『彩雲出版(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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今そしてこれから、地域づくりに携わる人たち、明日を担う若い人たちへ
ぜひ、あなたの住む町に愛着を持ってほしいと思います。すべてがそこから始まるのです。
そこに住むすべての人が心豊かに楽しい暮らしができる、住んでよかったと思うまちづくり。そのためにはどうしたらいいのか、自分に何ができるかを考えてください。自分でできる限りの努力をして少しでもよい「まち」を、次の世代に残してあげませんか。
まちづくりに終わりはありません。それは連綿と受け継がれていくゴールのないリレーのようなものです。言葉を換えれば、それが歴史というものなのだと思います。
この本が、地域づくりに関わる人に少しでも役立ったなら、こんなにうれしいことはありません。
上田玲子. 未来につながるまちづくり (Kindle の位置No.1443-1444). 株式会社彩雲出版.
編集の方からは、「これだけの事業をしたのだから、いろいろ苦労したことあったでしょう。もっと苦労話を書いた方がいいのでは?」とご指摘いただきましたが、なるほどこれまで淡々と経過報告のように書き進めてきましたが、当然、すべてが何の障害もなく、できたわけではありません。
書くときりがないくらい大きな壁・小さな壁に何度となくぶち当ってきました。でも、成果が出れば、誰でもそんなことは忘れて喜びだけが残るものです。
皆さんが何かをなさる時、壁は、それぞれの事業によって違いますし、環境によっても違います。その切り抜け方も、それぞれでしょうからTPOで考えていくしかないのです。それよりもまず第一はどんなことでもやってみることです。やらなければ挫折もないし、失敗もありません。
(「あとがきにかえて」より抜粋) -
日本人が知らない、日本のすごい話、感動する話、20話を厳選。元文部科学大臣、中山成彬氏が「日本人に生まれて、本当によかったと思える本です」と推薦する。
「歴史から謙虚に学ぼうという気持ちを持ったとき、歴史は私たちに、未来を築き、いまを生きるための素晴らしい知恵や勇気を次々と与えてくれます。
日本人が世界に示すもの。それは、国と国、そして個人と個人がそれぞれに、互いに対する『思いやりの心』を持つことを、世界の普遍的な価値観にしていくことなのかもしれません。」(本文より) -
これまでに「百人一首」を学ばれた方は、本書の解説が類例を見ないこと、そして「百人一首」が、百首で一首の抒情詩だという説に、おそらく驚かれたことと思います。けれど、読めば読むほど、調べれば調べるほど、それ以外に解釈のしようがないのです。
以下、著者講演会での感想文より。
○涙が出てくる「百人一首」の解説は初めてです。やはり千年前も日本人は日本人なのだと思いました。
○補助線1本で、幾何の難問が簡単に解けるように、長年の疑問がものの見事に氷解していきました。
○45分の古典の授業は寝てしまいましたが、90分の小名木先生の講演は興奮と感動でアッという間でした。
○和歌は日本文化の原点ということが本当によく分かりました。この本は「日本人の魂の書」になると思う。
○子供たちに文法や知識を教える前に、日本の心を教えないといけない、反省とともにそう強く感じました。
○恋をして、涙を流して、なよなよと……そんな平安貴族のイメージが吹っ飛んだ!
○和歌の概念がひっくり返るほどのインパクトです。史実に裏打ちされた解釈に反論の言葉もありません。
○「百人一首」に初めて血の通った人間を感じて、感動の涙をこらえるのに必死でした。
○文法的な解釈よりも、時代背景を知り、歌人の立場で考えることが、いかに大切かを教わりました。
○話の内容にビックリ! そして、今までこんなスゴイ解釈がなかったことに、もっとビックリ!! -
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字体は「文字の骨組みの概念」である。横線を三本書けば「三」、縦線を三本書けば「川」などという概念、これを「字体」という。では横線ではなく点が縦に三つ並んでいたらどうだろう。「三」と読める人もいるし読めない人もいる。概念には個人差があるのだ。文字が誕生してから現代まで、人々はどんな字を読み、書いてきたのか。現在書いている字体はどのように決まったのか。詳細な資料を挙げて字体を読む。 -
1981年にザーネンで行なわれた7回の講話と、アムステルダムで行なわれた2回の講話の中で、クリシュナムルティは人間の脳の条件づけをコンピュータのプログラミングになぞらえている。
「私たち人間は、何千年もの間生物的、知的、感情的、心理的にプログラミングされてきました。そしてそのプログラムを何度も何度も反復しているのです」
そう彼は主張する。彼は本書で、そのようなプログラミング、人間の真の気づきを制限してきた内なる束縛を明るみに出し、それらからわれわれを自由にすべく手を差し伸べる。
J・クリシュナムルティ著/監修、白川霞/監訳、大野純一/訳、渡辺充
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