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アース・スターエンターテイメント作品コイン60%還元フェア

『文春新書、分冊版を除く(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全665件

  • 1,200(税込)
    著:
    大木 毅
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    戦史研究の第一人者が日米の世紀の決戦を描く

    今、もっとも読みたい軍事史の第一人者、『独ソ戦』『天才作戦家マンシュタイン』の著者、大木毅による初の語り下ろし作品!
    太平洋戦争のターニングポイントとなった「運命の海戦」をあらゆる角度から語り尽くす。
    圧倒的に有利だった戦いで無残な敗北を喫したのはなぜか。
    生き残った海軍士官たちによる周到な「隠蔽工作」によって「神話化」され、真実からほど遠いところで論じられてきたミッドウェイ海戦を、内外のさまざまな史料を駆使し、何がわかっていて、何がわかっていないのか、その研究の最前線を紹介する。
    真珠湾攻撃の巨大な勝利によって、“勝利病”――驕りと慢心――に蝕まれた機動部隊司令部は、危機を示唆するあらゆる兆候を無視し、握りつぶしたまま戦場へと突入した。虎の子の四空母を失うという「すべてが失敗した」海戦は、いつの間にか人間の力を超えた「運命」によって負けたという話にすり替えられていった。
    澤地久枝氏の孤軍奮闘によって明らかにされた「運命の五分間」の欺瞞も、海外の最新研究が明かした事実を交えて再検証。
    「現代のマハン」と呼ばれる米海軍大学の名教授が「離心的(エキセントリック)」と批判する、目的が分散していく作戦構想の欠陥など、今、わかるミッドウェイ海戦のすべてがここにある!
  • ビジネスエリート必読の最新地政学講義!

    激化する米中対立、AI・スマホが戦場に――。
    元国家安全保障局長・北村滋氏の最新作は、インテリジェンスの核心に迫ったビジネスエリート必読の1冊です。

    ●第1章 「見えない戦争」――インテリジェンスが戦争を決める
    《現実を直視する第一歩として、先ずは現代の戦場で何が生起しているのかを明らかにしなければならない。火力の応酬などのキネティック(物理的、動力学的)な戦闘に先立ち、勝敗を決しているのは「知」の攻防である。本章では、ウクライナ、ベネズエラ、ガザ、そしてイランにおける最新の戦訓からインテリジェンスが現代戦をいかに駆動しているかを描き出す。》

    ●第2章 勢力圏思想の復活――米中大国間競争の本質
    《インテリジェンスによる「見えない戦争」における優位は、単なる戦術的勝利にとどまらない。それは国家自らの生存空間、すなわち勢力圏を確保し、維持するための前提と言える。本章では、大国間競争の深層に踏み込み、スパイクマン的リアリズムへ回帰した米中両国による勢力圏再編の力学を分析する。》

    ●第3章 経済安全保障と企業インテリジェンス
    《我が国が戦後最も厳しい安全保障環境に直面する中、有事と平時の境界は曖昧となり、安全保障の主体は国家から民間へと拡大している。世界経済がグローバリゼーションからデリスキング経済へと移行することに伴い、国家の安全保障政策はミクロ経済の主体である企業にまで深く浸透しつつある。本章では、このマクロの構造転換が、企業の構造や行動に具体的に如何なるインパクトを与えるのかという現代的課題について、企業とインテリジェンス、グリーン経済安全保障、M&Aという多角的視点から論ずる。》

    ●第4章 テクノロジーと主権――決定の自律性
    《企業がインテリジェンス能力を涵養すべき対象は、M&Aやサプライチェーン領域に限定されない。国家と企業の意思決定を根底から支え、一方において最大の脆弱性をもたらしかねないのが、サイバー空間とAIである。本章では、我々の掌にあるからスマートフォンから国家中枢を与るガバメントクラウドに至るまで、テクノロジーがいかに「主権」概念を再定義しているかを説き明かす。》

    ●最終章 日本はこの大競争の時代をどう生き延びるか――レアルポリティークと我が国に求められる戦略性
    《インテリジェンス、勢力圏、企業防衛、そしてAI。これら「見えない戦争」の全貌を俯瞰したとき、我が国に突きつけられているのは、決定の自律性という「主権」をいかに維持するかという重い問いである。本章では、これまでの議論を総括するとともに、「縁辺部(リムランド)における紛争の時代」に我が国が「戦略国家」として生き残るための道筋を呈示したい。》

    この「見えない戦争」の時代を、いかに戦略的に生き抜くか。本書はその羅針盤となるはずです。
  • お金の夢から醒めろ

    株価も仮想通貨も過去最高額を更新、生成AIの猛威が眼前に立ち現れ、かつてなく資本主義が加速する時代。お金や市場経済はどこへ向かうのか?

    この先数十年から百年かけて起きる経済、社会、世界の変容を大胆に素描。

    人の体も心も商品化される超資本主義の行き着く果てに到来する「測れない経済」。そこに出現する「お金が消えてなくなったデータ資本主義」は人類の福音となるか?

    現実とも虚構ともつかない未来像を立ち上げる経済学者・成田悠輔の本領発揮! 貯金と投資なんかで夢見てる場合じゃない。凝り固まった思考を叩き割る社会構想の誕生を目撃せよ。
  • 動物園の熊舎に身を投げた主婦、「葬式代がない」とアパートの床下に妻の遺体を埋めた夫、4匹の愛犬をつれて鉄道自殺を図った男、幼児誘拐犯・女2人の“主人と奴隷”の関係、電動式自動遥拝器を作ってひたすら「供養」する男──世の中にはときどき、不幸や悲惨さを自分から選びとっているとしか思えない人たちがいる。過酷な人生を生きるために奇妙なロジックを考え出し、不幸を「先取り」する、ちょっと困った隣人。いったい何のために自ら不幸を招くのか?
  • 「天下分け目の戦い」の定説、新説を徹底考察!
    本郷戦国史の決定版

    ●徳川家康は合戦前から天下人だった?
    ●“エリート官僚”石田三成の勘違い
    ●西軍最大の裏切り者は小早川秀秋なのか?

    わずか半日で決着がついた、日本史上稀な決戦「関ヶ原の戦い」。
    実は合戦以前に繰り広げられた外交戦、情報戦こそが天下を動かす上で大きな意味を持っていた。
    天下分け目の戦いにおける「失敗の本質」を人気教授が徹底考察。

    勝負は決戦前についていた
    ・「朝鮮出兵の恨み」だけが石田三成襲撃事件の原因か?
    ・家康は、秀吉子飼いの古参家臣を「婚姻外交」で取り込んだ
    ・前田利長は加賀征伐の発端「家康暗殺計画」に関与したのか?
    ・「無血」という政治的な解決は、結果的に高くつく
    ・家康は“プリンス”宇喜多秀家と小早川秀秋の弱みにつけ込んだ
    ・ケチな家康が、決戦前に伊達政宗や細川忠興へ大盤振る舞い
    ・宇喜多家、前田家、上杉家の中枢に居座ったスパイ「本多政重」
    ・安国寺恵瓊は家康を討つために毛利輝元を担いだ?
    ・「東西二分」を狙った三成vs「豊臣家の屈服」を目指した家康


    目次

    第一話 天下人の死
    第二話 秀吉政権の光と影
    第三話 亀裂
    第四話 利家vs家康
    第五話 三成失脚
    第六話 「加賀征伐」の謎
    第七話 プリンスたちへの工作
    第八話 「無血」というコスト
    第九話 会津征伐へ
    第十話 三成のクーデター
    第十一話 内府ちがいの条々
    第十二話 三成の「東西二分の計」
    第十三話 家康、逆襲体制を整える
    第十四話 本気の西軍、消極的な西軍
    第十六話 九月十五日
    第十七話 敗者たちの運命
    第十八話 東北の「関ヶ原」
    第十九話 九州の「関ヶ原」
    第二十話 「論功行賞」の論理
    最終話 新しい天下のかたち
  • 明治の世に炸裂した『萬朝報』砲の真実!

    有力者の女性問題、旧大名家の御家騒動、淫祠邪教の内幕、政界大物とのバトルを連発。明治を駆け抜けたスキャンダル紙、萬朝報。
    愛人、二号を囲っている著名人を、執拗な取材で片っ端から実名暴露していく『蓄妾の実例』で知られる萬朝報だが、その一方で、内村鑑三、幸徳秋水、堺利彦ら左翼・リベラルの論客、斎藤緑雨などの文人も抱える硬派な論説紙でもあり、相撲、都都逸、連珠などの娯楽の普及にもつとめ、紙面で宝さがしもおこなうエンタメ・メディアでもあった。
    その創始者にして、時のベストセラー作家、さらには「探偵小説の祖」とも称される黒岩涙香とは何者か?
    梁山泊と呼ばれた朝報社に集った記者、作家たちの埋もれた仕事を発掘、宮武外骨をはじめしばしば牢屋とシャバを行き来した同時代のライバル、さらには森鴎外(「畜妾の実例」で愛人を暴かれている)、夏目漱石、二葉亭四迷といった文豪たちとの意外なかかわりも明らかにしていく。
    「偉いやつらの秘部を暴く」というスキャンダリズムに、興味本位と勧善懲悪的な社会正義、大衆に真実を知らせるというジャーナリズム精神、さらには謎解きの持つエンタテインメントの魅力までが渾然一体となった涙香ワールドに侵入する、異色の評伝。
  • 知らないと損をするマネーの常識
    インフレ、石油危機、戦争……

    混迷の時代を生き抜くための
    お金の話を基礎の基礎から解説します!

