『新書、3か月以内』の電子書籍一覧
1 ~60件目/全235件
-
「考える」ための数学で、日常の見え方が変わる!
数式も、計算も、一切なし。
なのに、数学の本質が見えてくる。
オックスフォード大学の天才数学教授が語る
日本では絶対に教えてくれない、「考える」ための数学!
「数学なんて人生の役に立たない」と言い訳していた全ての人たちに読んでほしい。
本書では、統計学やゲーム理論、微分積分などの一見すると難しそうなテーマを、みなさんにとって身近な例を用いて“数学的に”読み解いていきます。
身の回りに潜んでいる数学を知ると、簡単な思い込みに騙されないようになり、今まで見えていた世界が一変します。
AI時代を生き抜くための新たな武器を身につけましょう。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
森有礼、西村茂樹、西周、加藤弘之、中村正直、福澤諭吉ら錚々たる顔触れが集った知的結社・明六社。本書は、彼らの議論を通して、明治の思想を描き出す。政体、宗教、社会などに関するビジョンや論点を照らし、その内実を照らす試み。
目 次
はしがき
序 章 明治六年の東京物語
土佐の少年、備中の中年女性/論争の海へ/活動のはじまり/「啓蒙」というレッテル
第1章 「ふたり」をつくる/「みんな」をつくる――森有礼と西村茂樹
公私での苦難/後の華麗なキャリア/「哲学的な論争者」という可能性/「妻妾論」への誤解/森の論点/理想の夫婦という秩序/妾と養子/家と血筋をめぐって/「妻妾論」の実践とその帰結/藩の人/「賊」と「民」/「転換説」/「政府与人民異利害論」――「民権」と漸進主義という二つの焦点/「不平の気」と議会制――明治の保守主義の先駆者/「一身にして二生」/「道徳会」の構想/「なかま」としての社会へ
コラム①歴史と革命―― 箕作「兄弟」
血縁なき二人/麟祥と翻訳/秋坪と教育
第2章 「国のかたち」をつくる、「国」を開く――西周と津田真道
升子の不安/西周の鬱屈/「大君のモナルキ」と「改革之機」/学者職分論論争/応用哲学のこころみ/情実・秘密・愛敵/料理と国学/歴史意識と国家論――「日本国総制度」と徳川合衆国/公議所での活躍/「文明」と欲望を捉える/自由貿易という論点/それぞれの議論のスタイルと政策論/それぞれの死
コラム②統計と国家――杉亨二
苦学からの立身出世/統治と為政者への関心/歴史とデータ
第3章 「宗教」をめぐって――加藤弘之と中村正直
近代日本初のアンチ・フェミニスト?/学者貴族としてのプライド/蕃書調所・開成所/国権論と国富論/民選議員論争/国家と宗教「米国政教」/女子師範学校での一光景/江戸のメリトクラシー/『西国立志編』/『自由之理』/政治と道徳/論争好きの加藤、争わない中村
コラム③紙幣と市場――神田孝平
明六社「通信員」・神田孝平/金融財政政策と議会論/陸奥宗光と異なる歩み
第4章 演説する/翻訳する 福澤諭吉と阪谷素
暗殺の季節/『自伝』の沈黙と「大君のモナルキ」/手段としての明六社/営業戦略としての論争/議論への不信/久坂玄瑞との思い出/旅と漢詩/「孔孟の道」の延長線/欲望と気力/儒者から見た政治/会議・公論/演説・翻訳/「自由」のエネルギー/その後
終 章 「社会」とは何か
「概括力」/竹越三叉とコペル君のまなざし/明治八年の停刊/勝海舟と福澤諭吉の対面/「交際」という理念
後書き
研究案内
参考文献
略年表 -
『太平記』。それは武士像はじめ、日本人の歴史認識を縛ってきた物語である
新田義貞と足利尊氏は同格?→違う。新田が明確に格下
両氏は別の一族?→誤り。実は同じ一門
中世から現代まで、数多の作品の種本になり続ける『太平記』。
武士像はじめ、実は日本人の歴史認識を縛ってきた物語である。
その虚実に加え、「史観」の影響力を気鋭が最新研究で暴く!
司馬史観よりも強い「太平記史観」
足利尊氏、新田義貞、楠木正成、高師直をはじめ、『太平記』で描かれた武士像、話の構成は中世から近世、近現代まで何百年も日本人の歴史認識を縛り、現実にも影響を及ぼした。
例えば、徳川光圀の『大日本史』も『太平記』に依拠しており、その楠木正成像を筆頭に、尊王攘夷・皇国思想に「太平記史観」は繋がっていったのである。
重要史料だが、虚実ないまぜで取り扱いが難しい物語。高師直=悪玉の修正はじめ、歴史学と国文学の格闘の成果を示しながら、我々の歴史認識まで問い直す。
続々と塗り替えられる鎌倉末期から南北朝の世界像
■山名宗全も、徳川家康も、「足利一門」だった
■楠木正成は、鎌倉幕府の関係者だった
■尊氏との戦いは足利一門の分裂戦争。義貞は第三極を目指した
■鎌倉期、得宗は九代でなく「八代」とされていた
■源義経主従の話には『太平記』がベースのものがある
■鎌倉幕府滅亡の理由はいまだに不明
■新田氏と北条氏の関係は密だった
■吉野攻撃は高師直の独断ではなく足利直義の判断
【目次】
はじめに
第一章 太平記史観とは何か
第二章 『太平記』の基礎知識
第三章 太平記史観の諸相
第四章 太平記史観を超えて
おわりに
あとがき
参考文献 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
2003年4月に創刊された新潮新書。創刊ラインナップの一冊として刊行された『バカの壁』が400万部を超えるベストセラーとなり、2005年11月に刊行された『国家の品格』も200万部を突破、2017年には『言ってはいけない』が新書大賞を受賞しました。話題作・名作・問題作ぞろいの1000点をご紹介します。※当コンテンツにはまだ電子化されていない作品の情報も含まれています。ご了承ください。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
小説のなかでは不思議なことが起こる.語り手は時間や空間を飛び越え,人の心のなかを覗き,語りがたいことを語る.どうしてそんなことが可能なのか.中島敦や安倍公房,開高健や車谷長吉など,近現代の日本文学を例に,寓意,語り手,視点といった観点から,小説のしくみと魅力を解き明かす.創造的に読むためのレッスン.
