『文芸・小説、アルファポリス文庫』の電子書籍一覧
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鬼を狩る一族である「道間」家に生まれながら能力を持たず、忌むべき色である赤髪で生まれたユキは両親から疎まれ、ある日、父によって山奥に捨てられる。夜が更け、凍死寸前の彼女の前に現れたのは、月のように美しい鬼の青年だった。道間を憎む彼に命を絶たれたユキは、気が付くと鬼の里にある彼の屋敷に寝かされていた。鬼の頭領である彼――千早はユキを鬼として生き返らせたという。そのまま彼に仕えることになったユキだが、なぜか千早は彼女を温かい優しさで慈しみ――!?
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ごく稀に、人魚の血を宿した不老の乙女「姫魚」が生まれる汐国。姫魚は交わった者を不老にし、泡となって消える――。そんな伝承が残るこの国には、姫魚は皇帝に献上される習わしがあった。慕っていた姉分が姫魚になり、前皇帝・蒼月に殺された過去を持つ真珠は、ある日自身も姫魚だと判明し後宮入りすることに。まずは邪魔な皇帝・緋月を殺めようとすると、なぜか「手を組まないか」と提案される。聞けば、緋月も異母兄の蒼月と確執があるという。復讐心に駆られる真珠は、緋月の手を取ることにするが――!?
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「明るい私」の仮面を被り、息苦しい毎日を生きる高二の一花。唯一、自分らしくいられるのは、幼馴染の瀬里の前だけ。しかし、突然の事故により、彼は命を落としてしまう。一花は希望を失い、モノクロな日々を送るが、ある日、いつもと変わらない様子の瀬里が目の前に現れた。そして、彼の心残りを解消するために奔走することに。一緒に夏を過ごすうちに、一花の世界に光がだんだんと戻っていく。だが、残酷なカウントダウンは始まっていて…… 切なすぎる奇跡に涙が止まらない感動作。
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名門蒿里家に生まれた涼音は、稀有な先読みの異能を使える義妹と比べられ、無能ゆえに家族から虐げられていた。ある日、街で出会った鬼に見初められ、結婚を申し込まれる。彼は、軍のエリートである異能特別部隊に所属する鬼――白珱だった。気性の荒い鬼という世間の噂とは正反対で、涼音を歓迎する白珱。彼から向けられる甘くひたむきな愛に戸惑いながらも、ともに過ごすなかで互いに惹かれていく。そんな中、帝都を脅かす人攫いの魔の手が二人に近づき――!? 恋と運命が紡ぐ和風シンデレラストーリー!
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前世の記憶を持つ春麗は人生3周目にして、穏やかな人生を送っていた――はずなのに、二度と会いたくなかった因縁の相手、白龍と再会してしまう。彼から逃げるため、後宮に入りこれで安心かと思いきや今世の白龍は皇帝になっていて!? 春麗を逃すまいとする彼の命令で妃になり、神獣が見えるという能力まで発覚し、春麗の人生は一気に波瀾だらけに……! さらには皇后候補にまでなってしまい!? 皇帝の溺愛から逃れ、穏やかな日々を取り戻すため、春麗は後宮を奔走する!
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彼氏に振られた帰り道、喋る猫(?)のモドキを拾った薫。モドキがきっかけで薫は、猫好きな隣人、優一と交際して結婚し、娘の理歩も生まれ、賑やかな日々を送っていた。気づけば年の瀬。慌ただしい毎日を送る薫を悩ませるのは、理歩のいやいや期と浮いた話のなかった同僚・柿崎が突然つけ始めた左手薬指の指輪について。そこで、モドキに相談すると、返ってきたのは猫らしからぬ達観しすぎたアドバイスで――!? オヤジ臭い猫(?)との、ちょっぴり笑えて心温まるもふゆるストーリー、第四弾。
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妖魔から帝都を守る名家に生まれるも無才で、家族から見放された少女・香月。虐げられ、報われぬ日々を過ごしていたある夜、彼女は美貌の青年と出逢う。その正体は、夜を統べ、人世を守護する神――黒神。驚き戸惑う香月に、彼は契約を持ちかける。過酷な境遇から救い出す代わりに、自らを支えてほしい、と。かくして契りを結んだ香月は、神世で暮らすことに。寡黙で無愛想だが、それでも確かな黒神の優しさに触れるうち、彼に惹かれていき――
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呪われた巫女として一族から忌避され「無」と呼ばれていた少女。ある夜、彼女は一流の退魔師である東極一希に舞を見初められ、彼の許嫁となる。新たに「姫」という名前を与えられ、一希とともに暮らすようになったが、同時に姫巫女としての役割を果たさなくてはならない。退魔師局に勤める仲間と猫又のぽよ丸と日々、あやかしの討伐にあたるが、うまく立ち回れない姫は焦りを覚える。そんななか、姫は先代姫巫女の「星棺」の舞を師匠から見せてもらい、四神一族の因縁を聞いて……!?
