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『文藝春秋、1001円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全1063件

  • シリーズ18冊
    2001,701(税込)
    著:
    阿部智里
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ※こちらの電子書籍は2020年9月2日発売の文庫『烏百花 蛍の章』に収録している6篇のうち、1番目の短篇を電子化したものです。
    ※2020年9月2日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。

    新世代和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」外伝を電子書籍で配信!

    端午の節句で「角落とし」と呼ばれる神事の花形射手を務めた雪哉。その成長ぶりに驚いた桜花宮の筆頭女房・真赭の薄のもとに、思いがけない縁談の話が……。

    第四巻『空棺の烏』の舞台・勁草院での二年目にあたる草牙時代のエピソード。
  • シリーズ3冊
    01,901(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    注目の池井戸潤最新長編を最速・無料で試し読み!
    【電子版、紙書籍版とも4月24日(水)発売】

    逆境を、越えてゆけ

    池井戸潤の最新長編の舞台は、
    「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
    若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

    古豪・明誠学院大学陸上競技部。
    箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
    本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
    隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

    一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
    プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
    「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
  • シリーズ20冊
    5711,701(税込)
    著:
    夢枕獏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時は平安時代、京の都に安倍晴明という名高い陰陽師がいた。まだ闇が闇として残り、夜になれば人も、鬼も、物の怪も、同じ都の暗がりに、息をひそめて住んでいた時代だ。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決する。親友の源博雅は、霊感はまるでないが、刀では敵なしの強さ。力を合わせて物の怪に挑む。野村萬斎・主演で映画化された原作!
  • 東京、ひとり暮らし。生きるって楽しい!!! 「新しいことに挑戦したい」アラサーつづ井さんが決めたのは、ワクワクの上京生活! 健康のためトレーニングしていたら女武闘家になってしまったり、東京の犬と触れ合いたくて悶絶したり、ひとり暮らしで衰えた表情筋を鍛えるため工夫したり……大都会で新しい自分をどんどん発見していきます! シリーズ累計90万部、「腐女子のつづ井さん」「裸一貫! つづ井さん」に続く、自由に生きる女子の日常コメディ最新作が、ついに刊行!! 描きおろし50ページ以上を収録。
  • noteでも大人気! 米マイクロソフトのエンジニアが放つ最前線の仕事術

    頭が先、手は後。一流の仕事のカギは順序にある。
    ――楠木建(経営学者)

    知的生産へのリスペクトがイノベーションの源泉だ。
    ――落合陽一(メディアアーティスト)

    「怠惰であれ!」「早く失敗せよ」――
    米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアの著者が、超巨大クラウドの開発の最前線で学んだ思考法とは?
    “三流プログラマ”でもできた〈生産性爆上がり〉の技術!

    ・試行錯誤は「悪」。“基礎の理解”に時間をかける
    ・より少ない時間で価値を最大化する考え方とは?
    ・「準備」と「持ち帰り」をやめて、その場で解決する
    ・マルチタスクは生産性が最低なのでやらない
    ・“脳の負荷を減らす”コミュニケーションの極意
    ・コントリビュート文化で「感謝」の好循環を生む……etc.

    仕事と人生を「自分の手でコントロールする」最高のスキルがここに!
  • 1,400(税込)
    著:
    つづ井
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    「愛犬というのは、愛が犬のかたちをしているという意味です。」 いつも家族の中心にいて、ほほえみをくれた大きな犬・A。その先が短いと、ある日知らされて――…。にぎやかでやさしい、ふたりの最後の日々がはじまる。愛犬とのあたたかい記憶と介護生活、お別れの日までを描くコミックエッセイ。描きおろし60ページ以上を収録。
  • 特典 電子版だけのオリジナル画像付き!

