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『実用、文春文庫、1001円~』の電子書籍一覧

1 ~24件目/全24件

  • “箱根”に魅せられたテレビマンたちが、前代未聞の生中継に挑む

    いまやお正月の風物詩となった、箱根駅伝。1987年、初めてテレビ中継に挑んだテレビマンたちの奮闘を描く傑作ノンフィクション。

    正月の風物詩として人気を誇るテレビ番組「箱根駅伝」。しかし、1987年の初回生中継は挑戦の連続だった。全長200km超え、800m以上の高低差のある過酷なコース。電波の届かない箱根の山々と、降りかかる無理難題にどう立ち向かったのか。今なお語り継がれる初回放送の舞台裏。テレビスタッフの物語をドラマチックに描く。

    単行本……『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』2007年12月ヴィレッジブックス刊
    文庫版……単行本を改題し、加筆・修正 2024年5月文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としておりますが、文庫版収載の写真4点は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 1,400(税込)
    著:
    真山仁
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「角栄は本当に有罪だったのか?」

    今日にいたるまでくすぶり続ける
    ロッキード事件の様々な疑問を解明すべく、
    著者は事件の全貌を洗い直す。
    辻褄の合わない検察側の主張、見過ごされた重大証言、
    そして、闇に葬られた〈児玉ルート〉の真相――。
    疑惑の背後に、戦後から現在まで続く日米関係の暗部が見えてくる!
    特捜神話の真実を関係者の新証言と膨大な資料で剔抉する。

    解説=奥山俊宏

    ※この電子書籍は2021年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 爆笑と恐怖が交互に襲い来る強烈な歴史書

    梅毒には水銀風呂! 夜泣きする子にはアヘン! 水難事故にはタバコ浣腸! かつて人類の常識だった残念すぎる医療の全てがここに。

    〈最終的には次の簡単な問いを自問するといいだろう。その治療法には、信頼できるエビデンスがあると思うか? 副作用が出ても構わないか? それから忘れてはならない問いがもう一つ──治療費にいくらまで払えるか?
     実のところ、この本は何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史を、簡潔にまとめたものだ。言うまでもなく、「最悪の治療法」は今後も生み出されるだろう。〉(「はじめに」より)

    ※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 1,200(税込)
    著:
    下山 進
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    読売、日経、ヤフー、波乱のメディア三国志!

    大幅加筆400字70枚でここに完結!

    インターネット上で巨大化しているプラットフォーマーたちに、今日の競争政策はうまく機能していないとして、独占禁止法の強化を主張する思潮が全世界を覆う。日本に独自に成立しているプラットフォーマー、ヤフーにも公正取引委員会のメスが入ることになる。だが果たして新聞の凋落はプラットフォーマーだけのせいなのか?
    著者は、日経、読売、ヤフーの三社のみならず、ニューヨーク・タイムズ、英エコノミスト誌から鳥取のローカルメディアにいたるまでを、丹念に調査し、「持続可能なメディアとは何か」を、30年にわたるメディアの興廃史の中から掘りさげていく。

    文庫書き下ろし新章 新聞VS・プラットフォーマー
    大きくなりすぎたヤフーに対して公正取引委員会のメスが入る。「国境なき記者団」にネットの言論空間正常化のためのシステムを依頼された村井純は、読売の山口寿一に会う。

    ※この電子書籍は2019年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 人口を制する者が、世界を制してきた──

    ロンドン大学・気鋭の人口学者が“人口の大変革期”に当たる直近200年を叙述。全く新しい教養書の誕生。

    ・産業革命のもといち早く人口を増加させた英国は、植民地政策のもと世界の覇権を握った
    ・猛追するドイツとロシア。人口膨張への脅威が各国を戦争へ駆り立てる
    ・ヒトラーによる優生学。人口増との大いなる矛盾のゆくえ
    ・日露戦争に勝利した大日本帝国は、世界の人口大国へ
    ・超大国アメリカの出現。人種・移民問題を端緒とする翳りとは
    ・戦後の復興も遂げた日本が、世界に先駆けて少子高齢大国へ陥った本当の理由
    ・王者・中国の14億人パワー。だが一人っ子政策の後遺症が。インドはいつ追い抜くか

    「人口」に対して、「技術革新」「経済」「地政学」「為政者」「戦争」「宗教」「イデオロギー」「移民」「医療の進歩」「女子教育」「自己決定権」などの様々なファクターを掛け合わせ、アカデミックな裏づけのもと一般読者向けに書き下ろした決定版。

    解説・堀内勉

    ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 読んで広がる低山の楽しみ!

