事をになう影の一員となった。
    仲間となった彦十郎とお蓮は幕府の密命を帯び、ある剣術試合へと乗りこんでいく。そしてそれは、古の埋蔵金をめぐる水戸藩と彦根藩の権力争いにつながっていくのだが……。
    実戦派剣士の活躍を描く、シリーズ第二弾!
  • 何も聞かずに千絵の夫になり、徳松の父親になって欲しい。
    依頼主の老武士平岡に頭を下げられ、矢吹平八郎は迷い、躊躇った。若い武家娘の千絵が抱いていた赤ん坊の徳松が平八郎を見て笑う。思わず釣られて笑ってしまった平八郎は、偽りの家族になることを引き受けた。
    一つ屋根の下で共にご飯を食べ、徳松を抱き上げてあやすうちに、情が湧いてきた。寝息を立てて眠る姿に平八郎も穏やかな気持ちになった。だが、そんな平穏も終わりを告げる。
    唯一母子の居場所を知る平岡が襲われ拉致された。なりふり構わず母子を探し亡き者にしようとする武士達の襲来。そしてついに絶体絶命のなか二人の素性が明らかに。
    かりそめとはいえ、大切な妻子を平八郎は剣で護ると心に誓う!
  • 成り行きで新選組に入隊した菅沼鉢四郎が、料理に詳しいというだけで過激派拠点のぜんざい屋に潜入捜査する「ぜんざい屋事件」。
    北政所と秀吉の側室の淀君が醍醐の花見の席で料理勝負をすることになり、料理人に選ばれた男が命がけで懐石料理をつくる「包丁奥義」。
    大坂の篆刻師が版元から請われ豆腐料理の本を書く、実在の料理本の誕生秘話「夏の日の結び豆腐」。
    文禄の役で朝鮮に渡り、キムチを作ることにのめり込んでしまった男の悲喜劇「辛うござる」。
    行くあてもなく死のうとしていた娘に味見として葉桜茶漬けを食べさせる小料理屋の心温まる話「わかれ雪」。
    時代小説の名手(男性作家)による、男性主人公の食の短編傑作集。五味五色の”男の料理”に舌鼓をうってください。
  • 大和奥鹿野藩藩主・立花丹後守達人は、二刀流大名の異名を持っている。一刀は剣で、柳生新陰流の遣い手。もう一刀はまさかの料理包丁で、魚を捌けば当代きっての腕前だ。異色の二刀流大名が振舞う料理は、諸藩でも大評判だった。
    月次御礼の日に相模小田原藩主より、以前贈った手捏ね寿司を祝いの席に届けてほしいと頼まれる。ところがそれに目をつけたのは、腹違いの兄・時敬――。自分を差し置いて藩主となった丹後を失脚させる好機だとついに動き出す!
    時敬が集めた刺客たちとの戦いが勃発!御家騒動は許婚の立子姫をも巻き込んでの乱戦に!
    藩の危機に覚悟を決めた丹後が見せた新たな二刀流の姿とは!?波乱の第二弾!
  • 貧乏長屋に住む浪人の楠木兵馬。茶屋で貸本を読むのが唯一の楽しみという、まこと地味で平凡な暮らしを送っているが、じつのところ、この男には裏の顔がある。
    かつて兵馬は、幕府の命令により数々の裏仕事をおこなった闇の始末人なのであった。だが最愛の妻と娘を亡くしたのをきっかけに引退、いまは市井で平穏に生きているのである。
    そんななか兵馬は、若い遊女のおりんと出会い、いつしかふたりは親しい友人となっていく。だがある日、おりんがやくざ者に暴行されたことで、兵馬のなかで眠っていたかつての凶暴な力がついに目覚め、果てなき復讐がはじまっていくのだが……。
    気鋭の作家が描く、とにかくおもしろい時代活劇・新シリーズ!
  • まさに芸は身を助く──
    芝居のうまさを活かし、弟分の京四郎とともにどんな役にもなりきって悪事を働く輩たちを退治していた倉橋銀次郎は、思いもよらず南町奉行・遠山左衛門尉の目に留まり、上様直々の密偵、将軍隠密役となる。そんな銀次郎に、新たな密命が下った。
    それは、高貴な美女を置き、女遊びを仕掛けて大金を稼いでいるという隠れ里を探し出し、摘発せよというものだった。ただしその元締めは、町方ではとても手が出せない高い身分の者という噂が……。
    大名か幕閣か、よほどの大物に違いない。だが、そういった黒幕の正体を暴くのが葵の手札を手にする俺の役目だ!
