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『文藝春秋、文春新書、1円~(新書)』の電子書籍一覧

121 ~180件目/全590件

  • シリーズ3冊
    880(税込)
    著:
    半藤一利
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    歴史のよもやま話から悪ガキ時代を描く自伝的エッセイまで。
    2021年1月に亡くなった、半藤一利さんの最後の著作には「人生の愉しみ方」が詰まっている。

    昭和史最良の語り部、半藤さんの遺した、昭和から現代まで!

    第一章 昭和史おぼえ書き
    第二章 悠々閑々たる文豪たち
    第三章 うるわしの春夏秋冬
    第四章 愛すべき小動物諸君
    第五章 下町の悪ガキの船出
    第六章 わが銀座おぼろげ史
  • 世界は「面白い」名前の宝庫だ――文春新書のロングセラー「世界地図」シリーズ累計80万部突破!
    ・トランプは「トランペット奏者」、バイデンは「ボタン職人」
    ・ピカソの本名は寿限無並みに長い!
    ・ヒトラーとモーツァルトの名に隠されている「動物」とは
    ・マリリン・モンローは「ミッキー・マウス」を芸名の参考にした?
    ・「ビン・ラーディン氏」「スー・チー氏」は間違い
    ・キラキラ・ネームを付けない欧米人、改名が身近な韓国人

    キラキラ・ネームが続々誕生している日本に対し、欧米の命名は保守的だ。現代においても、民族、宗教、地域社会などに根差して名前が付けられている。名前と発音から、どういう出自の人なのかを推理できるのだ。つまり、それほど人名には民族の出自や文化が色濃く反映されている。

    2001年の発売以来、17刷の超ロングセラーに、アジア・アフリカ・イスラム世界の人名を大幅に加筆。カラー新版として生まれ変わった。
    人名の謎はこの一冊で完全網羅。世界の命名事情を理解すれば、映画も小説ももっと深く楽しめる。
    世界各国の人名の由来・歴史がわかる「大索引」つき

    序章 外国人名との出会い
    第一章 名前にこめられた意味
    第二章 聖書がつくった人名の世界地図
    第三章 ギリシャ・ローマの伝説
    第四章 花と宝石に彩られた女性名の反乱
    第五章 ケルト民族は生きている
    第六章 バイキングたちが運んだ名前
    第七章 名前でも迫害されたユダヤ民族
    第八章 姓氏でわかった中国三〇〇〇年史
    第九章 先祖の名とともに生きる朝鮮半島の人びと
    第十章 アジア・アフリカの人名地図
    第十一章 アッラーの御名におけるアラブの人びと
    第十二章 黒人奴隷に押し付けられた名前
    大索引 人名は「意味」の宝庫
  • 950(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    「大河」ファン必携の北条全史
    鎌倉幕府百五十年の歴史をつくった謎の一族、北条氏。名もなき一介の武士の一族が、なぜ政権を奪取し日本を動かし続け、最後は族滅したのか。時政、義時、泰時……、歴代の北条家当主のリーダーシップから読み解く鎌倉通史の決定版。

    ――北条家のリーダーたちに学べ
    第一章 北条時政 敵を作らない陰謀術
    第二章 北条義時 「世論」を味方に朝廷を破る
    第三章 北条泰時 「先進」京都に学んだ式目制定
    第四章 北条時頼 民を視野に入れた統治力
    第五章 北条時宗、貞時 強すぎた世襲権力の弊害
    第六章 北条高時 得宗一人勝ち体制が滅びた理由
  • 高橋是清、新渡戸稲造、金子堅太郎、團琢磨、小村寿太郎、秋山真之――明治の「日米同盟」をつくった男たちの秘史に迫る

    明治日本といえば、憲法を学んだドイツや日英同盟を結んだイギリスなど欧州に光が当たることが多い。
    だが、日本の運命を決定したのは日米関係であり、その集大成が、日露戦争であったと著者は主張する。

    開国直後に密航など危険を犯して渡米した第一世代。
    同志社をつくった新島襄、のちに日本の財政を一手になう高橋是清、初代日銀総裁として金融機関の整備にあたった吉原重俊などをとり上げる。

    学費が安いことから次々と優秀な若者が派遣された第二世代。
    当時最先端だったロースクールを選んだ二人の青年。同じ下宿先からハーバード大に通った小村寿太郎と金子堅太郎は、ともにポーツマス条約締結のため活躍する。イエール大で学び、のちにアメリカで教職についた朝河貫一は、ポーツマス条約におけるロシアとの講和案作成に関与、マサチューセッツ工科大で冶金学を学んだ團琢磨は、卒業生を巻き込んだ親日世論工作を行う。
    日露戦争で日本海軍を指揮した秋山真之もまた、アメリカ留学生の一人だった。

    日露戦争終戦後、両国関係は悪化、留学生たちの運命も変わっていく。長命だった金子は反米主義者に、日米親善に尽力した團は血盟団によって暗殺された。日本の国際的孤立を決定づけた外相・松岡洋右(オレゴン大)、は、誰よりもアメリカを知ると豪語するが、最も大きく読み間違えた。
    そして、運命の真珠湾攻撃の総指揮を執ったのは、ハーバード留学生の山本五十六であった――

    丁寧な現地取材から浮かび上がる日米関係秘史。
  • 本当の脅威は、「コロナ」でも「経済」でも「中国」でもない。
    「日本型家族」だ!

    核武装から皇室までを語り尽くすトッドの日本論!
    磯田道史氏、本郷和人氏とも対談。

    若者の生活を犠牲にして老人のコロナ死亡率を抑えた日本だが、社会の存続に重要なのは高齢者の死亡率より出生率だ。
    「家族」が日本社会の基礎だが、「家族」の過剰な重視は「非婚化」「少子化」を招き、かえって「家族」を殺す。

    (目次)
    日本の読者へ――同盟は不可欠でも「米国の危うさ」に注意せよ

    I 老人支配と日本の危機

    1 コロナで犠牲になったのは誰か
    2 日本は核を持つべきだ
    3 「日本人になりたい外国人」は受け入れよ

    II アングロサクソンのダイナミクス
    4 トランプ以後の世界史を語ろう
    5 それでも米国が世界史をリードする
    6 それでも私はトランプ再選を望んでいた
    7 それでもトランプは歴史的大統領だった

    III 「ドイツ帝国」と化したEU
    8 ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する
    9 トッドが読む、ピケティ『21世紀の資本』

    IV 「家族」という日本の病
    10 「直系家族病」としての少子化(磯田道史氏との対談)
    11 トッドが語る、日本の天皇・女性・歴史(本郷和人氏との対談)
  • ウイグル語の使用禁止、不妊措置による出生数の半減、スマホ・GPS・カメラによる徹底監視、「政治的信頼度」の点数化、100万人以上の収容所への強制収容……習近平政権が推し進める「ウイグル人根絶」の恐るべき実態を告発する!