-
モバイルオーダー、オンライン予約、セルフレジ、最新の家電やアプリ……効率化のために導入されているはずの最新技術が、操作のしにくさによって人々の効率を悪くしている。なぜ新しい機械やシステムは使いづらいのか? それは、最新技術が「機械が苦手な人たち」=「機械音痴」の存在を念頭においていないからである。メディアの変化に並走してきたライター、ポッドキャスターが、機械音痴たちの歴史をたどり、真に「便利な」技術と社会のあり方を考える。
-
トッド、緊急来日。「西洋の敗北」が現実となった今、世界はどこへ向かうのか。そして2030年、激動の世界で日本に残された道とは何か。戦争への欲望とテクノロジーの暴走を前にした人類へ、世界最高の知性たちからの「最後の処方箋」
-
電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。
小田原城を本拠に雄飛した戦国大名北条氏。今川・武田・上杉ら有力大名とは、激しい攻防を繰り広げる一方、婚姻や養子縁組で同盟関係を結んだ。
一族の結束を誇り、民政重視の巧みな領国統治で名高い。伊豆・相模・武蔵・下総を版図に収め、北関東の一部をも勢力圏とする。
だが、豊臣政権と鋭く対立、小田原合戦で敗れてあえなく滅亡した。
初代宗瑞(早雲)から氏綱・氏康・氏政・氏直まで、宗家五代一〇〇年の歩みをたどる。
■目次
はじめに
序 章 歴代の身辺・履歴
第一章 将軍近臣からの転身
――初代当主・宗瑞とその時代
1 京都から駿河へ
2 伊豆・相模の平定
3 「武にして禅にゆく人」
第二章 「相州太守」から関東管領へ
――二代当主・氏綱とその時代
1 武蔵の併合
2 伝統的権威への対応
3 領域支配制度の整備
第三章 最盛期の現出
――三代当主・氏康とその時代
1 関東管領職をめぐる戦い
2 公方-管領体制の再編
3 民政の推進
4 「小田原衆所領役帳」の作成
第四章 当主と隠居の二頭制
――四代当主・氏政とその時代(一)
1 新たな強敵への対応
2 当主としての自立
3 越相同盟
第五章 「関東八州」の領国化
――四代当主・氏政とその時代(二)
1 甲相同盟下の戦局
2 織田政権への編入
3 新たな公権化への道
第六章 中央政権との交渉
――五代当主・氏直とその時代(一)
1 織田政権下での動き
2 北条・徳川同盟の成立
3 豊臣政権への対応
第七章 小田原合戦
――五代当主・氏直とその時代(二)
1 戦闘準備
2 小田原開城
3 豊臣家臣としての再生
終 章 「典型的」と評された戦国大名の実像
あとがき
主要参考文献 -
性暴力や虐待が記録されたエプスタイン文書について全世界が震撼しています。逮捕された英アンドルー元王子をはじめ関係者にはノルウェー王室、ビル・ゲイツやクリントン元大統領やトランプ大統領など世界の政財界の名前が上がっています。この文書のうち現在300万ページが公開。元NY記者で米国に精通する著者がその中身をわかりやすく解説。
-
東北大学名誉教授・上月正博が心臓を若返らせる新習慣をレクチャー。実年齢より老けていく人、いつまでも若々しい人の差を決定する要因は心臓の年齢です。心臓のポンプ力、血管のしなやかさが衰えると、全身の血流が滞り、疲れやすい、太りやすい、肌荒れ、不眠といった「老化の連鎖」に。「弱った心臓を回復させる」のではなく、「心臓を若返らせる」攻めの老化予防メソッド集です。
【目次】
第1章 人は心臓から老けていく
第2章 心臓を若く保つための食事術
第3章 心臓に適度な負荷をかける運動の習慣
第4章 ひと工夫で心臓が喜ぶ毎日の生活習慣
【著者について】
上月正博(こうづき・まさひろ)
東北大学名誉教授。山形県立保健医療大学理事長・学長。医学博士。日本心臓リハビリテーション学会名誉会員、日本腎臓学会功労会員、総合内科専門医、腎臓専門医、高血圧専門医、リハビリテーション(以下、リハビリ)科専門医。1981年、東北大学医学部卒業。東北大学大学院内部障害学分野教授、東北大学病院リハビリ部長、東北大学大学院障害科学専攻長、同先進統合腎臓科学教授を歴任。2022年より現職。心臓や腎臓などの内部障害のリハビリを専門とする。2011~2021年日本腎臓リハビリテーション学会理事長。2020年より国際腎臓リハビリテーション学会理事長。2008~2022年日本心臓リハビリテーション学会理事(2013年学術集会長)。2018年には腎臓リハビリテーションの功績が認められ、心臓や腎臓の分野に貢献した科学者に贈られる世界的に名誉ある賞「ハンス・セリエメダル」、2022年には「日本腎臓財団功労賞」を受賞。『医師がすすめる 自力でできる 弱った心臓を元気にする方法 心臓リハビリメソッド』(アスコム)などベストセラー多数。 -
日本の音楽が、世界で存在感を示しています。米津玄師、YOASOBI、Creepy Nutsらの楽曲がグローバルチャートのトップ10にランクイン。J-POPを代表するアーティストたちが続々と海外に進出し、ワールドツアーは各地で熱狂を呼んでいます。なぜ、いま日本の音楽が世界に届くようになったのか? その背景には、2020年代になって生まれた新たな「ヒットの力学」がありました。本書はその構造的な変化を、2016年からの10年間を辿りながら解き明かします。
CD不況とランキングの形骸化で「ヒットの崩壊」が叫ばれた2010年代から、コンテンツ産業が日本の基幹産業の一つとなった2020年代の「ヒットの復権」へ。この10年で音楽シーン、そして音楽業界に何が起きたのかを、以下の3つのキーワードで読み解きます。
「バイラル」 ── SNSとショート動画から国境を超えるヒットが生まれる現象
「アニメ」──アニメとJ-POPが深く結びつき世界に届く構造
「プラットフォーム」──ストリーミングサービスの普及、そして業界団体と行政の連携
「音楽には世の中の変化が最初に現れる」──日本発コンテンツの海外売上は約5.8兆円と、いまや半導体や鉄鋼を超える規模に成長。コンテンツビジネス・メディア・エンタテインメント産業に関わるすべての人必読の一冊。
【目次】
第一章 2016年、変革の萌芽
第二章 2019年、音楽シーンの主役交代
第三章 2020年、コロナ禍で何が起こったか
第四章 2023年、新たなヒットの方程式の誕生
第五章 2025年、コンテンツ産業は日本の基幹産業へ -
読んで、歩いて戦後を「体感」する!
戦前、戦中期を通じて、東京は日本最大の軍都だった。近衛師団司令部をはじめ官衙がひしめいていた宮城(皇居)周辺や、大戦下の総司令部として機能した市ヶ谷、武器・弾薬の一大製造拠点だった十条・板橋など。そこに現在も残る軍事遺産を、当時最高精度を誇った米軍撮影の鮮明な空中写真や地図などを手掛かりにたどっていく。歴史ファンから、まち歩き好きまで読んでほしい一冊。
*電子書籍版には一部収録していない資料写真がございます。あらかじめご了承ください。
【内容】
第一部 都心に残る軍都の面影
宮城(皇居)/東京駅・銀座/日比谷・霞ヶ関/芝・汐留
コラム(1) 時流の転変であっけなく消えた銅像
築地・月島/麻布・青山/渋谷・駒場/新宿・代々木
コラム(2) 戦時下の「改描」と現代の「不記載」
戸山・大久保/市ヶ谷
コラム(3) 都心の軍学校のあわただしい郊外転出
小石川・本郷
コラム(4) 日本中に分布した軍直営の軍需工場
神田/両国・蔵前/上野
コラム(5) 都心の公園に仮埋葬された戦災遺体
大塚・音羽
コラム(6) 大規模な空襲を受けた都市一覧
池袋・目白
第二部 近郊に広がる軍都の全貌
十条・板橋/駒沢・三軒茶屋
コラム(7) 師団と鎮守府が管轄した地域・海域
中野
コラム(8) 東京の刑務所の系譜と近郊移転
立川/相模原
コラム(9) 戦時下に続出した広域市町村合併
横須賀
コラム(10) 日本より緻密な1945年の米軍地図
津田沼 -
「この書籍の閲覧は推奨されません」
―最適化アルゴリズム
近未来に「AIと人間」の世界で起こりうるディストピア
とは何か?どんな過程を経てやってくるのか?
「これは敗北の記録である ―戦いにすらならなかったと
いう意味で」。
深い知見と明晰な思考をもってAI洗脳に抗う手段とは?
「人類滅亡を予言した」衝撃の書。 -
「働いて働いて働いて」の呪縛を解体せよ!
