『オムライス 4、文芸・小説』の電子書籍一覧
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第25回メディアワークス文庫賞受賞! 涙と感動の幽霊ご飯物語
「最後に食べるものが、あなたの作るカレーでうれしい」
家賃四万五千円、一部屋四畳半でトイレ有り(しかも夕食付き)。
平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は、オンボロな外観のせいか心霊スポットとして噂されている。
暗闇に浮かぶ人影や怪しい視線、謎の紙人形……次々起こる不思議現象も、愉快な住人たちは全く気にしない――だって彼らは、悲しい過去を持つ幽霊すら温かく食卓に迎え入れてしまうんだから。
これは俺たちが一生忘れない、最高に美味しくて切ない“最後の夕食”の物語だ。 -
深夜だけ開いている定食屋で、美味しいごはん、いかがですか? 「ここは、あなたの居場所です」――芦屋の定食屋で繰り広げられる、美味しくって癒される、心のごちそう物語。家族じゃないけど家族よりも大切な人たちに出会える奇跡がここにある!
若手イケメン俳優の五十嵐海里(いがらし かいり)は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。
全てを失い、故郷の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず……。
行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二(なつがみ りゅうじ)に拾われる。
夏神の定食屋「ばんめし屋」は夜に開店し、始発が走るころに閉店する不思議な店。
そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて……。
幽霊すらも常連客な不思議なお店で、海里が出会ういろんな人々、そしておいしいごはんの数々。
美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店!
※本電子書籍は「最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵」「最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華」「最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ」「最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ」「最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス」を5冊にまとめた合本版です。 -
商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密とは!? 美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす連作小説!
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ある日とつぜん、2才のちなつを育てることになった、小6の実咲。ちなつには、とある事情とヒミツの特殊能力があることを知り、「この子を守りたい!」と思う。けれど、ちなつの能力を悪用しようとする大人があらわれ…遊園地で連れ去り事件が起きてしまう!! 実咲は、幼なじみの颯太と一緒に助け出そうとするけれど…!? ドタバタ・ハートフルコメディ第1弾!!
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疲れた心に沁みる、美味しい連作短編小説。
★「お願いおむらいす」 音楽への夢を捨てきれないまま、追い詰められて就職した太一。音楽雑誌の出版社に就職したはずが、全然違う仕事に就くハメに。それでも頑張ってしまうマジメな太一が気づく大切なこととは。
★「キャロライナ・リーパー」 久しぶりに会う大好きな姉と疎ましい父親。突然聞かされた姉の悲しいニュースに、心は乱れる。対照的に歩んだ女性の生き方、悩みをホロ苦く描く。
★「老若麺」 ラーメンの名店「紅葉」ぐるフェス店を任された天翔と崇。だが、どうしてもあの味を出せず客は集まらない。そんなとき事件が起こり、ある秘密が解き明かされることに。
★「ミュータントおじや」 美優は自他共に認める崖っぷちアイドル。大ファンだという女子中学生と出会い、行きがかり上その子の面倒をみることに。自分を押し殺して生きてきた美優の思いとは。
★「フチモチの唄」 50代後半にしてまさかのリストラになってしまった浩。大切な家族を守り切れない自分に苛立つ。最愛の母の命が長くないことを知り、彼が下した決断とは……。
秋のある日、「ぐるフェス」に集う人々の人生模様を生き生きと描く。心がほわっと温まる全5編。
※この作品は単行本版『お願いおむらいす』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
★★大人気ミラクルシリーズDX版のお料理本が刊行!★★
ハンバーグやオムライス、カレーなどのみんな大好き人気メニューから、野菜1つで作れる小さなおかず、パーティーやお弁当メニューまで、すぐに作れるレシピが130以上!
調理道具や調味料など基本の解説も丁寧に入った、大ボリュームの256ページ!
【目次】
【パート1】みんな大好き!人気メニュートップ10
【パート2】どっちが好き?定番料理対決!
【パート3】パッとつくれる!野菜の小さなおかず
【パート4】お友だちといっしょに食べたい!おうちでパーティーメニュー
<電子書籍について>
※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。
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株式会社西東社/seitosha -
本は違う世界の光を届ける窓
図書館は人と人の出会いの場所
司書の仕事はケアにつながる
奈良県東吉野村にひっそりとたたずむ「ルチャ・リブロ」は、自宅の古民家を開いてはじめた私設の図書館。このルチャ・リブロの司書が綴る、本と図書館の仕事にまつわるエッセイ。
人と接するのが苦手で、本という「窓」から外の世界と接してきた。そんな著者が自らの本棚を開放することで気づいた「図書館」の本質的な効用。精神疾患を抱える「支えられる立場」から、司書という「人を支える立場」になりえた体験を通じて、司書の仕事の豊かさ、奥深さ、そして本という「窓」の持つ力が伝わってくる。
読むと訪れてみたくなる、ある個性的な図書館の物語。写真・宗石佳子。
“私の来し方には、いつもそこに「本」と「生きづらさ」が座しています。自分自身の読んできたものと、読書の周辺を紐解くだけで、「この人、よく生きていたなあ」と何やら放心してしまいます。ルチャ・リブロはそんな私自身の読んできたものを開いたような場所で、だからこそ、少ししんどい状況にある人が、ふとこの場所を見つけて遠い道のりをやってきてくれるのではないかと考えています。(「まえがき」より)”
【目次】
■1 司書席から見える風景
不完全な司書
本という窓
古い家で、いとなむこと
蔵書を開くことは、問題意識を開くこと
ルチャ・リブロの一日
公と私が寄せては返す
窓を眼差した人
時間がかかること、時間をかけること
諦めた先の諦めなさ
ペンケースを開け放つ
森から来た人達
知の森に分け入る
葛根湯司書
図書館への道
ルールとのつきあい方
偶然性と私設図書館
夜の海の灯り
■2 クローゼットを開いて
クローゼットの番人が、私設図書館を開くまで
幽霊の側から世界を見る
当事者であること、伴走者であること
絶対あると思って探しに行かないと見つからない
探求のお手伝いが好き、レファレンスブックが好き
カーテンに映る影
本と暴力と
光の方へ駆ける
窓外に見えるもの
旅路の一里塚
明るい開けた場所に出られるような言葉
■3 ケアする読書
デコボコと富士正晴
書くことのケア性について
「分からない」という希望
生きるためのファンタジーの会
木炭で歯をみがくことと、オムライスラヂオ
私の影とのたたかい
背後の窓が開く
「土着への処方箋」のこと
「本について語り合う夕べ」のこと
■4 東吉野村歳時記
峠をのぼるひと、のぼる道
屋根からの手紙
とんどと未来
馬頭観音祭と、往来と
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