    ■強制収容所で「漢人化」を強要 少なくとも1000カ所を超える「強制収容所」が設置され、少なくとも100万人以上(アメリカ国防総省高官によれば、約300万人)のウイグル人が収容され、「漢人化」と「中国共産党への忠誠」が強要されている。

    ■不妊措置で新生児が半減 中国当局によるウイグル人に対する不妊措置(子宮内避妊器具装着や不妊手術)の結果、新疆ウイグル自治区の出生率(人口1000人あたりの出生数)は、2017年に約16人だったのが、2019年には約8人と半減した。

    ■「政治的信頼度」の点数化 ウイグル人の「政治的信頼度」が点数化されている。ウイグル人ならマイナス10点、パスポート保持者ならマイナス10点、礼拝していればマイナス10点、問題とされる26カ国への訪問歴があればマイナス10点とされ、マイナスの合計が70点に達すると、要注意人物として強制収容所に送られる。

    ■スマホ・GPS・カメラで徹底監視 ウイグル人は「テロや違法な宗教に関するファイルの所持を確認するため」として、当局指定のスマホアプリのインストールを強要されている。スマホを持たない子供や高齢者は首にQRコード付きのカードをぶら下げている。

    ●于田ケリム 日本ウイグル協会会長
    ●楊海英 静岡大学人文社会科学部教授
  • 二十歳の君たちはどう生きるか
    サイエンスからフランス文学、生と死、世界史――縦横無尽に森羅万象を解きほぐす。若者達に向けた「知の巨人」のラストメッセージ。


    目次
    はじめに
    第一章[序] 
     知の巨人、振り返る 
     死へ向かう身体 
     リアリティの皮相 
     疑わしきに囲まれて 
     脳内コペルニクス的転回 

    第二章[死] 
     「死ぬのは怖くないですか?」 
     泥酔パルシー 
     歩くタンパク質、走る電気信号 

    第三章[顧] 
     二十歳の全能感と無能感 
     私は船尾に、君たちは船首に 
     一九六〇年の二十歳、橘隆志 
     問題の問題 
     割と短いトンネルの向こうは、誰も知らない世界でした 
     筆を執るにも千冊の途
     事実は小説よりも奇なり 
     紙書籍よ、さらば? 

    第四章[進] 
     複雑さの収束点 
     種の起源 
     私より賢いスパコンが読み解けない私の頭脳 

    第五章[考] 
     作ってみないと分からない 
     明らかに明らかでない世界 
     「考えること」について考えてみると 
     “分かる人”になるために 
     私たちの十年、立花隆の十年 

    第六章[疑] 
     ポスト・コールドウォー・キッズ 
     “平和ボケ”の治し方 
     リアルな歴史の傍らに 
     いっそゼロから 
     世界情勢は複雑怪奇 
     真相は深層に 
     不確かな時の波に揺られて 

    あとがきにかえて 立花隆さんへの手紙 

    *本書は、『二十歳の君へ 16のインタビューと立花隆の特別講義』(2011年、文藝春秋刊)から「第二章 二十歳、頭をひねる《立花隆の特別講義》」を再編集しました。
  • 【口中の悪玉菌は全身に広がる!
    認知症を引き起こし、新型コロナ感染症を悪化させる歯周病をいかにして克服するかを解説】
    国民の8割が歯周病(半分は歯肉炎)だそうだ。しかし、歯周病を甘く見たら大変だ、ということが最近、詳細にわかってきた。
    歯周病菌は約700種。そのバイキン量は尻の穴と同じぐらいと、菌の巣窟なのだ!
    歯周病菌を放置しておくと、心筋梗塞のリスクは2・8倍、脳卒中の罹患率は20%増え、早産のリスクは7倍に。また、糖尿病の合併症とも深くかかわり、膵がんのリスクは1.6倍になる。アルツハイマーとも密接な関係もある。さらに、脂肪が増えて太りやすくなる他、高齢者の死因にもなる誤嚥性肺炎の原因菌であることもわかってきた。
    まさに、歯周病は全身に影響するあまりにも恐ろしい感染症なのである。
    インフルエンザの発症も、歯周病の有無で雲泥の差が出る。流行中の新型コロナ感染症も悪化させることが最近わかった。
    本書は、歯周病がどうやって感染するかを明らかにし、主な原因となっている菌にスポットを当てる。例えば、その中の1つである最凶のジンジバリス菌は、口中の血液をエサにして激増する。だから、歯ぐきから血が出る人はすぐに歯医者に行ったほうがいい。
    歯周病の人はそれだけで寿命を縮めているのである。

    ●目次●
    ・歯周病は国民病だ
    ・歯周病は全身に害をなす感染症
    ・歯周病の発症メカニズムをさぐる
    ・口中悪玉菌たちが引き起こす病気
    ・口が臭い原因も歯周病
    ・口の健康を保って新型コロナを予防する
    ・食品で歯周病を防ぐ
    ・歯周病対策の最前線
    ・健口は健康寿命と幸せ寿命のもと
  • 【『里山資本主義』著者 藻谷浩介氏推奨 「土壌と気候に恵まれた日本にこそ世界の農の未来がある。君も「越境」せよ!」】
    衰退産業の象徴的存在として挙げられる日本の「農業」。
    しかし、従来の農業の常識、日本という国の枠に捉われず、固定概念を打ち破って農業界に新風を吹き込んでいる人材がが出てきている。
    カンボジアで「世界一おいしい胡椒」を復活させた日本人、
    ブータンに循環式農法を「輸出した」農家がいるかと思えば、
    フランスで「ワイン造りの天才」と「称された醸造家が佐渡島でナチュラルワイン造りに挑戦、
    ネパール人仏絵師が富山で農園を継承、エゴマつくりで成果を挙げたりと、
    前作『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』以上にパワフル。

    今回のテーマは「越境」。
    国を越え。専門を越え(NASAで宇宙植物工場の研究をしていた女性が新流通システムや農業用ロボットを次々開発する、など)、しがらみにとらわれず、新しい試みで成果を挙げている姿は、この国の新しい生き方をも示唆している。
    全10本の緻密な取材から、ニッポンの「農業フロンティア」が分かる!

    ●目次●
    ・東大発NASA経由「やさいバス」と農業ロボット
    ・素人集団を率いて「美容トマト」で売り上げ1億円超えへ
    ・沖縄養鶏家にブータンからのラブコール
    ・ロシア生まれのスーパーイエバエで肥料・飼料が変わる!
    ・コロナ禍での挑戦 食用バラから消毒スプレーへ
    ・「世界一おいしい」カンボジア胡椒を復活させた日本人
    ・海外から人を引き寄せる「お茶ツーリズム」
    ・フランス人天才醸造家が佐渡でワイン造り ほか
  • 時代の転換点は、すでに静かにやってきている――。
    ESG投資、電気自動車、次世代原発、代替肉、植物性ミルク、洋上風力発電、太陽光発電……。
    日本人の知らない気候変動経済のすべてがわかる、全ビジネスパーソン必読の決定版!

    2020年10月7日、かつて全世界の企業でもトップを誇ってきた石油資本エクソン・モービルの時価総額が抜き去られた。
    王座から追い落とした企業の名はネクステラ。フロリダの地方電力会社だ。
    だが彼らは風力発電、太陽光発電のシェアで全米をひそかに席巻し、株価は10年で5倍に!

    もはや再生エネルギーはファッションではなく、21世紀のビジネスの主戦場となったのである。
    新時代の再エネの巨人「グリーン・ジャイアント」たちは、すでにカーボンニュートラルの世界での覇権をめぐって激しく争っている。

    ネクステラ、エネル(伊)、イベルドローラ(西)といった知られざるグリーン・ジャイアントたちの成長戦略とは。
    炭素税導入で先を争う欧州各国。
    世界最大のCO2排出国ながら、風力・太陽光にも巨大投資を行う中国。
    デンマークの洋上に林立する巨大風力発電の風車。
    CO2排出案件からの撤退「ダイベストメント」を叫ぶ投資家たち。
    GAFAMもカーボンニュートラルを宣言。
    「植物肉」で牛肉を減らし、「牛のゲップの温室効果」を止める。
    ビル・ゲイツが建設する次世代原発「ナトリウム原発」とは。

    グリーン・ジャイアントに支配される新世界で、エネルギーと、そして原発とどう向き合えばいいのか!?
    ここまでトータルに現在の世界のエネルギーを論じた本はかつてなかった。気鋭の記者が渾身で書き下ろす警世の書!
  • スマホの罠から子どもを救う――SNSトラブル・ゲーム依存・LINEいじめ・不適切画像……。
    親が知らない驚くべき実態を、当事者インタビューや丁寧な現場取材から克明にレポート。
    子どもの生きづらさと親の不安を克服する実践的スマホ教育の決定版!