    美人キャスターからのバレンタインプレゼント
    テレビでは見られない、グラビア満載!永久保存版スペシャルムック

    ●美脚満開!総勢30人以上のキャスターのグラビアで綴ります
    ●「NEWS ZERO」山岸舞彩、「めざましテレビ アクア」皆藤愛子、「めざましどようび」長野美郷他、人気キャスター豪華撮り下ろし
    ●小林麻央、吉田恵、高樹千佳子他、時代を作ったキャスターグラビア
    ●次世代を担う、注目お天気キャスター、現役女子大生キャスター
    ●NHK国際報道2015黒木奈々、特別グラビア&ロングインタビュー
    ●グラビアと取材頁で構成された、写真集的豪華ムック

    収録キャスター
    皆藤愛子、山岸舞彩、長野美郷、高見侑里、小林麻耶、小林麻央、新井恵理那、望月理恵、中田有紀、杉崎美香、伊藤綾子、潮田玲子、高樹千佳子、吉田恵、松本あゆ美、美馬怜子、八田亜矢子、岡副麻希、黒木奈々etc.

    「2月12日に発売されるこのムックは、一足早い私たちからのバレンタインプレゼントです。30人を超えるキャスターのグラビアと取材記事で構成されています。普段テレビでは見せない表情や衣装、ちょっとだけセクシーなものも入っているということなので、是非お手にとって見てみて下さい」(皆藤愛子)
  • 【この電子書籍は、2023年9月に配信を開始した『イーロン・マスク 上』『イーロン・マスク 下』をひとつのコンテンツにまとめた合本です。】

    Twitter買収、ウクライナ通信遮断の裏側……イーロン・マスク初の公式伝記。世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』の伝記作家だからこそ描けた傑作。「私は、苦しみが原点なのです」。

    各界著名人による推薦コメントも続々!

    「世界一ぶっ飛んだ男。それがイーロン・マスクです」(三木谷浩史氏)

    「生まれつき共感力を持たない男ゆえの過剰な成果を紐解く本」(ひろゆき氏)

    「崩壊も破滅も恐れない。この男ほど分析の厄介な天才はいなかっただろう」(ヤマザキマリ氏)

    「イーロン・マスクがいなかったら、私はもっと怠け者だっただろう。彼を除いて私を焦らせる人物はいない」(堀江貴文氏)

    「マスク氏の英断によって核戦争が防がれたのだ」(佐藤優氏)
  • 国民的人気を誇る若き官房長官。「彼が誰かの操り人形だとしたら?」そう感じた記者が、偽りの仮面に迫る
    圧倒的な魅力で、官房長官に上り詰めた青年代議士と秘書。彼らに違和感を持った女性記者が、隠された過去を暴くため、取材を重ねる。
  • ※2020年8月8日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。

    100万部突破! 大ヒットファンタジー「八咫烏シリーズ」
    第一部全6巻が一冊の合本に

    「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる、和風ファンタジー。2012年に史上最年少20歳で松本清張賞を受賞してデビューした阿部智里が毎年一冊刊行、2017年『弥栄の烏』で第一部が完結しました。平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎と、日本神話に通じる壮大な世界観をお楽しみ下さい。

    【収録作品】
    『烏に単は似合わない』(2014年6月刊、文春文庫)
    『烏は主を選ばない』(2015年6月刊、文春文庫)
    『黄金の烏』(2016年6月刊、文春文庫)
    『空棺の烏』(2017年6月刊、文春文庫)
    『玉依姫』(2018年5月刊、文春文庫)
    『弥栄の烏』(2019年5月刊、文春文庫)
  • 没後20年を記念して、夭逝した天才漫画家ねこぢるの全作品を電子化!