    固く決意した銀次郎は、上様のため、町の安寧のため、許すことができぬ悪を次々に切り捨てる!!
  • 剣の腕は下手なくせに、刀剣は大好きという変わり者の同心・草薙剣士郎。
    馴染みの刀屋に寄っては、店の主人やその娘と楽しく語らっている。同僚や上司からは馬鹿にされているものの、じつはこの男には、とんでもない秘密があった。
    なんと、持っている刀の声がしばしば聞こえ、それだけでなく、ときには本人の能力を超えた神がかり的な剣を振るい、凶悪な敵を一刀両断にするのである。
    そんなある日、剣士郎は、罪人の護送を命じられる。目的地は箱根、当初は楽な役目だと気を抜いていたが、不穏な空気が流れはじめ、仲間内のなかにも疑心暗鬼が生じる……。
    刀の声を聞き、刀に操られて戦う名物同心の活躍やいかに!? シリーズ第二弾!
  • 元・南町奉行所定町廻り同心の日暮半睡は、今は岡っ引きの亀次郎が営む船宿に居候している。
    女の着物を身につけ芸者言葉を扱う姿は、新陰流の免許皆伝、南町一の腕利き同心だった面影もない。その名の通り、一日のうち半分眠るような余生を送る……筈だったのだが。
    家督を譲った養子の新之助は新米同心で、いまだ半睡を頼ってばかり。半睡の住む船宿には、次々と難事件が持ち込まれる。
    目撃者が盲目の殺人、顔を潰された首吊り死体、拐かされた大店の娘の行方――嫌々連れ出され、ひとたび現場に赴けば、しかし半睡の目は、わずかな痕跡から隠された人の欲と愚かな打算、事件の真相までも見抜く!
    風変わりな元同心の推理が冴え渡る人情捕物帳、待望の第二弾!!
  • 時代は進んで嘉永二年。長崎帰りの蘭方医・結城竜太郎の目の前で、材木の下敷きとなった娘の大怪我をたちどころに治したのは、魔界の美しき妖し・仄香だった。
    驚愕する竜太郎に対し、仄香は情交を迫り、童貞を奪った代わりに、この世のものでない力を与えたのだった。
    心優しき竜太郎はその力を医学に役立てようと心に誓う。自分の唾から作った薬はあらゆる病気を治し、手をかざすだけで怪我も治療できた。名声は江戸中に轟き、ついに美しき姫の治療の依頼も舞い込む。
    しかし……竜太郎がお付の女中と交わっている最中、神出鬼没の盗賊集団「闇」が姫を拐かそうと屋敷を襲う。
    絶対絶命の危機に、竜太郎の人を救う手は敵を倒せるのか?時を超えた官能ロマン第四弾!!
  • 天野晴之介は見るからに影が薄く、平凡な門前廻り同心。しかし、その正体は北町奉行・遠山左衛門尉より極秘裏に「濡れ衣剝がし屋」を命じられる凄腕だ。
    お裁きに見落としや、間違いはないか。無実の者が、誰かによって罪を着せられていないかを徹底的に調べる。
    油問屋で三人が殺され、側で血塗れの匕首を握っていた鮫蔵が捕まった。すぐに磔獄門の裁きが下ったが、市中引き廻しの最中、鮫蔵は無実を訴え続けた。
    そんななか罵声を浴びせる群衆に紛れ、列に向かい合掌する娘を晴之介は見逃さなかった!
    二人に何か関わりがあると睨んだ晴之助。刻一刻と刑場へ近づく中、真相究明は間に合うのか!?
    弱い者を救い、冤罪を滅する「濡れ衣剝がし屋」シリーズ開幕!
  • かつて幕府奥祐筆を務めた能勢伝七郎が、家督を譲り、日本橋難波町の自身番書役に転身してから早四月。素性は隠してもなぜか皆に頼りにされる伝七郎の下には、面倒ごとが次々と持ちこまれていた。
    そんなある日、町内の旦那衆である老舗葉茶屋の岡崎屋与兵衛から婿養子・蓮次郎の様子がおかしいと相談を受ける。また厄介ごとと思いつつも、番屋に貼られた殺しの似面絵に青ざめた蓮次郎の姿を見れば、そのままにはしておけない。
    界隈で指折りのおしどり夫婦と評判の蓮次郎の過去には何が? 持ち前の頭脳と神道無念流の業前を発揮し、兇状持ちとの関係を追う!