    子どもがスマホを手放さない、子どもがやっていることがわからない。
    多くの親がそうした悩みを持ち、どう対応すればよいのか戸惑っている。
    そんな「スマホ弱者」の親でも子どもを変えることができる。
    多くの実例を取材した著者が、実践的かつ効果的なスマホ教育を伝授する。


    第1章 子どもを狙うスマホの罠
    ──何が危険で、どんな被害に遭うのか
    第2章 親が知らない子どもの実態
    ──新サービスに飛びつく子どもたち
    第3章 教育現場の混乱と矛盾
    ──デジタルを推進するのか規制するのか
    第4章 スマホ依存の元凶を知る
    ──「子どもの現実」に向き合う
    第5章 親が子どもにできること
    ──スマホの問題に親子で立ち向かう
    第6章 子どもと親の不安の克服
    ──親子の関係性を再構築する
    第7章 AI社会を生きる子どもたち
    ──未来をより良くするために
  • 『家康、江戸を建てる』『東京、はじまる』など、江戸・東京に深い造詣をみせる筆者が、東京の21の地域について過去と現在とを結び、東京の「謎」を解き明かす。

    はじめに なぜ東京を「とうきょう」と読んではいけないのか
    第一章 東京以前
    第一回 なぜ源頼朝は橋のない隅田川を渡ったのか
    第二回 なぜ大久保長安は青梅の山を掘ったのか
    第三回 なぜ麹町は地図の聖地になったのか
    第四回 なぜ浅草は東京の奈良なのか (新書のための書き下ろし)
    第五回 なぜ勝海舟はあっさり江戸城を明け渡したのか

    第二章 東京誕生(明治以後)
    第六回 なぜ銀座は一時ベッドタウンになったか
    第七回 なぜ三菱・岩崎弥太郎は巣鴨を買ったのか
    第八回 なぜ早矢仕有的は丸善を日本橋にひらいたのか
    第九回 なぜヱビスビールは目黒だったのか
    第十回 なぜ「東京駅」は大正時代まで反対されたか
    第十一回 なぜ野間清治は講談社を音羽に移したのか

    第三章  関東大震災
    第十二回 なぜ後藤新平は震災復興に失敗したのか(新書のための書き下ろし)
    第十三回 なぜ日比谷は一等地の便利屋なのか
    第十四回 なぜ新宿に紀伊國屋書店があるのか
    第十五回 なぜ五島慶太は別荘地・渋谷に目をつけたのか
    第十六回 なぜ堤康次郎は西武池袋線を買ったのか
    第十七回 なぜ羽田には空港があるのか

    第四章  戦後
    第十八回 なぜトットちゃんには自由が丘がぴったりだったか
    第十九回 なぜ寅さんは葛飾柴又に帰って来たのか 
    第二十回 なぜピカチュウは町田で生まれたのか
    第二十一回 なぜ代々木の新国立競技場は案外おとなしいのか

    むすび なぜ江戸は首都になったのか
  • 880(税込)
    著:
    徳岡孝夫
    著:
    土井荘平
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    「男おひとりさま」の友情――22篇の人生

    じきに百歳、老友二人の日常、回想、心情
    旧制北野中学(北野高校)の同級生、ともに妻を亡くした91歳の二人が綴る日常、過去と現在の往還、淡い恋心。「男おひとり様」のリアルがここに。

    目次
    執筆のプロセス 土井荘平
    真の英国紳士 徳岡孝夫
    ひとり正月 土井荘平
    人事の賽の目 徳岡孝夫
    K女との電話 土井荘平
    セカンドキャリア 徳岡孝夫
    ハーレム・ノクターン 土井荘平
    陽気な神父さん 徳岡孝夫
    ステイホーム 土井荘平
    気高い行為 徳岡孝夫
    何れ菖蒲か杜若 土井荘平
    夢の浮橋 土井荘平
    政治家が死んだ時 徳岡孝夫
    夢かうつつか 土井荘平
    動機が行動を浄めるか 徳岡孝夫
    白い人々の病院 徳岡孝夫
    眼鏡が見つからない 土井荘平
    政治家の表と裏 徳岡孝夫
    「孤独ということ」 土井荘平
    三島由紀夫のこと 徳岡孝夫
    会者定離 土井荘平
    ショウグンザクラ あとがきに代えて 徳岡孝夫
  • 欲無ければ一切足り 求むるあれば萬事窮す    良寛
    政をなすの著眼は情の一字にあり         佐藤一斎

    90年代には総理大臣も務め、現在は陶芸や日本画を描く芸術家として
    活動している細川護熙氏。
    これまでの人生を振り返ると多くの言葉が、生きる糧となってきたという。

    「若いときから本を読んで気に入った章句があると、できるだけメモを取るようにしていた。
    何度も何度もその章句を読んで心の襞に焼き付けておくことによって、何か問題にぶつかったときに、
    ハッと悟って、その語録が行動指針となる」(まえがきより)

    先行きの見えない現代社会の一灯になればと、これまで書き留めてきたノートから
    自分を創り上げてきた「言葉」を紹介する。

    聖書やプラトン、道元、良寛から白洲正子や自らの小学校の先生の言葉など全50本。
    単に章句の紹介に留まらず、自身の経験、政治家時代の体験、細川家に伝わる貴重な
    史料に残るエピソードなどを交えたエッセイ。
  • 古代最大の内乱に秘められた愛憎劇

    ・万葉集に名高い「額田王」が詠んだ恋の歌の謎
    ・夫・天智天皇を慕う「倭姫皇后」の最期
    ・天武天皇と共に国を造った「持統天皇」

    古代史研究の第一人者が女性たちのドラマを鮮やかに読み解く。

    目次
    第一章 乱の経緯
    第二章 三人の天皇―天智・天武・持統
    第三章 天智と大海人皇子の最後の会話
    第四章 大海人皇子をめぐる女たち
    第五章 天智を悼む女たちの挽歌――倭姫皇后と額田王
    第六章 大津宮の滅亡と消えた后妃たち
    第七章 女たちの「戦後」――和解と祈りの歌
  • ローマと漢、二つの古代帝国の興亡は、シルクロードと深い関係にあった。ユーラシアを横断する交易に着目した、新しい壮大な世界史。
  • まさに筒美京平をめぐる完全版!
    「超えられない数字、才能。でも、鍵[key]は残してくれたかも!」――小室哲哉

    筒美のシングル売り上げは7560万枚で、2位の小室哲哉(7184万枚)を凌ぐ。作ったのは3000曲近い。名実ともに日本一のヒットメーカーだ。
     彼の作曲家としての凄さは、最新の音楽潮流をとりこんで、一般人にわかりやすい音楽として加工し続けたところにある。

    ●第1部 近田春夫による筒美京平論
    著者は、筒美を師匠とあおぎ、生前きわめて親しかった稀有の人物で、多くの音楽シーンもよく知る。「週刊文春」連載「考えるヒット」の筆者としても知られる。
    いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」はロックだが和風で小唄調、太田裕美「木綿のハンカチーフ」はフォーク&ニューミュージック風、岩崎宏美「ロマンス」は流行りのディスコサウンド、ジュディ・オング「魅せられて」と庄野真代「飛んでイスタンブール」はエキゾチック。
    ほかにも、「スニーカーブルース」、「なんてたってアイドル」、「夜明のMEW」、松田聖子、南沙織、野口五郎、郷ひろみ、中山美穂、少年隊、小沢健二、サザエさん……。
    ブーム、かつ、その時流を読んで、ヒットしそうなものを仕掛けていたのである。