    低山にも名山あり。100の低山に100の楽しみあり。標高1500メートル以下の山々から、北海道・東北から15山、関東から42山、甲信越・東海から20山、関西以西から23山の計100山。さらにおまけの1山は、その名もずばり「日本国」。半世紀にわたって日本各地の低山を登り続けてきた「低山の名人」である著者が十数年かけて選びぬいた。カラーイラスト満載の画期的なエッセイ集!

    ●北海道・東北(15山)
    函館山、藻岩山、姫神山、太平山、泉ヶ岳、霊山……

    ●関東(42山)
    筑波山、男体山、八溝山、榛名山、妙義山、秩父三峰山、高尾山、大山、金時山、駒ケ岳……

    ●甲信越・東海(20山)
    弥彦山、身延山、高社山、独鈷山、天城山、石巻山……

    ●関西以西(23山)
    伊吹山、比叡山、愛宕山、三輪山、大和葛城山、高野山、六甲山、雪彦山、琴平山、英彦山、開聞岳……

    ※この電子書籍は2009年3月に文藝春秋より刊行された文春文庫版を底本としています。本文と地図は執筆当時、各種データは文庫版刊行当時のものです。電子書籍版では掲載のない情報があります。登山の際には最新の状況について十二分にお調べください。
  • 画家、科学者、軍事顧問、舞台演出家など多彩な顔を持ち、光学、幾何学、解剖学などを独自に研究。様々な分野に革命的インパクトをもたらし、普遍の価値を持つ名画を遺した――。ルネサンスを代表する”万能人”レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜ不世出の天才たり得たか。稀代の伝記作家が、全自筆ノートを基にその秘密に迫る。


    人類初の「創造者(イノベーター)」は何者だったのか?
    『スティーブ・ジョブズ』著者が7200枚の自筆ノートを読み解いた決定版評伝!

    なぜレオナルド・ダ・ヴィンチを描くのか。それは私が伝記作家として一貫して追い求めてきたテーマを、彼ほど体現する人物はいないからだ。芸術と科学、人文学と技術といった異なる領域を結び付ける能力こそが、イノベーション、イマジネーション、そして非凡なひらめきのカギとなる。(本文より)

    ※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 「人間の直感はなぜ間違うか?」。その命題を突き詰めてあらゆる学問の常識を覆したのは、2人の天才心理学者だった。
    生い立ちも性格も全く違うカーネマンとトヴェルスキーの共同研究は、やがて経済学の分野にも革命を齎(もたら)すのだが……。
    『マネー・ボール』で著者が見落としていた先に隠されていた、感動のヒューマン・ドラマ。解説・阿部重夫


    「ぼくらは友だちだ。きみがどう思っていようと」

    不合理な人間モデルを前提とした行動経済学を生み、世界を永遠に変えた、2人の天才科学者の友情と別れ


    世界的ベストセラー『ファスト&スロー』著者にして、
    ノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン。
    華やかに見える彼の人生には、決して欠かすことのできない共同研究者がいた。
    彼の名はエイモス・トヴェルスキー。
    カーネマンはこの悲運の天才を愛し、そして激しく嫉妬した――。

    ※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本『かくて行動経済学は生まれり』を改題した文庫版を底本としています。
  • シリーズ4冊
    9681,300(税込)

    攻撃か、防御か。戦力か、情報力か

    米国の若き海軍史家が“日本が戦争に勝っていた百八十日間”を日米双方の視点から描く。米主要紙絶賛の、まったく新しい太平洋戦史。

    【目次】
    序章 海軍のバイブル
    第1章 真珠湾は燃えているか
    第2章 ドイツと日本の運命を決めた日
    第3章 非合理のなかの合理
    第4章 ニミッツ着任
    第5章 チャーチルは誘惑する
    第6章 不意を打たれるのはお前だ
  • 私たちの過去、現在、そして未来はすべて企業が決めていた!

    イギリスを代表するジャーナリストが世界のタブーを徹底追及。英BBCが番組化し大反響!
    日本では単行本刊行当時、「林先生の初耳学」(TBS系)で紹介され、話題になった書の文庫化。

    【現金の消滅】
    1998年、スタンフォード大学。のちのペイパル創業者達が出会い、始まった。

    【熾烈な格差】
    2009年、中間層消滅を予言した銀行家。富裕層OR貧困層ビジネスへと舵が切られた。

    【ダイエット基準】
    ダイエット関連業界の儲けのために、BMIを27から25に引き下げ、肥満人口を増やす。

    【買い替え強制の罠】
    1932年、電球の寿命が6カ月に決められる。アップル製品のバッテリー問題も。

    【フェイクニュースの氾濫】
    1981年、マードックとサッチャーが取引。有名メディアが買い取られる。

    ほかにも、【投機リスク】【租税回避のカラクリ】【薬漬け】【改革されない働き方】【新自由主義の誕生】【企業の政府支配】【AIに酷使される未来】【知性の取引】【21世紀のインフラ】にまつわる密約など。