    有能すぎる番屋の書役が知恵と情けで町の難題を解決する、人呼んで「恩情番屋」の傑作捕物帳第二弾!
  • 藩主たる人物にあらずという理由で廃嫡されてしまった宇治島家の若殿・新之助。
    その裏には後継をめぐる御家騒動があるのだが、当の本人はまったく気にもしない。それどころか謎の浪人「浮田新之助」と名乗り、浅草花川戸の船宿に居候して日々をだらだらと遊び暮らす始末。
    とんだ道楽侍のように思えるが、その奥底には悪を許さぬ正義の心と明晰な頭脳をもった、ひとかどの武士であった。
    不自由な武家社会から解き放たれた新之助は、南町同心・須原正次郎や岡っ引の矢吉、さらに居候先の娘・お鈴たちを巻きこみ、市井で起きたさまざまな難事件の探索に乗りだしていく。
    殿様失格の烙印をおされた若侍の、あざやかな逆転活劇! シリーズ第二弾!
  • 素浪人・矢吹平八郎が住む地蔵長屋に、手土産まで持って現れたのは口入屋『萬屋』主・万吉。
    油紙に包まれた品を上野の真龍寺まで届けてほしいと言われる。そんな簡単な仕事で一分とは、平八郎は警戒しつつも、結局は引き受けてしまう。
    案の定、届け先で殺気立った浪人の集団に襲撃される。受取人の老いた下男と若い武家娘を守りつつ、辛くもその場を切り抜けた。やむなく品川の藩邸まで運ぶことになったが、容赦ない追撃に苦戦する。
    届け物は仙台藩の側室が大切にしていた品物で、一度盗まれたのを取り返したのだという。藩をも揺るがすその中身とは何か!? 追手を出し抜き、無事届けられるのか!?
    神道無念流免許皆伝の平八郎、多勢に無勢の中、命懸けの剣を振るう!
  • ある日、女岡っ引のお蝶は、七歳の少女が行方不明になるという事件に出くわす。さっそく探索に乗りだしたお蝶であったが、まもなく少女の亡骸が川で見つかり、事件は最悪の展開をむかえた。
    難事件の予感を抱いた同心・坂本弥太夫は、亡骸の検死を蘭学西洋医である沢村伊織に依頼する。これまで数々の事件を解決に導いてきた伊織は、公式に幕府検屍官を命じられていたのだ。
    懸命な捜査のすえ、少女の家族の秘密があらわとなり、伊織は大胆な奇策をもって下手人をあぶりだす。
    そして、さらなる不可思議な事件に巻きこまれていく伊織であったが、どの殺しの裏にも、ときに哀しくときに滑稽な男女の闇が秘められていた……。
    シリーズ第十九弾!
  • 老中首座水野忠邦の改革が始まり、南町奉行鳥居耀蔵の指揮のもと、市中の取り締まりが厳しくなった。色を売っていることを口実に、娘や若衆狩りも大々的に行われている。
    北町奉行所の悪所廻り“裏”同心・真木風太郎は暇をしていた。悪所がなくなると悪人を見出すのも難しくなるからだ。夜鷹ですら、南町の当番月は出没しないという。
    そこへ、つなぎ役の北町の年番方与力の松方が密命を携えやってくる。表の淫売が姿を消したのと裏腹に「色蜘蛛の巣」と呼ばれる謎の組織が、表の正業を隠れ蓑に、裏で大々的に淫売を行っているらしい。その実態を探れというのだ。風太郎は早速、浅草の女按摩の長屋を訪ねると‥。
    新たに暗躍する組織を悪所廻りの三姉弟妹が、色香を武器に叩き潰す!
  • 「見えない人の心を戯作で表現したい」そんな決意を抱く戯作者の孫娘おけいは、次回作のネタ探しに苦しんでいた。そんな折、版元でおけいの想い人の勘助が、お菓子競べへと誘う。
    そこで羊羹舟と呼ばれる菓子の型が宙を飛ぶという、とんでもない現場に出くわす。
    もしかしたら付喪神かもという弟・幸太郎の言から、羊羹舟に秘められた想いを探ろうとするおけい。
    やがて、手がかりが加賀にあると知り、関係者を訪ね歩く。そして加賀で一二を争う菓子職人兄弟の葛藤と苦しみに辿り着く。
    おけいは、増長し上手く話せなくなった幸太郎との関係を振り返りつつも、羊羹舟に込められた持ち主の想いを一気に筆に託した。
    「人と人との思いやる心」に涙する時代小説の傑作!
