『実用、化学同人、1年以内』の電子書籍一覧
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最先端の研究で活躍する理論物理学者が、
これ以上ないわかりやすさで、解説した量子力学入門。
実在をめぐる冒険へ出発!
2022年のノーベル物理学賞「局所実在性の破れ」
の実験に衝撃を受けた著者。
それまで、量子力学を計算の道具としてしか使ってこなかったが、
この衝撃をきっかけとして、その本質を深く考えはじめた。
波動関数、不確定性原理、重ね合わせ、量子もつれ、ベルの不等式などなど、
これ以上ないわかりやすさで解説した、量子力学入門の決定版。
量子力学の本を読んで挫折した人もそうでない人も、
本書を読めばワンランク上の理解に到達すること間違いなし。
常識がひっくり返る知の旅へ出かけよう!
●目次
序 章 そのクッキーは本当に実在してる?
第1章 私たちが見ている世界は現実か?
第2章 量子力学って何?
第3章 量子力学が示した「実在性の崩壊」
第4章 時空も情報?
第5章 お釈迦様は量子力学を知っていたのかもしれない
終 章 すべてはまぼろし?
付 録 一粒の米粒は宇宙とつながっている?
●本文より
私たちが見ている世界が、現実そのものではないとはいえ、見えているクッキーや電車、
ビル、学校、道路、線路などが存在すること自体を疑う人はいないでしょう。
たとえ目をつぶったとしても、クッキーや電車、ビル、学校、道路、線路などは実在しているはずです。
(略)
ところがです!
量子力学では、この「あたり前」が成り立たないのです。
私たちがあたり前だと信じて疑わない「モノがそこにある」という感覚(「局所実在性」と呼ばれます)が、
必ずしも成り立たないことが実験で示されたのです。 -
人類は地球を根本的に変えたのか
地層に残された人間活動の記録を探る
いまや広く知られるようになった「人新世」。
人間活動が地球の状態に大きな影響を及ぼす
時代になったことを意味するこの言葉が、
新しい地質年代として提唱されたのは2000年のこと。
2024年3月に、「地質年代としての人新世」が
正式な手続きで提案されるも、国際地質科学連合に否認された。
なぜ人新世は認められなかったのか。
本書では、別府湾の堆積物を調査してきた著者が
その舞台裏に迫るとともに、地層から見えてくる人新世のシグナルを、
科学的根拠にもとづき解説する。
人新世はすでに到来しているのだろうか。
●はじめにより
大衆が「地球と人間との関係」を真に理解し、その見方・あり方を変えることが
今ほど重要になっている時代はないと思われる。
その見方を変えてくれるのが、「人新世の到来」という地質学的レンズである。
このレンズを通して世界を見ると、私たちの活動がいかに地球を
持続可能な状態から逸脱させているか、地球上の人類がどれほど
持続不可能な方向に向かいつつあるかということが、明瞭に見えてくる。
●目次
プロローグ 私たちは人新世に生きているのか?
地質年代はどのように区分されるか
クルッツェン博士の憂鬱
本書の舞台
第1章 はじまりはイワシのウロコ探しから
第四紀学
イワシをめぐる共同研究
別府湾堆積物─優れた地質記録媒体
第2章 別府湾の堆積物研究
別府湾堆積物研究グループの結成
別府湾最深部の層序の確立
別府湾堆積物の年代決定と瓜生島伝説の真偽
年縞の存在
別府湾の最深部が貧酸素を保っている理由
別府湾の地形をつくり出した構造運動
第3章 人新世は始まっているのか
人新世の始まりを示す強力な指標との出会い
別府湾堆積物がGSSP候補に加わる日
人新世の科学的根拠
人新世作業部会の結論
第4章 人新世のシグナルを探せ
人新世作業部会によるGSSP選抜に関する国際共同研究
別府湾GSSP研究チームの結成
別府湾の人新世シグナル
GSSP候補サイトの優れた人新世マーカー記録
GSSP審査用論文投稿までのさまざまな障壁
第5章 人新世はなぜ否認されたのか
人新世作業部会によるGSSP審査過程
GSSP審査結果と人新世の正式提案書
人新世提案の否認の理由
人新世はいつから始まったかじつはわかっていない!?