    一目見たら決して忘れられないキュートなネコ姉弟「にゃーこ」と「にゃっ太」が帰ってきた。「しっこ、ちっこ、ぴゅー、しゅー♪ アホ、バカ、死ね!!」。可愛いのにザンコク、下品なのに深遠、淡々としながらも超エキセントリック。1990年にデビューし、98年に31歳で死去するまでに描いた全作品を、上下巻1600ページに収めた超永久保存版。ラルク・アン・シェルのhydeをはじめ松尾スズキや中川翔子など多くのクリエイターが熱狂的に支持した、珠玉の作品群が電子書籍として甦る。

    上巻では、月刊「ガロ」でのデビュー作『ねこぢるうどん』、日常を猫目で「じぃーっ」と見つめたエッセイマンガ『ぢるぢる日記』、特殊漫画家・根本敬が「俗や日常の遠い彼方に魂が飛んだ」と絶賛する『つなみ』など約800ページを収録。

    (上巻の内容)
    ねこぢるうどん/ぢるぢる日記/ねこぢるだんご/ねこぢるせんべい/ぢるぢるご近所日記/つなみ/半魚人/かちく/ねこちゃん/ぢるぢる恐怖体験/ぢるぢるばなし/ぢるぢる新入社員他
  • シリーズ4冊
    8971,120(税込)

    鬼才スタンリー・キューブリック監督による映画化作品でも有名な、世界最高の「恐怖の物語」

    雪に閉ざされたホテルに棲む悪霊が、管理人一家を襲う。天才キングが圧倒的筆力で描き出す恐怖! これこそ幽霊屋敷もの、そして20世紀ホラー小説の金字塔
  • シリーズ10冊
    1,1001,200(税込)
    編:
    文學界編集部
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    ■6月号目次より

    【創作】
    尾崎世界観「転の声」
    プレミアは絶対に裏切らない―“転売される”ミュージシャンの後ろめたい興奮と欲望

    長嶋有「僕たちの保存」

    又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第6回

    後藤高志「今日があったという響き」2024年上半期同人雑誌優秀作

    【対談】
    加納愛子×町屋良平「正解がない面白さ」
    互いの新刊を手に、小説における言葉、笑い、面白さを語り尽くした初対談!

    奥泉光×島田雅彦 進行・江南亜美子「いま文学を学ぶ人たちへ」
    物語は人を動かす力を持つ。それを批評するのが文学だ―奥泉氏の近畿大学最終講義

    【リレーエッセイ 身体を記す】
    第5回 田中慎弥「蛇を飼う」

    【連載】
    松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」
    津野青嵐「『ファット』な身体」第4回
    石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」最終回

    【窓辺より】
    伊藤亜和「読書と生き方」
    大滝ジュンコ「村を体に落とし込む」

    【詩歌】
    岩田奎「舌」

    【強力連載陣】
    綿矢りさ/松浦寿輝/金原ひとみ/東畑開人/千葉雄喜/金川晋吾/西村紗知/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之

    【文學界図書室】
    間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』(水上文)

    表紙画=下山健太郎
    グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

    ※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
  • シリーズ39冊
    6122,400(税込)

    南アフリカ戦での奇跡の勝利で盛り上がるラグビー日本代表。日本ラグビーの歴史を変えた、指揮官エディー・ジョーンズのW杯直前インタビュー、主将、リーチ・マイケルと魂のキッカー、五郎丸歩の対談、日本代表全31選手名鑑、トンガ、アメリカなど対戦国の徹底分析、それぞれの試合の見所など、この一冊でラグビーW杯イングランド大会と日本代表の全てが分かる、完全読本です。(※電子版からは応募できないプレゼントなどがあります)
  • 1,701(税込)
    著:
    千葉雅也
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    あなたのセンスが良くなる本!
    哲学三部作のラストを飾る一冊がついに誕生

    服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。
    何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 

    音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。
    フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
    哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生!