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父親を亡くし、家業の祓い屋を継いだ璃央。だが妖を祓う力がなく、まだ依頼がこなせていない。そんな彼女の前に現れたのは、銀髪の美しい妖狐。瑶という名のその妖狐は、封じられた力を取り戻す方法を得るため、璃央の父親を訪ねてきたらしい。彼女の潜在能力を見抜き、それが自身の封印を解く鍵になると気付いた瑶は、なんと「契約結婚」を提案してきた! その代わり祓い屋の仕事を手伝うと言われ、断ろうとした璃央だったが、ある事件を解決するために彼の力が必要になって……
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異能を誇る侯爵家の「無能」の娘・初音は、かくりよを統べる鬼神の高雄に求婚され、彼に嫁入りすることになった。高雄はあまくひたむきな愛で初音を守り、「俺は初音ひとすじだ」と囁いてくれる。初音は花嫁として彼を支えたいと願うが、力を使えたのは一度きり。そんな時、高雄に恋する娘の一人が、何者かに操られて初音を傷付けた可能性が浮上する。調査を進める中で、統領の座を狙う存在が明らかになって……!? かくりよを揺るがす思惑を前に、初音の秘めた力が覚醒する!
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鎌倉にあるあやかしお宿の主人、常盤の仮花嫁である紗和は、女将修業に励んでいた。そんなある日、八岐大蛇である頼重がお宿を訪れ、紗和に幽世の初等学舎で現世について教える教師をやってくれと頼んでくる。快く協力を申し出る紗和だが、授業後に謎の妖、尊が彼女に急接近。さらに、それがきっかけで紗和の両親の死の真相が判明し――!?
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一年ほど前に開店し、美味い酒と肴を出すと、江戸本所で話題の居酒屋『草間』。店主の冬吉は物静かな男で、どこで修行したかは誰も知らないが、津々浦々の料理に通じ、その味は毎日通う常連を飽きさせない。加えて剣の腕も立ち、棒きれ一本さえあれば、破落戸の五、六人なら軽くのしてしまうほどだった。そんな冬吉はある日、江戸を騒がせる辻斬り事件を解決する。そしてその日をきっかけに、店で働く奉公人や常連客達と共に、様々な事件に巻き込まれていくことになり――
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継母と義妹に虐げられ、孤独に生きてきた比翠。ひょんなことから、比翠は自分が愛した吸血鬼を殺すことのできる血を持つ「吸血鬼の花嫁」だと知る。ある日、彼女は借金のかたに男爵の東久世千冴に嫁ぐことになる。義妹が頬を染めるほど妖艶で美しい彼は、なんと吸血鬼だった。彼は比翠の血を知ったうえで、「ただ君は僕を愛してくれればいい」と求婚してきた。婚約者として彼と過ごすうちに、比翠は彼に惹かれていくが、彼女の特別な血を狙う者が現れて……!? 和風シンデレラ物語、開幕!
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あやかしが見える女子高校生の桜は、京都に引っ越して早々、迷子の幼いあやかしを保護する。そのあやかしに導かれ、京都先斗で出会ったのは、猫神様と呼ばれる超美形の神だった!? 現世に迷い込んだあやかしの案内人をしている猫神様は、なぜか桜のことを古くから知っている様子で……そんな彼の作る美味しい料理やその温かな人柄に惹かれて、桜は迷えるあやかしを見つける度、彼のもとを訪れるようになる――幼いあやかし達の未練を晴らすため、少女と猫の神は京都の街を奔走する!