人類が地球システムを圧倒し始める時点
いつから人は地球システムを圧倒し始めたか
エピローグ 豊かな地球を未来に送るために -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
2025年は量子力学誕生100周年。さらに2022年には、量子もつれを実験で検証した研究にノーベル物理学賞が授与され、量子力学の「謎の核心」に再び注目が集まっています。
本書は、その量子もつれをテーマに、ベルの不等式という決定的な判定条件をコミックで体感的に解説する一冊です。著者ジェフリー・バブは量子力学解釈と科学哲学の第一人者。読者自身が考え、手を動かしながら、古典的世界観の限界と量子力学的相関の本質に気づく構成は圧巻です。物理学の歴史、思想、ユーモアが随所にちりばめられた、読み返すたびに発見のある知的コミックです。 -
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定番教科書に,待望の改訂版が登場.初版の刊行から四半世紀を経て,アップデートされた新版として生まれ変わった.自動車用電池やリチウムイオン電池など,最新の動向を踏まえて内容を更新.環境・エネルギー問題との関わりも重視.紙面も2色刷に刷新され,より理解しやすくなった.学生から研究者まで,電気化学の基礎を学ぶための必読書. -
ユーモアとペーソス、ときどきショック。ちょっと死に似ている
ーージャッド・アダムス(『リテラリー・レヴュー』誌)
現代の死に対するタブーに立ち向かうことを、声高に、快活に、かつ大胆に提唱している
ーーウェンディ・ムーア(『ガーディアン』紙)
「日頃は目に触れることのない、死者の扱いについての興味深い事実を垣間見せてくれる。
自分自身や愛する人びとが息を引き取ったあとに何が起こるのかを教えてくれる、
信頼のおけるガイドブックだ
ーーキャサリン・ハーカップ(『アガサ・クリスティーと14の毒薬』著者)
亡くなったかたを尊い威厳のある状態に
できるかぎりしてさしあげることも、
わたしたちの仕事のひとつなんです。(本文より)
解剖病理技術士としてキャリアを築き、多数の検死解剖に携わった
カーラ・ヴァレンタインの日常は、普通ではない出来事ばかり起きる。
ほろ苦い思い出となった映画撮影への協力、
腐敗遺体から浴びた言語に絶する臭いのガス、
子どもの遺体を前に止まらなくなる涙、ばらばらになった遺体の修復、
さらには遺族への遺体の引き渡し……
ユーモアとペーソスを交え、検死解剖のリアルをつまびらかにする。
生者は死者から何を学べるのか。
自身の経験と重ね合わせながら、遺体を前に生について考えた日々。
心を揺さぶる魅惑的なメモワール。
プロローグ ファースト・カット
第1章 情報――歪められたイメージ
第2章 準備――死との出会い
第3章 検査――外見で判断
第4章 腐敗遺体――《パルプ・フィクション》
第5章 性と死――ローズ・コテージ
第6章 胸部ブブロック――「我が家は心の寄る辺、ではない」
第7章 腹部ブロック――胎児標本
第8章 頭部ブロック――「頭が真っ白」
第9章 ばらばら遺体――砕け散った身体と心
第10章 修復――「王様の家来みんなで」
第11章 霊安室――《天使にラブ・ソングを》
エピローグ 天使の分け前 -
科学哲学と科学者をむすぶ新しい入門書.科学哲学からの“実践的”提案をあなたはどう受け止めるだろうか? 自分が行っている推論が「演繹」か「帰納」かを意識すること,「観察の理論負荷性」のプラス面も頭に入れてデータをながめること,支配的な「パラダイム」に安易にしたがわず,直観を信じる,別の「説明」を考えてみると新たな発見があるかもしれないこと,目的によっては詳細さを避け 「確率」を使って考えること,「モデル」は現実に,実験は「モデル」に近づくよう修正すること,「進化ストーリー」は俗流か科学的かを注意深く見きわめることなど,ふだん行っていることを見つめ直すきっかけとなる.