    解説・佐藤優 

    ※この電子書籍は2018年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ4冊
    5091,400(税込)
    著:
    高木俊朗
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    昭和21年2月9日、元陸軍大佐棚橋真作はGHQからの出頭命令に接して、古式通りの割腹自殺をとげた――著者は、その死に疑問をいだき、間近に迫っていたインパール作戦の陽動作戦として実施された「ハ号作戦」に参加した第55師団の生き残りの人々の証言や日録を克明に調べていくうちに花谷正師団長の部下への自決強要の問題が浮かび上がってくる。軍隊という巨大な組織の冷酷無残な非人間性を描いた戦記文学の傑作。著者のインパール五部作の一冊。
  • 五代将軍綱吉の治世――
    出世ルートから外れた、大老の嫡男が再起に挑む。

    四代将軍徳川家綱の大老・酒井忠清の嫡男、忠挙。将来を約束されたはずの彼の人生は、父の失脚で、突如暗転する。
    家格の降格、親族の不祥事、期待した嫡男の早世……。度重なる苦難に抗い、家の存続に奔走、時に喜び、時に悩みながらも、生涯忠勤に励んだ、ある御曹司の等身大の実像に迫る。

    幕府吏僚として生きる大名の実像と生存政略!

    解説・山内昌之

    ※この電子書籍は、2009年6月に角川叢書より刊行された単行本の増補版として文春学藝ライブラリーから刊行されたものを底本としています。""
  • 1999年のラスベガス。ソニーは絶頂期にあるように見えた。しかし、舞台上でCEOの出井伸之がお披露目した「ウォークマン」の次世代商品は、2つの部門がそれぞれ別個に開発した、2つの互換性のない商品だった。それはソニーの後の凋落を予告するものだった。
    世界の金融システムがメルトダウンし、デジタル版ウォークマンの覇権をめぐる戦いでソニーがアップルに完敗し、ニューヨーク市役所が効率的に市民サービスを提供できない背景には、共通の原因がある。それは何か――。謎かけのようなこの問いに、文化人類学者という特異な経歴を持つ、FT紙きってのジャーナリストが挑む。
    企業であれ自治体であれ、あらゆる組織は「サイロ化」という罠に陥りがちである。分業化したそれぞれの部門が、それぞれの持つ情報や技術を部署の中だけでとどめてしまい、隣の部署とのあいだに壁を作ってしまう。日本語では「タコツボ化」と呼ばれるこの現象は、どんな組織でも普遍的に存在する。
    経済学的な観点からすれば、身内での競争を生むような「サイロ」は無駄であるから、トップが「サイロ撲滅」の掛け声をかければ解決に向かう、と思いがちだ。ソニーの新しい経営者・ストリンガーも最初はそう考えた。しかし、彼は失敗した。壁は極めて強固で、一度できたサイロは容易には壊れない。
    文化人類学者の視点を持つ著者は、「サイロ」が出来るのは人間に普遍な原因がある、と説く。人間に求められる技術が高度で専門的になればなるほど、サイロはむしろ必要とされるからだ。
    人間は必ずサイロを作る、ならば、その利点を活用しつつ、その弊害を軽減する方法を探ろうとする画期的な論考が、本書である。
  • 「ミミヲキリ、ハナヲソギ……」日本中世の猟奇的風俗の謎に迫る!
    なぜ「耳なし芳一」は耳を失ったのか。なぜ豊臣秀吉は朝鮮出兵で鼻削ぎを命じたのか。史料博捜と耳塚・鼻塚の現地踏査の結果、日本史上最も有名な猟奇的習俗に隠された意外な真実が明かされる! 耳鼻削ぎ図版と「爪と指」に関する論考を増補。身体部位から、日本社会の豊穣なシンボリズムを拓いた画期的論考。解説・高野秀行
  • iPS細胞を超える夢の万能細胞として、華々しく発表されたSTAP細胞。そのニュースに日本中が熱狂したのも束の間、論文には次々と疑義が浮上する。一流科学者が揃いながら、なぜ捏造が起きたのか。そしてSTAP細胞の正体とは。独自取材を重ねた記者が掴んだ全貌。大宅賞受賞作に新章を追加した完全版。解説・緑慎也
  • 海を渡った宣教師と、命を賭した信徒たち。
    殉教をめぐり400年の時を駆ける旅へ!

