『実用、科学、角川ソフィア文庫』の電子書籍一覧
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食べるカビやスマホのカビなど、実は個性豊かな面々を楽しく紹介!
暗い、汚い、かび臭い――陰気なイメージのカビが、美食界では大ブーム!
レストランで著者が見たものとは…。
ほかスマホや文化財に生えるカビなど、意外な一面に驚きつつ、かしこい付き合い方がわかる!
本書は2020年に弊社より刊行された書籍の文庫化です。
文庫化にあたり、カビをどう防ぐのかについての章を設け、実用的にも充実した内容となりました。
(章立て)第一章 食べるカビが大ブーム
第二章 カビの正体
第三章 思わぬところに生えるカビ
第四章 冷蔵庫・エアコン・洗濯機──家電のカビの今昔
第五章 カビ対策 一に乾燥、二に乾燥
第六章 石灰岩帯と山火事の後
第七章 カビは体にどのくらい悪いのか
第八章 ヒトとカビの闘い -
ビッグバンだけで、宇宙のはじまりは語れない!?
シャボン玉や潮の干満、キリンの斑模様など、身近な自然の不思議から壮大な宇宙のしくみが見えてくる。ビッグバンからエントロピーの法則まで、宇宙物理学を楽しむための案内。『宇宙は卵から生まれた』を改題。 -
本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。
知の巨人、松岡正剛の本の読み方がわかる。読書は交際であり、格闘技である!
第一章 世界読書の快楽
道元『正法眼蔵』
ブレーズ・パスカル『パンセ』
滝沢馬琴『南総里見八犬伝』
オノレ・ド・バルザック『セラフィタ』
エドガア・アラン・ポオ 『ポオ全集』
第二章 書架の森
リュシアン・フェーヴル&アンリ『書物の出現』
デレク・フラワー『知識の灯台』
フランセス・イエイツ『世界劇場』
メアリー・カラザース『記憶術と書物』
ジョナサン・グリーン『辞書の世界史』
ヴィンフリート・レーシュブルク『ヨーロッパの歴史的図書館』
アルベルト・マングェル『読書の歴史』
小川道明『棚の思想』
第三章 読みかた指南
ウォルター・オング『声の文化と文字の文化』
川島隆太・安達忠夫『脳と音読』
前田勉『江戸の読書会』
上田利男『夜学』
周興嗣『千字文』
前田愛『近代読者の成立』
ゴットフリート・ロスト『司書』
第四章 ビブリオゲーム
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』
アンドルー・ラング『書斎』 -
人類に残された最後の超難問、ABC予想に挑む!
(章立て)
文庫版によせて
望月新一教授からの寄稿
第1章 IUTショック
第2章 数学者の仕事
第3章 宇宙際幾何学者
第4章 たし算とかけ算
第5章 パズルのピース
第6章 対称性通信
第7章 「行為」の計算
第8章 伝達・復元・ひずみ -
最新宇宙論が描き出した宇宙創生とその未来像とは。「宇宙の全貌」に挑む!
時空も存在しない無の世界に生まれた極小の宇宙。それは一瞬で爆発的に膨張し火の玉となった! 高精度観測が解明する宇宙誕生と未来の姿、そして宇宙の96%を占めるダークマターの正体とは。最新宇宙論入門。 -
昔の日本人はいかに植物とともに生きてきたか?
なぜ桃太郎はミカンではなく桃から生まれたか。なぜ門松なのに竹を飾るのか――。日本人の暮らしや文化と、植物との意外で密接な繋がりを紹介。植物の優れた特性が身近なエピソードとともに楽しめる30篇。 -
身近な植物たちの「かたち」の謎に迫る、やさしい植物学入門。
街で、庭で、山や森で。花束や食材として。私たちの暮らしの中で、植物を目にしない日はほとんどありません。ところで、そんな身近な草木や花々、野菜や果物は、どうして「その形」をしているのでしょう。葉や枝や根、花や果実が、それぞれどんな理由でいまの形になったのか、豊富な図版をもちいて基礎からやさしく解説する植物学入門。 -
本当にあるの? 吸い込まれたらどうなる? 不思議に満ちた天体を大解剖!
