『文芸・小説、雑学、俳句・短歌』の電子書籍一覧
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なにげない日常の中に「俳句のタネ」を見つけるワザと、誰でも簡単に
俳句がつくれる秘訣をやさしく教えます。
バラエティ番組『プレバト!!』(MBS / TBS系)の俳句コーナーで大人気の俳人 夏井いつきが、
家の中のモノを題材に俳句の作り方を教える初心者向けの本。
リビングや台所、寝室などの場所ごとに、「食材」「日用品」「家事」「家族」「眠れぬ夜」など、俳句のタネを探すコツを伝授。
一般の方から募集した俳句を例に、初心者にありがちなクセや凡人によくある発想などを徹底解説。
「壁に飾られているモノは?」「台所にある食材は?どんな味?食感?」など、穴埋め感覚で楽しい、書き込みドリル付で簡単につくれる。
ポイントは五感を活用しながら、想像力を膨らませること。
家の中にだって俳句のタネはたくさんある!
*本書は様々な事情を抱え、外へ出られない方々が
自由に俳句がつくれるようにとの思いを込めてつくられました。
第1回「おウチde俳句」大賞募集(11月8日~) 記念出版! -
与謝蕪村は、江戸時代中期の日本の俳人、画家である。
2015年は、与謝蕪村生誕300年。
「伊藤若冲と与謝蕪村 生誕三百年 同い年の天才絵師」が、
美術館で開かれていた。
現代においても古びることのない蕪村の魅力は、
時を越えて十分に通用するものがある。
一人でも多くの方に蕪村の俳句を知っていただきたい。
■ あらすじ
2015年は、与謝蕪村生誕300年にあたる。
淀川のほとり都島区毛馬町に、蕪村公園があるが、
石碑と石造りの30石舟が置かれているだけの寂しい公園だ。
蕪村は、俳聖芭蕉と比較されることが多い。
さみだれを集めて早し最上川(芭蕉)
さみだれや大河を前に家二軒(蕪村)
確かに、芭蕉は、写実的な俳諧の基礎をきづいた天才といえる。
その芭蕉を尊崇して、奥の細道への旅をしたり、
師巴人(はじん)を通して芭蕉の俳諧精神を勉強して、
その精神を自分のものとした蕪村の作品は、まるで絵画のように、
細かな情景までが眼前に浮かぶのである。
一般の評価は、蕪村を芭蕉よりも低くみているようだが、
それは蕪村の出生の秘密にあるのではないか。
また、蕪村は、奥の細道への旅を中心とした多くの絵画を残しており、
それらは、国宝や重要文化財に指定されている。
蕪村は、自然風景や花鳥風月を詠んだだけでなく、艶っぽい句も詠んでいる。
もも尻の光りけふとき蛍哉
これは、祇園の芸者小糸との別れのうたといわれる。
また、蕪村は、望郷の詩人であった。その魂のうめき声である望郷の念が結実したのは、
「春風馬堤曲」であり、教科書にもとりあげられている。
春風や堤長うして家遠し
春情まなび得たり浪花風流(なにわぶり)
■目次
・まえがき
・毛馬のひと
・旅のひと
・京のひと
・これぞ蕪村の句
・艶のひと
・馬堤のひと
・蕪村の魂
・おわりに
■著者 みのごさく
岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、
日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、
神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。
主な著作、「炎のバンカー」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、
「帷(とばり)」、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生~ナチスからユダヤ人を6000人救った男~」などがある。 -
作家・又吉直樹の「俳句の師匠」による歳時記ワールドへようこそ。
あなたの言葉のセンスが一変します!
「わたしは暦とともに生きていますから……」
が口グセの謎の先輩と、ちょっと冴えない男子君が繰り広げる
季節感いっぱいの“風流”青春ストーリー
【著者紹介】
堀本裕樹(ほりもと・ゆうき)
俳人。1974年和歌山県生まれ。「いるか句会」「たんぽぽ句会」主宰。國學院大学卒。
第2回北斗賞、第36回俳人協会新人賞、第11回日本詩歌句随筆評論大賞、2015年度和歌山県文化奨励賞受賞。
2016年度NHK俳句選者。東京経済大学非常勤講師。
著書に句集『熊野曼陀羅』、小説『いるか句会へようこそ!』、『十七音の海』、『富士百句で俳句入門』、
漫画家・ねこまきとの共著『ねこのほそみち』、又吉直樹への俳句入門講義をまとめた『芸人と俳人』などがある。
石川ともこ(いしかわ・ともこ)
イラストレーター。 東京生まれ。 セツ・モードセミナー卒業。
1990年ターナーアウォード優秀賞。 97年扇子絵コンペ下谷二助賞。
98年第103回ザ・チョイス入選。 99年PATER大賞展PATER賞。
2005年第1回ほぼ日マンガ大賞入選。日本図書設計家協会会員。
14年温泉ソムリエ認定。
【目次より】
[プロローグ]最強の雑談データベース
◆春◆暦とともに生きる謎の先輩がやってきた
◆夏◆雨にも雲にも豊かな表情がある
◆秋◆台風にもマケズ、残業にもマケズ
◆冬◆季節の言葉でお客様をおもてなし
[エピローグにかえて]こよみの打ち明け話 -
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●著者からのコメント●
一見、何の変哲もない普通の文章の中に、偶然57577のリズムが含まれている場合があります。
そのような「偶然」の57577を「短歌」とみなしたものを「偶然短歌」と呼び、まとめたのがこの本です。
この本には、ウィキペディア日本語版の文章の中から見つけた「偶然短歌」が100首、収録されています。
と言っても、ウィキペディアには大量の文章があるため、この中から「偶然短歌」を一つひとつ見つけ出すのはかなり骨の折れる作業になります。
著者はプログラマーであったため、文章中から「偶然短歌」を機械的に見つけ出すプログラムを作ってみました。「偶然短歌発見装置」のようなものです。
「装置」の作成には苦労があり、単純に抽出しても短歌とは言いがたい57577がたくさん出てきてしまったため、
抽出しては抽出ルールを見直し、抽出しては抽出ルールを見直し……、ということを繰り返しました。
そうして、できあがった「装置」にウィキペディアのすべての文章を入れてやり、数時間ほど待つと、「装置」からは大量の「偶然短歌」が出てきました。
その数は、なんと約5,000首にものぼりました。それらはTwitterで「偶然短歌bot」のつぶやきとして、日々発表されています。
この本に収録の100首とは、その中から厳選されたものです。
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