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閉ざされた村に生きる、病弱な娘・初穂。常に引け目を感じ、生きることを諦めていた彼女に下されたのは、村を襲う災いを鎮めるため、山の大蛇への生贄となる運命だった。しかし、待っていたのは、恐ろしき大蛇ではなく、彼女を花嫁として迎え、惜しみない愛情を注ぐ美しき青年・玖澄。戸惑いながらも、彼の優しさに触れ、心を通わせていく。だが、その懐には、父から託された「大蛇を討て」という、重い使命を秘めた短刀が隠されていて……? これは、絶望の淵から愛によって希望を見出すまでの和風シンデレラストーリー。
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帝都の片隅で、母娘つましく暮らしていた美緒。しかし母の死を機に、父の借金のかたとして売り飛ばされてしまう。そんな彼女を救ったのは、南条蒼真。彼は、帝都を魔性から守る六家のひとつ――名家南条家の当主であった。美緒の亡き母も六家の生まれであり、美緒もまた特別な血筋なのだという。蒼真は美緒の血統を理由に、婚約をもちかける。恩に報いるべく受け入れた美緒だったが、ともに過ごすうちに互いに惹かれ合っていき……? 薄幸の少女と愛を知らない青年の大正恋愛奇譚。
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呪われた巫女として一族から忌避され、黒い仮面をつけさせられた「無」と呼ばれる少女。ある時、彼女は義母と義妹から辛い仕打ちを受け、夜の湖にその身を寄せる。舞をひとり練習する無の前に、軍服をまとった一人の青年が姿を現す。無は、彼が舌に自分と同じ呪印を持つことに驚くが、青年は無の舞を見終わると彼女に桧扇を渡してその場を去ってしまう。翌日、村に帝都から将校であり、一流の退魔師でもある東極一希が訪れる。彼は昨晩、無が出会った人物とわかり……!?
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月鈴国で巫女見習いとして過ごしていたが、次期豊穣の巫女を侮辱したという謂れのない罪で国を追放されてしまった凛月。皇太后の紹介で隣国・華霞国の宰相に出会い、彼に提案されて欣怡というお飾りの妃として後宮で巫女の力を発揮することに。また、普段は引きこもりの妃として姿を隠すことで、男装して子墨という少年宦官を装って自由を手に入れた。植物の知識を見込まれ、樹医・峰風の助手になった子墨だったが、峰風が第一皇子と親しいせいで皇帝の跡継ぎ争いに巻き込まれ――? 陰謀渦巻く後宮を一人二役で生き抜く少女の中華風後宮ファンタジー、ここに開幕!
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文様を奪い、身に宿す特異な力を持つ世梨は、養家から戻された「いらない子」。世梨を愛してくれる人はおらず、生家では女中同然の扱いを受けていた。そんな彼女の心のよりどころは、愛してくれた亡き祖父が作った着物から奪った文様だけ。ある日、蒐集家だという千後瀧紫水が郷戸家を訪れる。両親が躍起になって媚びる彼は、名家・千後瀧家の当主。――そして、龍神。妻を迎える気はなかったという紫水だが、自分の妻になる代わりに、売り払われた祖父の着物を取り戻すと世梨に持ちかけてきて……? 文様と想いが織りなす和風シンデレラストーリー!
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盲目の忌み子ゆえに、実の姉や村人たちから虐げられてきた少女・すず。北方の地を守護する神への生贄として捧げられることとなった彼女は、雪が降りしきる中、自身の生が終わる瞬間をただ静かに待っていた。やがて現れたのは、大柄で荘厳な印象の美丈夫だった。北の守護神「大神」であるという彼は、生贄など求めていないらしい。拍子抜けするすずに、神の青年はある提案をする。それは、自身の世話係にならないかというもので……薄幸の少女と獣の神が織りなす和風シンデレラストーリー。
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異能を誇る侯爵家で「無能」として虐げられてきた初音。しかし、かくりよを統べる鬼神の高雄に見初められ、彼に嫁入りすることになった。かくりよで高雄の婚約者として大切にされる日々を送っていたが、ある日、自分より彼にふさわしい女性がいる現実を突きつけられる。「俺が愛し、重んずるのは、永遠に初音だけだ」揺れ動く心を優しく包んでくれる高雄に、彼の花嫁として認められたいという思いがどんどん強くなっていって……!? あやかしの統領の愛を一身に受けて、想いと無二の力が花開く!
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時は平安。母を亡くし、天涯孤独の身になったあやめ姫は出家を決意する。ところが出家当日、鬼の頭領・鬼童丸が現れ、鬼の棲処へと攫われてしまった! 人間と鬼の混血である彼は、あやめ姫を食べないと生きられない呪いをかけられているのだという。大ピンチに陥るあやめ姫だが、ひょんなことから得意の料理の腕を奮ったら彼に気に入られてしまい、妻に娶られることになって――? 不憫な人間の姫とイケメン鬼の頭領、孤独な二人がごはんを通じて心を通わせ夫婦になっていく、和風あやかしラブストーリー!