    ――――――
     さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
     と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
    「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。
    ――――――
  • 放送作家・鈴木おさむが引退と同時に贈る、覚悟の一冊!
    これは「小説SMAP」である。

    メンバーの脱退、トップアイドルのまさかの結婚、
    誰にも言えなかった苦悩、戦い。
    国民的スターとして沢山の夢を与えてきた彼らの全てが、
    たった一夜の「放送」で壊れていった。そして日本中が悲しんだ解散。
    彼らと20年間走ってきた放送作家にしか書けなかった奇跡の物語。
    新たなテレビ文学、ここに誕生。 その先に明日はきっと、ある……。

    目次より
    第1章 素敵な夢をかなえておくれ
    第2章 あれからぼくたちは
    第3章 世界で二番目にスキだと話そう
    第4章 1・2・3・4 FIVE RESPECT
    第5章 WELCOME ようこそ日本へ
    第6章 とってもとっても僕のBEST FRIEND
    第7章 くじけずにがんばりましょう
    第8章 20160118
    第9章 もう明日が待っている
  • 村上さんが愛してやまないジャズ・レコードについて語る極上のエッセイ
    「僕の大好きなジャズ・レコード188枚のことを書きました」

    チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイ、スタン・ゲッツ……ジャズの黄金時代に数多くのジャケット・デザインを手がけた伝説的アーティスト、デヴィッド・ストーン・マーティン。彼がデザインしたレコードを敬愛し蒐集してきた村上さんが、所有する盤すべてをオールカラーで紹介。
    手にとって見ているだけで素敵な音楽が聞こえてくる、極上のジャズ・エッセイ。
  • 毎年大好評のひとり温泉特集4号分を一冊に、おいしいところをぎゅっとまとめてお届けします。
    新しい温泉の楽しみ方として、「ひとり温泉」を提案してきたCREAだから出せる、完全保存版ができました!

    ◆2017
    ひとりに優しい宿、増えてます!
    理由1 ひとり客のための部屋がある。
    理由2 とっておきの非日常に浸れる。
    理由3 ひとり時間を満喫できるしかけ。
    理由4 あの憧れの名宿も優しくなっていた。
    理由5 それでも迷ったら、旅館のよさもあるホテル。
    理由6 ひとりでも1万円台。だからリピート。
    ESSAY
    ヤマザキマリ「ひとり温泉でほんわか解説」

    ◆2018
    ひとりに優しい宿こそ、いい宿でした。
    1 昔からずっと。再発見の宿。
    2 やっぱり究極は10室前後。
    3 老舗の気品に触れる。
    4 ひとりで楽しみたい湯がある。
    5 ときには離れにひとりで。
    6 連泊したいアットホームな宿。
    7 自然の静寂ひとりじめ。
    COLUMN
    [アンケート]あなたのBestひとり温泉宿はどこですか?
    前田エマ/赤松佳珠子/ほしよりこ
    浅本充/伊藤大地/落合陽一/斉藤アリス

    ◆2019
    宿賢者が選んだ、ひとりにいい宿。
    KEYWORD_1
    きらりと光る個性に惹かれて
    KEYWORD_2
    ひとりだからこそ、極上の湯へ
    KEYWORD_3
    この時間の、忘れられない絶景
    KEYWORD_4
    ただいま、と言いたくなる宿
    ESSAY
    石井宏子「あらためて、ひとり温泉・ひとり宿」

    ◆2020
    ひとりで泊まりたい理由がある宿。
    1 暮らすように泊まる。
    2 一日中眺めていたい絶景がある。
    3 この味を求めてやってきました。
    4 日常を忘れられる、リセット宿。
    5 ひとり、名建築に浸る。
    6 1万円台、なのに満腹、満足。
    7 やっぱり効くお湯に入りたい。
    COLUMN
    はるばる行きたい、はしっこ温泉
    湯上がりに嬉しい冷たくて甘いもの。
    春夏秋冬を愛でる宿

    47都道府県ひとりにいい温泉宿250
  • 母・樹木希林と 父・内田裕也を たてつづけに喪った。
    虚しさ、混乱、放心状態、ブラックホール……。

    「人生の核心的登場人物を失い空っぽになった私は 人と出会いたい、と切望した」

    谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内 都 ヤマザキマリ 是枝裕和 窪島誠一郎 伊藤比呂美 横尾忠則 マツコ・デラックス シャルロット・ゲンズブール

