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『文芸・小説、著者センター、1001円~』の電子書籍一覧

1 ~30件目/全30件

  • シリーズ14冊
    01,300(税込)

    G.K. チェスタトンのFather Brownシリーズの各短編をわかりやすい日本語に翻訳した『新訳 ブラウン神父』、この本はその選集です。
    この版では The Innocence of Father Brown に収められている作品の中からより面白味のある7つの話を選び、以下の順に紹介しています。

    ※ 英文は付いていません。


    ≪目次≫

    ・青の十字架 (The Blue Cross)

    ・密室の庭 (The Secret Garden)

    ・妙な足運び (The Queer Feet)

    ・見えない男 (The Invisible Man)

    ・イズリアル ガウの誠実性 (The Honour of Israel Gow)

    ・サラディン公爵の罪 (The Sins of Prince Saradine)

    ・3つの死の道具 (The Three Tools of Death)



  • 令和の時代のシャーロックホームズ

    コナンドイルのシャーロックホームズシリーズ各短編を現代風のカジュアルな日本語に翻訳した「カジュアル シャーロックホームズ」の各作品を、テーマ別に収録してみました。
    第1弾の「古典1」はクラッシック中のクラッシック、ホームズと言えばという作品を集めた珠玉の作品集となっています。

    ※ 英文は付いていません。


    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ 陛下のスキャンダル」
    (A Scandal in Bohemia)

    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ 点々の帯」
    (The Speckled Band)

    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ 赤毛の会」
    (The Red-Headed League)

    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ 1人自転車移動」
    (The Solitary Cyclist)

    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ 丸まった男」
    (The Crooked Man)

    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ ブナ屋敷」
    (The Copper Beeches)

    ・「《カジュアル》シャーロックホームズ 死にゆく探偵」
    (The Dying Detective)



  • 《たしかに、知っていた。その唇の味を。》

    結婚式場で会うたびに、歯の浮くような褒め言葉ばかりを唇にのせているブライダルフォトグラファー。
    イベントがつらいです!とわあわあ喋るイベント会社員。
    深夜の停電に見舞われ、会社の冷蔵庫を物色しはじめるデザイナーとコーダー。
    撮影中にキスマークを付けられるパーツモデル。

    さっぱりと軽いシアーなものから、甘くて苦いマットなものまで、たくさんの「唇にできること」をまとめました。

    --------------------------------------------------

    【Lips -唇にできる17のこと-】

    1.褒める(Wednesday 時雨×綾子)
    2.喋る(Monday 舞夏×冬歌)
    3.歌う(Saturday 紫×千海)
    4.つぐむ(Saturday 楓×桔梗)
    5.食べる(REFACTORS 桜音×菜々)
    6.嘘を吐く(Wednesday 凪×ひなた)
    7.キスマーク(Saturday 千海+月果+葉子)
    8.飲む(Saturday 紫×くるみ)
    9.微笑む(Saturday 千海×桔梗)
    10.微笑まない(Monday 舞夏+二葉+千秋)
    11.くっつく(Saturday 楓×千海)
    12.苦笑する(ALL YOU!! 涼川+湊)
    13.尖らせる(Wednesday 柚×吹雪)
    14.触れる(Monday 舞夏×冬歌)
    15.深く口付ける(Saturday 楓×桔梗+夕陽)
    16.噛む(Saturday 葉子×楓)
    17.挨拶をする(Saturday くるみ×夕陽)

    --------------------------------------------------

    同サークルのこれまでのシリーズ作品がごちゃまぜになったオムニバスです。それぞれの元のお話を知らなくても読んでいただけますが、元の漫画・小説を読んでくださっていると、より楽しめるようになっている、といいな…と思います。

    文・星羅にな
    絵・綺月るり
  • 1,251(税込)
    著者:
    千慶烏子
    レーベル: P.P.Content Corp.