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多くの人々があやかしの血を引く時代。猫又族の東條家の長女、霞は妹の雅とともに平穏な日々を送っていた。そんなある日、雅に縁談が舞い込む。お相手は絶対的権力を持つ鬼族の次期当主、鬼灯蓮。逆らえない要求に両親は泣く泣く縁談を受け入れるが、「雅の代わりに私がお嫁に行くわ!」と霞は妹を守るために、自分が生贄として鬼灯家に嫁ぐことに。そんな彼女を待っていたのは、絶世の美青年で――!? 政略結婚からはじまる、溺愛シンデレラストーリー。
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霊能力者を警察の外部パートナーとして招き事件を解決する「異能係」が発足してから九ヶ月。警察の協力者としての生活に慣れ始めた椋は、事件解決の帰り、「兄が消えた」と警察に訴える女性を見かける。椋と同じく外部パートナーである紫王が、彼女の兄の死を断言したことから、行方が分からなくなったきっかけである肝試しの舞台、廃墟になって久しい旅館へ異能係が捜査へ向かうことに。その途中、肝試しメンバーである大学生から、かつて同じ大学に所属していた亡き姉に関する予想外の噂を聞き動揺する椋。更には、社会人となって椋と共に過ごす時間が取りづらくなり、久々の同行となった同居人の広斗の身にまで危機が迫って……
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鎌倉にあるあやかしお宿で、主人である常盤の仮花嫁兼仲居となった紗和。常盤へのほのかな恋心を自覚しつつも、幼い頃の約束を思い出せない紗和は、結婚へと踏み出せずにいた。そんな時、白蛇令嬢と呼ばれる美少女あやかし・柚が、付き人の翠を連れて泊まりにやってくる。紗和は、身分違いの恋に悩むふたりを応援するが、それがお宿にちょっとした騒動を巻き起こす。そして、紗和もついに常盤との過去を思い出して――!?
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母親との関係がうまくいかず、函館にある祖父の家に引っ越してきた少女、理都。周りに遠慮して気持ちを偽ることに疲れた彼女は、ある日遺書を残して海で自殺を試みる。それを止めたのは、東京から転校してきた少年、朝陽だった。言いくるめられる形で友達になった二人は、過ぎゆく季節を通して互いに惹かれ合っていく。しかし、朝陽には心の奥底に隠した悩みがあった。さらに、理都は自分の生い立ちにある秘密が隠されていると気づき──
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家では虐げられ、女学校では級友に遠巻きにされている初音。それは、異能を誇る西園寺侯爵家のなかで、初音だけが異能を持たない「無能」だからだ。妹と圧倒的な差がある自らの不遇な境遇に、初音は諦めさえ感じていた。そんなある日、藤の門からかくりよを統べる鬼神――高雄が現れて、初音の前に跪いた。「そなたこそ、俺の花嫁」突然求婚されとまどう初音だったが、優しくあまく接してくれる高雄に次第に心惹かれていって……。あやかしの統領と、彼を愛し彼に愛される花嫁の出会いの物語。
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就職予定だった会社が潰れ、職なし家なしになってしまった紗和。人生のどん底にいたところを助けてくれたのは、壮絶な色気を放つあやかしの男。常盤と名乗った彼は言った、「俺の大事な花嫁」と。なんと紗和は、幼い頃に彼と結婚の約束をしていたらしい! 突然のことに戸惑う紗和をよそに、常盤が営むお宿で仮花嫁として過ごしながら、彼に嫁入りするかを考えることになって……? トキメキ全開のあやかしファンタジー
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一家殺人事件の唯一の生き残りである霧生椋は、事件以降、 「人が死んだ場所に訪れると、その死んだ人間の最期の記憶を幻覚として見てしまう」能力が発現し、この能力が突発的に視界をジャックするために自宅から出られない生活を送っていた。そんな中でも友人であり同居人である上林広斗とささやかな平穏を享受していたが、ある日、二人以外で唯一その能力を知る刑事がとある殺人事件への協力を依頼してくる。数年ぶりの外泊に制御できない能力、慣れない状況で苦悩しながら、椋が『視た』真実とは……
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過労から味覚を失った、社会人二年目の鈴原依織。出社したくないな――身も心もくたくたの彼女は、会社の最寄り駅を乗り過ごし、長閑な田舎の駅に行き着いてしまう。そこでふと立ち寄ったのは、『古民家ベーカリー&カフェ とまり木』。久々の美味しい食事に心を動かされ、いつしか涙を流していた依織は、スタッフ募集の貼り紙を見つけ、転職を決意する。そして、周囲の人々に支えられて、古民家での穏やかな毎日が始まる――これは、パンの香りに誘われて動き出す、癒やしと成長の物語。
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偽華妃事件を解決し、正式に太子・紫貴の妃候補――華妃になった燐。だが、孤児の自分が正妃になれるはずもないと端から諦め、華妃の一人・百蘭を正妃に推薦することを決意。他の華妃たちに悟られないように、密かに紫貴と近づけようとするが、なぜか胸が痛んだ。そんな折、燐の周りで次々と怪事件が起こり、ついには鼠の妖・采王までが何者かに襲われ力を奪われてしまう。不審に思った燐が調査に乗り出そうとした矢先、突然皇城に死んだはずの紫貴の弟・楓葉が帰還して……!?
