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『インプレス、藤野千夜(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 芥川賞作家が描く「目立たない」人々のゆるやかで切実な日々

    アボカドはA号室、ブロッコリーはB、キャロットのC、そしてダイコンのD。アパートには野菜の名前のついたそれぞれの部屋での日常だけど微妙だけど不思議で滑稽な違和感。
    大家の山本さんは四人家族。両親、予備校生の息子、高校生の娘、住人たちと大家さん、みんななんとなく、のんびりな平和主義者たち。
    …だけど心の奥にゆっくりと積もる澱。
    芥川賞作家の現代風のライトでありながら、読み進めていくと丁寧で微細に描かれている世界感。だけど、そのままゆっくりと季節は巡っていく。

    ▼著者紹介
    藤野千夜
    1962年、福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、出版社に勤務。
    ’95年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
    日常を軽やかに描きながら、すべてをやさしく抱きとめるような空気感を持ち、’98年には『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞を、2000年には「夏の約束」で第122回芥川賞を受賞。
    【目次】
    アボカドの娘
    ブロッコリーの日常
    キャロットの二人
    ダイコンの夢
    アボカドふたたび
    さよならベジタブル
  • どこかユーモラスで、でもちょっとダークな学園小説

    進学校の女子中学校での2人の女の子の仲違いから…ささやかなある現象が所々でほんのりと発生…?
    すでに小学生のころには変な力があった小清水さんは周囲から少しゆがんだ目で見られていた。
    そして、いつしか小清水さんは中学生になると…浮いた存在になっていた。
    そんな小清水さんのしょぼい超能力をはるかだけは知っている。
    女子校を舞台に思春期を迎える少女たち。本音と建前、大人とは違う小さな社会のなかですれ違う気持ち。
    そして、はるかも目覚める。

    ▼著者紹介
    藤野千夜
    1962年、福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、出版社に勤務。
    ’95年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
    日常を軽やかに描きながら、すべてをやさしく抱きとめるような空気感を持ち、’98年には『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞を、2000年には「夏の約束」で第122回芥川賞を受賞。

    【目次】
    第1章 中等部超能力戦争──小清水さんのおかしな力──
    第2章 春休みの乱
    第3章 さくらまつりの怪
    第4章 ガーリー先生
    第5章 大人の香り
    第6章 ひびわれ
    第7章 訣別
    第8章 退屈な場所
    第9章 小清水さんの逆襲
    第10章 超能力戦争ふたたび
  • 990(税込)
    著者:
    藤野千夜
    レーベル: impress QuickBooks

    あやうい年頃の心模様を描いた傑作短篇集

    13歳は幼くて素直で可愛くて…残酷。
    平穏な日々に浮遊しているふとした拍子に感じる不安感。
    大人にとって、他人からするとどうってことない事かもしれない、でも自分にとっては例えようもない恐怖…。
    なんとなく面倒くさいのは…思春期だから?
    実は彼女たちは計算している。どこまで許されて、子供のふりでいられるか…。

    無意識な日常の中でさ迷う少女たちの4つの短編集「ペティの行方」「青いスクーター」「アキちゃんの傘」「ミミカの不満」を収録。

    ▼著者紹介
    藤野千夜
    1962年、福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、出版社に勤務。
    ’95年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
    日常を軽やかに描きながら、すべてをやさしく抱きとめるような空気感を持ち、’98年には『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞を、2000年には「夏の約束」で第122回芥川賞を受賞。
    【目次】
    ぺティの行方
    青いスクーター
    アキちゃんの傘
    ミミカの不満
  • ゆるやかに過ぎていく日々が、たまらなく愛しい青春の物語

    ベジタブルハイツの大家の娘、山本さやかは浪人生活から開放された。
    父に甘やかされ育ったためか傲慢でわがまま?
    両親・兄・愛犬に囲まれ何不自由ない生活。恋人・ダイちゃんはそんなさやかに愛想も尽かさず、さやかの仕掛ける喧嘩にも付き合ってくれる。
    友達の反田ちゃんもマイペースなさやかにはとても優しい。
    子供ではなく、半分大人になった開放感、心身ともに若く、自由なキャンパスライフはリアル、それは人生で一番贅沢な時間なんだだとまだ気づかない…。

    ▼著者紹介
    藤野千夜
    1962年、福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、出版社に勤務。
    ’95年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
    日常を軽やかに描きながら、すべてをやさしく抱きとめるような空気感を持ち、’98年には『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞を、2000年には「夏の約束」で第122回芥川賞を受賞。
    【目次】
    第一章 二週間
    第二章 どっちにする?
    第三章 九月の写メール
    第四章 秋のひみつ
    第五章 声を聞かせて
    第六章 一番の恋人
    第七章 一年の終わり

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