    ●第2部 近田春夫による対話篇
    筒美の私生活はほとんど知られていない。実弟・渡辺忠孝氏への近田氏によるインタビューによって、生立ちや音楽との歴史が明らかになる。
    さらに、筒美の曲を最も多く作詞した橋本淳氏、それから筒美楽曲のデーヴァともいうべき平山美紀(現・平山みき)氏への近田氏によるインタビューも収録。
    ファン垂涎のデータ集付き。
  • 欧米で「東のスターリングラード」と称される死闘――

    「白骨街道」「無謀な作戦」「日本型組織の最大の失敗例」としていまだに語り継がれる太平洋戦争時に行われたインパール作戦。指揮官の無理な命令、補給の軽視など、ともすれば、日本軍の自滅としてのみとらえられがちである。本書ではこの視点を踏まえつつ、イギリス、インドの資料や現地取材を駆使し再検証する。

    香港、シンガポール、ビルマと各戦線で連戦連敗のイギリス軍と、圧倒的な兵力と勇猛果敢さで、無敵を誇った日本軍。両者の明暗はどこで別れたのか――
  • 芸能人や会社経営者の脱税や所得隠しが大きなニュースになっても、その手口の詳細について報じるメディアは少ない。
    税金事件の取材を長年続けているベテラン国税記者が、実際に使われた「脱税の手口」の数々を隅々まで解説する!

    【本書で描かれる脱税事件】
    国税庁批判の末に逮捕された青汁王子
    納税意識ゼロだったチュートリアル徳井の所得隠し
    3億円稼ぐも確定申告を知らなかった人気AV女優
    マルサが手掛けた日本初のFX取引脱税事件
    トランクルームに10億円隠した元ヤンキー経営者
    国税当局を挑発し続けた“ネオン街の大家”丸源の敗北
    脱税資金で顧客に損失補填した元巨人軍投手
    脱税と詐欺を繰り返したペジーコンピューティング社長
    ほか
  • ますます緊張を高める米中関係。「習近平は、完全に全方位敵対路線に入った」と著者は語る。
    「最後の皇帝」習近平は何を目指すのか?


    ・習近平は毛沢東以来の「皇帝」となった
    ・最新の外交戦略「チャイナ4.0」は最悪の選択だ
    ・アメリカvs中国を超えた、「世界」vs中国の対立
    ・仏英独がフリゲート艦、空母を派遣する理由
    ・ジャック・マーはなぜ「罰」を受けたのか?
    ・アメリカ真の敵はスパイ国家としての中国
    ・本当は役に立たない「世界最大の中国海軍」
    ・オーストラリア、EU、日本、インドが習近平をつまずかせる
    ・台湾有事、日本はスウェーデンに学べ  ほか
  • 1,001(税込)
    著:
    牧野愛博
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    佐藤優氏絶賛!「金与正の謎が初めて解き明かされる」

    韓国を「クズ」と罵倒し、連絡事務所を爆破。
    「知的で聡明」な妹は金正恩の後継者なのか?
    兄妹を支える「赤い貴族」の実態とは?
  • 少子高齢化による人口減少に加えて、コロナ対策で遅れをとった日本に逆転のシナリオはあるのか?
    企業も個人もコロナ禍を生き抜くには、今までの常識を一切捨てて「戦略的に縮む」しかない。
    累計88万部『未来の年表』シリーズの著者が、きわめて具体的な方法を提示する。

    【目次】
    第1章 先進国脱落ニッポンの逆転戦略
    第2章 日本企業は「高品質・低価格」を捨てよう
    第3章 コロナ後に勝つビジネスパーソンの働き方
    第4章 縮小ニッポンの新しい生活様式と街づくり
    第5章 「人生の未来年表」で戦略的に生き抜く

    巻末データ集「平成の30年間で日本はこう変わった」
  • 大正から昭和に入るころ、犯罪は現代と比べてひとつひとつが強烈な存在感を放っていました。新聞や雑誌が競い合って報道し、読者もこぞって読み漁る――。

    本書では、その発端ともいえる、「鬼熊事件」(一九二六年)を皮切りにして、合わせて9つの事件とその報道の顛末を紹介します。

    ◎鬼熊事件
    激動の昭和に入る直前。千葉の農村で七人を死傷し、四十日間もの間逃走した事件があった。犯人の鬼熊は、一躍メディアのスターに。

    ◎岩の坂もらい子殺し(1930年)
    東京板橋の貧しい人々の町で、赤ちゃんを育てられない親から「養育金」を貰い、殺していた事件。記者と警察の思惑が絡み合い「大事件」報道化。

    ◎天国に結ぶ恋(1932年)
    華族家の大学生と旧家の令嬢の心中事件が、女性の遺体盗難という猟奇的展開と相まって話題に。「二人の恋は清かった」と空前のブームになった。

    ◎翠川秋子の心中(1935年)。
    日本初の女性アナウンサー翠川秋子。夫に先立たれながらも、働いて子どもを成人まで見届けた女性が選んだのは、家出と十数歳下の男性との入水自殺。彼女を追う記者たちの「働く女性への偏見」が炸裂。

    ◎日大生保険金殺人(1935年)。
    実父の院長とその妻、娘が共謀して、放蕩息子の日大生を殺害。狙いは、彼にかけられた現在の一億円相当の生命保険金。当時はめずらしかった「保険金殺人」だった。当時の警視庁刑事部長も「前代未聞の犯罪」と唸る。

    ほか◎阿部定事件(1936年)◎津山三十人殺し(1938年)◎チフス菌饅頭事件(1939年)◎父島人肉食事件(1945年)など有名事件を紹介。
  • SNS、コロナ、オリンピック……「空気」の圧力が覆う現代日本を読み解く令和版「空気の研究」。

    自由気ままにものを書いて発言する時代は終わったのか?
    日本を動かす「空気」の本質を衝く。

    気鋭の論者による初の評論集。
  • 世界遺産の登録対象は、かならずしも栄光の歴史を語る場所ばかりとは限りません。
    そこには、戦争、災害、人身売買、虐殺、拷問、疾病をはじめとして、人類の悲劇の記憶も同時に数多く残されています。

    世界遺産という仕組みは、もともと「人類が持つ普遍的な価値を後世に伝える」という精神に基づいて作られましたが、日本では地域活性化や観光振興の起爆剤のように誤解されています。
    そこで、本書では「人類の悲しみの記憶を巡る旅」と定義される「ダークツーリズム」の方法論を用いて、世界遺産のなかでも、
    とくに悲劇の場(負の世界遺産)として扱われている登録地を旅した文明論的な紀行集として展開していきます。

    本書を通じて、世界遺産が持つ意味の核心や、ダークツーリズムという新しい旅のスタイルが持つ可能性に触れることができる1冊となります。
  • 私が総理大臣になったら――。
    立憲民主党代表が、総選挙に向けて提示する、目指すべき社会のあり方。
    自己責任論が壊した、みんなで支え合う社会を取り戻すために。

    「保守本流」を自称する立憲民主党の代表が、その真意と、目指す社会の未来像を提示する。
    明治維新以来の「規格化×大量生産型社会」の限界と、互いに「支え合い、分かち合う」社会の
    必要性を訴え、もう一つの選択肢を指し示す。
  • 「古典」の美味しいところだけを味わう!
    万葉集、論語からヒトラー『我が闘争』まで、気になりながら読み通せない古典を、
    博覧強記の批評家が刺激的かつ明解に解説。読むと読まないとで、人生が変わる。