  • 夜更けの大川のほとりを、下裳一枚の半裸でさまよう若い娘がいた。ごろつきどもに襲われそうになったその娘を救ったのは、“江戸の守り神”と持て囃される正義の素浪人・豪木魂之介である。
    しかし、娘は記憶を失っており、何者かが放った矢に射殺されてしまう。
    折しも江戸では、不思議な力を持つ美人教祖・緋真里の霊光教団が庶民の心を掴んでいた。だがその実態は、淫戯で美女を蕩かし、黒い陰謀を画策する邪教団であった。
    果たして魂之介は、比翼流奥義〈みだれ八双〉を駆使して闘い、恐るべき企みを見破ることができるのか──。
    書下ろし番外篇「知りすぎた女」も収録! 罪なき美女を助け、許せぬ悪を斬る豪剣侍が痛快無類の活躍を見せる大人気艶色シリーズ、第二弾!!
  • 高岡美月はたぐいまれなる美貌ゆえ徳川家斉に見そめられ、剣の凄腕から将軍の陰働きを命じられていた。そして、数々の陰謀を仲間たちと見事解決してきた。
    そんななか、済民教という新興の教団が江戸に現れた。教祖の月海は経世済民を唱えており、松平定信の復権を目論む寺社奉行の水野忠邦は、世論を動かす好機と捉え認可を下ろした。
    教団が日ごと信者を獲得するなか、ご禁制の阿片が市中に出回り始めた。美月たちはその出処が済民教ではと疑い潜入捜査を企てる。一方、教団を煽動し政道批判をさせていた忠邦も、背後に廻船問屋の存在が浮上すると一転、阿片密輸を壊滅するために教団へ夜襲をかけるーー。
    美女剣士の艶やかな剣が乱舞する時代エンタメ。待望の第三弾!
  • 日雇い暮らしの素浪人・矢吹平八郎は神道無念流の遣い手ながら朝寝坊の常習犯。今朝も諦め半分で、慌てて口入屋『萬屋』の暖簾を潜る。
    すると、なぜか笑顔で主人の万吉の出迎えを受ける。なんと十歳の少女おみよが依頼主として待ち構えていたのだ。父の怪我が治るまで蔵番の手伝いをしてほしいという。安い給金だが、おみよの利発さが魅力的なのと、万吉が給金の上乗せをしたので引き受けることに。
    ところが、その蔵はたびたび盗賊の襲撃を受けていた。おみよの父の怪我もそのためだった。蔵の中の荷以外に何か目的があると考えた平八郎は探索に動き始めたのだが……。
    やがて背後に潜む巨悪の自分勝手な欲望に気づいた平八郎、涙に濡れた憤怒の剣が鞘走る。
  • 「あいそねえ」「金がねえ」「出世しそうにねえ」北町奉行所の平同心・渋井鬼三次は、景気悪そうな面構えのせいか、そう陰口を叩かれていた。さらに「女にもてねえ」、「女房子供にも見限られた」とも。
    そんな渋井に期待する人物がいた。お奉行の永田備後守である。渋井の「少々癖のある性根が、探索にはうってつけである」らしい。
    札差の若旦那が拐かされて、身代金三千両を奪われた事件が発生、その真相究明を命じられる。渋井は岡っ引きの助弥と、物真似芸の大道芸人で見目麗しき人気者・菊市と共に、粘りある探索で影さえ見えぬ犯人たちに、僅かな手掛かりで迫っていく。
    「風の市兵衛」の濃厚脇役・渋井鬼三次が主役になって大活躍!
  • 「聞き耳幻八」の異名をとる、瓦版の文言書き・朝比奈幻八。
    御家人の嫡男だが、妹が拾ってきた捨て子六人に加え、かつての敵・黒岩典膳も居候し、実家の暮らしは火の車。米櫃の米も尽きる寸前で……醜聞をネタに金を強請る”暴き屋”稼業にもますます力が入っていた。
    折しも米相場が高騰し、江戸では米問屋・安房屋への火付け騒ぎが起こる。しかし不思議なことに焼け跡からは米が発見されない。どこかに米を隠している筈と幻八は主人に接触を試みるも、周辺では目付・日下丹波の配下が刺客に斬られるなど不穏な様子。
    果たして米はどこに消えたのか、米相場の吊り上げで得た利益は幕臣の誰かを潤しているのかーー
    ”暴き屋”稼業の血を騒がせ、幻八が米騒動の闇に切り込む!!