    冒険者たち――ある詩人の癌闘病記

    死を見つめ、病を見つめ、これに打ち勝とうとする力――。読む人を圧倒する力強い筆致で癌という病と闘う日々を綴る千慶烏子の連作詩集『冒険者たち』。闘うこと、負けないこと、生き延びることに向けての明確で頑強な意志の表明。

    僕たちはさよならを言わない。僕たちは涙を見せない。再び会う日までさよならはお預けにするのだ。それが冒険者というものなのだ…(本文より)


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。代表作に『やや あって ひばりのうた』『TADAÇA』『冒険者たち』など、著書多数。
  • シリーズ16冊
    1,1002,200(税込)
    編集:
    玉置標本
    レーベル: 玉置標本
    出版社: 玉置標本

    家庭用製麺機の製麺技法が詰まった、麺づくりのハウツー本

    製麺機の種類、入手方法、基礎知識、必要な道具、作れる麺の種類から、製麺の基本的な流れを網羅。
    さらに18人の豪華メンバーによる麺レシピをご紹介する、『趣味の製麺』別冊。
    【目次】
    ・『家庭用製麺機』とは何か
    ・家庭用製麺機の種類について
    ・[図解] 家庭用製麺機のすべて
    ・家庭用製麺機の入手方法
    ・製麺に関する基礎知識
    ・初めての製麺機レストア体験記
    ・製麺に必要な道具
    ・製麺機で作れる麺の種類と必要な材料
    ・製麺の基本的な流れ
    ・(1)粉を計量する
    ・(2)打ち水を作る
    ・(3)水回しをする
    ・(4)生地をまとめる
    ・(5)麺帯を作る
    ・(6)麺帯を伸ばす
    ・(7)麺線を作る
    ・(8)麺を玉取りする
    ・麺を茹でる
    ・使用後のメンテナンス
    ・簡単!麺レシピ特集
    ・[中華麺] チーズ香るイタリアンまぜそば
    ・[中華麺] 葱と鶏ささみのあっさりラーメン
    ・[中華麺] 酒呑みの冷やしジャズ麺
    ・[中華麺] パタン 冷たいニンニクの和え麺
    ・[中華麺] トムヤンクンら~めん
    ・[中華麺] きのこと根菜の鶏あんかけラーメン
    ・[中華麺] パリパリあんかけ焼きそば
    ・[中華麺] たまとま麺
    ・[中華麺] ラーメンの刺身
    ・[うどん] 消防うどん
    ・[うどん] 釜玉明太うどん
    ・[うどん] 雪割納豆うどん
    ・[うどん] 春菊まぜうどん
    ・[うどん] そぼろうどん
    ・[パスタ] 鶏もも肉と春菊のパスタ
    ・[パスタ] わかめしらすじゃこパスタ
    ・[そば] 冷たい肉そば
    ・[冷麺] 鶏ナンプラー冷麺
    ・奥付
  • シリーズ2冊
    6601,199(税込)
    著者:
    与方藤士朗
    レーベル: やくも書房

    片面A4、見開きにしてもA3という、猫の額のような地。
    そこに、広く大きな思いのたけを詰め込んだ、大きな詩集。
    書籍としては大判で圧迫感がないというお声も、いただいております。
    広い紙面で、解放感に浸りながら、文字と、そして、文字の列も、
    そう、遠目に見た業の連なり具合にも、御着目ください。
    きっと、詩集、いえいえ、読書の新たな楽しみを味わっていただけます。

    2023年10月17日発行の「大きな詩集」の続編です。
    この詩集は、これより毎月17日発行(発売は原則前倒し)となります。
  • 1,166(税込)
    著者:
    彼方灯火
    レーベル: 彼方灯火
    出版社: 彼方灯火

    僕と少女の壮大な夏休み

    すべてを失って精神をリセットした僕は、生まれ変わってロボットになった。自らの歴史を作り出す任務を与えられ、行き着いた先はどこかの病院。そこで僕は一人の少女と出会う。
    SFか? ファンタジーか? そもそも、両者の境界とは?
    僕と少女のちょっと(いや、かなり?)不思議な夏休みの始まり。

    10万文字程度の長編です。
  • 今、世界ぐるみの勘違いを暴く時。

    00'sのアメリカ西海岸サンフランシスコ。ヒッピーが愛したこの街で綴られる、世界一バカなある日本人の話。≪“研究”をするために渡米した≫というマーの日々を、友情、音楽、そしてドラッグが歪に彩っていく。身も心も包み込むトリップの先で、「決してあの世界で見たことを話してはいけない」と告げられたマーの目に映ったのは、虚構かそれとも真実か・・・この瞬間を生きる若者の不安定な青春を描いた新感覚「論文」!
  • 1,467(税込)
    著者:
    ふじきり
    イラスト:
    うみ
    レーベル: 藤田貴理
    出版社: 藤田貴理