    『万葉集』 古代から一貫する日本文学の詩情
    ヒトラー『わが闘争』 真に恐ろしいのは「楽天性」
    『論語』 東洋で最も大きな影響を与えた書
    『ナポレオン言行録』 不実な妻に悩まされた英雄
    ヘミングウェイ『移動祝祭日』 人生の索漠さに立ち向かった
    スタンダール『赤と黒』 生前は全く売れなかった世界文学の傑作
    ダンテ『神曲』 詩と絵画が出会う強烈な旅の記憶
    小林秀雄『本居宣長』 人間の本性を掴んだ批評家
    福沢諭吉『文明諭之概略』 「二つの世界」を生きた意志と知性
    ハイデガー『存在と時間』 眠れない子供のための存在論
  • 大組織・日本陸軍を裏側から支えた男たちの物語。
    予算決定や兵器の調達、兵士たちの食生活、唯一の憩いであった酒への並々ならぬ執念や、お財布事情など、知られざるエピソードを紹介。
  • お寺がわかればその土地がわかる。
    お寺は「日本を知る」最強のパワースポットだ!

    東北のオススメ古刹は芭蕉に聞け? 善光寺にはなぜ宗派がない?
    日本で唯一国宝のお寺、「本物の釈迦の骨」を安置する塔、恐山と並ぶ「冥界結婚」の霊場など、
    著者が実際に取材したお寺を47都道府県各1か所ずつ紹介。

    歴史、県民性、観光の見どころを徹底探訪し、各都道府県の地域性を解き明かす一冊。
  • 韓国がファシズム化している――。
    文在寅の野望は、「反日」を利用して韓国の保守勢力を壊滅させ、北朝鮮と歩調を合わせた「自由なき全体主義国家」を樹立することだ!

    呉善花が迷走する祖国にあえて問う。
    2017年に文在寅政権が成立して以来、韓国の外交は「反日本」「従北朝鮮」に加えて、
    これまでになく「離米国」「合中国」の旗色を鮮明にしてきた。
    内政でも「反日」カードを利用しながら保守派を排除し、全体主義国家を目指している。
    果たして隣国はどこへ行こうとしているのか――。
  • 「世界史」はここに始まる
    歴史を動かしたのは宗教改革でもルネサンスでもなく、グローバル商人だった!?
    欧州、新大陸、日本と、世界史が一つにつながった時代。

    けっして豊かではなかったヨーロッパが世界を支配できたのは何故か。その答えは
    「グローバル化」にある。イベリア半島からの船がアジア、新世界に進み、世界をひとつに結ぶ。
    それは戦国日本をも組み入れた「世界交易ネットワーク」の形成だった。
    ダイナミックな新しい「世界史」。
  • 「婆娑羅」という言葉をご存じでしょうか。室町時代初期に上級武士の間で猖獗を極めた乱暴な行動様式のことで、
    戦国末期に流行った「傾奇」の先輩と考えるとわかりやすいでしょう。この婆娑羅の代表が、本書の主人公、佐々木(京極)道誉です。
    『太平記』の中で、楠木正成と並んでもっとも魅力的に描かれるこの男の生涯を通じて、日本人の美意識、出処進退の源流に
    迫ろうというのが本書の目的です。
     なぜ美意識か。現代で「道」とつく芸術、たとえば茶道や香道、花道といったものの源流は、すべてこの男にあるからです。
    花道では池坊専慶が花道書を記す200年以上も前に、道誉はそれを書き残しています。
     また、婆娑羅は「乱暴狼藉」と同意語のように思われていますが、さにあらず。意のままに振舞っても、
    そこに確固たる美意識があれば、それは狼藉ではなく、「道」に通じる。ここに筆者の「男の生き方の理想」すなわち「自由」の境地を
    道誉で示そうという目論見があります。後半では、婆娑羅の後継者ではあるが、どんどん矮小化されていった傾奇者、
    さらに三島由紀夫の自決の美意識も取り上げ、「見事に死ぬこと」しか男ぶりを示すことができなくなった時代の悲哀にも迫ります。
     ゲーム「戦国BASARA」などの影響で、BASARAもしくはバサラという言葉は今の若い人たちにも親しみがあるようですが、
    本物の婆娑羅を楽しんでみてください。
  • 「依存症」といえば、アルコール、タバコ(ニコチン)、麻薬などを、普通では得られない「快楽」を求めて、
    身の危険を顧みずにのめり込んで消費している人のイメージが私たちにはあります。

    しかし実は、依存症の落とし穴はとても身近なものです。ご飯を食べるのを止められない、オンラインゲームで部屋にとじこもる。
    次から次へと恋愛関係に身をやつす。こういったことも十分に依存症でありえます。

    最新の国際的な定義では、これまでのアルコールや薬物といった、物質的な依存症だけでなく、
    ギャンブルやオンラインゲームといった「行動に関する依存症」も含まれるようになりました。

    まるで脳が乗っ取られたように、止めたいと思っても、止められなくなる、そこにはもはや「快楽」はなく、
    ただ「脳の渇望」があるだけの世界、そうした状況に依存症の人たちは苦しんでいます。

    本書では、〇アルコール、〇ニコチン、〇薬物といった古典的な依存症から、〇ギャンブル、〇オンラインという新たに依存症に含まれたもの。
    さらに〇糖質依存、〇性的依存といった、まだ研究途上で公的な定義には含まれてはいないものの、十分に依存症的な症状があるものまで紹介します。

    最新の依存症の研究と治療について、筑波大学教授の原田隆之先生が、身近な事例を用いながら、わかりやすく紹介します。
  • 「文芸批評の巨人」像が一新される!
    「政治嫌いの文学者」というイメージが強い小林秀雄。だが著作を丹念に読むと、政治、戦争への深い関心と洞察が。
    新しい小林像。
  • 1,001(税込)
    著:
    宮城谷昌光
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    中国歴史小説の第一人者が書き下ろし!
    中国を代表する歴史物語『三国志』をこれから読みたい人を、雄大な世界に誘う入門書。

    英雄たちの足跡を物語、戦い、故事成語などにわけて易しく紹介する。

    ・三国時代と三国志の時代の違いとは
    ・外戚と宦官の争いが後漢王朝を衰弱させた
    ・ことばの力によって大国・魏を創った曹操
    ・薄情な劉備がなぜ蜀の皇帝になれたのか
    ・若さに満ちた政権を率いた呉の孫権
    ・「水魚の交わり」「泣いて馬謖を斬る」……物語を彩る名言
    ・英雄たちの亡き後の三国志の世界
  • 『週刊文春WOMAN』大反響連載がついに一冊に!
    私たちは“普通じゃない家族”の子だった――。

    樹木希林と内田裕也の娘として生まれ、家族団欒を知らずに育った内田也哉子。自身は19歳で結婚、三児の母として家族を最優先に生きてきた。
    一方、中野信子は巨大なブラックホールを抱えてきた。その原点は両親の不和の記憶だった。

    「樹木希林の結婚生活は生物学的にはノーマル?」
    「血のつながりは大事なのか」
    「貞操観念はたかが150年の倫理観」
    「知性は母から、情動は父から受け継ぐ」
    「幸せすぎて離婚した希林がカオスな裕也にこだわった理由」
    「幼くして家庭の外に飛ばされた私たちは」
    「脳が子育てに適した状態になるのは40代」
    「私は「おじさん」になりたかった」
    「惰性で夫婦でいるのがしっくりくる」ほか