  • 北町奉行所同心の草薙剣士郎は、武芸がからっきしながら大の刀剣好き。今日も今日とて、馴染みの刀屋に寄って油を売っている。
    八丁堀同心に似つかわしくない優男のうえ、頼りなげな雰囲気と相まって同僚たちからは馬鹿にされているが、じつはこの男……とんでもない異能を秘めていた。なんと世の名刀妖刀の声が聞こえ、しかも身体が操られるがごとく、ときに鬼神のごとき剣を振るうのである。
    そんな剣士郎、普段はのらりくらりとしているが、いったん悪を見据えるや、内面に秘した凄腕同心の強面が垣間見える。そんなとき刀は決まって剣士郎の熱い魂にこたえ、おのれの力を貸し与えるのであった。
    新たに生まれた江戸名物同心、新シリーズ開幕!
  • 亡き父の跡を継ぎ、学問所勤番という閑職に就く川上翔馬。武士ながら取り柄といえば暗記くらいで、剣術はまるで駄目。幼馴染みの旗本の次男三男からいつもいじめられる役回りだった。
    今日も今日とて河原で殴られていると、翔馬の元に魔界の美しき妖し・仄香が現れる。そして仄香に童貞を奪われた翔馬は、代わりにこの世でない力を得る。
    生まれ変わった翔馬は、腕力に加え、もともと良かった頭まで冴え渡って人気者に。しかし、それを妬んだ旗本の次男三男たちからは命を狙われることに。
    窮地の翔馬に協力を申し出たのは北町奉行所同心・瓜生京之助、彼もまた十数年前、仄香から力を授かった男だった
    ーー時を超え、仄香と男たちが巡り合う、官能と剣戟の時代小説第三弾!!
  • 一糸まとわぬ姿でさまよう、年増の美女! それを斬り殺そうとする浪人者!
    松平竜之介が救ったその女は、矢に射殺された。女が言い残した「たま…」の意味は?美女を狂わせる麻毒の魔薬が、江戸中に広まっているのか……調べを進める竜之介は、男装の娘掏摸・お雅を仲間の私刑から助けるが、その養父の佐吉は何者かに刺殺されて、謎は深まる。
    豪商の北海屋を守る隻腕の剣鬼、唐人服の暗殺団〈絶海衆〉とは?料理屋に隠された巧妙な仕掛けは何か?
    そして、ついに判明したお雅の驚くべき素性、将軍家存続を根底から脅かす狂気の大陰謀とは──!?
    漫画版「若殿はつらいよ!」全四巻(画・ケン月影/ぶんか社)も好評。艶福剣豪の剣が唸る書下ろしシリーズ、ますます好調の二十一巻目!!
  • 能勢伝七郎は、江戸城内で奥祐筆を務めた旗本。優しさゆえ城内の出世競争から降り、それがため屋敷内でも家人から疎外されて身の置き所がなかった。
    一切を打ち捨てて隠居したいと思っていた折、町名主を務める幼馴染みから自身番の書役を探しているという話を聞き、家督を倅・伝之助に譲って日本橋難波町の番屋に勤めることになる。
    市井でのんびり暮らせると思っていた伝七郎だが、自身番には町の厄介事が次々に持ち込まれる。酔っ払いの子どもの保護から、年頃の息子の素行調査、行方不明の父親探し、そして殺しまで……。
    素性は隠してもなぜか皆に頼りにされる伝七郎が、知恵と情けで解決する。へっつい河岸にある、人呼んで「恩情番屋」の傑作捕物帳、第一弾。
  • 浅草花川戸の船宿に居候している謎の侍・新之助……
    なにやらいわくありげで、さる旗本の若殿であったが廃嫡され、市井にくだってきたという触れ込み。それが本当ならばとんだ無能だが、本人はどこ吹く風のご様子。着流しで唄を口ずさみながら、ふらふらと日々を暮らしていた。
    だがこの男、じつは旗本どころではなく、九州肥前の大名・宇治島家の若さまで、御家騒動を嫌い、武家社会を飛びだした変わり者であった。
    ようやく本領発揮とばかりに、新之助はあらたな地……江戸の町場で自由気ままな悪党退治へと乗りだす。そんな新之助の風格や人柄、そして無類の強さに触れ、次々と新たな仲間が集いだすのだが……。
    破天荒な時代シリーズ・第一弾!