資本主義社会において、資産を持つ者と持たざる者の格差は、いまや目に見えて拡大している。
少子化で労働人口が減少しているにもかかわらず、たくさん働いても賃金は大きく上昇しない。
本来、貨幣は経済を効率よく回すためのツールであり、労働の目的ではない。にもかかわらず、資本主義の論理のなかで、ほとんどの人が「お金を稼ぐために働く」ことに縛られているのが現実だ。
しかし今、少子化の進行に加え、AIやロボット技術の急速な進歩によって、従来の資本主義の仕組みは限界を迎えつつある。
そんな中で、「お金を稼ぐために働く」ことをしなくても、自由に暮らしていける社会はいずれやってくるのか。
生物学者・池田清彦氏が、労働にまつわる歴史や資本主義の構造、ベーシックインカムやMMTといった制度を横断的に読み解きながら、「働くのが当たり前」という常識を根本から問い直す。
・たくさん働いてもたくさん稼げないのが資本主義
・「所得は労働と引き換えでなければならない」というウソ
・それでも「お金を稼ぐために働く」に縛られる理由
・資本主義は「ピンハネ」を前提にしている
・AI化が労働と社会の仕組みを変化させる
・資本主義を維持するための「ベーシックインカム」
・国債をいくら発行しても財政が破綻しない理由
・「少子化危機」は資本主義の理屈にすぎない
・お金を稼ぐ行為から自由になれば、人生はもっと面白くなる -
サバンナを歩き、極地の海に潜り、大空を飛んで渡る野生動物たち。
彼らは、どのように食べ、逃げ、眠り、子を育てるのか?
本書は、生き物に超小型センサーやカメラを装着するバイオロギングという手法で謎に迫る。
「ヒヒは多数決で行き先を決める」「アザラシは一晩に四千回も狩りをする」などの発見から、厳しい環境を生き抜く進化のメカニズムが明らかに。
そこから見えてくる、ヒトの身体や行動に潜む進化的な意味も探る。
はじめに――バイオロギングが明かす野生動物の非凡な日常
第一章 サメは横に傾いて泳ぐ――怠ける
野生動物は働き者か?/カモがネギを背負ってやってきた/機器回収の天国と地獄/体を横倒しにして泳ぐサメ/第三の胸びれ仮説/薄気味悪い北極海の主/体育会系サメ実験/常識外れのスローライフ/ハチドリは鳥界の変わり者/異様なエネルギー節約術/鳥の編隊飛行は本当に楽か/トキは渦の性質を知っている/アフリカゾウしか知らぬ悩み/コアラの直面する大問題/木に抱き付く二つの理由/直立二足歩行は楽なのか/狩猟採集民のエネルギー収支/ヒトのヒトらしい生き方/ランニングに潜む壮大な皮肉
第二章 アザラシは一晩に四〇〇〇回狩りをする――食べる
給食大好き人間の末路/淡水湖のアザラシは何を食べるか/エタノールと百万本のバラ/捕獲と機器回収ははらはらの連続/アザラシの狩りは超高頻度/右利き、左利きのある魚/ファストフードは天から降ってくる/ナガスクジラという口の妖怪/クジラはなぜ大きいか/バイソンの呑気にも意味がある/おとぎ話のような科学的発見/都市を生き抜く奥義を身に付けた鳥/うまいものはなぜうまい?/舌という検問所/子どもが野菜を嫌う理由/体が欲する甘みと塩味/酸味とうまみの意味するところ/なぜ麻婆豆腐はうまいのか
第三章 鳥は飛びながらまどろむ――眠る
Z氏の謎/眠ることは生きること/片目を開けてまどろむ鳥/オットセイが海面で横臥する理由/鳥は飛びながら眠るのか/男はつらいよ/鳥が見せる二つの寝相の謎/くちばしの意外な機能/アザラシの「ふらふら潜水」/潜りながら眠るという妙技/すべての動物は眠るのか/クラゲの睡眠を調べる/旅先で寝付けぬ理由/月の満ち欠けとヒトの睡眠/一か月周期の不思議なリズム/体内でゆらめく残り火
第四章 閉経というミステリー――産む、育てる
どろんと消えたアザラシ母子/超特急の子育て作戦/卵を無駄死にさせるペンギン/マカロニペンギンが教えてくれること/「托卵」という化かし合戦/進化の軍拡競争/氷の消えた南極/海氷消失はペンギンにとって吉か凶か/温暖化が天の恩恵!?/親鳥は太り、雛はすくすくと育つ/極地の動物がくれた教訓/コウモリの母は心配性/外の世界へ飛び立つ日/孤立した池に魚がいるのはなぜ?/鳥の糞からの復活劇/魚は統計を知っている/閉経という巨大な謎/おばあちゃんの生物的役割/シャチやゾウの祖母は孫を世話するか/波平とフネに第四子が産まれたら/ハクジラ類が教えてくれる閉経の進化/五〇歳の閉経、八〇歳の寿命の意味
第五章 ヒヒのあっぱれな民主政治――群れる
キャンプ地を襲う静寂の悪魔/集団行動という進化の産物/群れの行先は誰が決める?/ヒヒの民主主義/ハトの群れにリーダーはいるか/渡り鳥の先輩と後輩/ツルの社会教育/海鳥の群れが情報交換!?/ウの情報センター/魚の群れが成立する仕組み/ヒトに友達がいるという謎/世界中の狩猟採集民を調べてわかったこと/他人同士を結び付けるもの/物語の力
おわりに――生物進化という永遠の謎 -
韓国文化や韓国語に関心をもつ若者は増え続けている.また日本の街なかを歩けば,地名や標識などにもハングルの表示があふれている.ハングルは漢字やアルファベットと違い,身近にあってもすぐには読めない文字だが,だが原理や法則を知れば,じつは韓国語がわからなくても読める.その成り立ちと歴史をわかりやすく解説.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
-
世界無形文化遺産に登録された「和食」は,海外でも気軽に食べられるようになり,その一方,和食を目的に来日する観光客も増えている.そんな和食の魅力を,歴史や文化をふまえて伝えるとともに,その足元に広がる問題を丁寧に掬いあげて考察する.「和食」を未来につなげていくために,いま何をすべきかを展望する一冊.
-
クイズはいつから日本にやってきて、背景には社会のどんな変化があったのか? 「競技クイズ界最強の男」が贈る、クイズ史の決定版。
-
単語がわかるのに、文章が読めないのはなぜか
本書が目指すのは、「中学レベルの文法」を英文がスラスラ読める“読解の武器”にアップデートすること。あいまいな文法項目をクリアにしながら、英文の“流れ”をつかむコツをていねいに解説。
各章は、英文の核を見抜き、構造の捉え方を丁寧に解説していくこれまでのスタイルはそのままに、単文レベルの文法の復習→パラグラフ単位の英文に挑戦、という順に進む。「文法はわかるのに読めない」を、「読める」に変え、さらに「使える英語力」へと導く決定版。
2022~2024年度NHKテキスト「中学生の基礎英語 レベル2」連載(「基礎からきちんと英文読解」)に大幅加筆して書籍化。
【内容】
第1章:英語にふさわしい「頭の動かし方」
第2章:文をカタマリで理解する──名詞化・形容詞化する動詞句
第3章:多彩な意味を捉える──副詞化する動詞句
第4章:主語・目的語・補語のカタマリを見極める──名詞節を読む
第5章:複雑な後置修飾を見抜く──形容詞節を読む
第6章:文の背景と流れをつかむ──副詞節を読む
第7章:表現の深みを捉える──比較・仮定法を読む
終章 実践的な英文読解にチャレンジ -
消費者はいま何を求め、どう動き、どこにお金を投じているのか。そして、その背後にある「見えない欲望」とはなにか。さらには「未来のトレンド」の予測に至るまで、アジアNo.1のマーケ調査企業・インテージの豊富なデータから読み解く。
-
投資スキルを上達させるために必要なQ&Aを厳選して44問掲載。この1冊をこなせば初心者でも投資で利益を出せる人になれる。
「新NISAを始めたいけど、損をするのが怖い」「本を読んでも、結局いつ何を買えばいいかわからない」……。そんな悩みがありませんか? 投資は知識をつめ込むだけでは勝てません。「得た知識をどう使うか」というアウトプットの訓練が重要です。本書は、累計受講者数100万人を超える投資スクール「GFS」の校長が、受講生のリアルな声から44のQ&Aを厳選! 自ら考えながら読み進めることで、ただの知識が一生モノの「使えるスキル」へと確実に変わります。知識ゼロからでも大丈夫。全44問を読み終えたとき、あなたは確かな投資スキルを手に入れているはずです。 【目次】●第1章 お金のキホンにまつわるQ&A ●第2章 NISA&iDeCoにまつわるQ&A ●第3章 〈初級~中級〉資産運用にまつわるQ&A ●第4章 〈上級〉資産運用にまつわるQ&A ●第5章 不動産投資&金(ちょっとFX)にまつわるQ&A ●第6章 投資学習・投資教育にまつわるQ&A 【内容例】●そもそも、なぜ投資をしないといけないのですか? ●ほったらかし投資で大きな利益をあげられるのでしょうか? ●一括投資とドルコスト平均法、どちらが有利ですか? ●株価を決める最大の要因は何でしょうか? ●株価が暴落したらどうすれば良いですか? -
“歴史”を知れば、経済連敗で日本人の収入が増えないほんとうの理由が見えてくる――高度経済成長期の公害・環境問題、ニクソン・ショック、石油危機、プラザ合意、日米通商摩擦、中川昭一氏酩酊会見の真の原因、香港返還、バブル崩壊、アジア通貨危機、消費税増税、そして30年デフレ……日本経済のターニング・ポイントを“現場”で見聞きしてきた記者ならではの分析で「なぜ給料が30年も増えないのか」という疑問に的確に答えてくれると高評を博した書に、岸田・石破内閣の失政と高市内閣の可能性を大幅加筆した完全版!