猛烈な勢いであらゆるものを吸い込みつづけるブラックホール。
一度のみ込まれたら、光ですらも抜け出すことは決してできないというSFのような天体は、
アインシュタインによって予言され、2015年、重力波の検出で存在が証明されました。
そして2017年、人類は初めてその姿をとらえることに成功しました。
イベント・ホライズン・テレスコープという電波望遠鏡をつなぐ国際プロジェクトが
地球から約5500万光年かなたにあるM87銀河近傍のブラックホールの姿をとらえたのです。
本書は2017年に単行本で刊行された書籍の文庫版ですが、
エポックメイキングとなった2017年の撮影を踏まえ、全面的に加筆修正を行いました。 -
幻の名著が復刊!極限世界の不思議な現象を数式を使わずにやさしく紹介
監修 大須賀健(筑波大学計算科学研究センター教授 宇宙物理理論研究室)
寄稿 永田和宏(細胞生物学者/歌人)
(目次)
第1章 現代科学の最先端を行く物理学
1 人間のいかなる空想も越える奇妙な世界
2 宇宙には、果てがあるか
3 宇宙は、膨張している
第2章 極微の世界は、常識を破壊する
1 物質の最小単位は、なにか
2 極微の世界の不思議
3 どれだけ小さいものまで見えるか
第3章 現代物理学は、自然の本質を解明した
1 断念は、あきらめではない――「断念の哲理」
2 新しい位置と速度の考え方――「不確定性理論」
3 自然の安定を保つもの――「プランク恒数」
第4章 宇宙の謎を解く素粒子の活躍
1 星は永遠に光り輝くのか
2 宇宙の放浪者たち
第5章 時間が遅れ、空間が縮む世界
1 光は真空を伝わる
2 絶対性の否定――「特殊相対性理論」
3 地球の引力による時間の遅れ
4 宇宙の神秘
第6章 物質世界の果てを求めて
1 電子顕微鏡でも見えないものを、知る方法
2 極微の世界に巨大な力がある
3 素粒子は、はたして窮極物質か
第7章 真空の世界では「無から有」が生じる
1 真空は、無ではない
2 自然は、限りなく深い -
身近な料理を科学と歴史で解き明かす。新入生の5月病を撃退した人気講義。
新入生の5月病対策として設けられたという、大阪大学の人気講義。
実験(=調理実習)をもとに、生化学・解剖学など科学の話題から、知られざる食の文化の歴史まで、ときに小ネタも挟むユニークな授業が始まる!
「酸味を甘味に変える「味覚修飾物質」の仕組みとは?」「ホワイト・デーのホワイトは、あの商品に由来していた!」
文庫化にあたって、新章「お刺身の話」を追加。
【内容抜粋】
●味の話
味の要素「原味」とは/「味の素」を発見した池田菊苗博士の執念/味覚に個人差はあるか/生物学と日常用語の「味覚」の違い/酸味を甘味に変える「味覚修飾物質」とは
●色の話
青い食材はめったにない/ウスベニアオイのハーブティーにレモンを入れると……/モーツァルトのイカ墨で書いた楽譜/青いバラの誕生譚
●香りの話
嗅覚とは何か/日本人の三大発明/イヌの嗅覚、ゾウの嗅覚/消臭剤には大きく2種類ある/加齢臭の正体/フェロモンとは何か
●温度の話
料理の適温/熱の移動と蒸発熱/天かす火事はこわい/冷たいカレーは魚か野菜に限る
●お刺身の話
刺身通のための解剖学/魚臭の原因は何か/刺身に向かない魚、できない魚/刺身と醤油の生理学/板さんの包丁技/やくみのやくめ
●食器の話
生態学の「ニッチ」とは何か/牛丼の歴史/かつ丼が先かとんかつが先か/食器の世界史/美味しい玉子丼の作り方
●宴会料理の話
クリスマスにはなぜチキンか、ケーキか/フライドチキン解剖学/恐竜現存説/年越しそばとおせち/エビはなぜ赤いか
●季節の食品の話
豆まき/メンデルの法則/修道士メンデルの野望と挫折/血液型性格判断の「根拠」/欧米人にホワイト・デーは通じない -
抹殺されたもう一人の天才。 ニュートンが憎んだその業績と実像に迫る!!