  • 船橋の外れでひたすら剣を修行する若侍……影山彦十郎のもとへ、八州廻りの大野兵庫が訪れる。若くして直心影流の達人となったが、道場内のいざこざで勘当された彦十郎を、公儀の裏仕事へと誘うためであった。
    依頼内容はやくざと内通している裏切り者の役人を、事故に見せかけつつ始末するというもの。思わぬ荒事に緊張しつつも、彦十郎は木刀による絶技で、裏切り者を見事仕留める。
    密命を果たした彦十郎は、望みどおり江戸に舞い戻ってくるが、それは同時に、表沙汰にはできぬ役所の制約を飛び越えた悪党退治……裏の処刑人の世界に飛びこむことを意味していた。
    数奇な運命を、おのれの豪剣で切り開く若侍の活躍!新シリーズ開幕!
  • 素浪人・矢吹平八郎が、その日の石積み人足の仕事を終えたところ、口入屋『萬屋』の万吉が待ち構えていた。
    忽然と行方知れずになった若き側室とお付きの女中を早急に見つけ出すという仕事を斡旋しにきたのだ。大身旗本たっての依頼で、しかも一日二分という破格の報酬に、一も二もなく飛びついた平八郎だった。
    だが、実際に探索を始めると、実母の墓参りに向かった側室は、寺を出た直後、煙のようにいなくなっていた。かどわかしか、事件に巻き込まれたのか? やがて背後に、やるせない事情があることを知った平八郎がとった行動とは……?
    剣を取っては敵なし、心は弱き者に寄り添う。平八郎、今日も剣を一閃、江戸の町を駆け抜ける!
  • 「どんな人物にも成りきれる腕を見込んで隠密廻同心に取り立てたい」──小芝居の元役者、鯉川銀次郎の目の前に突如現れたのは、なんと南町奉行・遠山左衛門尉であった。
    まさに青天の霹靂である。なにしろ銀次郎は、弟分の京四郎と組んで人を騙し、稼ぎを得ていた小悪党であったが、遠山はそれを知りながら罰することなく、手下にしたいというのだ。
    銀次郎は元々、役者として演技が器用で、二枚目から悪役、女形まで、どんな役でもこなせた。今日から直参御家人としてその得意技を活かせるのか──
    驚きを隠せない銀次郎であったが、この直後、さらに信じられない人物に御目見えすることになるのだった!
    波乱万丈の若侍が、世を揺るがす密命を帯びて暗躍する気鋭の新シリーズ、いざ開幕!!
  • 大和奥鹿野藩藩主・立花丹後守達人は、齢二十八で柳生新陰流の凄腕剣士。
    だが彼に魚を捌かせたら家中で右に出る者はない。立花丹後は刀と包丁の二刀流大名なのだ。姿盛りの美しさは思わずため息がもれるほどで、料理も美味いと藩内外で評判が高い。
    一方、江戸市中で夜な夜な凶事が起きると聞き、丹後は藩士を夜廻りに出した。だがまた若い武士が一刀で斬られる。目的は何か⁈
    なんとしてでも下手人を捕らえるべく、道場仲間の火盗改方長官とともに、丹後も夜廻りに加わる。不気味な念仏と、闇夜に響く面妖な笑い。そこにはおぞましき謀が隠されていた――。
    二刀流大名は町の安寧を取り戻せるか!?気迫る戦いと美味しい料理に魅了される時代小説!
  • はるばる京からくだってきた公家の少年、近衛菊麻呂。明るく誠実であるばかりか頭脳明晰な菊麻呂は、なんと関白という朝廷最高位の官職である。
    本来ならば下級武士や町人など言葉すら交わせない貴人ではあるものの、江戸の居候先に選んだのはまさかの同心宅。しかも、乱暴者として知られる奉行所の厄介者、鬼塚寅太郎の家であった。
    南町の定町廻り同心である寅太郎は、がさつで金に汚い男ではあったが、心底には庶民を守る熱い魂がひそんでいた。
    そんな正反対の菊麻呂と寅太郎は、なぜか妙に気が合い、江戸に起こるさまざまな事件に立ち向かっていくのだが……。
    まさに水と油の二人組が織りなす痛快捕物帳。人気シリーズ第三弾!
  • 「聞き耳幻八」の異名をもつ、瓦版の文言書き・朝比奈幻八。
    実は御家人の嫡男だが、父は剣一筋で無役、母は既に亡くなり、妹は捨て子を拾ってきて家族は増えるばかり。捨て子を養うために、醜聞をネタに金を強請る”暴き屋”稼業にも手を染めていた。
    江戸の美女番付で一儲けを画策していたところ、望侘藩江戸家老・若林頼母の用心棒役の話が舞い込んだ。楽に稼げると引き受けるが、敵もさるもの。最強の刺客をもって幻八の命をつけ狙う。
    さらに、幻八が書いた美女番付で紹介された女を次々と誘拐して、殺し始めた。
    自らの筆で人命が失われたことに苦悩する幻八。覚悟を決めて、敵方に決死の戦いに挑むーー。暴き屋侍、面目躍如の第二弾!!