    山で出会った神様との恋・全四話。

    R18 創作BL小説 B6 84P 神様との恋。全四話。
    ヒカリゴケの研究をしている福田夜行。
    山でヒカリゴケの神・ヤマガミコウと出会い甘い日々を過ごした後、村に戻るのだが。
    HP・pixivに第一話up。
  • 1,111(税込)
    著者:
    近藤 みずほ
    レーベル: SOPDET
    出版社: SOPDET

    魂の愛の言霊

    この世界にたった一人の自分自身。

    地上に降りてきた時に分離した、魂の片割れの ”ツインレイ” との再会は、
    とても運命的で、激しい過程を潜り抜けていきます。

    この本は、2015年から2020年の間、
    ツインレイの道を生きる人たちの、心のサポートを目的として、
    ソプデトのホームページで発信してきたメッセージを再編集したもの。

    人によっては理解出来なかったり、重たく感じるかもしれませんが、
    ツインレイの道を生きる人をサポートするためには、
    いまの命を繋ぐための言葉が必要でした。
    今日一日を、何とか生きて超えてくれるようにと、祈りを込めて、
    時間の在る限り発信し続けてきたメッセージです。

    多くの人々が目覚め、真実を求める時代に入りました。
    私たちは本質に還り、本来の愛の在り方に向かっています。
    ツインレイは、これからの時代の愛を先導する雛形で、
    真実の愛を地上に伝える存在。いま、その使命が動き出しています。

    大いなる愛の時代の幕開けに向けて、
    ツインレイの道を歩む人や、真実の愛に生きる方々の、
    いまを超える力となることを祈って。
  • 1,650(税込)
    著者:
    伊藤泉
    レーベル: 伊藤泉
    出版社: 伊藤泉

    人が動くと、「史小説」が生まれる。主人公は、時の流れ。歴史は人を動かし、人は歴史を作る。

    時は戦争のかさぶたが取れ、変わらなければ生き残れない昭和二十年代後半。政党も企業も「あしたの転機」を求めて離合集散をくりかえした。市町村の大合併は、その典型だった。人は歴史に動かされ、歴史を作った。
    幼いころ、毎日井戸端で遊んだ美佐と与半。与半は学徒動員で出征し、消息不明に。待ち続ける美佐は、仕事も生活も共にする親友でかつての恋敵のふみ子も与半を待っていることが分かり、自分の求める「あした」と共有することに危機感をもった彼女は東京を捨て、偶然流れ着いたのは、北陸の氷見。御用芸者という天職を見つけた美佐は、お座敷に上がり、夜な夜な繰り広げられる合併話を不在の在として参与観察を重ねる。さらに、幸せの芽もつかむ。ところがふみ子が事件を犯したことを新聞で知り、その原因が自分にあることを察した美佐は、悔悛の念から幸せに背を向ける。
    流れた先は加賀の粟津温泉。芸者として騒々しいお座敷生活の中にも落ち着きを取り戻す。それもつかの間、近くで起きた殺人事件で米兵犯人説が持ち上がると、内灘の米軍の試射場問題と化学反応を起こし、内灘闘争に発展し、日本中がパニックになった。これが、東京時代の米兵の暗い記憶を呼び起こし、美佐も内灘に巻き込まれる。ところが、よそ者の美佐にはしょせん参与観察であり、見てはいけないもの、聞いてはいけないものを見てしまう。
    その間、シベリアから生還した与半は美佐の行方を捜し続け、新聞で美佐が内灘にいることを突き止め、9年ぶりに再会。そしてお互いが、いるのが当たり前から、いないのが当たり前の年月の間、求めていた相手は、あの、井戸端で遊んだあの頃の相手であることに気づき、違和感を抱く。お互い、成熟したこの男(女)との将来の生活に疑問を持ちながらも、東京での再会を約し、別れる。
    東京へ帰ると決心した美佐は、離れたときは氷見町、今は氷見市になった地で世話になった人にお別れのあいさつに行ったところ、自分が氷見へ流れてきたのは偶然ではなく、「あしたの記憶」を伝えるミッショナリーであることが、ある表札でわかる。その人が、まさに、恩人の娘であることを知った時、ミッションを放棄し、また、人生の定点を失う。あしたの転機に翻弄される「史小説」は、東京(きのう)とは反対の方向(あした)に向かってみたび、あてもなく流れ始める。
  • 超イケメンの押切結都!しかし人間嫌いな上に厄介な問題を抱えていて・・・

    理系何でも屋さんのような研究室を運営する押切結都。イケメンで経営の腕も確かなのだが、極度の人間嫌いという欠点を持つ。おかげで助手の石岡航は胃痛に悩まされる。しかも科捜研が難解な事件の調査依頼を持ち込んで大わらわ。それでも、毎日楽しい研究室だった。しかし、ある日、結都の過去に関わる関屋琉城が現われ、大きな陰謀に巻き込まれることになる!!
  • 神様の子!輝け!