    独りで歩き出す背中をそっと押す、15人との〈一対一の対話〉
  • 1,901(税込)
    著:
    今村昌弘
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける
    ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ

    小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
    ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。

    優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
    マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。

    捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。

    マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
    そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。

    死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
    こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
  • 爆笑と恐怖が交互に襲い来る強烈な歴史書

    梅毒には水銀風呂! 夜泣きする子にはアヘン! 水難事故にはタバコ浣腸! かつて人類の常識だった残念すぎる医療の全てがここに。

    〈最終的には次の簡単な問いを自問するといいだろう。その治療法には、信頼できるエビデンスがあると思うか? 副作用が出ても構わないか? それから忘れてはならない問いがもう一つ──治療費にいくらまで払えるか?
     実のところ、この本は何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史を、簡潔にまとめたものだ。言うまでもなく、「最悪の治療法」は今後も生み出されるだろう。〉(「はじめに」より)

    ※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 2,200(税込)
    著:
    川野芽生
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    それは、鉤爪や翼や魂が再びそなわった者たちの物語

    奇病が流行った。ある者は角を失くし、ある者は翼を失くし、ある者は鉤爪を失くし、ある者は尾を失くし、ある者は鱗を失くし、ある者は毛皮を失くし、ある者は魂を失くした。
    何千年の何千倍の時が経ち、突如として、失ったものを再び備える者たちが現れた。物語はそこから始まる――

    妊婦に翼が生え、あちらこちらに赤子を産み落としていたその時代。森の木の上に産み落とされた赤子は、鉤爪を持つ者たちに助けられ、長じて〈天使総督〉となる。一方、池に落ちた赤子を助けたのは、「有角老女頭部」を抱えて文書館から逃げだした若い写字生だった。文字を読めぬ「文字無シ魚」として文書館に雇われ、腕の血管に金のペン先を突き刺しながら極秘文書を書き写していた写字生は、「有角老女頭部」に血のインクを飛ばしてしまったことから、老女の言葉を感じ取れるようになったのだ。写字生と老女は拾った赤子に金のペン先をくわえさせて養うが、それが「〈金のペン先〉連続殺人事件」の発端だった……

    歌集『Lilith』、短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』、掌篇集『月面文字翻刻一例』の新鋭、初の幻想長編小説。
  • 1,801(税込)
    著:
    米澤穂信
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    米澤穂信、初の警察ミステリ!

    二度のミステリーランキング3冠(『満願』『王とサーカス』)と、『黒牢城』では史上初のミステリーランキング4冠を達成した米澤穂信さんが、ついに警察を舞台にした本格ミステリに乗り出しました。

    余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。
    群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。

    群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って“刺殺”したのか?(「崖の下」)

    榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか? (「命の恩」)

    太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か? なぜ放火は止まったのか? 犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……(「可燃物」)

    連続放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。
  • 「格差」とは何か?  世界的ベストセラー『21世紀の資本』著者による大注目作!
    世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。

    「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。

    その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。

    ・「社会は平等に向かうべき」との思想はいつ始まったのか
    ・所得格差が最も少ない地域、最も多い地域は?
    ・「所得格差」と「資産格差」について
    ・累進課税制度の衝撃
    ・世界のスーパーリッチたちの巨額税金逃れ問題について
    ・ジェンダー格差をどう考えるか?
    ・環境問題の本質とは、「自然資本の破壊」である
    ・炭素排出制限量において、取り入れるべきアイデア
    ・「戦争や疫病が平等を生む」という定説は本当か

    ――「持続可能な格差水準」は、存在するのだろうか?
  • シリーズ2冊
    2,801(税込)

    【恐怖の帝王、作家50周年を前に王道のSF巨弾が待望の邦訳!】

    異能の少年少女を拉致する謎の機関〈研究所〉。
    彼らは子供たちの超能力を利用して何を企図しているのか。
    冷酷なるくびきから逃れるため、少年は知恵をめぐらせる。