    18万部突破『世界秩序が変わるとき』の著者、齋藤ジン氏との対談「日本復活のチャンスが来た」を特別収録。

    「世界を米中露で三分割にしよう」というアメリカの姿勢に、どう対処すればいいのか。
    *イラン戦争にみる「失敗の本質」
    *株価は「期待で上がり、現実で戻される」
    *新NISAを日本政府が国民に薦める理由
    *どうしてガソリン価格はすぐに上がるのか?
    *アメリカのベネズエラ侵攻は石油目当て
    *トランプ大統領を思うがままに操る方法とは
    *「西半球は俺様のもの」というトランプ、東半球は……
    *習近平が狙う「文化大革命2.0」
    *トランプ周辺では「戦争をめぐって金儲け」

    目次
    はじめに
    プロローグ 「ドンロー主義」が最大のリスク

    第一章 日本経済はどうなる?
     日本経済「六つの論点」
     株価は「期待で上がり、現実で戻される」
     日銀の長期金利コントロールと海外の投資ファンド
     アベノミクスの後始末は一〇〇年かかる?
     新NISAに隠された日本政府の狙いとは?
     景気回復の実感がなくても株価が上がる理由
     日銀総裁の人事情報で、為替が動く
     なぜ円安が進むのか?
    「円買いドル売り」どうやるの?
     日銀の三つの役割

    第二章 トランプ2.0でどうなる?
     トランプの経済政策は矛盾だらけ
     アメリカ版「階級闘争」
     トランプを思うがままに操る方法
     マッキンリー大統領と国土拡張
     「世界を米中露で三分割に」という戦略
     「金がものを言う」トランプ版国連
     金利が上がって銀行が破綻?
     米国債が格下げに
     世界を驚かすトランプ流
     米連邦政府の閉鎖は年中行事
     アメリカにも公共放送がある
     「薬九層倍」と言うけれど
     ニューヨーク市長に社会主義者
     現代版アヘン戦争対策に関税?
     トランプ関税に大打撃
     「相互関税」は違法になる?
     トランプ関税に「違法」判決

    第三章 中国はどうなる?
     不動産バブル破裂
     アジア諸国を融資で縛る?
      “思春期”迎えた中国
     共産党のトップはなぜ「総書記」
     中国、再び個人崇拝へ
     いま「独裁者誕生」を目撃する
     「文化大革命2.0」?

    第四章 石油はどうなる?
     無能な指揮官でイラン戦争どうなる?
     どうしてガソリン価格が上がるのか
     イラン国民の不満を徹底弾圧
     ホルムズ海峡の危機
     「フーシ派」とは何か
     原油の価格が決まるメカニズム
     OPEC石油減産で合意だが
     キューバはどうなる?
     イスラエルに押されてイラン攻撃

    特別対談 齋藤ジン×池上彰
     日本復活のチャンスが来た
  • 1,001(税込)
    著:
    阿川佐和子
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    七十過ぎても楽しく元気に過ごす秘訣とは

    誰にとっても初体験

    着物、俳句……七十にして始める。
    喉もと過ぎれば更年期。
    一つ失うたびに笑ってみる。
    そんなに楽しいことばかりじゃないけどね(笑)

    ■シリーズ累計237万部突破!■

    物忘れがひどい。すぐ疲れる。動脈硬化……。
    身体がボロボロになり、世の中は不安ばかり。
    高齢初心者になったアガワが披露する、これからの人生を楽しく笑って過ごすための51のヒント。

    ●老化に抗うつもりはない
    ●自らに降りかかった事件を第三者の目で観察してみる
    ●不安だらけで悲観的になったら
    ●体重計には1日に5回はのる
    ●体操を続ける秘訣
    ●初心者なんだから衰えを冷静に受け止めなくてもいい
    ●人生最高のモテ期とは
    ●「後悔するわよ」と言われても
  • 世界のビジネスエリートはなぜ歴史を学ぶのか?

    「意思決定の質」が変わる
    人類社会の「傾向」を知ろう
    日本の強みはセンスにあり

    ベストセラー『人生の経営戦略』などの著者と「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」MCの初対談

    人文知は、思考や判断、行動を変える。

    ●失敗するリーダーや組織には共通点がある
    ●世界のスター経営者は人文科学系の出身
    ●「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ
    ●組織や文明が滅ぶ一番の理由は「内部分裂」
    ●「まだ大丈夫」という瞬間は、すでに危機
    ●ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける
    ●伸びている会社の特徴は「おせっかい」
    ●変化を無視した成功体験の再現は失敗する
    ●日本は「長中期的な合理性」に対するセンスがいい
    ●人類は「儀式」をしなければ合意形成できない

    AIの進歩などによって「常識」や「正解」が激変し、ビジネスの世界でもパラダイム・シフトが起きつつある。
    そんな不確実な時代を生き抜くビジネスパーソンには「人文科学」の知見が必要なのだ。
    これからの世界と日本を考えるための必読書。

    【目次】

    はじめに 山口周

    第1章 ビジネスパーソンに人文知は必須である
    1:失敗するリーダーと組織の共通点
    2:時間軸を長く、空間軸を広くとる 
    3:世界は「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ
    4:人類社会には「傾向」がある
    5:世界のスター経営者は人文知を学んでいる
    6:変化が激しい時代は対話力を高めよう
    7:「常識」が一生の間に何度も変わる
    8:ビジネスでパラダイム・シフトが起こる 

    第2章 すべての出来事は過去に起きている
    9:人間は基本的に変わらない
    10:タイミングを読む力タイミングを読むにも現状理解
    11:過ちを繰り返さないために
    12:21世紀的な企業のあり方

    第3章 歴史はどう動くのか
    13:技術革新が社会を変える
    14:規範は時代で変化する
    15:勝者になれる人の条件

    第4章 歴史を武器にする独学の技法
    16:まず「問い」を立てる
    17:学びに近道はない
    18:全体感をつかみながら知識を深める
    19:ビジネスのアナロジーで考えない

    第5章 これからの世界
    20:ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける
    21:組織は内部分裂で壊れる
    22:欧米は「理性を駆動させれば真理に到達する」と信じている

    第6章 日本の未来
    23:「空気を読む」スキルは世界で活かせる
    24:「魔改造」が日本の伝統
    25:ダブルスタンダードに耐え続けているのは日本だけ
    26:「封建資本主義」が世界のモデルに
    27:人類は「儀式」をしなければ合意形成できない
    28:数字ですべては測れない
    29:日本の強みはセンスにあり
    30:確変する世界で求められるエリート像

    おわりに  深井龍之介
  • 世はまさに「大陰謀論時代」

    登録者2万7000人超の大注目ニュースレター
    「トンデモ観察記」著者、初の単著!

    「メロンパン一つ食って死んだ人を見てきた」
    「LGBTなんかいらない。理解増進なんか…」
    「敵はディープステート」
    潜入・観測を続けたから書ける【ホントの参政党】

    あるいは、
    【神真都Q】
    【100万人プロジェクト】【反ワク「国民運動」】
    【省庁解体デモ】【排外主義デモ】
    【ゆうこく連合】…

    ●能町みね子さんよりコメント到着
    トンデモさんたちの驚きの実態!
    「ひどいひどいとは思っていたが中身は予想以上に
    ひどいぞ~!」

    ●本書内容
    2025年の参院選で衝撃の躍進を遂げた「参政党」。しかしコロナ禍からこれまで、反ワクチン・反感染対策を訴えてノーマスク集会を開催、そしてスピリチュアル、疑似科学・疑似科学、陰謀論てんこ盛りの主張を展開して支持を集めてきたということをご存知だろうか。

    一方で、参政党が登場したこの時代は、ワクチン接種会場襲撃事件を起こした「神真都Q」、「日本列島100万人プロジェクト」「反ワクチン『国民運動』」、「省庁解体デモ」「排外主義デモ」といった陰謀論集団の数々が声高に発信し、真偽不明の情報に誰しも踊らされかねない、まさに“大陰謀論時代”とでも言うべき時代であった。

    トンデモウォッチャーの著者は、こうした集団によるデモや集会の現場に潜入、面白がりつつ&ツッコミを入れつつ、定点観測を続けてきた。本書では、数ある陰謀論集団の一つでしかなかった参政党がいかにして台頭していったかを追う。またその隣で、ときに結託し、支持者を奪い合い、妨害勢力として衝突した諸集団の様子も見ていく。

    笑いと慄きのトンデモ観察ルポルタージュ!
  • 最愛の人と別れてから始まる人生がある

    「悲しみこそ真の人生の始まりだ」。
    月刊「文藝春秋」で反響を得た作家、著名人による最愛の人との別れの実録、ベストセレクション。


    【目次】
    Part1. 母との別れ
    吉行和子「吉行あぐり107歳の看取り記」

    Part2. 父との別れ
    阿川佐和子「お父ちゃんのおかげ」

    Part3. 妻との別れ 
    眉村卓「闘病の妻へ 一七七八の短い物語」
    加賀乙彦「妻の死」
    永田和宏「亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首」

    Part4. 夫との別れ
    曽野綾子「青い空から三浦朱門の声が聞こえる」
    小池真理子 「『かたわれ』の死を書く」

    Part5.
    柳田邦男「愛する人を看取る4つの約束」
    インタビュー 垣添忠生/秋山正子/樋野興夫
  • シリーズ3冊
    1,0011,100(税込)
    著:
    保阪正康
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    近代日本の失敗は「地下水脈」で読み解ける!

    なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」といった無謀な作戦で多くの人命を失ってしまったのか?――
    著者が昭和史の研究に携わるようになったのは、こうした謎を解明したいとの強い動機からであった。今まで5000人近くの昭和史関係者にインタビューを重ねてきたのは、それはこの根源的な問いに対する答えを探す旅でもあった。そして、敗戦に至る道筋を調べれば調べるほど、昭和だけでなく、明治維新以降の歴史をもう一度つぶさに検証しなおす作業に迫られることになった。
    その結果、著者は「地下水脈」という歴史観にたどり着く。
    大日本帝国憲法ができるまでのほぼ20年間、「日本という国をこれからどのように作り変えていくか?」をめぐって、さまざまな勢力の“主導権争い”がおこなわれた。
    実際の歴史では、日本は「欧米列強にならう帝国主義国家」の道を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。
    では、残る国家像は、そのまま消えてしまったのか?
    そうではない。4つのそれぞれの思想やビジョンは、いったん日本社会の地下に潜りながら、いまも脈々と流れ続けている。そして歴史の重要なターニングポイントを迎えるたびに、噴出してくるのである。
    「地下水脈」という歴史観でとらえれば、現在の日本の窮状――経済の迷走も、終身雇用サラリーマン社会が変わらないのも、政治がダメなのも、エリート教育がダメなのも、150年以上繰り返されてきたことがわかってくる。
    本書は、「地下水脈」をあらためて見つめることで、日本の近現代史を再検証する。
  • 世界の歴史と音楽のスリリングな衝突!

    奴隷貿易、戦争、差別との闘い――
    歴史の激しいうねりが豊饒な文化を生んだ!
    歴史とカルチャーが融合した、新しい人文教養書

    大航海時代以降、地球規模で生じた人類の大移動。それは多くの衝突とともに、新しい文化を生んだ。ニューオリンズ、ニューヨーク、リオ、ラゴス。大都市を舞台に、ジャズをはじめとするポピュラー音楽の時代が幕を開ける――。歴史と文化の旅へのいざない。

    ニューオリンズのラフカディオ・ハーン/1000万人以上の奴隷が新大陸に/カリブ海で起きた絶滅/この明るい曲がブルース?/ユダヤ系が活躍したティン・パン・アレイ/南部からNYのハーレムへ/ジャン・コクトーのセッション/黒いヴィーナス ジョセフィン・ベイカー/ナチス政権下のスウィング・ボーイズ/コパカバーナのアパートでボサノヴァが生まれた/ブラジル軍事政権とトロピカリズモ/モード・ジャズとアフリカへの回帰/イスラム発ケルト経由ブルース行き/シエラ・レオネの「黒いヨーロッパ人」/リンチを告発した「奇妙な果実」/初めて黒人を起用したベニー・グッドマン/ジャズはBLMにどう応えたか?/祖先の声を聴くこと ほか
  • 羅針盤なきAI時代をどう生きるかを考える

    「伝統」を現代に接続せよ!

    令和の平賀源内 vs 時代を担う論客

    この国を疲弊させ、停滞させている原因は何か。
    日本文化と思想を振り返り、新時代の倫理を考える。

    ●神仏習合の「融通無礙」でAIと共存
    ●能、和歌、民藝にみる日本文化の可能性
    ●これからは「国産」の時代

    ●超秀才エリートが労力の8割を無駄にしている国
    ●必要なのは「人材」ではなく「人物」
    ●保守的な部分がないと創造的な破壊はできない
    ●プラットフォーマー帝国主義にどう対抗するか
    ●デジタルネイチャーと日本人の自然感
    ●55年ぶりの大阪万博。弥生的な「null2(ヌルヌル)」、縄文的な「太陽の塔」


    戦後を卒業できないまま、令和まで来てしまった日本。
    国内外のあらゆる分野で権威が解体し、世界秩序が激変している。
    そんな危機的状況をどう乗り越えるのか。
    日本の思想と文化を振り返り、これからの時代をしなやかに生きるヒントを提示する。
  • 価格高騰のからくりをあばく

    ★★令和バブルはいつまで続くのか★★

    東京港区のタワマン1部屋300億円、北海道ニセコの別荘が30億円に爆上がり――バブルの背後には「日本人になりすます」中国人たちがいた!

    【概要】
     日本各地で不動産が空前の価格高騰を見せている。東京港区では麻布のタワマンが1部屋300億円をつけるなど軒並み値上がり。東京五輪後に売りに出された晴海フラッグは中国人たちが買い漁り、抽選率は1000倍近くに。北海道ニセコでは30億円の別荘が売れ、半導体バブルに沸く熊本では台湾人が賃貸物件を物色するバスツアーを組んでいる。

     目が飛び出るような超高額物件が続出している令和バブル。その背後では日本の生活に憧れ、日本の無防備な不動産を狙う「中国人」たちがいた。

     20年以上にわたり不動産取材をしてきた著者が、東京、大阪、北海道、熊本、香港、上海、ロサンゼルス、ロンドンなど28の地域をわたり歩き、強欲なる不動産関係者たちから聞き出したバブルの知られざる裏側、そして儲けるための巧妙な投資術を克明に書き記す。
  • 記者職を外されても、私は書き続ける!

    なぜ高市早苗政権は再エネを捨て、原発に回帰するのか?
    被災者たちの物語と原発利権の闇を描くノンフィクション!

    2011年の福島原発事故以降、急ピッチで再生可能エネルギーの導入が進められた。太陽光パネルや風力発電所の設置が進み、いまや再エネの発電力は日本の電力の23%を担っている(原発は約9%に過ぎない)。
    しかし今、再エネに逆風が吹いている。固定価格買取制度が引き下げられたためだ。2024年、再エネ関連の倒産は過去最多の52件となった。新電力会社の約17%が事業から撤退している。無策のために各地で自然破壊が問題化し、逆風に拍車をかける。
    そして、じわじわと原発回帰の動きが始まっている。
    「原発優先ルール」があり、電気が余りそうな日は再エネの発電が先に止められる。
    再エネの予算は減る一方だが、原子力関連予算は増え続けている。原発事故のあった2011年でさえ、原子力の研究予算は再エネの倍だった。
    日本政府はかつて「ニューサンシャイン計画」という新エネルギー開発計画を進め、太陽光発電システムの開発で日本は世界をリードしてきた。日本の太陽光パネルは、つい20年ほど前までは世界シェアの5割以上を占めていたほどだ。
    ところが、長期的な戦略がなかった日本は、中国にシェアを奪われてしまう。
    世界最大の電力源が再エネとなり、世界各国が再エネを拡大しているのに、日本だけが再エネを妨げられ、原発回帰しているのだ。

    安全保障の上からも原発回帰には懸念がある。世界各地で戦争が起きる中、原発や核施設は攻撃のターゲットになる。エネルギー自給率を高めるには再エネに注力する必要があるが、原発の燃料となるウランは100%輸入に頼っている。
    安全保障を重視するはずの高市政権は、真逆のことをしているのである。
    なぜ、日本は原発に回帰するのか?――この謎を突き詰めていくと、巨大な利権、場当たり的な日本政府の無策が浮かび上がってくる。

    本書では、原発事故に遭って故郷を追われながらも再エネ事業で第二の人生を歩み始めた被災者の感動的な人生ストーリー、農家と共同で再エネ事業に乗り出した女性の成功と挫折など、さまざまな人間ドラマも紹介される。
    そうしたドラマと並行して、原発利権の闇にも迫る。
    理不尽な圧力を受けて記者職を外されながらも、必死で現場を取材し続けた著者の執念が光る作品だ。
  • 揺らぐ独裁体制

    北朝鮮、最終局面。暴発か? 転落か?
    北朝鮮から「敵認定」された朝日新聞記者が秘密国家の実態に迫る!

    娘 ジュエ VS 妹 与正
    トランプはどう動く?
    利権を貪る「赤い貴族」

    金正恩の娘ジュエへの後継作業が進む北朝鮮。中国やロシアとの関係が改善し、ウクライナ戦争特需で経済も安定しているかに見える。
    しかし、金日成の血を引くファミリーと終身独裁体制は危機を迎えているのだ。巨大な「劇場国家」の実態を暴く。
  • 1冊で病気とは無縁の人生に

    「週刊文春」の人気連載が新書化。長寿研究の第一人者が研究成果を余すことなく公開。楽しい老後を過ごすためのメソッドを紹介する。

    【目次】
    はじめに 長寿の秘訣は血と骨にあり

    食事編
    1 血圧を気にし過ぎて極端な減塩はしなくていい
    2 カルシウムだけで骨は強くならない
    3 魚で動脈硬化の対策を
    4 筋肉を作る“最適肉”を選ぶ
    5 野菜は天然の降圧剤だ
    6 理想の朝食を考える
    7 血糖値スパイクを防ぐ米の食べ方
    8 麺の食べ過ぎは歯周病のもと
    9 水分補給の最適解
    10 調味料で血圧を下げる
    11 フルーツで血管をしなやかに保つ
    12 食物繊維で大腸がんを予防する
    13 健康長寿を目指す1日4食生活のススメ

    病気編
    1 高血圧の最新研究を読み解く
    2 ビタミンDで心筋梗塞を予防せよ
    3 脳梗塞の防衛術を探る
    4 スマホで認知症を防ぐ
    5 誤嚥性肺炎から命を守る習慣
    6 冬も夏も注意したい食中毒のリスク
    7 避けて通れぬ白内障から目を守る
    8 歯周病の放置で認知症に
    9 皮膚炎から肌を守る知恵
    10 尿管結石と腎盂腎炎に抗う
    11 健康寿命を左右する骨卒中の恐怖
    12 腰痛を悪化させるNG習慣