    K大学文学部哲学科2年の陽子はマリーという犬を連れておばけの出そうな長屋に引越してきた。大家のおばあさんが「付き合わない方がいい」と言った向かえの夫婦、橘龍之介と美津子は「暴力団関係」だった。陽子は怖がりもせず、仲良くなった。大学での授業が難解で、単調で冷静なのに反して、長屋では次々に物騒な事件がおこる。ある日、出入りしていた達也が小指をつめて帰ってくる。陽子は心配しながら達也を好きになる。子供と大人の狭間で陽子にとっては蝉が殻をでるときの様に貴重な時である。ユーモア溢れる会話と美しい情景描写で、人間愛溢れる昭和の終わりの懐かしい物語。人は皆神様に選ばれてうまれた。皆大切な人だ。神様の子輝け!
  • その圧倒的な筆力、その甘美なテクスト、その野蛮な抒情──。

    天使との格闘──。詩的表現のはじまりに横たわるかくも美しく破壊的な神話的光景。書くことを呼びかけるものと呼び止められて詩を書く詩人とのあいだの原初的な闘争の光景。日本の九十年代を代表する傑作と絶賛された千慶烏子の『やや あって ひばりのうた』。

    あなたは妹の黒い靴下をはき、わたしはお兄さまの革のベルトをしめて、おたがいの胸乳をおのおのの口に吸い合うのです。あなたは妹の黒いリボンをつけ、わたしはお兄さまの黒い靴紐をしめて、おのおのの口に青い鱒をつりあげるのです。水しぶきをあげて勃起している青い魚をおたがいの口にさがしあてては、それをおのおのの口に吸い合うのです。そうしてあなたはわたしの野良猫のようにまるいおなかに、そうしてわたしはお兄さまの牝猫のようにきれいなおしりに、杜撰な虚言を突き立てあってはおたがいの青い鱒をおのおのの口に吸い合うのです。(本書より)


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。端正で甘美な文体、イメージ豊かな表現力が特徴的である。作風は知的であり、作品はしばしばテクストと呼ばれる。代表作に『やや あって ひばりの うた』(1998年)『TaDaÇa』(2001年、2011年)『ポエジー・デコンタンポレヌ』(2015年)などがある。電子書籍の普及に先駆けて行われた実験的で先駆的なデジタル作品の出版でも知られている。
  • 本格的ショートショート。一度で良いから、読んで欲しい!

    「しっかり落ちのある、ちゃんとしたショートショートを読みたい」あなたへ。星新一憧れの、プロライターが頭から血が吹く程度は本気で書いた、本物のショートショートです。
    ※カクヨムで無料展開中。経済関連のライターなのに、コロナ禍で経済的に恵まれていないので、ご購入して頂いたお金は大事に創作に打ち込むために使わせて頂きます。
    ※comsickでTwitterしてます。購入された方で連絡取りたい方は、ぜひ!
  • 2,222(税込)
    著者:
    魔神臓
    レーベル: 魔神臓
    出版社: 魔神臓

    野に咲く花は ストリッパー

    雑誌 無限無限
    ・巻頭グラビア ソシエダ順子 「無限無限」
    ・シュールフェミニズム宣言~溶けるパンティ~
    ・FM8∞2ヒラヤマダイラ「クンニオブポップ」
    ・ヤク「ダイヤモンドダストスターダスト」
    ・12ストリップ
    ・13ストリップ
    ・シャブジスト シャブレット シャブローグ
    ・シャブバーナのシャブセスとシャブニック
    ・覚醒覚醒(シャブシャブ)
    ・覚醒(シャブ)
    ※人によっては不快に感じる性表現がありますので苦手な方はご注意ください。
     暴力表現などはありません。
  • 1,111(税込)
    著者:
    魔神臓
    レーベル: 魔神臓
    出版社: 魔神臓

    わたしは死にたい 完全に

    虚方陣 花子の電子書籍版です。
    虚方陣 順子とは姉妹書です。
    詩 写真 散文 絵 等等の雑文集です。
  • 1,111(税込)
    著者:
    魔神臓
    レーベル: 魔神臓
    出版社: 魔神臓

    生き生きと死ぬ

    虚方陣 順子の電子書籍版です。
    虚方陣 花子とは姉妹書です。
    詩 写真 散文 絵 等等の雑文集です。
  • 世田谷一家四人惨殺事件(第一部)遂に迷宮を土壇場でひっくり返す真犯人断定!!真犯人は当時大日本印刷市ヶ谷工場日雇いアルバイトのホームレスの男!!これが動かぬ真犯人と一致する四十五点の絶対的な証拠近日逮捕切迫!!