抹殺されたもう一人の天才。
その業績と実像に迫る!!
「フックの法則」に細胞の「発見」。いまも教科書で誰もが名前を目にする科学者であり、17世紀に時代の寵児として活躍した男、フック。
しかし、彼の肖像画は一枚も残されていない。それは、死後にニュートンが彼を学界から消していったからだ。
なぜニュートンの論敵となったのか? 彼はどんな生涯を送り、どのような研究をしていたのか?
抹殺されたもう一人の天才、その業績と実像に迫る!!
大佛次郎賞を受賞した本格科学評伝。 -
科学の進歩は人間に何をもたらすか。我が国初のノーベル賞受賞者の言葉。
人間のもつ創造の本質とは何か、科学と人間の関係はどうあるべきか、科学の進歩は人類に何をもたらすのか。
ゆきづまるかに見える科学文明の打開の道を模索し、人間の創造性の発言に光を見いだそうとする。日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川博士が、物理学に関心をもつ人だけでなく、ひろく一般の人たちに向けて、いまなお鋭い問題提起をあたえる書。
1、人間と科学
科学文明の中の人間、科学と人間性
2、創造者としての人間
模倣と独創、科学者の創造性、創造性と自己制御、学習と研究、創造性の尊重、天才と機械
3、科学の進化
科学とは何か、学問の自由と大学の理念、科学的志向について、東洋的思考、科学的思索における直観と抽象、発展途上における中間子論、中間子以後三十年、自然認識の現段階、物理学の老化と若返り、素粒子論に関する成人学校について。
解説井上 健 -
1,782円(税込)
現代科学哲学の初歩から最先端までが学べる「なるほど!」の哲学入門、柏木達彦の哲学講義シリーズ全3巻合本
京都のとある大学。哲学教授・柏木達彦の研究室を物理学専攻の女子学生、咲村紫苑が訪ねる。「パラダイムって何ですか?」――。相対主義や真理論など、哲学の大問題を平易な対話体で読み解く哲学入門ノベル。シリーズ全3冊『科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏』『科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義』『科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義』の合本版。 -
相対性理論から謎の真空エネルギーまで、宇宙論全史と最新宇宙学がわかる!
波であり粒子でもある光とは何か? 「特殊相対性理論」をはじめとするアインシュタインの三論文が切り拓いた現代宇宙論の全史を徹底的に解説。宇宙再膨張の鍵を握る真空エネルギーと「宇宙項」の謎に迫る。 -
人類はついに火星へと移住する――!?
火星に関する基礎知識、探査の歴史、アメリカの宇宙政策の最新動向、そして火星移住の驚くべき四つのシナリオまで。「凶星」に挑んできた人類の叡智、宇宙開発のロマンを描くサイエンス・ノンフィクション。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
養老孟司先生、推薦! 「生殖や発生を理解するのにたいへんよい本です。」
三八億年前、とてつもない偶然が重なり、たった一つの細胞が誕生する。この細胞が人間のような複雑な生物へ進化したのは何故か。「細胞は考える」という観点から、生命と性の秘密を易しく解きあかす生物学入門。 -
日本初のノーベル賞受賞者の回想に今の時代を生き抜くヒントが隠されている
日本初のノーベル賞受賞者である湯川博士が、幼少時から青年期までの人生を回想。物理学の道を歩き始めるまでを描く。後年、平和論・教育論など多彩な活躍をした著者の半生から、学問の道と人生の意義を知る。 -
月のクレーターに名を残す麻田剛立。彼から日本の近代天文学は始まった。
幼少期から天体の観測を続けた少年は、独学でケプラーの第三法則を見つけ、やがてクレーター・アサダとして月に名を残す。大阪に日本初の天文塾を開き、日本の近代天文学の礎となった偉人の生涯をいきいきと描く。 -
スマホがあってもカーナビがあってもなぜ迷う?