    おわりに ほんの少しの生活の見直しで健康長寿は可能
  • 地下アイドル、ホスト、アニメ…暴走する「推し活」

    なぜ彼らは苦しくても「推し」続けるのか
    AKB、ホスト、VTuber、アニメキャラ、ゲーム、地下アイドル、AV女優、ビジュアル系バンド…

    当事者への取材を重ねた「推し活」の現在地

    「推し」という言葉は、「好きなものを応援する」ポジティブな言葉として使われることが多い。
    だが、アニメグッズを購入したり、アイドルのコンサートに参加したりすることだけでなく、たとえば地下アイドルライブでのチェキの大量購入、ホストクラブやメンズ・コンセプトカフェでの過激な売り掛けなどを表す際にもこの言葉は使われている。
    少なくとも、言葉のうえでは、学生のささやかな「推し」と、身を滅ぼすほどの出費をともなう「推し」は地続きだ。

    「高田馬場ライバー刺殺事件」をはじめ、「推し」を端緒とした刑事事件も発生している。その精神性の根が同じであるならば、私たちは「推し」とは何かを慎重に見極める必要がある。
    実際に「推し」によって人生を大きく変える選択をした人々の言葉に耳を傾けることで、「推し」の何が人々を病的なまでにエスカレートさせていくのかを探る。
  • あなたを狙う犯罪者はジャングルの奥にいる!

    世界各国の若者たちが強制労働させられる「詐欺団地」に潜入。闇カジノ、売春窟を牛耳る中国マフィア、反政府勢力の実態に迫る。
  • ごぼう抜きランナーたちの素顔に迫る

    生きるためには走るしかなかった――
    箱根駅伝「花の2区」を駆け抜けたケニア人留学生たちのドラマ。

    箱根駅伝のエース区間「花の2区」を誰よりも速く駆け抜けたにもかかわらず、私たちは彼らの家族、兄弟、故郷、友人、そして来日の方法などについて何ひとつ知らない。正月のテレビ画面に「見えている」のに「視えない存在」――ケニア人留学生の謎を追ってアフリカの大地を訪ね歩いた。

    ●箱根2区の区間記録保持者、リチャード・エティーリの素顔
    ●マラソン五輪金メダリスト、元仙台育英のサムエル・ワンジルの死
    ●陸上ファンの間で疑問視されてきた謎の高校「ガル高校」の真相

    現地取材で徹底レポート。
  • 大河「豊臣兄弟!」より面白い日本史講義

    今の日本に必要な「人を動かす」極意

    * 人と技術に「投資」
    * 「最速」は「最強に通ず
    * 「稼ぐ知恵」を配る
    * 「分身」を活用せよ
    * トップ自ら「おもてなし」

    大河ドラマより面白い!! 令和の太閤記

    「豊臣ブラザーズ」の人生は学びが多い。(中略)
    豊臣ブラザーズは永続して貴族になったファミリーの生まれではありませんでした。であるにもかかわらず、彼らは巧みに天下を獲りました。この国にあって、どのような生き方をすれば、いかなる性格を持ってすれば、このような出世の階段を駆け上がることが可能なのか。歴史家としては、この謎を解き明かして、世間の目にさらしたい衝動に駆られます。(本書「はじめに 歴史から得られるヒント」より)
  • 1,400(税込)
    著:
    中野京子
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    名画に隠された「希望」の物語を読み解く!

    悲劇の王妃にも、狂気の画家にも、「希望」に溢れた日々があった――「怖い絵」の中野京子が送る、人間讃歌にして新境地の名画解説。
  • 1,001(税込)
    著:
    小林順二郎
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    がんよりも血管の病気で死ぬ人のほうが多い!

    脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、大動脈瘤……日本人の四分の一は血管の病気で死ぬ。血管を若々しく保って健康寿命を延ばす秘訣とは。

    序 章 日本人の四分の一は血管の病気で死ぬ
    第1章 自分の血管年齢を知っていますか
    第2章 血管――性差と個人差の科学
    第3章 見逃されがちな血管の敵――最新の知見から
    第4章 リスク因子と代表的な疾患
    第5章 血管年齢チェックシート――小林式スコアリング・システム
    第6章 歯周病と血管の深い関係――口腔ケアが全身を守る
    第7章 血管を元気に保つ食事
    第8章 運動・ストレスと血管年齢
    第9章 血管の健康に理想の暮らし
  • 【「AIでよくない?」と思っているあなたに】

    言語学で考える
    「英語を学ぶ」とはどういうことか

    AIで翻訳も通訳もできるこの時代。英語力は必要だけど、もう勉強する必要なくない? AIでよくない? ――そんな疑問が出てくるのは当然だろう。しかし、ことばが持つ機能はコミュニケーションの道具としてだけではない。忘れてならないのは、ことばは思考の道具でもあるということだ。もしそれが、私たちのものの見方や世界の捉え方を形作っているとしたら。

    今後AIがいかに発展しようとも決して失われない、英語を、外国語を学ぶ意義とは。本書は「認知言語学」に基づき、言語と思考、言語と文化に焦点を当てながら、ことばの興味深い側面を見ていく。

    ●目次
    はじめに
    第一章「再興バベルの塔」
    第二章「ことばは心を映す鏡」
    第三章「話すために考える」
    第四章「過程を重視する日本語文化」
    第五章「情に心を寄せる日本文化」
    第六章「自己中心的な日本語文化」
    第七章「AI時代だからこそ外国語教育を」
    おわりに

    本書のトピック
    → 容疑者は「男」で、被害者は「男性」
    →「回らない寿司」における概念基層
    →「週休二日」と "five-day workweek"
    → ウサギ・アヒルの図、恒常仮定の罠
    → 風呂上がりのタオル 「拭く」か "dry" か
    →『雪国』冒頭部の日・英語間の違い
    etc.
  • 1,100(税込)
    著:
    川田稔
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    総力戦の時代、日本にどんな選択があったか

    昭和史に新たな光をあてる!

    昭和10年、人事抗争の末、陸軍省内で殺害された陸軍の最高頭脳、永田鉄山。彼が挑んだのは「国を守るための戦争か、戦争のための国家か?」という総力戦のパラドックスだった。その永田の国家総動員体制論と、国家観として、正面からぶつかったのが美濃部達吉「天皇機関説」であった。
    トランプの関税外交ひとつとっても、国家と国家が、経済、政治、外交など
    総力でぶつかり合う「総力戦」は、実は現代の世界にも通じる難問にほかならない。総力戦の時代、日本にどのような選択があり得るのか?

    〈ひとたび総力戦が開始されると、国家の存続、国民の安全のためには、その国の軍事、経済、政治、社会生活、文化などのすべてを動員して戦わなければならない。これが「総力戦」の出発点のはずである。ところが、総力戦を前提とすると、「国民と国家を守るための戦争」であるはずのものが、「戦争のための国家」へと反転してしまう。それは、「国家総力戦」自体がもつ不条理の反映でもあった。国家の全てを賭けて戦わなければ生き残れない、という過酷な現実にいかに対応するか、という難問が、永田のテーマだった。〉(「はじめに」より)
  • 受け方がガラッと変わる

    血圧、血糖値、コレステロール……健康診断を活かせていない人があまりに多い! 深刻な病気を防ぐための画期的な活用術を徹底紹介。

    がん検診は便潜血検査がマスト
    血糖値は万能ではない
    血圧は“差”を見よ
    C判定は逆転のチャンス
  • 先送りされてきた問題と解決への処方箋

    いまも真っ只中の”令和の米騒動”。米価格の値上がりは政府備蓄米の放出、輸入拡大などでいったん沈静化したように見えつつも、市場への米供給が足りていないことが明白になった。温暖化による米の不作もその一因だが、より根深いのは長年にわたって推し進められてきた減反政策、アメリカからの米の輸入圧力を飲み、農家の収入不足、高齢化問題などに積極的な策を講じなかった農政の失敗という構造的な要因だ。

    この数年でパンデミックを経て戦争が頻発し、インフレが問題になり、関税交渉の中でコメの輸入措置を飲むことにもなった。恒常化しつつある酷暑で米の不作が大きなリスクとなっている。農政の大きな転換ははかられるのか? 先送りされてきた日本人の主食・米をめぐる問題をどう着地させたらいいのか。
    『食の戦争』がベストセラーとなった第一人者の著者による構造分析と緊急提言!

    目次
    第1章 米がない国、日本 令和の米騒動とは何か
    第2章 コメ農家が消える日
    第3章 クワトロショックの時代 世界情勢と日本農業の危機
    第4章 戦後農政の落とし穴 自給率低下の構造
    第5章 再生への道 自立した農と食を取り戻す
  • 950(税込)
    著:
    橋本淳司
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    日本の水が奪われる!