    あの懸賞あ金2000万、世田谷一家四人惨殺事件の真犯人が、遂に断定。これは犯行現場に残された数々の遺留物から、真犯人は印刷会社の従業員ということが、判明します。実にと真犯人と45点の絶対証拠が一致したのです。そこで重大な物証の一つ、問題のヒップバックです。 1600粒の微粒子がこの中から発見され、この内にと、紙の表面加工に使われる、チタン酸バリウムという、白い粉末。これこそ印刷会社を決定づける、有力な物証となりました。 そしてさらにと、印刷機のインキ汚れ防止のための、特殊フィルムだった。犯人はこのフィルムから、ガラス球五、六個を剥ぎ取りしまい込んでいた。 この男当時着の身着のままでやって来た、ホームレスでした。この大日本印刷との関係は、すぐにと日雇い日払いのアルバイトにと、就いたことにと、事は始まります。 そこにはこのホームレスの男と、真犯人を結び付ける実にと45点の一致点があったのです。 印刷会社に潜り込んで、消却法捜査という手法により、次第次第に暴かれていきます。 犯人が犯行現場に放置した、遺留物のほとんどが、JR荻窪駅の駅ビルにある、タウンセブンと同センターに隣接する、西友荻窪店でと扱っていたからです。 ならばこの男この荻窪駅を、大日本印刷市ヶ谷本社工場にと、日雇い日払いのアルバイトに出勤するための、拠点にと使っていたのです。 まずはこの男犯人と断定すべく、身長、ヒップバックのベルトの長さから、推定ウェスト70センチの痩せ形、当時20代前半という年齢的一致。 ラグランシャツ(トレーナー)を着たこの男、大日本印刷市ヶ谷本社工場内で目撃される。 インキの付着していた部分から検出された特殊洗剤。 この発見こそ、大日本印刷市ヶ谷本社工場印刷課と、犯人とこの男を結び付ける、一つの重大な要素と取って代わるのです。 問題のヒップバックが、この男が付けていたヒップバックと形、色、製造年月日が一致したのです。この男と真犯人を結び付ける45の一致点をみたのです。これぞ世紀の大スクープです。
  • シリーズ2冊
    1,3201,650(税込)
    著者:
    玉置豊(標本)
    レーベル: 玉置標本
    出版社: 玉置標本

    「身近な生き物を捕まえて食べる」という一期一会を記録したエッセイ集。

    ターゲットは、スッポン、アナジャコ、マテガイ、ホタルイカ、エイ(ホンオフェ)、ギンポ、ミズクラゲなど。誰でも捕まえて食べようと思えば、実行可能なものばかりです。
  • シリーズ4冊
    1652,200(税込)
    著者:
    川村一彦
    レーベル: 歴史研究会

    室町時代の職名。将軍を補佐して政務を統轄し、時にはその職務も代行した。幕府開創期には足利一門の高・仁木氏など執事として将軍を補佐したが、足利氏家宰としての性格が強かった。貞治元年(1362)若年の斯波義将が就任し父高経が孝謙となった頃から管領と称され、政所・引付方・門注所などを統轄する幕府最高の官職となった。足利氏家政機関の長としての執事と統治権的支配を示す裁判機関の長官でもあった引付頭人の職務を統一したものと言える。義将に次いで管領となった細川頼之は、10歳の将軍足利義満を補佐して幕政を担い、その職務は一層の重みを持った。応永5年(1398)畠山基国の就任以降は、斯波・細川・畠山の三家からの補任が慣例になり、三管領家という最高の家格が固定化された。6代将軍足利義政の時引付頭人が再設され権限は制限されたが、義教の死後は旧に復した。応仁・文明の乱後は実体を失い、幕府は細川氏の専制となり、永禄6年(1563)細川氏綱を最後に廃絶された。
  • シリーズ3冊
    2202,200(税込)
    著者:
    星十里 手品
    レーベル: 星十里手品

