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『文芸・小説、ホラー、二見ホラー×ミステリ文庫』の電子書籍一覧

1 ~10件目/全10件

  • これを人は末代までの呪いと呼ぶ

    呪いを払うのではなく、身代わりとなって呪われる『呪い代行師』。彼女のもとに、呪われた依頼人が一人、また一人……

    呪い代行師・宮奈煌香のもとに、猫を使役した呪いの相談が相次ぐ。煌香は全盲の姉・莉唯の勧めで、恋人の探偵の手を借り呪術者を探すのだが、それをきっかけに日常が変わり始める。美しく優しかった姉の変貌、転がり込んできた女の子、暗闇に浮かぶ仮面。これは化け物である私の呪い。だけど私の呪いは誰も代行してくれない。「急がないと、もう死ぬわよ」。〈化け物たちの祭礼〉が幕を開ける。

    七原しえ・装画
  • 真夜中の校舎ではじまる殺人の狂宴

    学園祭前夜、一人の教諭が異常な姿で惨殺された。
    職員室に閉じ籠る残る教員たちを襲うモノの正体とは――

    学校祭前日。深夜にもかかろうという時間まで緋摺木高校の教員たちは残業していた。休憩時、いなくなった教諭が異常な状態で惨殺されていた。その死体は、学校裏の神社で殺され続けていた小動物の死体を連想させるようだった。殺人者がまだ校内にいるのではないかと恐慌につつまれ、職員室に立て籠もる教師たち。――そんな中、職員室の空調が冷気を出しはじめる。

    遠田志帆・装画
  • 誰が化け物だったのか――。

    繰り返される恐怖。
    沼の底から這い出る化け物から逃れるため、亮介はある決意を固める。
    だがそれは、新たな化け物を呼び寄せる引き金だった。

    黒沼の畔に建つ曾祖母宅に、母、姉、弟と4人で引っ越してきた亮介。黒沼には人を沼に引きずり込む化け物が棲むという伝説を耳にする。はじめこそバカにしていたものの、ある雨の夜、本当に化け物が現れて…。ここに引っ越してきたら、明るい未来が待ってると思っていたのに。姉弟たちに降りかかる凶事。もがけばもがくほど歯車が狂っていく。繰り返される恐怖に翻弄される亮介だったが、やがて元凶に気づき、化け物と対峙することに――。化け物の正体とは、そして亮介が選んだ犠牲と未来とは?

    Re°・装画
  • 怪異を待ち構えよう。
    そのままやり過ごすために――。

    芸大に進学した行を襲う異形のものたち。
    秘密を抱える美しい先輩が提案したのは怪異との共存だった?
    青春ホラーミステリー!!

    怪異が視えるけれど祓えない半端霊能者の浅井行(ゆき)。芸術大学進学のため引っ越したアパートで、美しい先輩の瀬凪ほのかと出会う。だがその夜から不穏な電話が鳴り響き、ドアノブがガチャガチャ回され…。行の異変に気付いたほのかは、幽霊を祓うのではなく共存する「怪異のやり過ごし」を提案するが? 顔が浮かぶ壁、小さな手で奏でる姿なきピアニスト、7人目の怪。行とほのかはどうやり過ごす? 青春ホラーミステリー!!

    LOWRISE・装画
  • 死体の口からこぼれ落ちる呪詛の言葉――。

    祖母の葬儀の帰り、美彌子がふと見かけた小山の上に立つ歪な人影。
    その時、左腕を襲った激痛は惨劇のはじまりだった。

    母との確執のために、疎遠だった祖母が亡くなり、葬式に列席するために奈良郊外までやってきた大学生・橘美彌子。祖母を弔ったあとに見かけたのは歪な人影だった。その後、身のまわりの人々が首に赤い痣を浮かべ、次々に凄惨な死を遂げていく。彼らは死した後、美彌子に「ワギモハイズコ」という言葉を遺す。先輩の高野の手を借りその言葉の意味を追うが――

    げみ・装画
  • ――おれは怪談師
    幽霊を祓う力なんてあるわけないだろ

    霊の姿を見、声を聞くことのできる怪談師・夜見の要求は怪談を集めることだった――

    家賃の安さに惹かれ、とあるアパートに引っ越した西野明里。その日の晩から壁を叩く音が鳴り響く。不動産屋からは事故物件でもなく、隣室は空き部屋だと知らされていたのだが。1週間その音に悩まされ、高校の同級生の美佳に愚痴を吐いたところ、本当に霊感を持つというイケメン怪談師・夜見を紹介される。夜見に相談するために、実際に会って自身に起こったことを話すが――

    アオジマイコ・装画
  • 何か、とても苦しい夢を見ていた

    記憶をなくし、霊と対話できる叶井晴翔は、怪談実話作家の宵坂白にふりまわされるようにさまざまな怪異と対峙していく――

    怪談実話作家の宵坂白(よいさかつくも)が八王子の山中で拾った叶井晴翔。記憶を失った彼は幽霊たちの姿が見え、声が聞こえるようになった。恐怖に慄く叶井だが、白にはネタ集めに有用な存在だった。やがて宵坂家に住むことになった叶井だが、宵坂家は家神のイナリ、幽霊の留吉、白の叔母・紫乃とにぎやかな中で、次第に落ち着きを取り戻し、失った記憶を調べはじめるが――

    装画・鈴木次郎
  • 少女・マキに導かれるまま「島」で目覚め異形の者に惨殺されるボク。



    ──ボクの謎を追うホラー作家・宮部七徒は、おそろしい真実に近づいていく。



    息を止めると目の前に現れる少女・マキ。彼女に誘われるまま、その手を握ると、廃墟ばかりの「島」で目覚めてしまう。なぜか彼女を救わないといけないという強い責任感に駆られ、彼女の手を引くボク。異形の者たちが潜む「島」を奔走するが、そのたびに異形の者たちに惨殺され、元の世界に戻されてしまう。果たして、マキを救うことはできるのか──



    もの久保・装画
  • 母の万年筆に誘われ死者を霊視するツバサ。

    襲いかかる悪しき霊たち──



    美しすぎる怪談師・脚本家の山口綾子がついにホラー作品を執筆



    恋に悩む30代の独身女性である脚本家のツバサ。新たな出逢いを求めて友人たちとともに、月一回、コンパに参加している。今日、参加するコンパの会場は、いかにも隠れた名店然とした、「ブレ・アムール」という名のダイニングバー。会場になかなか現れない男性陣を待つ間の暇つぶしに、それぞれが経験した最悪だった恋の話をしようということになったのだが──



    山口綾子・モデル/岡田圭市・写真
  • 余命宣告されたホラー作家

    頭の中に──こびりついた爆弾



    「祟り」に囚われた作家は怪異考察士となって、その謎を追う。



    私は頭の中に爆弾を抱えていた。幼き日にこびりついた爆弾は活動を停止していたが、ついに動きを再開してしまった。「祟り」とでもいうべきこれのことを著名な怪異サイト『ボギールーム』に投稿したところ、管理者から謎の解明を約束される。やがてこのサイトの怪異考察士となった私は、自身に起こったことを究明していくことになる──その先にあるものは果たして……



    mieze・装画

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