ナビゲーション技術は進化し続けているにもかかわらず、方向オンチが治ったとは聞かない。迷う人と迷わない人は何が違うのか? 心理学や脳科学、男女の性差などから多角的に分析。解決策も提示する。 -
免疫やDNA複製など様々な事例から、生物体に潜む「時間」を解きあかす。
生命を正確に捉えるには、体の構造にひそむ時間の考察を欠くことが出来ない。あらゆる種類の抗体を用意することで未知なるウイルスの襲来に備える免疫システムなど、「未来に備える生物」の驚くべき仕組みにせまる! -
赤ちゃんの「見える」がここまでわかった!
これまで、生まれたばかりの赤ちゃんはぼんやりとしか目が見えないと思われていたが、実は生まれて数日後には母親の顔を好んで見るようになっていた! 赤ちゃんが持つ能力や、したたかな生存戦略に驚く。 -
トップアスリートの動きの謎を、運動科学から解き明かす
軸足ではなく蹴り足をボールに合わせる感覚で蹴って体重を乗せる「二軸動作」キックなど、一流アスリートが見せる驚異のパフォーマンスの例を挙げながら、科学と感覚の両面から身体運動の不思議に迫る。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
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見えていないものが見える!?
「見る」という行為を通して脳の働きをわかりやすく紹介。ふだん何気なく見ている風景が、脳によって「変換」されていることを、多くの錯視画を用いながら解説していく。ワクワクするような脳科学の世界へようこそ!※本作品は本文中に色に関する表記がありますが、リーディングシステムにより対応していない場合があります。あらかじめご了承ください。 -
高次脳機能障害の苦しみに決して諦めない心で向き合う医師の、感動の手記。
三度の脳出血により高次脳機能障害者となった一人の女性医師が、心身をおそう数々の出来事に戸惑いながらもつぶさに観察し、「見えない障害」を世に知らせることを人生の新たな仕事として発見していった感動の記録。
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高次脳機能障害はここまで克服できる!
瀕死の出血から10年。苦しい後遺症にもめげず、「日々の暮らしこそ最高のリハビリ!」と語る著者。高次脳機能障害者の暮らしと、回復を続ける脳の驚くべき力とは? ベストセラー『壊れた脳 生存する知』、姉妹編!
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天才・異才数学者たちの波瀾万丈の生涯を描く、数学人物伝のベストセラー!
ギリシア一の賢人ピタゴラス、魔術師ニュートン、数学の王ガウス、決闘に斃れたガロア……。天才数学者の波瀾万丈の生涯を辿りながら幾何学の誕生や現代数学の謎を解説。中学生から愉しめる数学人物伝ベストセラー! -
天才たちの意外な素顔に驚き、笑い、勇気をもらう16篇
神経質で冷酷なニュートン、本を読まなかったアインシュタイン・・・。あの偉大な発見の裏側はドラマチックで人間らしいエピソードにあふれていた! よくある「偉人伝」では絶対読めない、勇気をもらえる16篇。※本作品は紙版の書籍から挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
親子で読める! 驚きと不思議がいっぱいのオモシロ生き物エッセイ
四つ葉のクローバーが見つかりやすい場所があるって知っていますか? テントウムシの派手な模様は何のため? 散歩の途中で見かける身近な生き物たちの、知られざる日常や自然界を生き抜く知恵が楽しくわかる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
アンドロメダは、意外と近かった!? 手に取るように宇宙が分かる!
銀河系が直径10センチのどら焼きなら、アンドロメダは2メートル離れた同じ大きさのどら焼き――。銀河や、惑星、ブラックホールなどの宇宙の不思議を身近なものにたとえて分かりやすく解説する科学エッセイ。 -
時間と空間を超えた科学的探検!
1万8000年もの間、シベリアの凍土に埋もれていたマンモスは、現代の日本でどのようによみがえったのか? 各国の科学者たちが最先端の技術と知恵で解き明かしていくマンモスの実態を総合的に解説。
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