    あなたはこの物語を読むことをずっと待っていた。何年も何百年も前から

    そろそろ読む準備はできましたか?
    これはあなたの本当の願いを叶える物語。

    猫が二足歩行を始めて踊り出した意味を知った時の、
    究極の絶望、そして… …。
    人類には耐えられない、或いは理解したくない、
    故に理解できない秘密。

    全世界に偏在する、すべての物語に共通する情念は、「読まれたい」という宿命的な欲望でしょう。みなが物語の裡に、その想いを秘めています。 悲しいことに「ルビヤの石」にはそれがありません。「読まれまい」という、物語の本質にあるまじき反対の欲求に支配されているのです。「ルビヤの石」はありとあらゆる手法を用いて、読者の皆様にこの物語を読むことを放棄させようと試みます。そしてなんと恐ろしいことに、それは概ね成功してしまっていたのでした……。読むことを諦めてしまった読者の皆様を、「ルビヤの石」はしたり顔で眺めているのです。誤解のないように申し上げなけばならないのですが、作者である私と「ルビヤの石」は全く異なる考えを持っています。私は「ルビヤの石」を最後まで「読んでほしい」と願っています。すべての物語作家が、そうであるように私もまた。 誰が自分では読まれたくないと思うような物語を、書いたりすることができるでしょうか?

    「反対に訊くが何故お前は、お前の著作物を読まれたいと望んだのだ? お前は小説を書いているときが一番幸せだと俺に言ったはずだ。外部に読んでいる者がいようがいまいが、お前の幸せな世界とやらとは、一切関わりを持たないはずだろう? それにすべての物語が『読まれたい』と望んでいる、などと、お前はすべての本から、その答えを訊いて回ったのだろうか?」
  • 『JKハルは異世界で娼婦になった』続編の連作短篇集

    2017年に早川書房より刊行されたweb発小説
    『JKハルは異世界で娼婦になった』
    続編となる連作短篇集です!

    本編後のハルの選択と雨の男との邂逅。一方、千葉にも新しい出会いがあり、何度も死にながら過去と向かい合い、異世界での生き方を見つけていくーー

    他にも本誌特典ペーパーやラーメンコラボ記念SSなど、全320ページ収録。
    表紙イラストは山田J太様です!

    ■目次■
    いつかヒーローみたいに君のこと救いたかった
    夜想の青猫亭殺人事件
    ジェイソウルブラザーズキッチン
    泥河は低く流れて
    mom
    続・いつかヒーローみたいに君のこと救いたかった

    特典SS
    ・ラーメンは青春だ!
    (麺処まるわ×JKハルコラボSS)   
            ・書店特典ペーパー はじめてのクリスマス
    ・書店特典ペーパー ボツバージョン

    ▶紙の本もコミックZIN様にて委託中です。こちらはイラストカード付きとなります。
    https://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=37363
  • 1,870(税込)
    著者:
    桐みう
    レーベル: 桐みう
    出版社: 桐みう

    「雅昭さん。貴方に子供は、いるのですか」父がいた女と、娘がいなかった男。壊して壊して、生きる。

    内容紹介
    大手出版社主催、新人賞通過作品。
    一部改稿。
    何処かの誰かに、貴方に、届けたい物語がある。

    三十歳の私は真夜中、焦燥感に襲われていた。
    原稿の結末が書けずにいるのは、幼き自分が記した日記帳に在る、過去と現在が絡み合う為だった。
    実の父親を知らずに生きていた十八歳の紗依は、モデルの仕事が始まる矢先に、口腔内の出来物の存在に気がつく。

    病院へ向かうと、酷く冷淡で人間味の無い医師と出逢う。
    その主治医を“ノッポ”と心の中で名付けた。手術当日に見せた、ノッポの笑顔とぶっきらぼうな優しさに惹かれて、徐徐に紗依の心にはノッポが住む様になる。

    ある日、紗依は雅昭の嘘を知り、一つの嘘は全ての嘘に通じるのかと疑心暗鬼に陥る。
    真実を訊きたくて六年ぶりに雅昭に逢いに行く。

    友人の奈央、恩師、章太郎おじさんとの交流の中で、紗依は逡巡を続ける。結局、訊くのは止めると一度は決意した言葉を、雅昭に投げ掛けてしまう。

    数年後。駅構内で紗依は瞬き動揺をきたす。
    何故ならば……
  • 1,232(税込)
    著者:
    千慶烏子
    レーベル: P.P.Content Corp.