    ------------------------

    ミネソタ州ミネアポリスに暮らす12歳の少年ルークは、両親こそごく平凡だが、優秀な子供の特待校に通う神童だ。彼にはちょっとした特殊能力があった。ふとしたときに、周りのごく小さな物品をふれることなく動かしてしまうのだ。と言っても、それは他人が気づくほどのことでもない。

    一流大学MITの入学内定を勝ち取ったルークだが、ある夜、3人の不審な男女が眠る彼をかどわかす。目覚めたルークが見たのは、自分の部屋そっくりにしつらえられているが、何かが違う一室だった。扉の外は自宅とは似ても似つかぬ、古びた大きな施設。そこには様々な少年少女が拉致され、自室と似た部屋を与えられて戸惑いながら暮らしていた。

    目的も知れぬこの〈研究所〉で、残忍なスタッフや医師に、気分の悪くなる注射や暴力的な検査を繰り返される少年少女たち。彼らの共通点は「テレキネシス」か「テレパシー」の超能力を持っていることだった。

    ルークは黒人少女カリーシャ、反抗的な少年ニック、幼く泣き虫だが強いテレパシーをもつ男の子エイヴァリーらと知り合うが、一定期間検査を受けた子供はひとり、またひとりと〈研究所〉の別棟〈バックハーフ〉へ連れ去られ、決して帰ってこないのだった。ルークはこの不穏な施設からの逃亡計画を温めはじめる――。
  • 1,400(税込)
    著:
    市川沙央
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    私の身体は、生き抜いた時間の証として破壊されていく
    「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」

    圧倒的迫力&ユーモアで選考会に衝撃を与えた、第128回文學界新人賞受賞作。

    打たれ、刻まれ、いつまでも自分の中から消えない言葉たちでした。この小説が本になって存在する世界に行きたい、と強く望みました。
    ――村田沙耶香

    小説に込められた強大な熱量にねじ伏せられたかのようで、
    読後しばらく生きた心地がしなかった。
    ――金原ひとみ

    文字に刻まれた肉体を通して、
    書くという行為への怨嗟と快楽、
    その特権性と欺瞞が鮮明に浮かび上がる。
    ――青山七恵

    井沢釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲している。
    両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、あらゆる言葉を送りだす――。
  • 1,801(税込)
    著:
    五十嵐律人
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    変死事件で暴かれる町の秘密
    法律が絶対視される学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた少女の変死体。
    一連の事件の真相と共に、街に隠された秘密が浮かび上がる。

    僕(宏哉)と杏梨は、週に3回クリニックで人工透析治療を受けなければならない。そうしないと生命を維持できないからだ。ベッドを並べて透析を受ける時間は暇で、ぼくらは学校の噂話をして時間を潰す。

    僕らの通う鏡沢高校には校則がない。ただし、入学式のときに生徒手帳とともに分厚い六法を受け取る。校内のいたるところには監視カメラが設置されてもいる。
    髪色も服装も自由だし、タピオカミルクティーを持ち込んだって誰にも何も言われない。すべてが個人の自由だけれども、“法律”だけは犯してはいけないのだ。

    一見奇妙に見えるかもしれないが、僕らにとってはいたって普通のことだ。しかし、ある変死事件をきっかけに、鏡沢高校、そして僕らが住む街の秘密が暴かれていく――。

    『法廷遊戯』が映画化され注目を集める現役弁護士作家の特殊設定リーガルミステリー。
  • 1,701(税込)
    著:
    道尾秀介
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。

    第一章「明神の滝に祈ってはいけない」
    桃花はひとり明神の滝に向かっていた。一年前に忽然と姿を消した
    姉・緋里花のSNS裏アカウントを、昨晩見つけたためだ。
    失踪する直前の投稿を見た桃花には、
    あの日、大切にしていた「てりべあ先生」を連れて
    姉が明神の滝に願い事をしに行ったとしか思えない。
    手がかりを求めて向かった観瀑台で桃花が出会ったのは、
    滝の伝説を知る人物だった。