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「――きっと、守ってみせる。私の、大切な人たちを」後宮で恐れられる貴妃の正体は、実は女官の孫灯灯。皇帝や皇后、灯灯が淡い憧れを抱く皇兄・秦白禎の協力を得て、毒殺された貴妃に代わり、彼女の遺児を守っていた。しかし、灯灯は皇帝兄弟を嫌う彼らの祖母・太皇太后と、彼女の息がかかった新たな妃に陥れられてしまう。彼らの狙いは、灯灯の大切な人たち。灯灯が危ない橋を渡りながらも調査を進めていくと、妃の真の目的と女の園が生んだ驚愕の事実が明らかになり……!?
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天正十九年一月、大和大納言たる豊臣秀長が自らの城で毒殺された。彼個人に対する恨みか、それとも豊臣政権に対する不満か。いずれにせよ、このまま放置すれば、大和大納言家、ひいては豊臣の世が揺らぎかねない。そこで、一刻も早く事件の首謀者を見つけるべく、秀長の股肱の臣、藤堂高虎が秘かに動くことになった。疑わしき者は四人。千利休、徳川家康、豊臣秀吉、そして石田三成。いずれも当代きっての権力者だ。高虎は愚直にも、正面からこの曲者たちに話を聞いていく。そうして彼らと対話をするうちに、高虎が知らなかった、豊臣政権の抱える闇が徐々に明らかになっていくのだが――
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江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。――ある日、「千川」の裏にある井戸端で、大男が倒れているところに遭遇した。どうやら彼は、相撲部屋から逃げ出してきた力士らしく……。――負け続けの力士の悩みを料理の視点で解決する「相撲取り現る」ほか、飛鳥山で花見弁当の味見とかわらけ投げをする「花見遊山」など全四編を収録。女料理人・きよ、そして周囲の人々の先行き気になる待望の第七巻!
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アルファポリス「第9回歴史・時代小説大賞」『痛快!エンタメ剣客賞』受賞作! 時は明治初頭。幕末の動乱で不達となった書状や品を届け直す郵便配達員がいた。警察に先駆け所持した短銃と、侍の魂たる刀を手に、彼らは荷を狙う賊に敢然と立ち向かう。いつしかついた通り名は、“剣客逓信”。これは、逓信として特命を帯びたある二人組の物語。一人は、過去に傷を持つ、寡黙ながら一流の老剣士。一人は、無鉄砲で血気盛ん、しかし誰より情に厚い見習いの青年。二人が預かる手紙は、時に喜びを、時に悲しみを呼ぶ――。維新の世をひた走る痛快娯楽活劇!
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口下手で不器用、婚活にも連敗中の百花。32歳となり、おひとり様で生きていこうと決意した彼女は、老後の資金を貯めるため、築50年のさくら長屋に引っ越すことにした。入居条件は、住人たちとの回覧ノートを続けること。家賃の安さに惹かれて長屋暮らしをはじめた百花は、個性豊かな住人たちに振り回されてばかり。けれど回覧ノートが運ぶ、ちょっとお節介であたたかい彼らとの交流は、百花の世界を少しずつ広げていき――
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「――沈黙が真実を葬る」後宮の深い闇はまだ続く。薬草の知識の豊富さを買われ、中級妃の侍女として働いている楊鈴。華やかな後宮に潜む不穏な空気が、彼女を次々と奇妙な事件へ巻き込んでいく。蜜に紛れ込んだ甘い毒、隠された秘密の抜け穴、不可解な煙管殺人……。楊鈴は卓越した推理力と薬師の知識を武器に真相に迫ろうとするが、後宮にはびこる悪意や人間の複雑な思惑が絡み合い、事件は混迷を極めていき――? 禁断の秘密を鮮やかに解き明かす、薬師×中華ファンタジー第二弾!