  • 藩主の求愛から逃れ長岡藩を脱した女剣士・高岡美月は、江戸で道場の師範代におさまっていた。その傍ら、今度は将軍・徳川家斉がその美貌の虜となり、特別に幕府の陰働きの役目も命じられてもいた。
    緊縮財政の松平定信が失脚し、水野忠成が老中首座となると再び賄賂政治が横行した、風紀紊乱の時代。江戸の町では、暴利を貪る悪徳商人を成敗する女子の辻斬りがあらわれ、庶民の喝采を受けていた。
    しかし、それは将軍のご政道を批判するもの。家斉は、美月に敵に潜入し黒幕が誰なのかを探ってくるよう密命を下す。ひたむきに任務にあたるも、その姿は悪党すらも魅了して逆に美月に魔手が伸びるーー。
    痛快な剣劇小説にして、哀切なる官能ロマン。待望の第二弾!!
  • 神田明神下の地蔵長屋に住む矢吹平八郎は、神道無念流の免許皆伝。自由気ままな素浪人だが、頼まれると断れないお人好しでもある。
    口入れ屋『萬屋』には毎日顔を出しているが、前日飲みすぎて立ち寄ったのが午後だった。一日二朱という破格の仕事が残っていたが、ケチな御家人から美人妻が不義を働いているか確かめて欲しいというものだった。平八郎が外出する妻を早速尾けるも実家に戻っただけ。だが翌日、岡っ引の伊佐吉も同じように見張っていることに気づき、話を聞くと、御家人が殺されたと告げられ……。
    下手人は誰なのか、なぜ妻を疑ったのか。このまま放っては置けないと平八郎が事件を探ると、夫婦の真の姿を知ることに――。
    剣戟あり涙ありの第二弾!
  • 清河涼安は、赤鬼の面をつけた男に襲われている商家の手代を助ける。偶然にもその手代は小間物問屋『宝来屋』の内儀の使いで、涼安に薬膳の依頼をしに来るところだった。
    涼安は徒士を継ぐべく、幼い頃から剣術に励んでいたが、父の失職で漢方医柴垣青山の弟子となる。最も優れた医者である「食医」を目指す中、秀でていた本草学を用いた薬膳料理は大評判に……。
    翌朝、店に出向くと、鬼面の男が『宝来屋』の者だけ襲っていると知る。剣の腕も買われ、「赤鬼」退治を引き受ける事に――。
    鬼面の正体と本当の動機は!?そして依頼通りに内儀の体質改善の手伝いができるのか……。
    美肌効果の料理も分かる!?至高の薬膳小説第二弾!
  • 「は、放せっ」──夜鷹のお遼が三人のやくざ者に乱暴されようとした時、突如現れたのは、立派な顔立ちをした武士だった。
    瞬時に三人を叩きのめしたこの男、実は大身旗本の豪木魂之介。江戸城で汚職老中の水野出羽守をぶん殴り、身分も屋敷も捨てたばかりの硬骨漢であった。
    素浪人となった魂之介は、高麗鼠の忠吉をお供にして、世のため人のために世間にのさばる害虫どもを退治し、まさに江戸の守り神、〈大江戸豪剣侍〉と呼ばれることに。
    強くて男っぷりも良い魂之介の魅力に女賭博師も女賊も女忍三姉妹も、はたまた女幽霊さえも蕩かされてしまう。
    美女を救い、比翼流〈みだれ八双〉で無法な敵を叩き斬る豪快無類の新ヒーロー、書下ろし番外篇も収録した痛快艶色エンターテインメント、開幕!!
  • 幕府の公式検屍官となり、傷ついた野良犬を治療するなど平穏な日々を送っていた蘭方医・沢村伊織のもとに、腕に怪我を負った男が訪れる。
    男は絵師で歌川国鴇といい、謎の武家に奇妙な仕事を頼まれ、それがもとで腕を斬りつけられたのだという。いきさつ自体も妙だが、なにより薄気味悪いのは武家からの依頼。殿さまの寵愛する側室が亡くなり、その陰部を形見として正確に写しとってほしい、というものだったのだ。
    なりゆきでかかわった伊織の探索は、やがて過去の北町奉行所で起きた血みどろの惨劇にたどり着く。
    いっぽう、伊織が検死した身元不明の亡骸は、また別の凶悪連続殺人の捜査へとつながっていくのだが……。シリーズ第十八弾!
