『文芸・小説、松谷美善、0~10冊』の電子書籍一覧
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前著『涙のち晴れ 母と過ごした19年間の介護暮らし』から5年、介護の末に両親を看取った著者が明かす両親への複雑な思い、そこから導き出される自身の人生の終い方とは?
親子関係に悩むすべての人に贈る。
「見たかった父の笑顔」
お父さん
こんなはずじゃなかったね
「部屋を借りたよ。お父さんの部屋もあるよ。
お正月は一泊する?」
何度聞いても首を横に振った
とても寒がりだった父
あなたの「あったかいね」が聞きたくて
床暖房のついた部屋を借りた
私が見たことのない顔で笑ってよ
顔くしゃくしゃにした笑い顔
一度でいいから見たかったの
「第5章 終わりのときに向けて」より -
引きこもりの日々から突然、たった一人の家族である母を亡くした坂本曜。
社会生活に無知な彼がとったその後の行動、そして流転の日々――
人々のつながりと家族の再生を描いた連作短篇集。
母の笑った顔は、忘却していた。
でも、「曜、しっかり生きろ」と聞こえた声は母なんだ。
雨上がりの空を仰いだ。
遠い日のアパートの部屋の匂いがした。 (本文より)
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突然始まった介護生活。老いた母と向き合い、時には涙しながらも格闘した19年間。そんな日々の中で感じた、小さな幸せや気づき、反省を綴ったエッセイが待望の文庫化!親が存命な限り、介護は避けては通れない道。認知症を受け入れること、医師の選び方、親を老人ホームに入れること……。悩みが尽きない介護生活から得たのは、前を向くヒントの数々。介護に疲れたあなたへ――、強い味方となる体験記。
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