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家のしきたりによって龍神に嫁いだ葵。「龍神の花嫁」というと聞こえはいいが、会えもしない夫のために隔離されて暮らし、その後離縁され、次の花嫁を産むために嫁ぎ直させられる――いわば捨て駒だ。離縁後、葵は女好きの男の側妻になる。この雨がやめば離縁の合図。諦めつつも、ほのかに憧れていた美貌の男・御蔭に「龍神様の妻でいたい」と話してみると、雨は降りやまなくなった! さらに、なぜか御蔭が「私の花嫁」と言ってきて……!? 孤高の龍神×不遇な花嫁の和風ファンタジー!
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宮廷で史書編纂事業が立ち上がると聞き、居ても立ってもいられなくなった歴史オタクの柳羅刹。彼女は男と偽り官吏登用試験、科挙を受験し、見事第一等の成績で官吏となる。ところが、ひょんなことから珍妙な仮面の貴人、雲嵐に女であることがバレてしまう。皇帝の食客であるという彼は、羅刹の秘密を守る代わり、後宮で亡くなった妃の悪霊によるとされる妃嬪の連続不審死事件の調査を命じる。羅刹はしかたなく、後宮に現れるという妃の悪霊について調べ始めるが、その背後には国家の歴史にまつわるとんでもない秘密が隠されていて──?
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治癒の力を持つ一族に生まれ、『病身の女帝のため』と弟を殺された過去を持つ翠蘭。誰かが女帝の名を騙っての犯行であったと知り、当時の女帝の息子であり現在の皇帝である憂炎の妃候補となることで、彼と共に事件の真実を追い始める。憂炎の伯母・梓晴が黒幕だろうと推測は立ったが証拠がなく捜査は難航。皇帝としての責務をこなしながら事件を調べ、自分を気遣ってくれる憂炎に、翠蘭はどうにかして報いたいと思い始め――
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「お前は私の秘密を知った。その上で問おう。私の手足となって仕事をする気があるか?」男装をしてスリで生計を立てていた少女、白狼はある日スリに失敗し、ひょんなことから後宮に連れていかれることになる。そこで、姫として生きてきた皇子・銀月と出会い、彼のために陰謀渦巻く後宮で宦官として働くことになり――? スリの腕前と度胸のある白狼、後宮をよく知り、強かな銀月――生きるために嘘をつき続けてきた二人が手を組み、闇を暴く痛快中華後宮ファンタジー!
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冷徹皇子アーキル唯一の寵姫・リズワナ。妃に望まれているが、前世の記憶があるリズワナは、彼の愛情を素直に受け入れられずにいた。そんな中、皇帝の第二妃が娘をアーキルの妻にしたいと言い出した! 彼ははっきり断ってくれるが、古魔術に傾倒する第二妃はリズワナを生贄にしようと目論んでいる。リズワナが自分の想いと向き合い、状況を変えるために動き出した矢先、身に覚えのない皇帝毒殺未遂の罪を着せられ捕らえられてしまい……!? 思惑が渦巻くアラビアンラブファンタジー続編!