    16世紀後半、織田信長の時代にローマに送られた天正遣欧使節の4人の少年たちは、帰国後、秀吉による伴天連追放令。キリシタンが迫害される世に何を思い、どう生きたのか。

    また、日本で布教に携わって殉教した外国人の神父たちは、どんな思いで最期を迎えたのか――。

    あらゆる資料・文献を丁寧に読み込み、自ら迫害にまつわる土地を旅して、当時のキリシタンの生き方に迫る。
    長崎、島原城、日野江城、原城跡、大村、鈴田牢……さらには、殉教した外国人神父たちの故郷であるスペインの小さな村の教会まで。

    果たして、日本人にとってキリシタンとは何だったのか――。

    著者は4人の少年たちが8年にわたる訪欧の旅から戻った直後に、秀吉の前で奏でたリュートに強く興味をひかれ、東(日本)と西(ヨーロッパ)の狭間で翻弄された少年たちの気持ちに近づくために、自らリュートを習得した。

    400年前、その時代を切実に生き抜いたキリシタンの息吹を新たな視点で現代に伝える野心作。

    解説・若松英輔

    「時空と距離を超えて、人々の心が結びつく瞬間が、著者の情熱によって到来する」(三浦しをん)
  • かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。
    その言論活動の原点は、日米安保条約に反対する武力闘争「六〇年安保」。
    本書は、1986(昭和61)年に著者がはじめて当時の闘争を振り返ったもので、共に戦った盟友たちの内面の葛藤にまで踏み込み、あの闘争とは何だったのかを問い直す。そこには崇高な思想よりも若者としての焦燥感、虚無感などが色濃く現れざるを得ない。「空虚な祭典」の中にいた「哀しき勇者たち」を、著者は時に愛をもって、時に突き放して語っていく。

    【目次】
    序章 空虚な祭典―-安保闘争 ブント 私
    第一章 哀しき勇者――唐牛健太郎
    第二章 優しい破壊者――篠田邦雄
    第三章 純な「裏切者」――東原吉伸
    第四章 苦悩せる理想家――島成郎
    第五章 善良なる策略家――森田実
    第六章 寡黙な煽動家――長崎浩
    終章 充実への幻想――思い出の人々
    あとがき

    解説 保阪正康
  • 米国で一大センセーションを呼んだ衝撃の書
    イエスは平和と愛を唱えた救世主ではなく、剣をとることも辞さない革命家だった――。〈ナザレのイエス〉の弟子たちが遺した文献、史料から、聖書には何が創作され、何が史実から落とされていったかを細密に分析。キリスト教がいかにして世界宗教へと飛躍したかを明らかにし、全米を震撼させた衝撃のベストセラー。解説・若松英輔
  • 1,528(税込)
    著:
    山内昌之
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    今世紀最大の火種を解き明かす
    二十一世紀最大の火種となる「民族問題」。イスラム研究の第一人者が二十世紀までの紛争を総ざらえ。新時代を生きる現代人の必読書。解説・佐藤優

    【目次】
    第一章 イメージとしての民族と国家 ―レコンキスタから冷戦終結まで―
     1 湾岸戦争とボスニア=ヘルツェゴヴィナ内戦
     2 神話・象徴複合としての民族
     3 二つのナショナリズム
    第二章 イスラム史のなかの民族 ―ムスリムと啓典の民―
     1 イスラムにおける民族の系譜
     2 レンズを通して見た非イスラム世界
     3 ムスリム・キリスト教徒・ユダヤ教徒
     4 中東とヨーロッパのキリスト教
    第三章 パクス・オットマニカ ―ミッレト制による「諸民族の平和」―
     1 オスマン帝国とアラブ独立王朝
     2 ボスニア=ヘルツェゴヴィナのイスラム化
     3 イスラム国家とヨーロッパ
     4 多民族と平和共存
    第四章 愛国心か、ナショナリズムか ―ムスリムの見た外国と異民族―
     1 ヨーロッパの中のイスラム
     2 国名のない国家
     3 フランス革命とオスマン帝国
    第五章 ムハンマド対マルクス ―資本主義・労働運動・民族問題―
     1 クウェートとサウジアラビアの原型
     2 「アラブ国家」か、エジプト国家か
     3 民族問題と経済問題
     4 民族モザイクの変容
     5 バルカンの労働運動とアナトリアのアルメニア問題
    第六章 「高貴な民」の目覚め ―アラブ人とトルコ人―
     1 ミッレトから民族へ
     2 「高貴な民」としてのアラブ
     3 イスラムから生まれたアラブ意識
     4 預言者の正系とアラビアのロレンス
     5 中央集権化 対 地方分権化
    第七章 イスラム帝国の終演 ―国民国家に向かって―
     1 植民地分割か、国民国家の成立か
     2 エジプト・ナショナリズムの開花
     3 ムスリムからつくられたトルコ人
     4 イスラムと複合アイデンティティ
     5 ユーゴスラヴィアの「ムスリム人」
    終章 民族と国家のリアリズム ―構想と神話―
    補論 新しい中東の分割と断層線 ―「境界の破枠」と新バルフォア宣言―
    解説 佐藤優
  • 1,223(税込)
    著:
    川口則弘
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    直木賞を愛してやまぬ著者が贈る“直木賞のすべて”