    AIデータセンター、半導体工場…日本各地でも急増するこれらの施設で膨大な水が消費されている。

    水資源の支配者が国家から企業へ移ることで生まれる、新たな不均衡や地政学的緊張――新しい「水の戦争」が始まっているのだ。

    私たちの生活と無関係ではないその現状をリポート。

    目次
    激化する水を巡る争い
    ◎AIデータセンターに半導体工場 テック企業が水を飲み干す
    ◎2020年に先物取引が開始 投資対象となった水
    ◎軍事攻撃、サイバー攻撃 標的にされる水インフラ
    ◎アジア、中東、アフリカ・ナイル 繰り広げられてきた水争奪戦
    ◎企業vs.自治体住民 地下水や灌漑用水をめぐる見えない綱引き
    ◎外資に買われる日本の土地 目的は安定した水資源の確保
  • 英語版以外の25カ国で翻訳され、日本でも累計9万部のベストセラー『西洋の敗北』の著者、エマニュエル・トッドの最新作。

    〈私の多くの予言のなかでも「西洋の敗北」は、最もすぐに実現したものです。しかし「西洋の敗北」が具体的にどんな形をとるかは予言していません〉とトッド氏自身が述べているように、問題は、「西洋の敗北」がどんな形で現れるかだ。
    すでに起きているウクライナ戦争、イスラエル・イラン紛争、トランプ関税、米欧の分裂と対立は、いずれも「西洋の敗北」が現実化したものである。
    さらに今後、起きるのは、NATOの決裂か? ドル基軸体制の終焉か? 米国覇権の崩壊か? そして日米同盟はどうなるのか?
    「西洋の敗北」「西洋の分裂」を受けて、日本はどうすればよいのか?
    トッド氏はこう指摘する。
    〈日本がかなり困難な状況にあることは間違いありません。米国が当てにならないなかで、中国と対峙しなければならないからです。
    現状で私がお勧めしたいのは、欧州と米国のヒステリーに極力関わらず何もせずに静観すること、しかし密かに核武装を進めることです。
    米国が自国の核を使って日本を守ることは絶対にあり得ない。核は「持たないか」「自前で持つか」以外に選択肢はないのです〉
  • 混迷をきわめる国際政治に一石は投じられるか

    ローマ教皇フランシスコが帰天し、アメリカ人初となる(267代)ローマ教皇が新たに選出された。フランシスコと同じく南米での活動が長く、前教皇の貧しい人々に寄り添う路線を引き継ぐと目されるレオ14世とはいかなる人物か?

    映画『教皇選挙』のヒットに続き、フランシスコ葬儀の場でのトランプとゼレンスキーの会談、ヴァンス米副大統領を批判するレオ14世のXでの発言など、国際政治とのクロスにおいてもローマ教皇が再び注目を集めている。

    学者から転身したベネディクト16世、世界の分断に橋をかけようと奮闘したフランシスコ、そして19世紀末のレオ13世の名を引き継ぐレオ14世――『聖書』に登場するイエスの使徒ペトロ以降、2000年以上連綿とバトンが受け継がれてきたローマ教皇とはいかなる存在か。混迷をきわめる国際政治に一石は投じられるのか。
    トマス・アクィナスの研究者であり神学者・哲学者の著者が、フランシスコの遺産とともに綴る現代ローマ教皇論。

    目次
    第1章 SNS時代の教皇
    第2章 フランシスコからレオ十四世へ
    第3章 教皇フランシスコーー「橋を架ける」――
    第4章 レオ十四世――「落ち着かない心」――
    第5章 ベネディクト十六世――信仰・希望・愛――
  • 常識は変わる。あなたは変化に対応できるか

    挨拶、ビジネス、食事、冠婚葬祭……。
    世界の「慣習」と「タブー」を知る決定版。

    累計80万部突破のシリーズ最新作。
    あなたの常識は世界の「非常識」!?
    「常識」や「タブー」には、文化の深奥に迫る鍵が隠されている。
    10万部突破の旧版をアップデートし、『色彩の世界地図』のエッセンスを
    カラーで増補した決定版。「マナーとタブーの小事典」つき。

    【目次より】
    ・トランプ大統領率いる共和党の「赤」の謎
    ・ギリシャ人のノーは頭を後ろにそらす
    ・ドイツで「18」が車のナンバーに使えない理由
    ・イスラームでは子どもの頭をなでてはいけない
  • イスラエル国防軍出身者が警鐘を鳴らす

    戦場は、スマホと脳だ!
    日本に仕掛けられる工作の手口と対策を、元イスラエル諜報部員が暴く!

    X TikTok Facebook…
    中国、ロシア…
    炎上、陰謀論…

    日本は被害者なのに、世界中から侵略者と認識され、
    国際的な支持を得られない立場に追い込まれてしまう――。
    このまま対策をしなければ、このような事態が数年後に起こる。

    誰もがスマホでソーシャルメディアを使っているなか、
    人間の脳や心をターゲットにした「認知戦」や「影響力工作」の脅威が増している。
    イスラエルの諜報機関で実務経験を重ねた第一人者が、中国やロシアなどによる工作の手口と対抗策を初めて明かす。

    ・中国とロシアは「ALPS処理水」を悪用した
    ・トランプ大統領が再選のために使った手法とは?
    ・中国は自動車業界でもキャンペーンを展開
    ・「反原発」をソ連、ロシアが支援していた理由
    ・アフリカで「政権転覆」したロシアの次の標的は?
    ・中ロにとって「役に立つ馬鹿」
    ・TikTokやタクシーアプリに警戒せよ!
    ・日本、ルーマニア…選挙で極右が台頭する背景

    ■目次
    序  日本は認知戦に備えよ 奥山真司
    第1章 これが認知戦だ 
    第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関
    第3章 中国 日本にいちばん近い脅威 
    第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜 
    第5章 認知戦への対抗措置
    終章  残された時間は少ない
    おわりに  日本は「マインドセット」の入れ替えを 奥山真司
  • トランプ関税の本当の狙いを徹底解明

    世界を揺るがせた「トランプ・ショック」。
    この唐突な関税措置に対して、こう考えている人は少なくないだろう。

    <自由貿易というリベラルな国際経済秩序は、アメリカを含む世界各国に利益をもたらしており、堅持すべきだ>
    <トランプは「取引」によって、短期的な利益を上げることしか考えていない>
    <リベラルな国際経済秩序に反するトランプ政権の行動は、ドルの急落を招く。経済指標が悪化すれば、アメリカは翻意するかもしれない>

    本書で示されているのは、これらとはまったく違う認識である。
    まず言えるのは、既存の国際経済システムには致命的な欠陥があるということだ――

    「通貨」という視点から、世界経済の歴史的な構造変化を徹底分析。
    本書を読むことで、世界経済についての解像度が上がる!
  • 第一人者に学ぶ、本当の昭和史とは――

    昭和史研究の第一人者である著者が、2000年以降に月刊『文藝春秋』誌上に寄稿してきた怜悧な論考の数々、さらには繰り広げてきた対談、鼎談、座談会、計100本余から15篇を精選して集成。その多岐にわたる内容は縦横に古今東西を往還し、その揺るぎない筆致は激動の時代に役割を負った人間を見つめる厳しさと温かさに満ちている。
    東條英機、瀬島龍三、後藤田正晴、二・二六事件、真珠湾攻撃、シベリア抑留、昭和天皇の御聖断……。さらには天皇御製で読み解く昭和、帝国陸軍軍人の品格、戦艦大和と福島原発など、日本近現代史のエッセンスを学びつつ、著者の昭和史研究の原点と矜持にもふれる昭和100年、戦後80年の特別企画。
  • ベストセラー『運』に続く“最強の遺言”

    北尾吉孝、似鳥昭雄、藤田晋、入山章栄……
    ドン・キホーテ創業者の安田隆夫氏が、異能の創業経営者・経営学者を相手に、熱き“知的格闘技戦”を繰り広げる対談集。

    ●まえがき

    本書はおそらく私にとって最後の作品になるが、いま私のなかで改めて、一つの確信が深まっている。
    それは、積極的にリスクを取り、挑戦を続ける者だけが、仕事や人生において「勝利」を掴めるということだ。
    しかも、目指すべきは単なる「勝利」ではない。「圧勝」である。勝って勝って勝ちまくり、「これでもか」という気迫で大勝ちを取りにいかなければならない。私はこれを「圧勝の美学」と呼んでいる。
    そうやって目一杯の果実を収穫しておけば、不運が巡ってきたときに耐え忍べるし、思いきった挑戦をすることも可能になるのだ。
    これは一個人の人生だけでなく、日本という国全体にも通じる考えである。
    読者の皆さんがこの対談集に感化され、自分だけの“革命”を起こそうと、一歩踏み出す勇気や元気を持つことができれば幸いである。

    ●目次(一部)

    第一章 ビジョナリーカンパニーと創業経営
    ×北尾吉孝(SBIホールディングス会長兼社長)

    第二章 異能の創業経営者の驚くべき精神構造
    ×似鳥昭雄(ニトリホールディングス会長)

    第三章 経営のことは全て「麻雀」から学んだ
    ×藤田晋(サイバーエージェント社長)

    第四章 狩猟本能とリーダーシップ
    ×入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)
  • 北朝鮮の歴史から消された大阪・鶴橋育ちの少女の愛と死

    圧倒的取材力!親族の新証言、晩年の衝撃写真も収録し、高容姫の激動の人生を追うノンフィクション

    北朝鮮の最高指導者、金正恩総書記の母である高容姫は、大阪で生まれ、鶴橋のコリアタウンで育った。北朝鮮に「帰国」したあと、その美貌でトップレディの座を射止め、故金正日総書記との間で金正恩をはじめ2男1女を産み、育てた。
    だが、北朝鮮では誰でも彼女のことを知っているのに、口にするのはタブー中のタブーだ。
    なぜ、高容姫は北朝鮮の歴史から抹殺されてしまったのか?
    そんな高容姫について、著者は粘り強い取材で謎を解き明かしてゆく。
    日本にいる「金正恩の伯父」に初めてインタビューし、高容姫の複雑な家族関係を直接語ってもらっている。日本で住んでいた家も初めて特定できた。
    北朝鮮に「帰国」するために高容姫の乗った船が、新潟港を出発する写真も入手した。容姫がまだ幼い正哲、与正とともに写った貴重なショットもある。
    高容姫は晩年、乳がんを患いパリの病院で治療を受けていた。その時の写真も関係者から入手した。晩年の面影は、驚くほど現在の正恩にそっくりだ。これらの写真には、金正恩も無関心ではいられないだろう。
    高容姫は日本での生活を懐かしみ、個人的に日本にお忍び旅行にも来ている。子どもたちには日本のことを話し、日本語を教えていた。正恩にとって日本は「千年の宿敵」などではなく「親族が住む隣国」である。その深いつながりは、日朝の今後を考える上で、貴重な接点になる可能性もある。
  • その時、会社は豹変する!