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都の外れで小料理屋を営む月花。食べたものの材料どころか成分や毒の有無まで見抜く特別な味覚を持つ彼女はある日、雨流という客と出会う。毒のことを教えてほしいと言われ、連れられた先は――まさかの後宮。しかも雨流の正体は皇帝だった! 彼の目的は、王宮で起きた食中毒事件の犯人を見付けること。月花は調査のために妃の位を与えられ、さらに皇后にまでなってしまう。「謎を解けば廃妃にして逃がす」と言われたものの、謎解きは難航し、しかも雨流は月花を溺愛しているようで――
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口下手で自分に自信が持てない女子高生・一ノ瀬真央。そんな彼女の話を唯一真剣に聞いてくれたクラスメイトの遠野彼方が、事故でこの世を去った。悲しみに暮れる真央だったが、翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼方がおり、「死んだのは一ノ瀬の方だったはずだ」と、告げられる。そしてなんと、他にも互いが亡くなった記憶を持つクラスメイトが二人。食い違う記憶を持つ彼らは、事故の二週間前まで時が戻っていることを知る。そして、四人で二週間後の死を回避しようと決意する――
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指を壊し、夢を絶たれた天才ピアノ少女の祈里。絶望の中、ふらりと立ち寄った神社で、彼女は謎の少年ケイと出会う。何を言っても淡々と返してくれる彼の言葉に安らぎを覚え、神社に通うようになった祈里はある日、ポツリと願いを漏らす。それは空虚で、思いつき程度のもので、それでいて絶対に叶うはずのないもの。しかし、突如現れた〈魔女〉と名乗る猫・ムーンによって、その願いは叶えられた――。これは少女が失ったものを取り戻し、本当の自分を見つけるまでの、ちょっぴり不思議な物語。
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深川中島町で小さな田楽屋を営むのぶ。紆余曲折を経て一緒に暮らす『殿ちびちゃん』こと朔太郎は七歳になり、寺子屋に通い始める。心配性ののぶは寺子屋での様子を知りたくてあれこれ聞くが、勉強にのんびりな朔太郎から返ってくるのは「走った」だの「かげふみをした」だの、遊んでいたと思しき言葉ばかり。将来を案じ子育てに葛藤する中、義兄の浮気騒動、奉公人の秘めた恋、寺子屋の先生の不穏な噂など様々な事件が巻き起こり――? 涙と温もりに満ちた人情物語、待望の続編。
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大店の放蕩次男坊・仙之助は怪異に目がない変わり者で、彼の屋敷には、いわく因縁付きの「がらくた」ばかり。女中のお凛は、あやしげな品々の謎の解明に、今日も付き合わされる。――ある日、一人の女が三味線を抱えて飛び込んできた。それは、相応しい腕前の弾き手にしか鳴らせず、そうでない者が弾けばやがて正気を失い命を奪われる呪いの三味線だという。――「狂い三味線」「人喰いつづら」「犬神」の全三編を収録。謎と怪異が複雑に入り組んだお江戸あやかしミステリー!
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『宇宙の渚』――それは、高度3万メートルにある宇宙の入り口。ある日、天文部に所属する女子高生、澪は、学校に届いたという怪メールの噂を耳にする。その内容は、謎の数字の羅列。メールを解読していくなかで、今は亡き姉が『宇宙の渚』の撮影に挑み、その夢が果たせなかったことを知った澪は、姉の遺志を継いで観測気球を打ち上げようと決意するのだが――
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十六歳と三か月。それが栗原夏月の生きた時間だ。死の瞬間の記憶もないまま、夏月は思いがけずこの世に留まってしまう。そんな彼女を認識することができるのは、ただひとり、双子の姉の真柴春陽だけ。両親の離婚を機に別々の家で育った二人は、再び寄り添い、夏月が死んだ夜の謎を探ることにした。やがてかすかな足跡を辿るうち、春陽は夏月が隠してきた秘密を知ることになり――。なくした絆を取り戻す、希望と再生の物語。
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和菓子屋『千年屋』を営む安海は、気まぐれにしか働かない無気力店主。店を開けずに昼寝を決め込もうとするが、美男子なのに胡散臭い神主・有浄、おっちょこちょいな女学生・兎々子というトラブルメーカーの幼馴染二人は、足しげく店に通ってきてはやっかいな依頼を運んでくる。安海の和菓子はあやかしに評判らしく、依頼はそろってあやかし関係で……? 嫁入りのお祝いに紅白饅頭、夏を知らせる柏餅、目にも涼しい水無月――甘くてあやしい大正あやかし事件簿、開幕!
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幼い頃から憧れていた皇帝・紫龍翔の後宮に入内することになった氾青藍。しかし、待てども皇帝のお渡りはなく、不安な毎日を過ごしていた。そんな折、後宮内の書庫で侍女が幽霊に襲われる事件が発生。幽霊の存在を信じない青藍は事件の真相を探る渦中で公主・花麟と友人になるが、実は彼女の正体は皇帝の双子の弟・大麒だった。ひょんなことからその秘密を知ってしまった青藍は、後宮で渦巻く陰謀に巻き込まれていく――。女装の皇弟×リアリスト妃の中華後宮ファンタジー開幕!
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面倒な後宮からの追放を望んだ翠雨は思惑通り人気のない宮でモフモフ生活を満喫中! (一応)旦那様である皇帝・黎翔偉の美形顔にも慣れてきた翠雨だったが、翔偉の様子が最近おかしい。嫌われていたはずだったのに彼の態度が激変、どころかむしろ溺愛? そんな中、後宮では毒殺未遂事件が! しかも容疑者はまさかの翠雨!? 全く身に覚えがないんですけど! すでに追放中なのに前世の故郷にまた追放!? 痛快後宮ファンタジー怒涛の第二巻!