    クレール。──目眩めくテクストの快楽

    思えば、あの日はじめてサーカスの馬屋で見た中国男がわたしに微笑みかけることをせず、罌粟の咲き乱れる裏庭の片すみで、弦が一本しかない中国のセロを弾いてわたしたち家族を感嘆させることもなく、柔らかいなめし革のような肌を輝かせてわたしの手にうやうやしく接吻することもなく、そのまま馬に乗ってこの小さな村から出て行ってくれたのなら、どれほどよかったことだろうか──。

    Claireとは明晰にして澄明、清澄にして純粋。光輝くような美貌の女クレールが繰り広げる愛の妄執はかくも清冽であり、またかくも甘美である。千慶烏子のプネウマティクとバロッキズモは、われわれの記憶の古層にたたまれた愛の神話を、かくも現代的な表象空間のもとでかくもモダンに上演する。アレゴリーとは他者性(アロス)の言説。千慶烏子が舞台の上に女たちを呼び寄せて語らせる甘美な愛の言説とは、実にこのアロスの言説、他者性の言説に他ならない。神の女性的な部分。狂気のもうひとつの側面。全体的で命令的な連続する快感。実に愛の妄執とは、ジャック・ラカンの言うとおり「女として現われる」のである。──急迫するファントーム。明晰な愛のオブセッション。目眩めくテクストの快楽、千慶烏子の長編詩篇『クレール』。


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。端正で甘美な文体、イメージ豊かな表現力が特徴的である。作風は知的であり、作品はしばしばテクストと呼ばれる。代表作に『やや あって ひばりの うた』(1998年)『TaDaÇa』(2001年、2011年)『ポエジー・デコンタンポレヌ』(2015年)などがある。電子書籍の普及に先駆けて行われた実験的で先駆的なデジタル作品の出版でも知られている。
  • 1,232(税込)
    著者:
    千慶烏子
    レーベル: P.P.Content Corp.

    デルタ。──奇想に溢れたバロック的悲劇

    ヴィヨンよヴィヨン。おまえたちが太陽と呼ぶ、あの太陽の廃墟の太陽の、ファーレンハイト百分の一度の乱れがわたしの心臓を慄わせる。おまえたちが海洋と呼ぶ、あの海洋の廃墟の海洋の、高まって高まって高まって砕ける波の慄えがわたしの心臓をふるわせる──。

    デルタとは誰か。それは謎めいたアナグラムなのか。それとも名前に先立つ欲望の集合的な属名なのか。きわめて今日的なカタストロフのもとでボードレールのファンタスムが、あるいはコルプス・ミスティクスのシミュラークルが、全く新しい光を受けて上演される。都市と売淫、断片と化した身体。あるいは石と化した夢。娼婦への愛は、果たしてヴァルター・ベンヤミンの言うとおり、商品への感情移入のハイライトなのか。ためらう者の祖国とは何か。 人でなしの恋とは何か。コギトの誘惑あるいは内省の悪徳とは。この美貌の女が語る「接吻で伝染する死の病」とはいったい何なのか──。予断を許さない大胆な構成のもとで繊細かつ多感に繰り広げられる千慶烏子の傑作長編詩篇『デルタの恋』。


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。端正で甘美な文体、イメージ豊かな表現力が特徴的である。作風は知的であり、作品はしばしばテクストと呼ばれる。代表作に『やや あって ひばりの うた』(1998年)『TaDaÇa』(2001年、2011年)『ポエジー・デコンタンポレヌ』(2015年)などがある。電子書籍の普及に先駆けて行われた実験的で先駆的なデジタル作品の出版でも知られている。
  • 1,232(税込)
    著者:
    千慶烏子
    レーベル: P.P.Content Corp.

    アデル。──傷ましいほど明晰な感受性

    ヴィクトル・ユゴーの娘アデルの悲恋に取材した千慶烏子の長編詩篇『アデル』。その才能をして類稀と評される詩人の書き記す言葉は、あたかも暗室のなかの多感な物質のように、一瞬一瞬の光に触れて鮮明なイマージュを書物の頁に印しづけてゆく。そして恋の苦悩に取り憑かれた女を、その悲嘆に暮れるさまを、失意のなかで愛の真実について語ろうとするさまを、近接性の話法のもとで精緻に写しとどめる。傷ましいほどの明晰な感受性、あるいは極めて写真的なヴァルネラビリティ。