    過労死防止法が制定され、「働き方改革」が叫ばれるなかでも後を絶たない日本の過労死。しかもそれは、電通、三菱電機、東芝、NHKといった大企業内でも繰り返し起き、まったく同じ部署で二度目が発生したケースも存在する。
    「働き方改革」が労働強化と自己責任化を迫り、テクノロジーの伸展が過労うつや自死を加速させる逆説。労災の賠償金が企業内でコスト化され、その減額を争う訴訟では「命の値段」の差別化が進むディストピア的風潮も生んでいる。そのほか近年急増している「発達障害いじめ」や「ハラスメントうつ」事案など、過労死のすそ野は多様化の様相を呈する。
    そして不幸にして過労死に至ったケースでも、その門前には遺族が労災申請しなければ、「何も起こっていないのと同じ」という“親告罪”的ハードルが立ちはだかる。残業が月100時間を超えていた証拠があっても、会社を告発する痛切な遺書が残されていようとも、労基署がみずから調査にやって来ることはない。また、たとえ申請が通って労災を認められても、会社を民事で訴えて勝たない限り会社が直接のペナルティを受けることもない。しかもその法廷では賠償額を極小化したい会社側により、徹底的に故人の過失や脆弱性が挙げつらわれ、同僚への箝口令、証拠隠しは勿論、失恋や家庭内の問題といった個人的理由をでっち上げるなど、遺族のメンタルまで破壊される地獄が待つ。
    企業の「使い潰し」労務管理を告発してきた著者が、過労死遺族からしばしば聞いてきた「私の夫は二度殺されました」という言葉。その言葉が意味する非情な実態を、多くの過労死事例とその後の訴訟経過をあわせルポする。
  • 二つの戦争、そして戦後国際秩序の行方は

    ロシアによるウクライナ侵攻とイスラエルによるパレスチナへの非人道的な攻撃。目まぐるしく国際情勢が変化するなか、この二つの戦争に向き合い、プーチンとネタニヤフに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)。日本人として初めてそのトップに就任した著者は、ほどなくしてプーチンから逆指名手配を受けることにもなった。さらにはトランプ大統領の大統領令による経済制裁の脅威にさらされるなど、世界規模の戦争犯罪に向き合ってきた国際刑事裁判所はいま、存続の危機にある。

    第二次世界大戦後にホロコーストに向き合ったニュルンベルク裁判、日本の戦争責任を裁いた東京裁判。二つの軍事法廷裁判にルーツをもち、国際平和秩序を守ろうと奮闘してきた国際刑事裁判所とはいかなる機関か。二つの戦争という異例の事態にどう向き合ったのか。「世界の警察」アメリカが過去のものになりつつある戦後国際秩序の行方とは――。

    「世界で起きていることが日本では起きないとは限らない」。「力による支配」がむき出しになりつつある今こそ「法の支配」による安全保障が必要だ。
    「ウクライナ戦争の勃発で完全に覚醒した」と語る赤根さんが、その奮闘を通じて未来への責任を語りかける。

     ※本書電子書籍版は刊行後の国際情勢の変化を鑑み、2025年10月に記述の一部を更新しました。
  • 不登校問題の解決バイブルの決定版!

    本来なら学校に行っているはずのわが子が毎日家にいる。その姿を見る親や家族は、これほどつらく悲しく、無念なことはないと言う。学校も、そこにいるはずの子どもがいない、寂しく残念なことだと嘆く。子どもの数は減りながら、不登校は全国あまねく、男女の別なく、親の職業にも関係なく、発生比率を高めて増え続けている。現在、地域で差はあるが、小学生は25人に1人、中学生は10人に1人が不登校のようだ。

    かなり長い年月、いくつかの心理職の資格を得て、市井の片隅で、新生児から大学生までの子どもたち、親や家族、そして教師などの教育相談(カウンセリング)に携わってきた。子どもたちが抱えるあらゆる問題に関わってきたが、昨今、特に多いのは不登校問題の相談依頼である。

    不登校問題に関する教育相談のねらいは再登校と再就学の実現である。それは、この問題の本質と個々の事例の問題の所在を正しく理解し、手だてを工夫し、手順に従い、知恵と感性をはたらかせれば、再登校と再就学はほぼ実現する。この書では、心理療法を学び、また数多くの臨床事例から習得した不登校問題の解決のための考え方や具体的な方策を明らかにする。

    また、これまでの教育相談で、子どもたち、親や家族、教師等からたくさんのことを学んだ。それらを基に、不登校を生まない子育てや学校教育のあり方、社会一般の人たちへの関与の願いなどの提言を行う。行政当局への要望等も付した。
  • 角界の名伯楽たり得た秘密を語る!

    二横綱をはじめ関取十二人を育て上げ、角界最大最強部屋となった伊勢ヶ濱部屋。関取に引き上げる確かな指導、逸材を全国に求めるスカウティング、相次ぐ合併にも部屋を“チーム”に纏め上げ、「応援してもらえる」工夫。そして照ノ富士を再起させた逸話など。元横綱旭富士が自らの半生とマネジメントの極意を語る。

    【目次】
    まえがき
    序 章 愛弟子・照ノ富士の引退
    第 1 章 ルーツ・青森 悪ガキ正也から近大まで
    第 2 章 漁師時代から“騙されて”入門まで
    第 3 章 横綱挑戦から現役引退まで
    第 4 章 新米親方として奮闘
    第 5 章 相撲部屋の経営術 初地方場所は大赤字
    第 6 章 部屋の土台作り スカウト
    第 7 章 吸収合併 宮城野部屋も
    第 8 章 チーム伊勢ヶ濱 コミュニケーションが大事
    第 9 章 新弟子が逃げた! 危機管理
    第 10 章 親方流の稽古指導
    第 11 章 日馬富士発掘から引退まで
    第 12 章 照ノ富士を説得した親方の経験談
    第 13 章 尊富士の初優勝 青森の地縁
    第 14 章 自分の夢 今の相撲界
    終 章 おかみ・淳子さんが見て来た風景
  • 離婚後も「ふたり親」という提案

    国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。「子どもの最善の利益」を第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。

    ◎離婚のトリセツ「共同養育計画合意書」収録

    ■■子ども、夫、妻、そして祖母――
    全国の離婚当事者の「声なき声」を集めた必読の書■■

    ・変わり果てた息子の姿(NIさん)
    ・残された絵本とベビー靴(MRさん)
    ・周到に準備された昼逃げ(MAさん)
    ・探偵を雇って妻と娘を探した(KHさん)
    ・身に覚えのないDVで即日「退去命令」(YSさん)
    ・措置入院を経て、執念で子どもを連れ戻した母親(SYさん)
    ・日時を決めても会えない(HWさん)
    ・親権と監護権を分けたことが裏目に(HYさん)
    ・マジックミラー室での対面(IYさん)
    ・罪悪感を持ちながら母親に会っていた(IRさん)
    ・パンツ一丁で逃げ出した(YMさん)
    …ほか

    「両親の離婚で子どもの心は置き去りにされてきた。子どもは物ではない。不幸のガラパゴスにおける最大の被害者は子どもである」(「はじめに」より)

    第一章 単独親権のもとでの悲劇
    第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界
    第三章 フェミニズムと共同親権反対運動
    第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道
    第五章 日本の家族の未来
  • 徳川幕府の生々しい権力構造がわかる!

    約260年続いた江戸時代、将軍、老中などの幕閣、そして側近がいかなる力関係にあったか。代々の側近を通して見えてくる幕府政治。
  • 950(税込)
    著:
    加藤文元
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    かつて数学を諦めた全ての大人へ贈る

    「数学って何が楽しいんですか」
    「なんか役に立ちますか」
    挑戦的な問いから始まった、ド文系の編集者と数学者の対話。
    ゼロ、無理数、負の数、素数……その始まりと歴史を紐解いていくと、数の新しい世界が見えてきた!
    大人の学び直しに最良の“新感覚”数学談義。

    ●目次
    はじめに 加藤文元vs.ド文系の編集者
     数学は“バトル・ロワイアル”の舞台
     まずは「数」から始めてみよう
     数学のド文系的楽しみ方
    第1章 数学の始まりは「割り算」
    第2章 ゼロは「・」だった
    第3章 無理数の発見
    第4章 負の数を受け入れる
    第5章 気まぐれな素数
    第6章 無限って必要ですか?
    第7章 abc予想という頂
    第8章 新しい数学は生まれるか
  • 子どもにとって本当に必要な体験とは何か?