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とある藩に仕える剣客・黒須新九郎は、突如として横領の疑いをかけられ、安寧の日々を奪われた。その裏にあるのは、収賄で権勢を拡大する筆頭家老・小田内膳の専横。新九郎は次席家老の大鳥とともに立ち上がり、腐敗を絶つ戦いに身を投じることとなる。藩主である城戸家をめぐる騒動の最中、新九郎の荒んだ心を、黒須家の新顔女中りよが癒していく。しかし、りよには誰にも明かせぬ秘密があった――陰謀と慕情が火花を散らす一大巨編!
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OLの清家杏は、毎日忙殺され、エネルギー不足な日々を送っていた。しかし、そんな彼女にはとある楽しみがある。それは、金曜日の夜のご褒美ご飯だ。料理の代行サービスによって、好みのあっさり和風ご飯を作ってもらう。それが何よりの贅沢なのだ。そんなある金曜日、彼女の前に現れたのはおなじみのスタッフではなく、気だるげでちょっとぶっきらぼうな青年、郡司だった。彼の作る和食は心もお腹もあったまるほっこりご飯で――? 疲れ切った今日を癒す、いたわりご飯ストーリー。
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中華ファンタジー小説の世界に転生した黄明凛。毒を浄化する花鈿を活かして寵妃を装ったお毒見係として入内したのだが、皇太后の策略を退け、皇帝・青永翔と想いを通じ合わせた。しかし、永翔の冠礼の儀を前に、ついに未来の皇后・鄭玉蘭が登場!? 小説では皇太后に殺されるはずの彼女だが、どうやら皇太后との間に怪しい繋がりがあるらしい。更に市井では謎の病が蔓延し、お互いを守りたい永翔と明凛の気持ちはすれ違い――? 陰謀渦巻く後宮を生き抜く二人の恋物語、待望の第二弾!
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母を亡くした娘・おみつと、訳ありの武家の少年・作次郎。与兵衛長屋で穏やかに暮らす二人だが、作次郎を巡る大騒動が起きて――? (「ふたり暮らし」)煮売りの店の看板娘・ふくが特別に気に掛ける常連客――絵師の遊斎がある日姿を消した。ふくは、彼の仕事場である吉原へ乗り込んで――? (「絵師の嫁取り」)とある事情で長屋に住む藩士・松木時頼。お家騒動の果てに離れた元許嫁と再会を果たし――? (「長屋番」)長屋の住人たちが織りなす、笑いと涙の江戸人情物語!
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霊獣である饕餮へ料理を捧げる役目を担う巫女・雪蓉は、ある日瀕死の男を助けた。手厚い看病の後、去っていた男だったが、しばらくして再び雪蓉の前に姿を現す。なんと彼は皇帝・劉赫だったのだ! 「後宮の妃になれ」という彼の命令を拒否したものの、無理やり後宮に連れて行かれてしまった雪蓉。その後、味覚障害を持つ劉赫が雪蓉の料理には味を感じたらしいと知り、『巫女の力が宿る料理で劉赫の味覚を元に戻すことができたら、家に帰してもらう』という約束を取り付けるが……?
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人里離れた秘境で育ち、稀有な才をその身に宿した少女、朱亞。旅の途中に出会ったのは、皇帝への輿入れを控えた商家の娘、桜綾だった。平民である彼女の後宮入りには、皇帝のある思惑が絡んでいるようだ。後ろ盾を持たぬ桜綾を案じた朱亞は、彼女の侍女となる道を選び、共に宮中へと足を踏み入れる。後宮では、日々不可思議な事件が巻き起こっていた。祖父仕込みの博識を活かし、朱亞は謎を解き明かしていく。やがて後宮に渦巻く闇と、朱亞自身にまつわる秘密も明らかになっていき――
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殺人現場で花の絵を描いていたために警察に犯人と疑われた青年、神目帚遥(かみめぼうきはるか)。刑事から高圧的な事情聴取を受けていた彼を助けたのは、法医植物学者の杠葉柚梨(ゆずりはゆずり)だった。法医植物学とは、現場に残された花や木から事件の真相を探る学問のこと。神目帚は植物を精緻に描ける特技を活かすべく杠葉の助手となり、「花葬犯(かそうはん)」と名づけられた真犯人を追う。しかし、彼らを嘲笑うかのように、新たな犠牲者は増えていった――。「天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート」の玄武聡一郎が放つ植物学ミステリー!
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