    幼い頃から家族に苦しんだ二人は、なぜ、それでも家庭を築いたのか?
    家族に苦しむすべての人に贈る、経験的家族論!
  • ――私は野球を憎んでいます。

    その年最高の投手に与えられる特別賞「沢村賞」に名を遺す沢村栄治。
    職業野球選手一期生として活躍し、太平洋戦争中に兵士として27歳で命を散らした男は、死の直前そう書き残しました。

    六大学野球が全盛の時代に、職業野球(プロ野球)は、スタート直後世間の蔑視に晒されていました。

    中学の野球部で指導を受けた監督の縁があった慶応大学への進学を夢見た沢村栄治は、家庭の経済状況から果たせず、中学を中退して出来てまもないプロ野球の世界に。

    その後は親族が無軌道に膨らませていく借金に拘束されて、学業に戻ることも叶わず、その結果、戦争の状況が悪化すると、沢村には徴兵猶予の特典もなく、戦死するまで繰り返し兵役へ駆り出されました。

    日米戦ではベーブルースと対峙し、アメリカにも二度渡ってその名を轟かせた沢村栄治の軌跡と、波乱にみちた職業野球の誕生の物語を自身も東大で六大学野球をプレイした作家が描きます。
  • 日本人の価値観をのぞき込む。
    三浦瑠麗が独自の価値観調査で明かす、日本人のホンネ。

    政治はなぜ変わらないのか? 「分断の時代」に日本政治が取り組むべき真の争点とは?

    第1章 日本人の価値観と分断
    第2章 野党の政権交代戦略
    第3章 「分を知る」をとるか「進歩」をとるか
    第4章 人びとの本音と建前
    第5章 日本社会の価値観はどのように変わるのか
    第6章 保守と革新の分断を探る
    第7章 日本の分断
  • 「地方消滅」の危機が叫ばれて久しいが、政府が打ち出す「地方創生」の施策は成功しているとは言えない。
    一方で、もともと持っている力を活かして成果を上げている地域もある。そこに暮らす人々の知恵と工夫と努力と挑戦が
    地域を再生させているのだ。日本の地方には底力がある!

    47都道府県「地域再生の物語」を網羅!
    秋田県 秋田市――商店街スゴロクで街を知る、人を知る
    山形県 寒河江市・山辺町――世界が欲しがる山形ニット
    埼玉県 熊谷市など――猛暑が生んだ奇跡の米
    福井県 大野市――水道を引かないまちの誇り
    岐阜県 長良川鉄道――捨てられた路線を黒字列車が走る
    大阪府 堺市など――ニュータウンにレモンを植えよう
    兵庫県 豊岡市――在宅看取り率ナンバーワンの秘密
    福岡県 北九州市――死の海から「環境」のまちへ
    宮崎県 西米良村――年間二万人が来る限界集落 ほか
  • シリーズ3冊
    1,0011,019(税込)
    著:
    坪内祐三
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    「天声」にはパブリックなイメージがあり、ある種の客観をよそおっている。それに対して「人声」はプライベートであり、あくまで個人的な声。だから「人声天語」とは、要するに、反射神経による思考(発言)のことである。 2003(平成15)年から、2008(平成20)年にかけて起きた様々な事象の、おかしさ、うさんくささ、不思議さを、紋切り型ではない「人声」でとらえた世相コラム集。収録された主な出来事は――ネット心中/自衛隊イラク派遣議論/「週刊文春」出版差し止め問題/イラク日本人人質事件/国民年金未払い問題/佐世保小六女子殺人事件/ギリシア五輪/プロ野球リーグ再編問題/靖国問題/ライブドア事件/秋田小学生殺害事件/昭和天皇「富田メモ」報道/ハンカチ王子ブーム/朝青龍問題/安倍総理辞任/時津風部屋暴行死事件/「大阪名物くいだおれ」閉店/秋葉原通り魔事件/地下鉄副都心線開通 など
  • 累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!

    慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法を提案。

    ・「孤独死」あらため「在宅ひとり死」へ
    ・慣れ親しんだ自宅で、自分らしい最期を迎えるしあわせ
    ・ウエノが徹底取材!「おひとりさまの最期」最新事情
    ・医師、看護士、介護士、看取り士をコーディネートする方法
    ・とくにガンなら「在宅ひとり死」が、ほぼ100パーセント可能
    ・病院死は、医療が貴重だった昭和の名残り
    ・「老人施設」に入れたがるのは、本人ではなく家族
    ・ずばり、家で死ぬために必要な費用はいくらか
    ・「老後の幸せ度」は「おひとりさま」と「大勢家族」が最も高く、「老夫婦ふたり」世帯が最も低い
    ・たとえ認知症になっても「在宅ひとり暮らし」で問題がない理由
    ・安楽死、尊厳死は正義か?
    ・介護保険をどう活用すべきか
    ・もちろん私は「在宅ひとり死」でゆくつもり

    「わたしには家族がいませんので、基本、ひとりで暮らしています。
    現在72歳。このまま人生の下り坂をくだり、要介護認定を受け、
    ひとり静かに死んで。ある日、亡くなっているのを発見されたら、
    それを『孤独死』とは、呼ばれたくない。それが本書の執筆動機です」 (あとがきより)
  • 映画を見るように、国際ニュースがわかりやすく読みとける。

    ・トランプなき世界を、バイデン新大統領はどう導くのか?
    ・中国の野望はどこまで肥大するのか?
    ・現実味を帯びてきた第3次世界大戦の勃発地は?

    【まえがきより】
     石田「藤原さんとは、あるテレビ局の番組審議会でご一緒していて、みんなでお弁当をたべているとき、今回のきっかけになる話題が出たんですよね。最近、テレビを見ていても世界のニュースが少なくなったし、今の若い子は海外の翻訳小説も読まなくなって、世界に関心を持たなくなってますよって」
     藤原「そうでしたね。それで石田さんが、たとえば映画『アベンジャーズ』一本を見るくらいの気持ちで、手軽に読める本を作れないでしょうか、とおっしゃった。それで私が思わず、それはぜひ作ったらいいですねとポロリと言ってしまった(笑)」
     石田「世界の今のカタチが二時間でわかる初心者向けの本ですから、優秀なガイド役が必要です。若い人がフェイクニュースと闘う力にもなる。もちろん、うってつけの専門家が目の前にいたから、水を向けたんですけどね」
     藤原「うれしかったです。それに、国際情勢に興味を持ちはじめた高校生でも読める本は、意外と少ない。大学に入学する前に、これだけ読んでおけば、後は自分で学ぶことのできる基礎となる新書を作る意味が十分にあると思いました」
  • 危機で浮き彫りになった日本の底力
    日本はポストコロナ時代において国際的にさらに強くなっていく可能性がある。
    その理由と将来的な課題を産業の様々な面から論証する。

