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『医療科学社(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 放射線の基礎的な重要事項をはじめ、放射線の線量の算定手法と線量の意味、福島原発事故による線量、放射線の健康影響、放射線や自然放射線のリスクなどについて記す。人々が持つ放射線に対する懸念への自身の考えも述べる。

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    福島原発事故が大きな要因となって、現在、原子力の利用そのものが問われ、忌避される雰囲気にあることは間違いないでしょう。それは、人体への放射線の影響についての量的な面での理解が的確になされていないことが最大の理由なのではないでしょうか。本書では、基礎的な重要事項はもちろんですが、それよりも線量の意味するところ、さまざまな線量、放射線が人体に与える影響のメカニズム、またさまざまなリスクと放射線のリスクとの比較など、多くの書籍や雑誌の記事なども参考にしながら記しました。(「はしがき」より)
  • 筆者は、ソ連崩壊後の1990年代後半に実験場周辺の核の灰被害の調査を行ない、それまでの日本の科学者が核爆発災害を科学的に認識できていないことに気づいた。広島・長崎における空中核爆発の事例だけからでは推察できない現象が見つかっている。災害の科学は、災害の認識のみならず、必然的に防災、防護、減災に取り組むことになる。こうした意義と背景のもと、筆者は、2001年9月11日の米国中枢を狙った国際テロ事件以後、この種の研究に取り組んでいる。(「はじめに」より)

    【日本図書館協会選定図書】-2015年4月

    復刊にあたり
     科学書として『核爆発災害』を最初に世に出したのは2007年、中公新書からでした。私の科学者としての原点となった広島の大参事を最初に取り上げ、そこに奇跡的に生存できた人たちに焦点を当てました。次に注目したのは、やはり、太平洋マーシャル諸島であった第五福竜丸事件です。国会証言と米国の科学報告、放医研による船員たちの健康調査、そして筆者の現地調査から、その真相解明に迫りました。
     私たちは、科学者も含めて、核災害の真相を知らなかったのだと、自らの調査研究を通じて、思い知らされました。
     その後、中央アジアでの核爆発災害および福島第一原子力発電所事故災害の調査研究に取り組む中、本書が廃刊となっています。
     2011年の地震と津波では2万人が亡くなりましたが、放射線では誰も死なない低線量の軽水炉事故でした。しかし、国内には、非科学・迷信の嵐が吹き荒れ、全ての原子力発電が停止させられてしまいました。
     今回、拙著の放射線防護学入門シリーズの一冊として復刊するにあたり、改めて核放射線についての正しい知識の普及に繋がることを切に願います。

    高田 純 札幌にて
    2015年1月

    ※日本図書館協会の選定図書は、各専門分野の選定委員約50名が実際の書籍に目を通し、公共図書館に適している本として選択されるものです。

    ※本書は、2007年4月に『核爆発災害』(中公新書)として刊行されました。
  • 【電子書籍版特典】掲載しているほとんどの写真をカラー化しました!
    日本各地の医跡を巡ると、その時代の史実に息づく熱いものが見えてくる。

    日本各地の医跡を巡ると、その時代の史実に息づく熱いものが見えてくる。とりわけ洋学に刺激された系統的人体解剖への冀求にはじまり、圧倒的な惨禍をもたらす感染症に対峙する在野の医師たち、性差や病気へのいわれのない偏見との闘いを通して、日本の近代医療・医学の培ったもの、見失った姿をまのあたりにする。

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