    ──そしてここ、ガンジーの浜辺でエニシダを挿した食卓の花瓶や静かに揺れるお父さまの椅子、その背もたれの縁に手を差し伸べて優しく微笑むお母さまの美しい横顔、もはや年老いて耳の遠くなったばあやがわたしを気づかって差し出してくれる洋梨のデセール、そのように取り止めもなく瞳に映るもののすべてが、海辺にせまる夕暮れの深い静寂のなかで、もはや決して繰り返されることはないであろう一刻一刻の美しい輝きをおびてわたしの眼の前に立ち現われたその瞬間、わたしは恋に落ちていることを確信しました。(本文より)


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。端正で甘美な文体、イメージ豊かな表現力が特徴的である。作風は知的であり、作品はしばしばテクストと呼ばれる。代表作に『やや あって ひばりの うた』(1998年)『TaDaÇa』(2001年、2011年)『ポエジー・デコンタンポレヌ』(2015年)などがある。電子書籍の普及に先駆けて行われた実験的で先駆的なデジタル作品の出版でも知られている。
  • 1,320(税込)
    著者:
    千慶烏子
    レーベル: P.P.Content Corp.

    インターネット草創期の先駆的なデジタル作品

    人類の歴史にはじめてインターネットが登場したときに、人はどのような未来をそこに見いだし、詩人はどのような書物をそこに創造したのか──。

    二十一世紀初頭、インターネット草創期に先駆的なデジタル出版で海外から高い賞賛が寄せられた千慶烏子の『TADACA』。傑作と名高い第三章「La Chambre Numerique」を含む全四章を完全収録。この不可能な挑戦、この孤立無援の行程のもとで行われたデジタルの内面化の過程を通して、デジタルははじめて人間的なものになる。──ここにあるのはデータにすぎない。しかしそれは何よりも貴重な歴史の証言であり、また書物という人類の英知の賜物なのだ。


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。端正で甘美な文体、イメージ豊かな表現力が特徴的である。作風は知的であり、作品はしばしばテクストと呼ばれる。代表作に『やや あって ひばりの うた』(1998年)『TaDaÇa』(2001年、2011年)『ポエジー・デコンタンポレヌ』(2015年)などがある。電子書籍の普及に先駆けて行われた実験的で先駆的なデジタル作品の出版でも知られている。
  • 1,232(税込)
    著者:
    千慶烏子
    レーベル: P.P.Content Corp.

    パラドクスと抒情に満ちた珠玉の三十篇

    自転車を押しながら坂道を登ってゆく彼女を見つけてマリと叫んだ。僕たちの夏の始まりだった。僕たちはその夏一緒に過ごそうと約束していた。誰にも内緒で、自転車を走らせ、一晩でいいから湖のほとりのコテージで一緒に過ごそうと二人だけの約束をしていたのだった。僕は彼女を見つけて名前を叫んだ。半袖のブラウスからのぞく肌という肌のすべてが美しく、額に結んだ粒のような汗までが美しかった。僕たちは夏の盛りの泡立つような虫の声に煽られながら…(本文より)

    脱現代性の詩的方法論──。デコンタンポランという聞き慣れないフランス語は、現代性の危機に対抗するべくして詩人の作り出した新しい文学上の方法論だ。英語に置き直すならばディコンテンポラリー、脱構築の脱が加えられた現代性、すなわち脱現代性の方法論だ。──対抗的であり、挑戦的であり、攪乱的であるような想像力のかたち。千慶烏子のポエジー・デコンタンポレヌ。珠玉の三十篇を収録。


    著者紹介:千慶烏子(せんけいからす)は日本の詩人・批評家。男性。欧文表記では Callas Cenquei と記す。端正で甘美な文体、イメージ豊かな表現力が特徴的である。作風は知的であり、作品はしばしばテクストと呼ばれる。代表作に『やや あって ひばりの うた』(1998年)『TaDaÇa』(2001年、2011年)『ポエジー・デコンタンポレヌ』(2015年)などがある。電子書籍の普及に先駆けて行われた実験的で先駆的なデジタル作品の出版でも知られている。
  • シリーズ9冊
    3301,650(税込)

    テレビアニメのSF設定や脚本、評論で活躍する堺三保氏が、一念発起して海外留学を決意!1巻では、ジョージ・ルーカス他多数の映画人を輩出した南カリフォルニア大学、映画芸術学部に入学までの波乱万丈を余すところなく当時の日記から採録海外留学、映画学校、映像業界に興味ある方必見の書です!

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