    もくじ

    プロローグ コロナショックは日本企業の分水嶺
    第1章 「不思議の国」日本の底力
    第2章 テレワークがあぶり出した日本の組織
    第3章 デジタル化に大わらわ
    第4章 逆張りのグローバリゼーション加速
    第5章 コロナショックが日本の産業を強くする
    第6章 雇用と人事、改革待ったなし
    第7章 成長への心理的エネルギーが最大の鍵
    エピローグ 国際大学学長室から見える世界と日本
  • 脳の健康のために何かやっていますか?
    肝臓の数値を気にしたり、血圧を毎日測る人がいても、
    脳の健康状態を意識している人は少ないはずです。
    脳は身体の中でも最も大切な臓器であるのに。
    近年、身体の寿命ははどんどんのびているのに、脳の寿命はのびていません。
    このアンバランスをどうにかしたい、ということで本書は書かれました。
    著者の新井氏は順天堂大学名誉教授で、同大医学部でアルツハイマーの治療に
    専心してきた、脳の専門医です。
    脳の働きについてはまだ20%ほどしかわかっていないと言います。
    それほど謎の臓器なのです。本書では、まず、その脳の謎から説き起こし、
    なぜ、脳が老化するかについて解説します。
    その後に、本題である「脳の健康寿命」をいかにしてのばすかを詳述していきます。
    そのためにどうすれば良いのかを、「18の心得」としてまとめました。
    「お酒はタバコよりも脳に害をなす」とか、「認知症にきく食べ物はない」とか、
    けっこうショッキングな項目もありますが、ほとんどは普通の事柄です。
    要は、それを実行できるかどうです。
    その実践編では、運動はどのようにやれば効果的であったり、
    睡眠と脳の関係に関しても触れます。
    ゲーム(トランプ、麻雀、将棋、囲碁)なども脳には良いのですが、
    「脳トレ」はあまり効果がないそうです。
    最後に、「脳に良い食事」、「サプリメントは効くのか?」について話して、終わります。
    人生が100年までの射程に入ってきたいま、これは必読の書です。
  • 〇シャンパン好きで大酒飲みの明治天皇。その祖父に似ずパーティでも酒を一口も飲むことはなかった昭和天皇。
    〇歴代有数の漢詩好きだった大正天皇も、少しだけ興味をもった俳句の世界にどっぷりつかった皇族とは。
    〇酒癖が悪く日本刀を振り回し、「酔って妻を殺した」と囁かれた元勲総理・黒田清隆。
    〇第一次大戦の講和会議の代表を勤めた独身貴族・西園寺公望(70)が、パリに同伴して、列強首脳に妻として遇された「ミストレス」について。
    〇その元老西園寺の政治秘書として政治の裏も表も知った男と、彼の回顧録を手伝った文士との心温まる交流。
    〇森鴎外と夏目漱石のフトコロ具合。
    〇「ベースボールを野球と訳したのは正岡子規」というトリビアは間違っていた。

    ――などなど、近代日本の華族たちの研究の第一線で活躍する著者が、
    それぞれの分野でいまも名を遺す偉人たちの知られざる、そして人に語りたくなるエピソードを紹介します!
  • 経済大国だった日本は、なぜ中国に追い抜かれてしまったのか?

    その秘密は「リープフロッグ」にある。遅れてきた者が、先行者をカエルが跳ぶように追い越すこと。それが「リープフロッグ」だ。

    中国でアリババをはじめとするテック企業が発展したのは、銀行や固定電話といった既存ネットワークが未発達だったため、eコマースとスマホを利用した新しいビジネスモデルが成長する余地があったからだ。

    そして、世界の覇権争いの歴史を振り返ると、リープフロッグ=逆転勝ちの連続だったといえる。

    ・紙、印刷術、羅針盤を発明して最先端の文明を誇った中国だったが、大航海で世界にうって出たヨーロッパに追い抜かれた。
    ・ヨーロッパは「株式会社」というリスク分散方法を開発して発展した。
    ・産業革命を果たして覇権を握ったイギリスだったが、電気の時代に立ち遅れ、ドイツとアメリカに追い越された。
    ・インターネットの時代と「改革開放」がかみ合って、21世紀に中国が覇権を握ろうとしている。

    リープフロッグの歴史に学ぶことで、日本経済復活の道を探る一冊!
  • 歴史は楽しくて役に立つ!
    上司との関係に悩んだとき、仕事で判断に迷ったとき、人生で大失敗したとき――
    無類の歴史好きである著者は歴史を人生の要所で判断基準にしてきた。

    ビジネスにもプライベートにも使える歴史知識を、80のQ&Aで紹介。
    世界情勢の理解からビジネス上の決断まで、出口流歴史の使い方。
  • 芸能界随一の勉強家・武田鉄矢さんによるエッセイ集。

    50歳にして知ったかぶりをすることはやめ「判らぬこと」を大学ノートに書き出しはじめた武田さん。
    そのノートには、子供時代に疑問に思った「分数の割り算」からはじまり、
    司馬遼太郎、高倉健との交友、なかにし礼、吉田拓郎の歌詞論まで。

    歌手、俳優と幅広く活躍する著者による書き下ろし学問論。
  • 坂上忍氏推薦!
    「極限まで鍛え上げられた肉体をエンジンと化してしのぎを削る姿は、
    私たちの感情を沸点まで押し上げる。マジで感動しますよ!」

    五輪でもメダルが有力視されるスポーツにして、最も知的なギャンブル「競輪」。
    その知られざる魅力とは?

    ・1レースで賞金1億円! グランプリを目指す熱い闘い
    ・ブノワ改革でメダル有力候補に。競輪選手が五輪で輝く日
    ・レース中は外出も携帯電話も禁止。ストイックな競技生活の内側
    ・中野浩一だけじゃない! 歴史を築いたレジェンドたち
    ・戦後の焼け跡で復興を支えた「競輪ことはじめ」
    ・地方の競輪場を巡る。お城が競輪場に? 海抜0メートルでレース? 
    ・女性会長の挑戦。ガールズケイリン誕生秘話 ほか
  • 880(税込)
    著:
    片山善博
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    リーダーのなすべき仕事とは何か?
    良い知事とダメな知事の見分け方とは?

    新型コロナ対応では各都道府県の知事たちの言動が注目された。
    国の方針に唯々諾々と従うだけの知事もいれば、現場の実態に基づき臨機応変に対応した知事もいた。
    マスコミ露出の多寡ではわからない「知事の実力」とは何か。前鳥取県知事が自らの体験を元に解説する。

    第一章 知事たちの虚を突いた感染症
    第二章 法的根拠を欠いた知事の自粛要請
    第三章 各都道府県知事の閻魔帳
    第四章 問われる全国知事会の役割
    第五章 東京都政と大阪府政を診る
    第六章 ポストコロナ時代の首長と議会
  • 不世出の巨匠の人生と作品の凄みとは
    生誕250周年――他の音楽家の創作意欲を失わせるほど、すべてのジャンルにおいて史上最高の傑作を作り上げた、その偉業を振り返る
  • 880(税込)
    著:
    菅義偉
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉氏が掲げるのが、「国民のために働く内閣」だ。
    それを実現するために断行するのが規制改革、縦割り行政の打破である。
    この改革の姿勢は、かつて務めた大臣政務官、副大臣、総務大臣から、
    その後に内閣官房長官の職務を7年8カ月まっとうするまで一貫してきた。
    本書は、2012年3月に刊行された単行本『政治家の覚悟 官僚を動かせ』(文藝春秋企画出版部)を元に、その後の官房長官時代のインタビューなどを収録した、菅総理の唯一の著書。
    政治主導で官僚をどう動かすか。菅総理がこれまで実現させてきた数々の改革から、
    政治家・菅義偉の覚悟が浮き彫りになる。
  • コロナで逼塞する現代人に必読の書!
    現代人が読んで心を打たれる、それが『歎異抄』。金言・箴言に満ちたこの書は、思想的には難しい。平易な解説で深みまで導きます。

    <目次>
    【はじめに】 『歎異抄』が与えた影響/数多の謎を持つ『歎異抄』 ほか
    【第一章】『歎異抄』を読んでも仏教はわからない
    【第二章】近代知性が痺れてしまう
    親鸞のオリジナリティ・縦のつながりと横の広がり/「念仏して地獄におちたりとも」/勘当した息子・善鸞 ほか
    【第三章】「悪人こそが救われる」が持つ破壊力
    悪人こそが救われる?/「悪人成仏」のインパクト/罪と悪と救いの問題 ほか
    【第四章】親鸞に弟子は一人もいない?
    今までの仏教の枠を外した法然/明恵の法然批判/親鸞直筆の手紙・家族への思い ほか
    【第五章】念仏して喜びがなくてもいい?
    宗教の源泉は大洋性/阿弥陀仏信仰と一神教信仰の神の違い/他力のややこしさ ほか
    【第六章】 信仰と無信仰について
    親鸞の思想の最も深い味わい/信仰の「加害者性」/無信仰の「当事者性」 ほか
    【第七章】 仏教の生命観と人間観
    親鸞と善鸞/「宿業」の捉え方 ほか
    【第八章】 悟りとは何だろう
    「臨終正念」をひっくり返した法然親鸞/宗教の善悪・社会の善悪 ほか
    【第九章】 倫理と宗教を深掘りする
    仏教という光に触れて柔らかくなる心と体/現代倫理学の義務論・功利主義 ほか
    【第十章】 「迷える私」が信心を生む
    「仏法」と「迷える私」の共同作業 ほか
  • 市川海老蔵、宮迫博之、田村亮……。
    なぜ芸能人は半グレ=反社会的勢力と接点を持ってしまうのか?