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
地球環境・エネルギー問題を解決するうえで鍵を握る電池.スマートフォンや電気自動車にはリチウムイオン電池が搭載され,酸素と水素の反応で走る燃料電池車の実用化には触媒の開発が欠かせない.本書は,次世代電池の開発をめざす学生や研究者を対象にした入門書である.その化学的基礎を解説する一方で,各電池の実際を詳しく紹介する.そして次世代電池を実現するために必須な電池触媒の開発に照準を合わせる. -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
1本のロウソクを使ったさまざまな実験をつうじて、身のまわりの科学と自然現象を子どもたちに伝えようとした天才科学者マイケル・ファラデー。電磁誘導の発見で知られるファラデーは、それ以外にも電気モーターの発明やベンゼンの発見、半導体現象の発見など、どれも現代の私たちの暮らしを一変させる基本原理をみつけた偉大な科学者だ。
もしもファラデーがいなかったら、この世の中はまったくちがったものになっていたかもしれない。
本書に掲載しているさまざまな実験は、二次元コードで動画をすぐに見られる。知的好奇心をくすぐる1冊。 -
イノベーションとは『創造的な破壊』だ!
宇宙飛行に革命を起こし続けるイーロン・マスクは、
予定調和に凝り固まった日本社会へのアンチ・テーゼなのか。
――野口聡一(宇宙飛行士)
再使用ロケットの実現、国際宇宙ステーションへの人員輸送など、数々の偉業を成し遂げ、
「第二の宇宙時代」を象徴する存在となったスペースX。
それは、創業者イーロン・マスクのヴィジョンだけでなく、
身を粉にして働いた数千の人々の献身があってこそのものだった。
ロードムービーさながらのロケット陸上輸送作戦、
海洋冒険小説もかくやというドラゴン宇宙船の回収プロジェクト、
陰謀論の誘惑に抗いながら謎解きに挑んだ発射台での爆発事故、
そしてSFの世界を現実にしたかのようなロケットの帰還と見事な着陸。
しかしスペースXの物語はこれで終わりではない。
火星移住という野望を達成するために、死角はないだろうか。
『LIFTOFF』につづき著者は、スペースXの内部に分け入り、 輝かしい偉業の舞台裏に迫るとともに、その行く末を占う。
解説:秋山文野(宇宙ジャーナリスト)
■本書に寄せられた賛辞
スペースXの成功を裏で支えたヒーローたちの物語。
――アンディ・ラプサ(ストーク・スペース共同設立者兼CEO)
イーロン・マスクという、際立って大胆で優れたビジョナリーに率いられた企業による、
おそらく世界で最も注目に値する野心的な物語を伝えている。
――ジャレッド・アイザックマン(民間人のみによるはじめての宇宙飛行で船長を務めた人物)
ロケットの再使用や新たな宇宙時代の幕開けをもたらした原動力や決意がはじめて語られる。
――ロリ・ガーバー(元 NASA副長官)
わたしはスペースXの興隆を20年近くにわたって追ってきたし、
そのロケットと宇宙船で宇宙へ飛んだこともある。
だが『REENTRY』を読んではじめて、スペースXがどれほどの苦難を乗り越えて
新たな宇宙時代を切り拓いたかがわかった。
――マイケル・ロペス=アレグリア(宇宙飛行士)
■目次
プロローグ 2023年4月20日、テキサス州サウス・パドレ島
1 凶暴な野獣 2008年11月22日、テキサス州マクレガー
2 寄せ集める 2009年1月10日、フロリダ州ケープカナベラル
3 フライト・ワン:軌道到達 2008年9月28日、オレゴン州ベンド
4 フライト・ツー:ドラゴンのデビュー 2010年9月、カリフォルニア州ホーソーン
5 フライト・スリー:ドラゴンの必死の飛行 2012年5月25日、テキサス州ヒューストン
