『実用、地理、森茂暁、1円~、2017年7月11日以前』の電子書籍一覧
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これが尊氏研究の最前線!発給文書1500点から見えてくる新しい尊氏像。
足利尊氏は、室町幕府政治体制の基礎を固め、武家政治の隆盛へと道筋をつけた人物である。その評価はこれまで時代の影響を色濃く受けて定まらず、「英雄」と「逆賊」のあいだを揺れ動いた。近年、南北朝時代を再評価するムーブメントのなかで、足利尊氏への関心は飛躍的に高まった。新出史料を含めた発給文書1500点を徹底解析しながら、これまでになく新しいトータルな尊氏像を描き出す。
【目 次】
序 章 新しい足利尊氏理解のために
第一章 鎌倉期の足利尊氏
第二章 足利尊氏と後醍醐天皇
第三章 室町幕府体制の成立
第四章 尊氏と直義――二頭政治と観応の擾乱
第五章 足利義詮への継承――室町幕府体制の展開
終 章 果たして尊氏は「逆賊」か -
近年にわかに脚光を浴びる、室町幕府の基礎を創ったキーマンを追う!
南北朝の動乱期に、武力によらない仏国土の理想郷を目指した足利直義。兄尊氏とともに室町幕府の基礎を築いたにもかかわらず、最期は兄に毒殺されたとも伝えられる悲劇の人物の政治・思想・文化に迫る。
※※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
軍記物語のなかに秘められた史実を明らかにする!
南北朝の動乱の時代を活写した『太平記』。その記述のなかにどのように史実が映し出されているのかを読み解く。後醍醐天皇をはじめ、足利尊氏、新田義貞、楠木正成など、多彩な人物たちの人間ドラマに迫る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 -
後醍醐天皇の子孫らの動静に着目した、歴史ファン必読の書
南北朝合体の後も旧南朝勢力は、室町幕府の抱える諸矛盾と結びつく形で再起を図り続けた。史料実証の立場から可能な限りの関係史料を収集し、その「闇」を明らかにする。後南朝の歴史に光を当てた好著。
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