【著者プロフィール】
田村秀男(たむら・ひでお)
産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。
昭和21(1946)年、高知県生まれ。昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍、現在に至る。
主な著書に、『日経新聞の真実』(光文社新書)、『人民元・ドル・円』(岩波新書)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社新書)、『日本再興』(ワニブックス)、『アベノミクスを殺す消費増税』(飛鳥新社)、『日本経済はだれのものなのか』(共著・扶桑社)、『経済と安全保障』(共著・育鵬社)、『日本経済は再生できるか』(ワニブックスPLUS新書)、『中国経済崩壊、そして日本は甦る』『米中経済消耗戦争』(ともにワニ・プラス)などがある。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス -
紀元前一七─前一二世紀にギリシアの地で栄え,数々の個性的な土器や巨大な建造物を残して消え去った,謎多きミケーネ文明.ギリシア語の文字体系を持ちながら,なぜ一人の王の名も記さなかったのか.最新の考古学的知見にもとづき,周辺地域との関係,後世の記憶の伝承も含め,失われた地中海世界の姿を鮮やかに描きだす.
-
出入国管理政策の変遷を論じることは、日本社会がどのように外国人を生み出し、処遇してきたのかを描くことにほかならない。
本書は、入管体制の成立、法的地位の変化、「多文化共生」の展開、強化される管理と監視、人種差別や労働力の受け入れなど多岐にわたる論点や課題を扱い、80年の軌跡を確認する。
はじめに
序 章 本書の対象
第1章 入管体制の成立―1945~52年
1 アジア・太平洋戦争の終焉と引き揚げ
2 移動と「外国人」の管理
3 非正規の移動とその管理
4 日本の再独立と「外国人」問題の発生
5 まとめ
第2章 「黒船」に至るまで―1952~81年
1 分断国家と朝鮮人の法的地位―1952~65年
2 台湾人・中国人の法的地位―1952~72年
3 入管解体闘争とベトナム反戦運動―1970年代
4 「黒船」とその余波
5 まとめ
第3章 「1990年体制」の成立と展開
1 旧植民地出身者の「在日」化
2 2つの「問題」
3 「1990年体制」
4 「多文化共生」の展開と課題
5 まとめ
第4章 強化される管理と監視―2000年代
1 「テロとの戦い」と監視技術の向上
2 「不法滞在者」の排除
3 「望ましい外国人」の模索
4 新しい在留管理制度の成立
5 まとめ
第5章 人種差別と出入国管理政策―2010年代
1 「日本型排外主義」と対抗運動
2 「日本型排外主義」と出入国管理政策
3 国籍法と出入国管理
4 重国籍者をめぐる社会と制度
5 まとめ
第6章 労働力の受け入れ―2020年代
1 人口減少と外国人労働力への依存
2 技能実習制度の転換
3 非正規滞在者と収容・送還
4 まとめ
終 章 これからの選択
1 新型コロナと入国規制
2 入管政策の今後
あとがき
主要参考文献
入管法などの変遷
入管法の改廃(1997~2024年) -
人口増、鉱物資源など潜在力への注目から、各国が関与を強めるアフリカ。覇権が揺らぐ米国、歴史問題を抱える旧宗主国、進出する中露、地政学的な緊張関係にある中東など、複雑に絡む利害を繙く。アフリカは独立から現在まで、食料難、環境問題、強権化などを抱えつつも、国際情勢の変動にしたたかに対処してきた。その独自の行動原理を読み解く。地域大国エジプトvs.エチオピア、崩壊国家ソマリア、「優等生」ボツワナなどを一望。
第1章 希望と絶望の交錯する経済大陸
1 人口増加と経済市場の拡大
2 人の移動と食料問題
第2章 国家と政治体制の変容をとらえる視座
1 脱植民地化から冷戦崩壊後まで
2 「外向」という分析概念
3 アフリカにおける民主主義体制?
第3章 旧宗主国からの再離脱――サヘル地域、西アフリカをめぐる国際関係
1 「アフリカ+1サミット」開催の動き
2 アフリカへの関与を深める中国
3 サヘル・アフリカとロシア
4 旧宗主国の「撤退」と第二の「脱植民地化」
5 揺らぐアメリカの関与
第4章 「アフリカの角」をめぐる地政学―― 中東諸国と米中の思惑
1 エリトリア独立とソマリア問題
2 中東諸国の関与
3 不安定化するアフリカの角
第5章 南部アフリカの政治変容――「優等生」ボツワナの変化を読み解く
1 南部アフリカの地域的特徴
2 民主主義と権威主義の間で揺れるボツワナ
3 二つの選挙と民主主義
第6章 日本とアフリカ――TICADは何をめざしてきたか
1 トップドナーの地位から「ODA冬の時代」へ
2 平和構築と自衛隊派遣
3 New TICADへの転換 -
福沢諭吉や中原中也、坂口安吾ら文豪のお酒の失敗談、高橋是清や田中角栄、安倍晋三らの宴会戦術から、令和時代の酒の飲み方を探る。
-
なぜ、「隠れた人格」を育てると、「隠れた才能」が現れるのか? 21世紀のダ・ヴィンチは、いかにして生まれるか? 「多重人格のマネジメント」で、「多様な才能」が開花する――一流の経営者は、昔から「多重人格」/「多重人格」とは、精神の病ではない/誰もが持っている「複数の人格」/「才能」の本質は「人格」/仕事に求められる「複数人格」の切り替え/電話一つも「多重人格のマネジメント」の修業
-
ガザ戦争は3回目の停戦合意後もイスラエルの空爆による死者を出し続けている。ハマスと戦うイスラエル、その後ろ盾となるアメリカ、ハマスを支援するイラン。イランとアメリカの複雑な関係にイスラエルが加わりますます混迷を深めている。核開発問題でトランプ大統領は再びイランを攻撃するのか。いくつかの流れが合流して中東を激動させる。国際政治の構造変化を軸に歴史、宗教、民族から最新動向まで中東研究の第一人者が解説。イラン、アメリカ、イスラエルをめぐる壮大な変遷史!