6 もう戻ってこない 2012年1月、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地
7 荷船を準備せよ 2014年4月20日、カリフォルニア州ホーソーン
8 悲劇と勝利 2015年6月28日、カリフォルニア州ホーソーン
9 Fの2乗と、AMOS-6の悲劇 2009年2月、バージニア州マクリーン
10 火星の値段 2016年9月、メキシコ、グアダラハラ
11 ファベルジェの卵 2008年12月、ワシントンDC
12 第二の宇宙時代 2019年4月20日、テキサス州リーグ・シティ
13 スチームローラー 2018年2月5日、フロリダ州ケネディ宇宙センター
エピローグ
■本文より
長きにわたり、スペースXは無視され、そんなことはできるはずがないと言われてきた。
いま、彼らはそれを達成し、ライバルたちは金網越しに覗きこんで笑ったりしていない。
ライバルだった者たちはあっけにとられてはるか上方を見上げている。
「わたしたちは遠くまで来た。それはたしかね」。
わたしがかつて軽視されていたことを質問すると、グウィン・ショットウェルはこう答えた。
「『打ち上げに成功するはずがない』って言われていたけれど、わたしたちはファルコン1を飛ばした。
『本物のロケットを打ち上げられるはずがない』と言われれば、ファルコン9を飛ばした。
すると、『ドラゴンを軌道へ運べるはずがない。ドラゴンは宇宙ステーションには決して達しない。
ああ、ロケットの回収なんてできるはずがない。ロケットを再使用できるはずがない』って。
まだ何か言いたいことある? ってところね」 -
カンブリア紀の爆発で出現した多種多様な生物。彼らはすばやく動く能力をそなえていた。それは外部環境を知る生物の情報処理器の変容ももたらした。この「移動能力の向上―情報処理器の洗練」が、進化に深くかかわっていたのか?
南極、ケニア、フィンランド、イタリアなど、世界各地に赴き、生き物たちに接して筆者は何を考えたのか。人間社会を含め、生物を真に理解する旅を紹介。今回の文庫化にあたり、補章を追加。 -
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大学に入学し、今後4年間、物理の知識が必須の1年生を対象にした参考書。物理は、他にも増して積み上げが必要な分野にもかかわらず、入試が終わった開放感と、高校物理との内容のギャップから、大学の講義についていけない学生もいる。その状況に気づいた学生を対象にした大学物理のやり直し書。 -
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高校化学の学習指導要領が10年に一度の大改訂を迎えた。2018年に改訂告示、2020年から新授業が開始した。新学習指導要領をどう読み込んで、どう授業に反映したらよいか。
化学教育に卓越した教員たちが、学習者の資質・能力を伸ばす探究型の授業を実践し、全授業のストーリーを披露した。重要項目はとくに丁寧にまとめた。化学を教えなければならない先生方のバイブル。これから理科教員を目指す学生の必読の書。 -
「本の雑誌が選ぶ2019年度ベスト10」第2位選出をはじめ、
各紙誌で絶賛された犯罪ルポルタージュの傑作、待望の文庫化!
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死んだ鳥を大量に盗む?
いったいぜんたい、だれがそんなことを?
2009年6月。
ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から、約300羽の鳥の標本が消えた。
世にも美しい鳥が行きついた先は、希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった!