  • 矢吹平八郎は神田明神下の地蔵長屋に住む日雇い暮らしの素浪人。剣は神道無念流の免許皆伝で、お気楽者だが頼りになる。
    ある日、口入れ屋『萬屋』の主人の万吉から仕官話が舞い込む。面談を終えて控えの間に行くと、屋敷の門前で出会った浪人が一人だけ座っていた。仕官の募集は一人。後日立ち合いで決まる事に。
    しかしその浪人に勝ちを譲ってほしいと懇願され、にべも無く追い返す。だが浪人の無様な姿が己と重なった平八郎は、立ち合いには行かず、仕官を諦めた。ところが数日後、万吉からその浪人が辻斬りの疑いで腹を切ったと聞かされ……。
    他人事とは思えず探ると、仕官話の隠された陰謀を知ることに――。義を貫く人情時代小説シリーズ開幕!!
  • 長崎帰りの武士・草壁恭二郎は、幼馴染みの源之助に「手籠め人」の組織に勧誘される。貧乏御家人の次男ゆえ、江戸に戻っても居場所がなく、住まいも提供するという申し出に一も二もなく応じたのだった。
    しかし、その住まいは浦上藩の中屋敷。仕事は姫君の用心棒と、恭二郎の想像を遥かに超えていた。
    実は浦上藩、河川の氾濫により領地の大半が被害を受け、江戸屋敷の男手も全て国許に帰っていた。藩の財政逼迫に目をつけた材木問屋・布袋屋嘉兵衛からは、資金援助と引き換えに生娘の姫君を差し出せと迫られていた。さらに、対面した姫君が告げた覚悟の依頼に恭二郎は卒倒するーー
    老獪な豪商から姫君を守り、無事「手籠め人」の初仕事をやり遂げることができるのか!?
  • 名門佐竹家につらなる大名の竹藤家。現当主である竹藤出羽守良房は、いま混乱の真っ只中にいた。跡継ぎの藤千代が原因不明の高熱におかされ、時を同じくして雪山から謎の若者が現れたのだ。
    その若者、ほとんどの記憶を失っており、しかもおのれのことを源氏九郎義経……源平の世にいた悲劇の名将・源義経などと自称している。
    ふだんであればそのような戯言、誰も信用はせぬ。放っておけばよいのだが、竹藤家にはちょうど年頃の合う、行方不明となったご落胤の若さまがいたのであった……。
    大名家の支援を得て江戸に出てきた謎の若さまが、手下の岡っ引を弁慶に見立ててさまざまな謎に挑む。痛快娯楽時代の傑作シリーズ、ここに開幕!
  • おけいは戯作者見習い。幼い頃火事で両親を亡くし、戯作者の祖父の所に身を寄せる。
    「見えないものが見える」弟幸太郎と「見えない人の心」を戯作で表したいおけい。だが祖父の原稿の清書を手伝うだけで、肝心の戯作はまだ書けていない。一方奇談や幽霊譚を得意とした祖父の絵師を「見える」幸太郎が務め、妙に生々しいと大評判だ。
    ある日、大店夫婦の心中事件が起き、その後、夜な夜な幽霊が出ると噂になる。戯作のネタになるかもよと親友に言われるがままに、執筆意欲に火がついたおけいは事件を探ることに……。
    女の幽霊が「見えた」弟と共に、おけいは果敢なくなった人、口を噤んだ人の言葉を物語に紡ぐ――。
    人の業を乗り越えた人の優しさが染みる時代小説。
  • 真木風太郎――元は南町奉行所の定橋掛同心だったが、女好きで悪所通い。さらには上役の娘を春画に描いて、風紀紊乱改め方同心、通称、悪所廻り同心に昇進。
    風流人などを装い悪所を徘徊し、凶悪事件の端緒を掴むという極秘かつ危険かつ過酷な任務を命じられていた。
    今回の密命は、大川を跋扈する「夜鷹船」を密かに追尾し、それを操る巨悪を明らかにせよというものだったが、直前、行く手を阻んだのは丸笠を被った田舎侍だった。彼らは何故か方言を話す女子を追っていたのだ。
    やがて色街を支配しようとする豪商と幕閣の目論見が浮上し‥‥。野望を打ち砕くために風太郎たちのとった奇策とは!
    迸る淫と艶。展開目まぐるしい痛快時代長編、圧巻の第二弾、開演!

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