-
宇宙はなぜ、どのように始まったのか? 物理学の目で最初期の姿を見通す
今から138億年前、熱い火の玉(ビッグバン)として生まれた宇宙。
では、それ以前の宇宙はどんな姿をしていたのだろうか。そもそもなぜ大爆発を起こしたのか?
宇宙の現象を素粒子で解く「素粒子論的宇宙論」に基づき、宇宙創生の謎に迫るインフレーション理論を世界に先駆けていち早く発表した著者。
湯川秀樹に憧れて入学した京都大学での若き日々、そして益川敏英、小林誠などノーベル賞学者との出会いと共同研究など、研究の軌跡を辿りながら最新宇宙像に迫る最終講義の全記録。 -
日本語研究者がAI時代に伝えたい、人間による人間のための読解力
ネットニュース、ブログ、SNS……
情報が溢れる現代において、私たちは日々多くの文章を読んでいます。
一方で、文章を「きちんと読めているか」と問われたらどうでしょうか。
自信を持って「読めている」と答えられる人は少ないのではないかと思います。
本書では、文章を読むというのはどういうことなのか、
1.正確に読む
2.深く読む
3.批判的に読む
の3つの視点から、具体例をもとに考えます。
AI時代にこそ、私たちが文章を読む意味がわかる
「人間による人間のための読解力」を日本語研究者の著者が教えます。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
ラテン語は、いつもあなたのそばにある
Xフォロワー10万人突破、『世界はラテン語でできている』著者、
人気ラテン語研究者のラテン語さん、待望の新刊!!
古代ローマ起源のラテン語は、世界に広がり、日本にまで。
あなたのすぐ隣にも、きっと、ラテン語が見つかるはず。
社名、商品名、施設名、学名、文学、漫画、アニメ、日本史……
日本とラテン語の接点を追いながら、47都道府県をめぐるラテン語の旅へ出掛けましょう。
〈本書の内容例〉
・「イオン」「アステラス」「りそな」はラテン語由来
・坂本龍一が生前好んでいたラテン語名句
・『SPY×FAMILY』の「ステラ」「トニト」とは!?
・競走馬の名前にはラテン語がよく使われている
・ラテン語由来のアイドルグループ名
・立教大学の食堂が掲げる粋なラテン語
・森ビル運営のヒルズにmemento mori
・恐竜王国・福井の各恐竜の名前を解説
・あの有名なザビエル像のラテン語的解説
・ロックバンドLUNA SEAとセーラームーンの黒猫ルナ
・芥川龍之介が記した『れげんだ・おうれあ』とは?
・小泉八雲が作ったラテン語試験に挑戦
※カバー画像が異なる場合があります。 -
記憶とは一体何なのか,どこにどうやって保管されているのか,どうすれば記憶力があがるのか…….
誰もが一度は考えたことのある「記憶」の不思議を,心理学・脳科学の手法で解き明かせば,AIには真似できない「脳」の複雑なしくみが見えてくる.新書『まちがえる脳』の著者が平易な文章でつづる入門書. -
巨大テック企業が国家を超える権威を持ち、生成AIの爆発的な発展による混乱が日々起こり、アメリカでは破滅的な思想が影響力を持ちはじめた2020年代。技術発展は本当に世界を良くしているのか? 私たちはどのように未来を構想すべきなのか? 本書では現代の技術をとりまく思想――加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピング――を通覧。これらの思想を統合し、効果的・倫理的に考えるための思考「未来学」の在り方を構想する。SF作家でありコンサルタントでもある著者による、未来を創造するための羅針盤。
-
ウクライナ・中東から各地の紛争まで――
現在の戦争の背景がわかる!
世界を揺るがしている中東の戦争は、国家対国家という単純な構造のみならず、国家と非国家主体が絡み合い複数の戦線が同時並行的に動く、多層化した紛争となっている。『世界政治』第2巻では、こうした国家の多様なあり方が現在の戦争・紛争において深く関わっていることを分析しつつ、世界各国の個別の事情を解説。底流にあるテクノロジー問題や資源問題なども総合的に考察し、政治的暴力が生み出されるメカニズムを探る。現在の戦争の背景を根底から理解するための必読書。
===
【目次】
序章 国家による暴力をどうみるか(岩崎正洋)
第1章 中東の紛争メカニズム――戦争・内戦・非国家主体(末近浩太)
1 中東の紛争の特徴を捉える
2 中東の紛争はなぜ起こるのか――紛争研究の知見から
3 中東の紛争はなぜ終わらないのか――二〇二三年ガザ紛争から考える
第2章 ウクライナにおける戦争と国家再建――強制力と資本(松嵜英也)
1 戦争と国家建設
2 一党優位体制の成立と強制力
3 ウクライナ軍と強制力
4 戦時下の資金調達
5 戦争とグローバルな国家建設
第3章 デジタルで変わる戦争と暴力(大澤傑)
1 不可分な関係
2 デジタル技術による政治の変化
3 デジタル技術と戦争
4 デジタル技術は戦争と暴力の何を変えたか
第4章 イラク戦争と国家建設の蹉跌(山尾大)
1 「破綻国家」問題と外部介入のジレンマ
2 国家機構の解体とリベラルで民主的な国家建設の試み
3 換骨奪胎された民主主義
4 機能しない国家機構
5 構造的要因と教訓
第5章 イスラエル・パレスチナ紛争(錦田愛子)
1 世界政治の中でのイスラエル・パレスチナ紛争
2 パレスチナ国家承認をめぐる展開
3 闘争と社会福祉を担う非国家主体
4 行き詰まる中東の民主主義
第6章 資源開発と社会紛争(岡田勇)
1 天然資源のグローバル・コモディティ・チェーンと社会紛争
2 資源開発はいかに紛争と結びついてきたか
3 資源開発の社会的受容性
4 資源紛争の強度を下げる
第7章 シリアは未知の領域を進む(高岡豊)
1 未曽有の実験のただなかにある外交・治安・安全保障政策
2 先の見えない内政状況
3 シリアの事例が問うこと
第8章 ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける平和の設計(田中聡)
1 分断社会の比較政治学
2 権力分有による紛争解決の試み――比較政治学の理論から実践へ
3 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争とデイトン合意――平和はどう設計されたか
4 デイトン合意後のボスニア社会――紛争は設計通りに解決されたのか
第9章 アフリカ・サヘル地域の複雑化した紛争――マリ共和国を中心に(佐藤章)
1 実効支配からみる紛争
2 マリ北部紛争の展開
3 実効支配回復への苦難
4 継続する紛争
第10章 インドネシアにおける分離独立紛争(増原綾子)
1 インドネシアにおける国家の暴力
2 東ティモールの併合と分離独立
3 アチェにおける分離独立紛争と和平
4 パプアにおける出口の見えない紛争
5 東ティモール・アチェ・パプアにおける紛争解決の比較
6 不処罰の「文化」と終わらない暴力
コラム1 南コーカサスの治安機関と政治的暴力(立花優)
コラム2 革命・クーデタと民族問題(宮脇昇)
コラム3 日食と暴力(菊田恭輔)
コラム4 ラテンアメリカの麻薬と組織犯罪(馬場香織)
コラム5 カンボジア人民党の生存戦略と政治的暴力(山田裕史)
コラム6 忘れられるミャンマー内戦(中西嘉宏)
=== -
自然淘汰に意図はない。変異は偶然で、生き残りはそのときの環境次第なのだ、と進化をとらえたダーウィン。
『種の起源』はどのようにして生まれたのか?
全ての生物は神が創ったと信じられていた時代に、生物は時間をかけて今の姿になったと唱えたダーウィン。ビーグル号の旅、フジツボの研究――。進化と自然淘汰をどのようにして解明したのか、その人生と共に明らかにする。
===
【目次】
第1章 生物の多様さと生物学の構造
第2章 私とダーウィンとの出会い
第3章 ダーウィンの人生――生い立ちから大学まで
第4章 ビーグル号の航海
第5章 『種の起源』出版まで
第6章 『種の起源』の出版
第7章 『種の起源』の出版以後
第8章 思想としての「進化論」
=== -
なるほど!