この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は、最初は好奇心から、やがては正義感から、
事件の調査に乗り出す。
羽毛をめぐる科学史と文化史、毛針愛好家のモラルのなさと違法取引、絶滅危惧種の保護問題、
そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と、それを収集・保存する博物館の存在意義。
スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ。
◆本書に寄せられた賛辞
博物館侵入事件、進化論の発見、絶滅の危機に瀕した鳥たち、
そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界
――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話だ。
マーク・アダムス(『マチュピチュ探検記』著者)
一見すると地味で埋もれてしまいそうな事件を題材に、
つぎからつぎへと繰り出される洞察と驚き。
最初から最後まで魅力に満ちた一冊。
マイケル・フィンケル(『ある世捨て人の物語』著者)
犯罪そのものだけでなく、文化遺産の重要性について多くのことを教えてくれる。
エリザベス・マーシャル・トーマス(『犬たちの隠された生活』著者)
魅了される……この犯罪をめぐって著者が取り上げた何もかもがストーリーテリングの極みだ。
カーカス
科学、歴史、犯罪ドキュメンタリー好きの読者にアピールするページターナー。
パブリッシャーズ・ウィークリー
◆目次
第1部 捕われる鳥、裕福な人
1章 アルフレッド・ラッセル・ウォレスの試練
2章 ロスチャイルドの博物館
3章 羽飾りファッションの大流行
4章 自然保護運動の誕生
5章 ヴィクトリア時代の高貴なたしなみ
6章 毛針界の希望の星
第2部 トリング窃盗事件
7章 ロンドンでの日々
8章 博物館侵入計画
9章 窓破り事件
10章 突拍子もない犯罪
11章 捜査
12章 ネットオークション
13章 逮捕
14章 審理
15章 診断
16章 判決
17章 消えた仮剝製の行方は?
第3部 真相究明
18章 国際毛針制作シンポジウム
19章 自然史標本はなぜ重要か
20章 タイムマシンに出合う
21章 鳥類学者プラムのUSBドライブ
22章 エドウィンとの対面
23章 ノルウェーでの三日間
24章 ミケランジェロが消えた
25章 鳥の魔法 -
心が動くとき、社会も動く
人の行動を動機づける感情の本質に迫る!
喜び、驚き、嫌悪、怒り、悲しみ、恐怖……
人はさまざまな感情を持つ。
このような感情はどこから生まれ、成長のどの段階で持つようになるのか。
人以外の動物にも感情はあるのか。
人の行動に感情が果たす役割とはいったい何か。
長年精神科診療に携わり、脳研究も手掛けてきた著者が、
感情とは何かという問いを、発達心理学、脳科学、精神医学、
さらには社会学の知見を駆使し掘り下げる。
分断や対立が深刻化する現代、
人を行動に駆り立てる感情について知ることの重要さは増すばかりだ。
●目次
第1章 感情とは何かを考える(感情とは何か?/情動と感情と気分/社会脳/社会脳の機能と情動/間主観性について/感情・情動の進化論的研究)
第2章 発達心理学から見た感情(情動の萌芽――新生児~三か月/周囲への興味の高まり――三~六か月/社会性の獲得――六か月~一歳/利己主義と利他主義の発露――一歳~一歳六か月/社会的関係性の強化――一歳六か月~二歳/他者操作の発現――二歳~三歳/自己意識の発現――三歳~四歳)
第3章 脳科学から見た感情(ヒトを用いた脳研究の歴史/損傷脳研究とは?/脳画像研究とは?/ポジティブ感情の脳画像研究/ネガティブ感情の脳科学研究/感情調節の脳科学研究/扁桃体と情動)
第4章 こころの病気における感情(統合失調症/統合失調症における最新の研究/ひねくれとわざとらしさについて)
第5章 社会現象における感情(時代と統合失調症的心性――ジョージ・オーウェル『一九八四年』/うつ病的時代背景)
第6章 感情と情動の3Dモデル(ここまでのまとめ/対人関係と感情表出/同調性と分裂(失調)性の2Dモデル/快楽性を加えた3Dモデル/結局のところ感情とは何なのか?)
●はじめにより
本書は数ある人のこころのはたらきのなかでも感情に焦点を当て、
その役割を発達心理学、脳科学、臨床精神医学、社会学の観点から考察することを目的としている。
感情と行動・行為は直結しているというのが、精神科臨床を実践してきた著者の実感である。
感情もしくは、感情に伴う動機づけが、人の行動を支配する大きな要因である。
理性もしくは認知というこころのはたらきが、人の行動・行為を規定するもっとも重要な
因子と思っている人も多いだろう。しかし感情が理性に打ち勝った逸話には事欠かないものである。 -
日本産の化石からつくる古代生物水族館
唯一無二の紙上水族館で、心躍る体験をお楽しみあれ
もしも「古代生物水族館」をつくるとしたら……
それも日本近海に生息した水生生物の水族館を.