    『週刊文春』の特派記者として15年のキャリアを積んだ筆者が、あまり報じられることのない取材の裏側を明かしつつ、芸能人と半グレたちの“夜の生息域”に迫る!

    ・関東連合を芸能人や起業家らと結びつけた“黒幕”の正体
    ・市川海老蔵事件の取材で厄介だった関東連合の情報操作
    ・芸能人、スポーツ選手、政治家が集った「西麻布迎賓館」の実態
    ・金塊強奪犯は、なぜ芸能人と写真を撮れたのか?

    第1章 関東連合を六本木に連れてきた男
    第2章 折口雅博が築いた西麻布の“城”
    第3章 市川海老蔵事件と関東連合崩壊の予兆
    第4章 六本木フラワー襲撃事件
    第5章 西麻布迎賓館事件
    第6章 半グレ最新事情と金塊強奪犯
  • 平安時代を生き抜け
    平安朝で巻き起こる凶悪な犯罪の数々。治安を司る検非違使の長官が残した文書に記された生々しい現場の声。真の平安時代が蘇る。
  • 好きで結婚したのになぜ関係が悪くなるのか。
    浜の真砂は尽きるとも夫婦ゲンカの種はなくならない。
    なぜ夫と妻は分かり合えないのか。
    その理由は、コミュニケーションの取り方、
    物事のとらえ方、育てられ方が男性と女性では
    大きく違うから。夫婦関係を改善、維持する秘訣を
    テレビで人気の家族問題カウンセラーが解説。


    [目次]

    第1章 すれ違いは結婚前から始まっている
    第2章 なぜ夫は妻の話を聞かないのか
    第3章 夫と妻の違いはどこで生じるのか
    第4章 夫婦仲が子供の人生を変える
    第5章 夫婦仲を改善する4つのステップ
  • 実は、ナイルもインダスもドナウも、実は「川」という意味だった。地名の謎がこの1冊でわかる!

    世界各国の国名・首都名の由来がわかる「大索引」つき


    地名にはその土地の歴史が込められている。地形、戦争、民族の移動、大航海などで生み出されてきた地名の数々には、人類の歴史が刻まれている。
    超ロングセラーとなった2000年刊の旧版を全面的に増補・改訂、ボリューム増。全カラー図版にした。

    [目次]
    序章 外国語地名との出会い
    第1章 「自然」が生み出した地名
    第2章 地名は古代地中海から
    第3章 地名を変えたゲルマン民族の大移動
    第4章 スラブ人たちの故郷
    第5章 大航海時代が「世界」を発見した
    第6章 モンゴルが駆けぬけたユーラシアの大地
    第7章 ユダヤの離散とイスラームの進撃
    第8章 アメリカ――新しい国の古い地名
    第9章 アフリカ「黒い大地」の伝説
    大索引 国名・首都名でわかった地名の五千年史
  • 新型ウイルスに対するワクチン、治療薬も確立していない今だからこそ、歴史を見つめ直す必要がある。
    「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」もすでにあった! 今こそ歴史の知恵が必要だ!

    一級の歴史家が、平安の史書、江戸の随筆、百年前の政治家や文豪の日記などから、新たな視点で、感染症と対峙してきた日本人の知恵に光をあてる。

    【目次より】
    第一章 人類史上最大の脅威
    牧畜の開始とコロナウイルス/ペリー艦隊が運んできた感染症/スペイン風邪は波状的に襲ってきた ほか

    第二章 日本史のなかの感染症――世界一の「衛生観念」のルーツ
    「最初の天皇」と疫病/奈良の大仏は天然痘対策?/疫神を歓待する日本人/江戸の医学者の隔離予防論 ほか


    第三章 江戸のパンデミックを読み解く
    すでにあった給付金/薬をただで配った大坂の商人たち/上杉鷹山の患者支援策 ほか

    第四章 はしかが歴史を動かした
    「横綱級」のウイルスに備えるには/都市化とパンデミック/麻疹が海を渡る ほか

    第五章 感染の波は何度も襲来する ――スペイン風邪百年目の教訓
    高まった致死率/百年前と変わらない自粛文化/「「感染者叩き」は百害あって一利なし ほか

    第六章 患者史のすすめ――京都女学生の「感染日記」
    日記が伝える「生きた歴史」/ついに学校が休校に ほか

    第七章 皇室も宰相も襲われた
    原敬、インフルエンザに倒れる/昭和天皇はどこで感染したか?/重篤だった秩父宮 ほか

    第八章 文学者たちのスペイン風邪
    志賀直哉のインフルエンザ小説/宮沢賢治の“完璧な予防策”/荷風は二度かかった? ほか

    第九章 歴史人口学は「命」の学問 ――わが師・速水融のことども
    数字の向こう側に/晩年に取り組んだ感染症研究 ほか
  • スタンフォード大学で学んだ著者が説く、仕事術!

    著者がアメリカトップの大学の一つであるスタンフォードの門を叩いたのは、1987年のこと。
    それから多くの蒙を啓かれること30年余、真の成果主義や個人主義について学んだ。スタンフォードの特徴をひと言で言えば、風通しが良いことと、文武両道である。
    「協調のスタンフォード、競争のハーバード」と言われるゆえんだ。

    たとえば、オリンピックの金メダルの数で言っても、日本が束になってもこの大学一校に及ばない。
    ノーベル賞受賞者にいたっては32人も輩出している。

    本書は4章構成である。
    【第1章】では、自分の仕事のペースをいかにしてつくるかや時間術について述べる。日本とは比較にならない研究現場の過酷さにも触れる。
    【第2章】は、人材獲得術、リーダーシップ、成果の上がる組織をどのようにして作るかについて述べる。
    【第3章】では、マネジメントの重要さと、国際的に通用する人材をいかにして育てるかについて述べる。
    【第4章】では、パーティ術、創造性を豊かにする教育や人生を楽しむ西海岸の生活についても触れる。

    仕事はもちろん人生にも“効く”仕事術で、あなたの生き方は確実に変わるはず!
  • エジプト史は盗掘と略奪の歴史だった!

    5000年前からナイルの秘宝は盗まれ続けてきた。
    ローマ人の略奪、ハワード・カーターの世紀の発見、地元の泥棒一族、ナポレオン、大道芸人、現代のISの破壊行為まで……、
    時に大発見にも繋がる盗掘は、悪なのか? エジプトの文化財は一体誰のものか?
    盗掘と略奪を知ることで、人を惹きつけてやまないエジプトの魅力が見えてくる。

    新聞社の元カイロ特派員が、お宝を盗みまくった者たちの歴史に迫る。

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