この絵がなぜ名作なのか、
ずばり納得の入門書
名画の前に立ってもイマイチ響かないあなたに!
美術の味わい方なら達人に聞こう!
長谷川等伯、狩野永徳、伊藤若冲、葛飾北斎……日本美術の超有名作品を取り上げ、美術界の第一人者たちが深く、わかりやすく教えてくれます。
「何を見るのか」「なぜそれが大切なのか」を、納得できる豊かな美術鑑賞を開く夢の入門書。
人気アートブロガーが達人たちと深掘りする
いちばんわかる日本美術入門書
作者名や時代、技法、国宝かどうか――そうした情報は作品を理解する手がかりになりますが、それだけで作品の前にいる時間が豊かになるとは限りません。日本美術を「正しく理解する」ための教科書ではなく、どう見れば面白くなるのか、どこに注目すれば作品が語り始めるのか。専門家が長年積み重ねてきた「絵を見分ける目」は、鑑賞者の自由をも増やすものです。(「まえがき」より)
===
【目次】
まえがき
第1章 黒田泰三先生に聞く 長谷川等伯《松林図屏風》
線の揺れや墨の飛沫に込められた心情を読み解く
第2章 石田佳也先生に聞く 狩野永徳《上杉本洛中洛外図屏風》
桃山時代の天才の素顔と御用絵師集団・狩野派とは
第3章 佐藤康宏先生に聞く 伊藤若冲《老松白鳳図》
過剰すぎる作品世界をていねいに見尽くす
第4章 日野原健司先生に聞く 葛飾北斎《神奈川沖浪裏》
天才の驚くべき仕掛や演出の楽しみ方
第5章 古田亮先生に聞く 高橋由一《鮭》
油彩の幕開けを告げた作品が語る明治の画家渡世
第6章 小林祐子先生に聞く 安藤緑山の象牙彫刻
えっ、作りものなの!? 知られざる明治工芸のすごさ
第7章 安村敏信先生に聞く もっともっと江戸美術
主流から傍流まで、ざっくりつかもう
あとがき
=== -
西洋と東洋を繋ぎ
禅ブームを巻き起こした
異色すぎる宗教者──
重層的な思想、屈折した生涯
仏教は
こうして世界を
魅了した!
世界的「禅」ブームを巻き起こした鈴木大拙は、近代仏教においてひときわ異彩を放つ存在だった。大学を中退して単身渡米。既存の宗派を疑い、西洋と東洋、神秘と伝統を大胆に往還しながら自らの思想を形成した。ハイデガー、ユング、フロムら世界的知識人と交流し、日本人の生き方とは何かを問い続けながら、アメリカで仏教を講じ時代の寵児となる。「禅」はいかにして世界を魅了したのか? 型破りな仏教者の重層的な思想と屈折した生涯を、最新の研究成果と共に描く決定版。
===
【目次】
序章 近代仏教と大拙
1 世界宗教としての仏教
2 俗人たちの仏教
第一章 悟りと進化論
1 貞太郎の成長
2 大拙の悟り
3 『新宗教論』
第二章 世界宗教としての大乗
1 ケーラスと科学の宗教
2 西洋人の仏教観
3 『大乗仏教概論』
第三章 神秘から伝統へ
1 学習院、ビアトリス、神智学
2 『スエデンボルグ』
3 「伝統」の再発見
第四章 戦時下の日本的霊性
1 日本仏教のマイノリティ
2 『日本的霊性』
3 戦争、敗戦、復興
第五章 禅とアメリカ文化
1 アメリカとの再会
2 『禅と日本文化』
3 禅ブームの実相
第六章 未完の東西対話
1 キリスト教と仏教
2 『禅と精神分析』
3 東洋的「自由」を求めて
終章 大拙の逆説
1 大拙批判は何を語るか
2 人に固有の霊性
あとがき
鈴木大拙略年譜
参考文献
=== -
受験生から哲学者まで。
頭を使う人ほど、歩いてる。
散歩とは、心の世界を耕しながら、世界と私のあいだにある微妙な“間(あわい)”を感じさせる営みです。公認心理師・臨床心理士という立場で、“心の回復”の場面に身を置いてきた著者は、さまざまな心の支援の局面において、散歩の要素が関係していることに気がつきます。散歩と心の関係をひもとく、稀有な一冊。
この本は、散歩に関心のある皆さんに、その豊かな人間回復の世界を見出していただければという願いのもとに書かれた本でもあります。いろんな時空を散歩するような気軽な気持ちで、読んでいただけると幸いです。
===
【目次】
第1章 散歩という営み
第2章 散歩は時空を超える
第3章 散歩は交配する
第4章 散歩は世界と私を接続する
第5章 散歩は世界と私のあわいにある
=== -
勢力拡大・地位上昇・存続延命のための「常套手段」
「番頭の家族との婚姻は三井家のタブー」
「創業一族でも役員になれない三菱グループ」
「企業経営者が創業家を遠ざける納得の理由」――
婚姻戦略と“家”同士の相克を通して10大財閥の誕生と勢力拡大の過程が見えてくる。
家系図から浮かび上がる日本の近代財閥史。
【目次】
はじめに
第一章 貴族化する三井家
第一節 江戸時代以来の富商
第二節 三井総領家の婚姻戦略
第三節 総領家以外の婚姻の概観
第四節 戦後の三井家
第二章 優秀な婿取りに精出す岩崎家
第一節 岩崎弥太郎とその親族
第二節 弥太郎の子どもたち
第三節 弥之助の子どもたち
第四節 戦後の岩崎家
第三章 名門公家が婿入りした住友家
第一節 住友家の先祖
第二節 財閥期の住友家
第三節 戦後の住友家
第四章 三井をまねて同じ末路を迎える安田家
第一節 初代・安田善次郎
第二節 初代・安田善次郎の子どもたち
第三節 三代目・安田一と安田家の戦後
第五章 戦後に華麗な閨閥を形成した浅野家
第六章 旧主の嫁取りで評判が悪かった大倉家
第七章 男児に恵まれず、跡継ぎに恵まれた古河家
第八章 閨閥では他財閥に見劣りする野村家
第九章 名門に生まれた創業者・鮎川家
第一節 日産コンツェルン
第二節 鮎川家の華麗なる閨閥
第三節 創業者一族・鮎川家
第一〇章 独身主義の財閥当主が率いる中島家
第一一章 企業も子どもも沢山つくった渋沢家
第一節 渋沢栄一
第二節 渋沢栄一の子どもたち
第三節 栄一の後継者・渋沢敬三
おわりに -
エレガンスとは、自分の意志で選びとること。
思想、文化、美学、実践──
その力と技法を学びとり、あなたらしい判断の基準を育てる
───
エレガンスとは、優雅な振る舞いのことではありません。高価なものを身につけることでもありません。
エレガンスとは「どのように世界と関わるか」という判断の技法です。
古代ギリシアの身体観から宮廷の作法、近代の思想、科学の方法論、そして現代のビジネスや組織の設計に至るまで。エレガンスは時代を超えて、暴力と欲望を制御し、他者との距離を調整する知として機能してきました。
それは装いに現れ、言葉に宿り、制度にまで及びます。美学であると同時に倫理であり、社会を動かす力として働いてきました。
アルゴリズムが「正解らしきもの」を出し続ける時代に、何を選び、何を退けるか。どこで踏みとどまるか。その判断の一つひとつが、人の品格と関係の質を形づくり、ひいては社会を変えていきます。
思想史・文化史・科学・ファッション・ビジネスを横断し、この曖昧で誤解されがちな概念を「人間理解のための思考の形式」として読み解く、前例のない試み。
読むほどに世界の見え方が変わり、自分自身の振る舞いが変わる一冊です。
===
【目次】
序章 学問としてのエレガンスへ
PartI エレガンスの思想
第1章 エレガンスの輪郭―美の概念として
第2章 思想史I 古代―近世―暴力から距離を取る技法
第3章 思想史II 近代―現代―「権威」から「区別」へ
第4章 ココ・シャネル―女性たちのアイコン
第5章 ダンディズム―男性たちの美学
第6章 美しい理論―科学が描き出すエレガンス
PartII エレガンスの力
第7章 誰がエレガンスを決めるのか―「趣味」を支配する者たち
第8章 世界と仲良くしすぎないための技法―静かな反逆として
第9章 階級演出装置としてのエレガンス―特別であること
第10章 エレガンスの到達点―ロールス・ロイスと「説明しない品格」
終章 AI時代のエレガンス
=== -
誰が勝つのか?