    「体験格差」という言葉の響きがもつ薄気味悪さを手がかりに、
    大人たちを「体験の詰め込み教育」に駆り立てる「呪い」の正体に迫る!

    大学入試の変化や非認知能力ブームで、子どもの体験までもが課金ゲーム化している。親たちは体験の詰め込み教育に駆り立てられ、子どもたちは格差意識を刷り込まれる。まるで「体験消費社会」だ。

    体験をたくさんしたほうがいいと煽られた結果、お金のある家庭の子どもたちはたくさんの習い事をさせられ、かたやお金のない家庭の子どもたちは遊ぶ相手すらいない状態で地域に残される……。そんな、小学生たちの放課後の分断が、あるNPOの調査結果から浮かび上がってきた。

    著者は、100年以上の伝統があるキャンプから、プレーパーク、無料塾、駄菓子屋さんまで、体験を通した子どもたちの学びの現場を訪ねる。現場からは、「体験格差」という概念そのものに対する疑念や困惑や批判の声が相次いだ。

    本書は最後に、体験消費社会に対して3つの警告を発する。著者が発する3つの警告について、体験格差解消を掲げて活動する複数の団体からの回答もそのまま収録されている。
  • トランプ ヴァンス 石丸伸二 尹錫悦……
    なぜ破壊者は台頭するのか。

    「何かが間違っている」。そう主張し、政府やメディアなどを
    「既得権益化したエリート」として批判する“カウンターエリート”が
    支持を集め、世界中で地殻変動が始まっている。
    シリコンバレーで生まれた彼らの思想を手がかりに、
    その背景や論理、これから起こる変化を徹底解説。
    ニュース解説メディア『The HEADLINE』編集長、初の著書。

    ■トランプ2.0以後の世界を読み解く必読書■

    大統領に再選したドナルド・トランプ大統領、影響力が増すイーロン・マスク、
    ゼレンスキー会談で注目を集めた副大統領のJ.D.ヴァンス…
    彼らに共通するのは、既存の「リベラルな秩序」に挑戦するカウンターエリートという潮流だった。
    彼らは単なる「反エリート」ではなく、自らの「何かが間違っている」という主張を掲げ、
    支持を広げている。背景にあるのは、世界的投資家ピーター・ティールや
    暗黒啓蒙の思想家カーティス・ヤーヴィンらが支持する「奇妙な右翼サブカルチャー」だ――。
    なぜリベラルなシリコンバレーは、保守派に転向しつつあるのか?
    なぜ世界で同時多発的に、新たな政治家が台頭し、既存秩序を揺るがしているのか?石丸現象や兵庫県知事選、韓国の戒厳令などに共通する背景とは?
    リバタリアンからポッドキャストに台頭するマノスフィア文化、反Wokeまで
    広範な思想を読み解く。
  • 1,001(税込)
    著:
    鼠入昌史
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    終点の先に見えた「この国のかたち」

    「名前はよく聞くけど降りたことはない」
    そんな通勤路線の終着駅には何がある?

    文春オンラインの誕生から続く人気鉄道・紀行連載で、
    250駅以上訪ねてきた著者の「いま絶対に読みたい30駅」。
    どの駅も小1時間ほど歩いていれば、それぞれの角度で
    「埋もれていた日本」が見えてくる――。

    いつも乗っているその電車、終点まで行ったことはありますか?
    定期代+数百円ではじまる、日常の半歩先の小旅行。いつもの駅を通り過ぎたら出発です。

    ◆◆◆

    【登場駅例】
    自衛隊が出動して焼き払った「新木場」
    初代天皇の母は“日本初のサーファー”?「上総一ノ宮」
    万博を支えた「千里中央」に佇む廃墟
    「雲雀丘花屋敷」の知られざる駅統合“運命のジャンケン決戦”
    のぞみに通過される駅「三河安城」は“日本のデンマーク”?
    きっぷ1枚でヨーロッパまでつながった100年前の「敦賀」
    鉄道のない最大の町「鹿屋」に鉄道があった頃
    戦火に揺れた小さな列車「那覇」のケービン……
  • 1,001(税込)
    著:
    牧野愛博
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    逮捕、自殺…大統領が悲惨な末路を辿る韓国
    戒厳令、弾劾、逮捕……

    暴走する大統領か、反日左派か?

    韓国社会の闇に朝日新聞元ソウル支局長が迫る!

    第1章  非常戒厳、何が起きたのか 
    第2章  権力者の軍隊から国民の軍隊へ 
    第3章  歴代大統領の栄光と末路 
    第4章  韓国の民主主義は本物か
    第5章  北朝鮮と周辺国 韓国はこれからどうするのか
  • 「高偏差値エリート」はなぜ転落したのか?

    高学歴、高偏差値なのに……
    使えない・空気を読めない・ミスを連発
    するのはなぜなのか?

    難関校に合格するも休みがちに、大学で周囲から孤立、職場ではまったく評価されない。
    将来を約束されたエリートたちは、なぜ“転落”してしまったのか――。

    精神科教授として発達障害の患者に長年向き合ってきた岩波明氏によると、ここ10年あまり、これまでとは違うタイプの患者が目立って増えてきたという。
    高学歴で知的レベルが高く、有名校や一流企業に所属している。
    ところが些細なことがきっかけとなって、それまでの「人生経路」からドロップアウトしてしまう。
    彼らに共通しているのは、発達障害を抱えているということ。
    20世紀末から社会の「管理化」「デジタル化」が強力に進行し、規格からはずれた個人が簡単にあぶり出されるようになったのだ。

    数々の症例に接してきた精神科医である著者が、高学歴発達障害の人々の現状を浮き彫りにし、いかにして回復して社会復帰するか、“再生”に至るまでの道のりを提示する。
  • インドのしたたかさは古代からあった!

    紀元前2~4世紀の古代インド、マウリヤ王朝の宰相カウティリヤが著わしたとされる『実利論(アルタシャーストラ)』。マックス・ウェーバーが『職業としての政治』のなかで「カウティリヤの『実利論』に比べれば、マキャヴェリの『君主論』などたわいのないものである」と評した、冷徹なリアリズムにもとづく国家統治の要諦を論じた幻の書だ。

    その白眉は「マンダラ外交」と呼ばれる外交論。自国に直接境界を接する隣国は基本的に「敵対者」、隣国の隣国は友邦になり得る国、そのまた隣国は敵対者となり得る……という具合に円環状に広がって行く外交戦略論だ。

    単に「敵の敵は味方」と言うに止まらず、自国と敵対的な隣国の双方に接する「中間国」、また自国にも隣国にも接しない「中立国」を活用することの重要性とさまざまなケースでの対応策を提示。採るべき政策として、和平、戦争、静止、進軍、依投(他に寄る辺を求めること)、二重政策(和平と戦争を臨機応変に採用すること)という「六計」を、状況に応じて繰り出していくとする。これは現代インドにおいても当てはまる。

    その他、日本がまだ弥生時代の頃に、驚くほど緻密な官僚制を敷き、インテリジェンスなかでもスパイの効用をさまざまに論じている『実利論』を、筆者が兵法の古典『孫子』との比較や、ガンディー、ネルー、チャンドラ・ボース、あるいは現モディ政権のジャイシャンカル外相らの政治・外交を紐解きながら、現代インドの行動原理と併せ解説する。
  • 日本一百寿者が多い街の秘密に迫る!

    いま百寿者がいちばん多いのは沖縄ではない。京都府の北端、日本海の接する京丹後市が「百寿者の町」として注目されている。
    なにしろ百寿者の10万人当たりの割合は、全国平均で63・76人なのだが、当市は202・51人と、約3・3倍の数を誇る。
    そこで、どうして、この町に長寿者が多いのかという研究が、町をあげて始まったのである。

    本書は、百寿者たちが明かす「長寿の秘訣」の多数の肉声を紹介するものである。それを3つの観点からまとめてみた。
    (1)百寿者たちの運動と習慣
    (2)百寿者たちの生きがいと心
    (3)百寿者たちが実践する食生活の

    やはり、何を食べれば長生きする身体になるのかがポイントであろう。
    本書では、「百寿人生のレシピ」の題して、百寿者がこの土地で食べてきた食材・献立とそのレシピを詳細に紹介する。
    それに学べば、あなたの百寿者の仲間入りは間違いない!
  • 東大での講義をもとに歴史のポイントを語る

    東大史料編纂所に所属する本郷さんはふだん一般の学生への講義はありません。そのなかで2022年、東大駒場の教養課程(1,2年生)で、理系も含め、日本史専攻でない学生に「変革期にあらわれる日本のルール」をテーマに講義をしました。歴史はなぜ、いかにして動くのか? 東大での講義の内容をもとに、より分かりやすく、脱線もよりたっぷりと、新たに語り下ろしたものです。
  • 軍事の専門家が熱く語るアニメ・特撮の戦争

    「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」
    「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」
    「『風の谷ナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」
    「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母「赤城」と同じなのか」
    「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」……。
    アニメや特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。
    “虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらない――。
  • 「楽観」と「悲観」の中国経済を読み解く

    不動産バブルが崩壊し、今世紀最大の分岐点を迎えた中国経済。
    このまま衰退へと向かうのか、それとも、持ち前の粘り強さを発揮するのか?
    『幸福な監視国家・中国』で知られる気鋭の経済学者とジャーナリストが、ディープすぎる現地ルポと経済学の視点を通し、世界を翻弄する大国の「宿痾」を解き明かす。

