『白泉社、水無月さらら(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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子供の頃に、書生に弄ばれた過去が影を落とし、文弥はひどい男性恐怖症の上に吃音だ。芸者の母譲りの、その容姿のせいで、学院の教師にも目をつけられ、みじめで孤独だった。新学期──文弥は、威圧的なハーフの上級生エルンスト・惣一郎と、寮で同室にさせられる。美貌だが、昏い灰色の瞳をした伯爵令息。先輩はあの時の書生とは違うと言い聞かせながらも、おどおどとする文弥を見て、何を思ったのか、惣一郎が自分の家来にすると言い出して……。
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真珠郎の養父である牙神守保は、永遠を生き続けるバンパイア。10年前に瀕死の重傷を負っていた真珠郎に自らの血を与えることで助け、そのまま育ててきたのである。真珠郎は自分もバンパイアとなってマリウスの恋人になりたいと願うが、それを頑なに拒むマリウスは真珠郎に人間として生きていくように告げ、社会勉強をさせる。そこで真珠郎は人間の中に混じって新たな恋を見つけようとするのだが……。
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交通事故で家族を失い、短距離走者としての選手生命を断たれた春日郁巳は、絶望感をどうすることもできずに、保険金目当ての伯父家族に引き取られた。生きる意味も将来の夢もわからない郁巳は、修学旅行の帰りに忽然と東京に降り立ち、初恋の教育実習生・恵一を訪ねる。だが、三年ぶりに会った沢口恵一は当時とは百八十度違う人物になっていて…!?
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養い親を失って、引き取ってくれたハンサムな隣人の京太郎に、次第に心惹かれてゆくモモ。彼を誰にも渡したくない。自分だけのものにしたい。だが、過去の男のせいで、ずっと側にいてもらう為には、夫婦の関係になることしか思いつかない。でも、辛い過去が邪魔をして、京太郎に身を任せられなくて……。傷ついた心を持つ少年と、彼を甘やかしたい三十二歳の男の、揺れる関係。(「桃里銀座恋物語―可哀想とは愛しきことよ」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.10に収録されています。重複購入にご注意ください)
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