そんな妄想のような水族館の紙上建設が、いよいよ現実味を帯びてきている。
この水族館を構成すると目される、日本各地の絶滅した水生生物にまつわる研究の紹介をとおして、
発掘調査を始めるまでの手続き、化石発掘の手法、クリーニングから復元、論文発表まで、
知られざるエピソードともに、古生物学研究の醍醐味を大いに語る。
「古代生物水族館」完成に向けた研究は、まだまだ続く。
■化石から広がる世界と、科学研究の醍醐味を一度に味わえる、とびきりの科学読み物。
■巻頭カラー口絵では、日本の化石産地で発見される古生物をヒントに、過去の生物群集を再現。
太古の日本の海にはどんな生物が生息していたのだろうか?
水中の生物進化の歴史をたどる「古生物年表」も見ながら、想像力を膨らませよう。
●目次
[カラー口絵]古代日本の海を覗いてみよう/古生物年表
第1章 化石からどうやって「古代生物水族館」を構築するか
第2章 私の古生物学事始め
一 古生物学へのいざない
二 はじめての化石
三 アマチュア化石収集家との遭遇
第3章 いざ、発掘へ
一 研究室配属
二 はじめての単独調査
三 白亜紀の海の生物たち
四 ボーンベッドとの出会い
五 化石の掘り方
六 翼竜と首長竜の化石に出会う
七 自分の力で掘る
八 ボーンベッドの謎に挑む
第4章 魚竜を釣る
一 歌津魚竜
二 魚竜産地の意外な現状
三 北上の化石の歴史
四 魚竜館
五 トライアシック・コースト
六 化石のクリーニング
七 化石からわかること、わからないこと
八 古生物に関する論争
第5章 魚竜のおとしもの
一 礫か? 歯か?
二 コプロライト
三 日本最古の「うんこ」はタイムカプセル
第6章 思わぬ発見の数々
一 魚竜よりも古い骨
二 無人島へ
三 爬虫類ではない?
四 ドイツとのつながり
五 壁
六 私には、古生物学者には、なにができるか
第7章 水生動物としての恐竜
一 恐竜は水中でも進化した!
二 魚食恐竜スピノサウルス
三 スピノサウルスの真の姿
四 スピノサウルス類のいた時代の日本
五 海と陸とが交わるところ
第8章 化石発掘の心得
一 化石掘りを始めるには
二 化石発掘の注意点
三 事前の準備
四 化石発掘のコツ
第9章 古生物学者をめざす人のために
一 古生物学を勉強するにはどうしたらよいか?
二 古生物学者になるには
三 大学からの古生物学
四 研究ってなんだろう? -
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私たちが毎日食べている農作物には、意外と知られていないことが盛り沢山。本書には「へーそうなの!」と驚き楽しめる豆知識を、見開き2ページで83項目収録。食べる面(栄養、調理)から、育てる面(生物、農業)、社会問題の面まで、農作物のひみつをさまざまな角度から知ることができる。 -
「心臓」は本当にただのポンプなのでしょうか?
かつて人々は,心臓こそが知性や感情,魂の宿る場所だと信じていました.しかし,近代医学の発展とともに,心臓は脳に従属する単なる血液ポンプと考えられるようになりました.それでも,心臓は今なお愛や健康の象徴として強い影響を持ち続けています.
本書では,心臓専門医の著者が,古代から現代までの心臓に対する人類の認識の変遷をたどり,芸術・文化・宗教・哲学・科学における心臓の役割を解き明かします.さらに,最新の科学が明かす心臓と脳の関係や,心臓医療の進歩についても詳しく解説.
本書を読めば,あなたの心臓に対する見方が変わるかもしれません.
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。