覇者が牛耳を執った春秋時代。
秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓が死力を尽くした戦国時代。
その550年をいっき見
周の東遷(紀元前七七〇年)から秦の始皇帝が全土を統一(紀元前二二一年)するまでの五五〇年間が春秋戦国時代です。権威を失った周の王に代わって、覇者が会盟を牛耳った春秋時代。秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓が死力を尽くして争った弱肉強食の戦国時代。熾烈な戦乱の世に新しい権威のあり方を説き、生存のための戦略を授けた諸子百家。春秋戦国時代のエピソードには日本人になじみ深い故事成語の由来もいっぱい。血で血を洗う古代中国へご案内します。
===
【目次】
プロローグ
春秋戦国時代とはいつのことか/春秋五覇と戦国七雄/諸子百家の時代
第一部 春秋時代編
第一章 周王朝の衰退と乱世の始まり
第二章 春秋の覇者の誕生
第三章 南の覇者たち
第二部 戦国時代編
第四章 下剋上の始まり
第五章 戦国七雄の攻防
第六章 戦国時代の終わり――始皇帝の天下統一
=== -
多様化するフリースクール。「わが子に合うスクール」の見つけ方と安心のヒント。雰囲気、出席認定、その後の進路などを徹底ルポ。
<1>「理想」だけでなく「現実」にも踏み込んだ
……本書は「ここがいいフリースクールです!」と紹介するガイドブックではありません 。多種多様な約20校をルポしたおおた氏が、個別の魅力を深掘りするだけでなく、現場の大人たちの葛藤やネガティブな部分も含めた「リアルな姿」を誠実に伝えます 。
<2>見学時に迷子にならないための「5つの補助線」
……千差万別なフリースクールの特徴を捉えるための5つの視点(補助線)を提示しています 。これを知ることで、実際の見学や体験時に、わが子に合った場所を見極める「勘所」が見えてきます 。
「5つの補助線」とは
1:居場所 ⇔ 学び…「安心できる居場所」重視から「刺激的な学び」重視まで特徴はさまざま。わが子の「心」のエネルギー状態を見つつ、どう選ぶべきか。
2:学校っぽい ⇔ 学校っぽくない…「学校っぽい」雰囲気が居心地いいのか、ちがうところで過ごしたいか。校舎、名称、スタッフの呼び名、時間割、授業内容に至るまで、運営側の意識も読み取れるフリースクールの見方。
3:個人商店 ⇔ チェーン店…運営母体が小さい個人商店のようなところか、大手が作ったフリースクールか。長所と悩ましい点とは。
4:個別 ⇔ 集団…少人数か、ある程度の大人数で学ぶのか。年齢層やオンライン利用など生徒間の距離感も考慮
5:中継型 ⇔ 継続型…一時的な居場所として利用し、違う居場所や学校に戻ってもいいフリースクールと、教育に自信を持ち共に学び続けようという教育理念のフリースクールがあります。
<3>オンラインから老舗オルタナティブスクールまで幅広い選択肢
……手づくりの小さな学び舎(第2章)や大手通信制高校系(第2章).。さらに、家から出られない子が踏み出す「最初の半歩」となるメタバース等のオンラインスクール(第3章)や、学校復帰を前提としない独自のオルタナティブスクール(第4章)まで、現代の「学び」の選択肢を網羅 。
<4>現場からの実践的なアドバイス
……「いきなりお金を使わず、まずは無料の相談先へ」といった心理学者による具体的で冷静なアドバイスや、現場を長く見てきた専門家たちの本音に迫ります 。親があせって重い決断をするのではなく、ライトな決断を積み重ねるヒントが詰まっています 。
<5>親の不安に寄り添い、「学校」の概念そのものを問い直す
……フリースクールの先の進路はどうなるのかという保護者の切実な不安に具体的な事例で答えつつ 、最終的には「学校って何だ?」という根源的な問いに向き合います 。 -
上沼恵美子の鉄板のホラは「実家が大阪城」。
28年間出演した『生活笑百科』の降板を言い渡されたのも、
大阪城を見渡すことができるNHK大阪放送局の控室だった。
ビックリして大阪城が四つに見えたという。
上沼を引きあいに出すまでもなく、大阪の人間にとって
大阪城は巨大なもの、成功者が手にするものの代名詞である。
そしてその豪壮な城を築いた豊臣秀吉は、
百姓の身から権力の頂点に登り詰めた英雄であり、
大阪のまちをつくった恩人であり、
派手好きなコテコテの大阪人の元祖のような存在だと認識されてきた。
「太閤さん」
大阪人はそう気安く呼んで秀吉を愛してきた。
そして、その「秀吉像」は、実はいくつかの変化をたどっている。
人々が認識する秀吉は大阪というまちの歩みとともに変わってきた。
本書では時代を追ってその変化を明らかにしていく。
【本書の内容】
第一章 江戸時代 「お上嫌い」の大坂町人
信長を凌ぐ雄大さ/大坂の陣の惨劇/徳川幕府への面従腹背/秀吉をまつる豊国神社/町人の町、大坂の誕生/大塩平八郎の乱/江戸時代の大ベストセラー『太閤記』
第二章 明治時代 「秀吉推し」が国策だった
明治天皇の「浪華」入り/東京との「首都争い」に負けた/国策となった「秀吉推し」/全国に設置された豊国神社/『朝が来た』主人公・広岡浅子の活躍/大阪の「自治自営の精神」/大陸進出ナラティブ/国民的英雄となった秀吉
第三章 財閥時代 「大大阪」のシンボル大阪城
大阪発祥の地、上町大地と大阪城/一大工業都市に変貌/ぞくぞくと集まる新興経営者たち/「大大阪」時代の幕開け/地下鉄御堂筋線の開通/大阪城天守閣の再建/市民からの寄付で建設費をまかなう/破風の勾配をめぐって大激論
第四章 戦争時代 なぜ大阪兵は日本一弱かったのか
またも負けたか大阪兵/日本一弱かった第四師団/なぜ国のために死なねばならぬのか?/「負けるが勝ち」の大阪商人/戦争に利用された秀吉/歪められた朝鮮出兵/そして秀吉は軍神と化した
第五章 昭和時代 大阪財界とビジネスマン秀吉
「やってみなはれ」の鳥井信治郎/豊公会の設立/海軍の協力会社となったサントリー/鳥井信治郎の鮮やかな変わり身/「経営の神様」と秀吉/大阪にとどまった松下幸之助/秀吉から得た「ビジネスの教訓」
第六章 秀吉と阪神タイガース
なぜ「タイガース」になったのか/虎が大好きだった秀吉/巨人に勝てないタイガース
第七章 文豪たちの秀吉
吉川英治の『太閤記』/敗戦により崩壊した秀吉神話/司馬遼太郎の『新史太閤記』/在日コリアンと秀吉/堺屋太一による大阪再建/「隣のおっさん」 -
神社の社殿は、なぜあのカタチをしているのか。
神明造、大社造、住吉造、流造、春日造、八幡造、日吉造、権現造――
建築形式の違いを読み解くことで、日本人が自然と向き合い、祈りを形作ってきた歴史が見えてくる。
本書は、神社の建築に着目して、日本人の信仰や日本建築の原点を明らかにする、神社建築の入門書です。
鳥居や境内の構成、本殿の形式、日本神話、神仏習合の歴史、匠の技など 神社建築を様々な角度から、図版や写真を交えて丁寧に解説します。
伊勢神宮、出雲大社、春日大社、下鴨神社、厳島神社など全国の神社を取り上げ、「どこを見るべきか」「何が違うのか」が理解できます。
神社建築は、単なる古建築ではなく、自然への敬意と神への祈りが結びつき、日本人の感性をかたちにしてきた空間です。