    選考委員がふたりしか来ない選考会?
    選考基準どころか賞の対象範囲も定かではない!?
    あなたの知らない直木賞の真実がここに。

    芥川賞と並び称されるも、大衆文学・エンタメ小説が対象の直木賞はいつもオマケ扱い、
    その時々の選考会でブレまくる選考基準、山本周五郎賞や
    「このミステリーがすごい!」、本屋大賞など次々とライバルが出現!
    波乱万丈の直木賞の歴史を、人気サイト「直木賞のすべて」を運営する
    著者が描く、人間臭さ全開のドキュメント。
  • ヤクザとチャンバラ。熱き映画馬鹿たちの群像――
    型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。
    東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。

    東映京都撮影所。『旗本退屈男』『仁義なき戦い』など名作誕生の場所には
    破天荒な映画人たちの歴史がある。
    破格のスター・中村錦之助、鬼と呼ばれた製作者・岡田茂、
    「緋牡丹博徒」藤純子の心意気、照明。殺陣師ら裏方の職人たち――。
    エロとヤクザとチャンバラと。熱き映画馬鹿たちを活写した決定版ノンフィクション。
    解説・水道橋博士

    【登場する主な作品】
    「赤穂浪士」
    「大菩薩峠」
    「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」
    「旗本退屈男」
    「酔いどれ無双剣」
    「幕末残酷物語」
    「十三人の刺客」
    「大殺陣」
    「十兵衛暗殺剣」
    「忍者狩り」
    「宮本武蔵」
    「緋牡丹博徒」
    「仁義なき戦い」
    「やくざの墓場 くちなしの花」
    「北陸代理戦争」
    「山口組三代目」
    「柳生一族の陰謀」
    「魔界転生」
    「蒲田行進曲」
    「鬼龍院花子の生涯」
  • 1,120(税込)
    著:
    島田荘司
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    昭和51年に福岡県で発生し、日本列島を震撼させた「一家四人惨殺事件」。満州で生まれ、極貧のなかに育ち、あらゆる辛酸を嘗め尽くしたあげく事件に至った一人の男の姿は、読むものの心を揺さぶらずにはおかない。ミステリー界の雄が渾身の力で対象に肉薄し、その謎と背景とを解き明かした、日本版『冷血』ともいうべき大著。
  • 2011年3月11日、 14時46分。東北地方太平洋岸一帯をマグニチュード9.0の激震が襲った。この地震と、そのあとの巨大な津波により、福島第一原子力発電所は全交流電源喪失という非常事態に陥る。戦後最大の危機にあって、政治家は、東京電力は、原発の現場は、自衛隊は、そして地域住民は、どういった危機に直面し、どのような行動をとったのか。事故後、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)を設立した国際的ジャーナリストが、危機に面した人々のストーリーに照準を合わせて、報告書の作成後も、さらなる取材を敢行。リスクとは何か。リーダーシップとは何か。国家とは何か。福島第一原発の危機が問うた、日本の「国の形」、「戦後の形」を浮き彫りにするノンフィクションのマスターピース。第44回大宅賞受賞作。上巻は事故の発生から、原発への放水作業までの軌跡を描き出す。
  • 十年の歳月をかけて取材執筆、ハルバースタム最後の作品1950年、北朝鮮軍の南進により勃発した朝鮮戦争。反共の名の下に、参戦を決定したアメリカだったが、それは過酷極まりない戦争への突入だった。スターリン、金日成、トルーマン、マッカーサー、毛沢東―時の指導者たちが抱いた野望と誤算、彼らに翻弄され凍土に消えた兵士たちの血の肉声…その全てから、あの戦争の全貌に迫る。【目次】第1部 雲山の警告第2部 暗い日々―北朝鮮人民軍が南進第3部 ワシントン、参戦へ第4部 欧州優先か、アジア優先か第5部 詰めの一手になるか―北朝鮮軍、釜山へ第6部 マッカーサーが流れをかえる―仁川上陸第7部 三十八度線の北へ

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