    ◎「はじめに」より
    中国経済に関する書籍はしばしば、楽観論もしくは悲観論、どちらかに大きく偏りがちである。
    そうした中で本書の特徴は、不動産市場の低迷による需要の落ち込みと、EVをはじめとする新興産業の快進撃と生産過剰という二つの異なる問題を、中国経済が抱えている課題のいわばコインの裏と表としてとらえる点にある。
    なぜなら、これら二つの問題はいずれも「供給能力が過剰で、消費需要が不足しがちである」という中国経済の宿痾とも言うべき性質に起因しており、それが異なる形で顕在化したものにほかならないからだ。
    「光」と「影」は同じ問題から発しているのだ。

    ◎本書の内容
    ●1999年の着工以来、四半世紀も未完成のマンション
    ●陸の孤島にそびえ立つ巨大幽霊タワマン
    ●不動産危機によるチャイニーズドリームの終焉
    ●コロナ以降の金融・財政政策のチグハグさ
    ●バブルはなぜこれまで崩壊しなかったのか?
    ●「合理的バブル」が中国経済にもたらした歪み
    ●楽観ムードが消え、人々は借金返済と貯蓄に邁進
    ●スタバからコンビニコーヒーへ…消費ダウングレードが加速
    ●国家公務員は倍率87倍の狭き門に
    ●竹中平蔵が中国経済のキーパーソン?
    ●EV普及の裏にある「墓場」の存在
    ほか
  • 対米戦争を決した男は何を考えていたのか?

    田中は陸軍の中でも最も強硬に日米開戦を主張した人物です。参謀本部作戦部長という重要なポジションにあって、作戦立案の中心を担った田中は、国策決定上、大きな発言力を持ちました。
    なぜ圧倒的な国力差のある米国と戦わなければならないか。実はかなり開戦のギリギリまで、日本は、なんとか米国とは戦わない方法はないか、と検討を重ねています。しかし、田中は早くから米国との戦争を決意していました。
    現代の眼からは田中が唱えた「日米開戦すべし(そしてソ連も)」との主張は理解しがたいでしょう。しかも田中は同時にソ連とも戦うべきだ、と主張します。無理に決まっています(実際、陸軍も無理だと判断しました)。しかし田中は陸軍の頭脳ともいうべき参謀本部の、しかも作戦担当のトップだったのです。彼の対米開戦論は、参謀本部に結集した情報に基づき、彼なりのロジックで組み立てられたものでした。その論理とは何だったのか。
    参謀は、いかに勝利への答えが出ない状況でも、何か無理やりにでも、「これなら勝てる(可能性がないわけではないかも)」みたいなプランを出し続けなくてはなりません。田中はその仕事にきわめて精力的に取り組みました(その結果、日本を敗戦に導きます)。
    戦争の途中で、田中は軍務局長をぶん殴り、東条英機首相に「馬鹿者共」を罵声を投げつけて、ビルマに飛ばされてしまいますが、田中がいなくなると陸軍にはもう、「これなら勝てる(以下略)」を絞り出せる人はいなくなってしまいます。そのあと2年半くらい、日本はずるずると犠牲を出し続けて、負けます。そういう本です。是非ご一読を。
  • 日本復活のヒントがここに!

    あのジョージ・ソロスを大儲けさせた“伝説のコンサル”初の著書
    ヘッジファンドが見すえる中国の衰退、そして日本復活

    資産運用業界の“黒子”に徹してきた私が、なぜ初めて本を書くことにしたのか。
    それは、日本の方々に伝えたいメッセージがあるからです。
    ひとことで言えば、日本は今、数十年に一度のチャンスを迎えているということです。

    東西冷戦後の世界秩序を支えてきた「新自由主義」が崩壊し、勝者と敗者がひっくり返る“ゲームチェンジ”が起きているのだ――。マネーの奔流を30年近く見てきたコンサルタントによる初の著書。
  • 人が遺す生と言葉の宝庫に出会う!

    人は誰しも生きている間に言葉を遺すものだ。ましてやひとかどの人物ならば、その言葉はしばしば含蓄に富んでいる。
    送る側も、生前の偉人の言葉には激しく反応するから、追悼文はしばしば言葉の宝庫となる。
    そんな言葉を集めてみたいという動機のもとに編んだのが本書である。

    第一章では、松下幸之助、丸山眞男、石原裕次郎、千代の富士などの知られざる側面が、彼らを「師」と仰いでいた人物によって語られる。側近、もしくは身近な者だけに晒した「生の言葉」「生の姿」の迫力が凄い。
    第二章では、水木しげるの晩年と壮年の日々を、奥様と娘二人が思い起こす。手塚治虫への想い、水木作品が古びない理由などを語る。
    第三章で登場するのは美空ひばりである。最期の「不死鳥コンサート」に至るまでと、それを成し遂げたあとの凄まじいエピソードが明かされる。
    第四章で語られるのは、稀代の作家にして政治家であった石原慎太郎であるが、息子の目を通した素顔はわれわれが知る姿とはかけ離れている。「オレは思いっきり女々しく死んでいくんだ」の真意とは?
    第五章で阿川弘之を論じるのは、倉本聰氏である。氏にとっては、作品・人間・生き方・思想、そのすべてが好きで、まさに「師」以外の何物でもなかった。
    第六章で立花隆を語るのは佐藤優氏である。二人は共著をものしているのだが、最初から立花とは波長が合わなかったと追想する。最後に佐藤氏を立花に近づけたものは何だったのか。
    そして、本書では、保阪正康氏による半藤一利、澤地久枝氏による中村哲への追悼がつづく。

    追悼文は、送り送られる人たちの、人生の縮図なのである。
  • 元祖“スパルタ教育”の実態に迫る。
    格差を感じさせない、理想的な体制だった!?

    マキャベリが「最も優れた国制」、ルソーが「安定した社会」だと絶賛。
    プラトンが高評価し、ナチスが賛美。

    スパルタは、1000におよぶポリスが乱立する古代ギリシアにおいて
    軍事大国として君臨し、アテナイ(アテネ)と覇権を争っていた。
    なぜ長期間にわたって強国を維持することができたのか。
    賛美者が絶えない「理想の社会」の実像とは――。
  • モンゴメリ生誕150周年! 魅力を知り尽くした訳者による大人のための「赤毛のアン論」

    世界でこよなく愛され、大人の文学として再評価されるアン・ シリーズ。
    少女時代の『赤毛のアン』から、アンの息子三人が第一次大戦に出征する第八巻『アンの娘リラ』までの五十年をこえるアンの人生と、カナダの激動の時代を描いた大河小説。その魅力を、昨年完結した日本初の全文訳『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)を手がけ、話題を呼んだ著者が、八つの観点から解説する最新の「赤毛のアン論」。

    ◎目次
    はじめに
    一の扉 エピグラフと献辞
    二の扉 英文学
    三の扉 スコットランド民族
    四の扉 ケルトと「アーサー王伝説」
    五の扉 キリスト教
    六の扉 プリンス・エドワード島の歴史
    七の扉 カナダの政治
    八の扉 翻訳とモンゴメリ学会
    おわりに
    主要参考文献

    保守党と自由党の二大政党が対立するカナダで保守党支持のマシューとマリラに育てられたアンは、女性に初めて投票が認められる画期的な歴史に直面する。アンはその時代をどう見つめたのか? 知られざる政治文学としての一側面。
    また、シェイクスピア劇などの英文学を小説中に多数引用したモンゴメリの凝った仕掛け、アン・シリーズ各巻に登場する「アーサー王伝説」と円卓の騎士のロマンの輝き、ケルト文化とキリスト教の融合としての物語の魅力、愛すべき登場人物たちの民族、シリーズに描かれるカナダの歴史などを丁寧に謎ときしながら、『赤毛のアン』シリーズをこれから読む人の充実した手引きとして、再読する人には驚きと感動に満ちた一冊。
    プリンス・エドワード島などの写真・図版・地図66点収載の決定版!
  • 「がん闘病」のホンネとヒントが満載
    意外となかった!
    「おひとりさま」による
    「おひとりさま」のための
    新しい時代の「がん闘病記」

    59歳、独身、末期がんの医療ジャーナリスト。
    家事は全て自分でこなし、仕事を変わらず続け、趣味や海外旅行も楽しんでいる。
    いつかはやって来る最期の瞬間まで、自分のことは全て自分で決めたい。
    悲愴感ゼロ、前向きな気持ちになれる、新しい時代の「がん闘病記」。

    ●本書より

    おひとりさまの末期がん患者である僕は、身の回りのことを自分でしなければならない。
    これは一見面倒に見えるが、じつはありがたいことだと思っている。
    家族がいて、周囲に甘えられる環境だと、自分ですることが減って時間が余るので、その時間を利用してメソメソするようになるだろう。
    周囲もそんな患者に同情してメソメソするので、患者の周辺はメソメソで充満することになる。
    おひとりさまは、最期の瞬間まで自分で決断していかなければならないので、忙しくてメソメソしている余裕がない。落ち込んでいるヒマはないのだ。

    ●目次

    この1冊で「がん闘病」の流れが全てわかる

    第1章 検査がこわい
    第2章 後悔しない医師選び
    第3章 手術をためらう
    第4章 心身と生活の変化
    第5章 治療にかかるお金の真実
    第6章 最新医療との付き合い方
    第7章 抗がん剤がこわい
    第8章 終活がはじまる
    第9章 おひとりさまの死に場所選び

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