一見するとシンプルで、どれも似たように見える神社建築ですが、細部に目を向けると、そこには千年以上受け継がれてきた信仰と匠の知恵が刻まれています。
“カタチ”に込められた意味がわかると、見慣れた境内の風景もこれまでとは違って見えるはずです。
著者は東京大学准教授の建築史学者。『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社新書)などで古建築の魅力をわかりやすく伝えてきた著者が、今回あらたに神社建築を解説します。
【目次】
はじめに 建物を通して見る神社
第一章 神社建築のはじまり――自然信仰から人工物へ
第二章 境内の構成と諸施設――神へ至る「場」のカタチ
第三章 本殿のカタチ――強い規範と意味
第四章 神社建築と寺院建築――神と仏の交わりのカタチ
第五章 神社を建てる人びと――祈りの空間を生む匠たち
終章 細部に宿るカタチ -
働いて働いて働いて…
それであなたの人生は幸せですか──?「お金」か「やりがい」か、あるいは「成長」か。
会社で働くことは人生の損失であり、会社員でいることは割に合わない。コロナ禍を機に、多くの人たちがそう考えるようになった。日本では近年「退職代行」が横行し、アメリカでは「大退職時代」と呼ばれる地殻変動が生じている。「ふつうに働く」という常識は崩壊し、会社で働くことは「ばかばかしい」と考える人が増えている。
なぜ、このような変化が世界的に生じているのか? 職工、会社人間、就職氷河期世代、ブラック企業、PEW…。会社員の歴史をたどることを通して、「働くこと」と「生きること」の関係を問いなおす。『ブラック企業』著者による新境地。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
漢方、鍼灸、ツボ、整体…。
エビデンスが明かす、驚異の力。
東洋医学のイメージが変わります!漢方・鍼灸、整体。
これらはみんな東洋医学に基づいています。
そんな東洋医学は、ただの民間療法というような偏見があるのが現状です。
しかし世界に目を向ければ、アメリカ軍が鍼を採用するなど、現代医療の一部ととらえられています。
本書では、科学的な目線で東洋医学を見ることで、そのすごさを新しい発見とともに届けます。
真の健康を手に入れるための鍵をわかりやすくお伝えします。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
病院でチューブに繋がれて最期を迎えるか、それとも自宅で穏やかに逝くのか選ぶのは自分。2000人を看取った在宅緩和ケア医が語る超高齢化社会の「本当に幸せな死に方」とは?巻末チェックシート付き。
-
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「日本の古寺100選」「日本の神社100選」「日本の聖地100選」につながるカラー版新書の最新版。テーマ別に読者の興味を引く古墳をセレクト。古代天皇と地方豪族の巨大古墳、ヤマト王権成立前後に建造された古墳、東京の古墳、国宝級の遺物が発見された古墳など、古代史ファンが行きたくなる100の古墳を解説。 -
ネットの性格診断の結果にがっかりしたら、どうする?
近年、若者を中心に性格診断が流行していますが、診断結果が理想と異なると、「こんな性格になりたい」「自分を変えたい」と願うようになる人は少なくありません。
本書は、性格研究の専門家である著者が「実際のところ、性格は変えることは可能なのか?」という疑問に対して、様々な研究結果からアプローチ。
進学、就職、結婚などのライフイベントによる影響や、性格を変えるための実験結果を紹介。
中には一般的にイメージされるものとは異なる研究結果も示されています。
会社や学校など、何かにつけて自己分析を求められて思い悩む方は原点に立ち戻ることができ、逆に他人を評価する立場の方は新たな気付きを得られる一冊です。 -
現代文明のモデルとして世界に君臨したアメリカで,福音派など宗教勢力が注目を集めている.しかし,リベラルへの反発や人種問題といった分断の背景にある宗教的原動力を,私たちは正しく理解できているだろうか.建国以来の歴史やその基層にあるユダヤ-キリスト教的世界観から,私たちの知らないアメリカが見えてくる.
-
テレビで政治家の話を聞いていて、丁寧に話しているのに、結局なにを言ったのかよくわからない。そんな感覚を抱いたことはないだろうか。それは、あなたの理解力の問題ではない。政治家が、答えないために答えたように見せる技術、すなわち「政治家構文」を使っているからである。
本書は、国会答弁、記者会見、演説にひそむこの政治家構文を、具体例をもとに徹底的に読み解く一冊である。責任をぼかす。論点をずらす。抽象語で煙に巻く。手続きの話にすり替える。政治家の言葉がなぜわかりにくいのか、その仕組みがはっきり見えてくる。
本書で取り上げるのは、たとえば次のような構文である。
・安倍晋三に見られる「真摯に受け止める」責任回避構文
・岸田文雄に特徴的な「丁寧に検討します」で結論を先送りする構文
・石破茂に表れる「詳しいのに伝わりにくい」説明構文
・小泉進次郎に典型的な「意味があるようで意味がない」ポエム構文
本書の面白さは、政治家の妙な言い回しを並べることにとどまらない。なぜ人は、答えになっていない言葉に納得してしまうのか。なぜ中身の乏しい言葉が、もっともらしく聞こえるのか。その背景にある政治、メディア、社会の構造まで視野に入れて解説する点にある。
さらに本書は、構文に依存しない政治家たちの言葉にも注目する。
・小泉純一郎の「ぶっ壊す」に始まるワンフレーズ政治
・高市早苗の「強さを言葉に織り込む」技法
・神谷宗幣の「使命感で聴衆を巻き込む」語り
・玉木雄一郎の「中道と品位を備えた」発信
政治家の言葉を見抜く力は、政治の世界だけで役立つものではない。会議、交渉、プレゼン、上司への説明。私たちの日常にも、答えているようで答えていない言葉はあふれている。本書を読めば、言葉の印象に流されず、中身と責任を見抜く視点が身につく。
政治家の話が急に面白くなる。ニュースの見え方が変わる。言葉にだまされにくくなる。
本書は、そのための実践的な一冊である。 -
関節・脊椎疾患,スポーツ損傷から骨粗鬆症やがんの骨転移まで.整形外科は,日々の暮らしを営むための基盤を支える最も身近な医療だ.日本での誕生から一二〇年.各分野を牽引する専門医たちが,最新の知恵を結集.一人ひとりが自分らしく穏やかな毎日を送り続けるために,今知っておくべき骨と関節の〈予報図〉.
-
子どもの頃、あるいは大人になってからも、誰もが一度は行ったことがあるはずの遊園地。よく見てみると、園内には鉄道っぽいものがとても多いのです。本書はローラーコースターなどのライドの運行の仕組みを、たくさんの鉄道との共通点の観点から解説。さらにアメリカのコニーアイランドに遡る遊園地のあゆみをたどり、遊園地と鉄道との密接な関係性を解き明かします。遊園地が教えてくれる鉄道の面白さ。童心に戻って、トリビアをどうぞ。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。