『実用、中央公論新社、小谷野敦』の電子書籍一覧
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徳川日本は、明るくも暗くもなかった、と西尾幹二は言ったが、その通りであろう。時代は誰にとってもいちようではありえない。富豪にはいい時代でも、下層民にはいい時代ではない。徳川時代はそういう意味で、人によって違う時代だったが、とかく人はどちらかに片付けたがるものらしい。そう簡単に片付くものではない徳川時代について、私の知る範囲で語ってみたい。(本文より)
不都合な徳川時代の真実とは。小林秀雄が「紫式部」ではなく「本居宣長」を書いた本当の理由とは。徳川時代について、歴史小説や舞台、大河ドラマ、時代劇などもとりあげて様々な角度から考察する。 -
七十歳をすぎてなお数々の傑作を書き続けた文豪谷崎の生涯は、一方でスキャンダルと逸話にみちた生涯でもあった。三度の結婚、妻譲渡事件、人妻との密通、あいつぐ発禁――。本書は伝説や通説に惑わされることなくその実像に肉迫する本格的評伝である。
目 次
まえがき――大谷崎と私
第一章 作家の「誕生」
第二章 汽車恐怖症前後
第三章 長男としての潤一郎
第四章 結婚と支那旅行――大正中期の谷崎
第五章 小田原事件――佐藤春夫と妻千代
第六章 関東大震災前後――横浜から関西へ
第七章 妻君譲渡事件と和田六郎――昭和初年の谷崎
第八章 古川丁未子の真実――谷崎第二の妻
第九章 「松子神話」の完成まで
第十章 谷崎をめぐる人々
第十一章 『源氏物語』から敗戦まで
第十二章 京の谷崎――戦後の日々
第十三章 渡辺千萬子と晩年の谷崎
第十四章 「女中綺譚」と「猫犬記」
最終章 終 焉
主要参考文献
跋文〔元本あとがき〕
文庫版のためのあとがき
谷崎関連家系図
人名索引 -
夏目漱石の作品を江戸の文学――読本、歌舞伎や人形浄瑠璃と、欧米文学との交点に生まれたものと捉え、比較文学の手法を用いてその関係性をひもとく。文庫化にあたり書き下ろしのコラムや、参考資料として正宗白鳥の「夏目漱石論」を付録として収載した。(『夏目漱石を江戸から読む――新しい女と古い男』改題)
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