    第二章「首なし男を助けてはいけない」
    夏祭りの日、少年は二人の仲間を連れて大好きな伯父さんを訪ねる。
    今夜、親たちに内緒で行う肝試し、その言い出しっぺであるタニユウに
    「どっきり」を仕掛けるため、伯父さんに協力してもらうのだ。
    伯父さんは三十年近くも自室にひきこもって、奇妙な「首吊り人形」を作っている。
    その人形を借りて、タニユウの作り話に出てきたバケモノを出現させようというのだ。

    第三章「その映像を調べてはいけない」
    「昨夜……息子を殺しまして」。
    年老いた容疑者の自白によれば、
    息子の暴力に耐えかねて相手を刺し殺し、
    遺体を橋の上から川に流したという。
    だが、その遺体がどこにも見つからない。
    必死で捜索をつづける隈島刑事は、やがてある「決定的な映像」へとたどり着く。
    彼は先輩刑事とともに映像を分析しはじめ――
    しかし、それが刑事たちの運命を大きく変えていく。

    そして、書き下ろしの終章「????????はいけない」
    ――すべての謎がつながっていく。前作を凌ぐ、驚愕のラストが待つ!
    各話の最終ページにしかけられたトリックも、いよいよ鮮やかです。
  • 現地での撮影写真、多数収録!

    数々のスクープ写真で知られる報道カメラマンの不肖・宮嶋こと宮嶋茂樹さん。
    2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、日本メディアのほとんどが現地入りを躊躇していた3月5日、ポーランドから陸路でウクライナ入り。
    3月12日にはロシア軍が13キロまで迫っていたキーウへ。以降4月17日に出国するまで、ブチャ、イルピンなど各地で取材を続ける。
    5月中旬には再びウクライナへ。東部ハルキウを取材。

    激戦地の取材から見えてきた「戦争の真実」とは?

    ※本書には、遺体を含む戦争のショッキングな写真が掲載されています。ご了承の上、御覧下さい。
  • 究極の特殊設定ミステリ、文庫化!
    犯人を見つけるまで令嬢は何度も殺される。殺人の夜をタイムループし、関係者の人格を転移しながら真相を追え。阿津川辰海氏絶賛。

    ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ”独裁者の取り巻きは、独裁者に忖度して、重要な情報を伝えなくなる。
    これは、決して他人事ではありません。
    日本の政界でも企業の世界でもあることです。” ――「はじめに」より

    本書は、これまで「週刊文春」に連載してきたコラムの中からロシアやウクライナ、中国について取り上げてきた2014年から2022年までのものを再編、加筆修正したものです。今回の事態に至るまで、ロシアに何が起きていたのか。急成長した大国・中国で誕生した”独裁者”とは。激動する世界情勢の中で、日本は、私たちは、これからどうすればいいのか。それを考える一助となる一冊です。

    目次

    I 世界を驚かせたプーチンの暴挙 2022
    ・ウクライナはどんな国?
    ・解決のカギは「ミンスク合意」
    ・ウクライナをめぐる情報戦
    ・ロシアが承認する「国家」とは
    ・ロシアを金融封鎖する制裁
    ・ウクライナ軍、善戦の理由
    ・プーチンを宗教から分析する 他

    II すべてはクリミア併合から始まった 2014~2021
    ・戦争の火種クリミア半島
    ・クリミア半島はいま(前編)
    ・クリミア半島はいま(後編)
    ・「おそロシア」になってしまった
    ・ロシア軍の軍事演習が怪しい
    ・ロシア、またも元スパイ襲撃?
    ・トランプ、ロシアに猶予与え攻撃
    ・北方領土は二島返還?
    ・再び核開発競争へ
    ・究極の恐怖のミサイル爆発事故
    ・プーチン大統領、「院政」狙いか
    ・ロシア、またも毒物で襲撃事件
    ・ベラルーシ、難民を武器にした
    ・ロシア軍、ウクライナ侵攻? 他

    III 独裁者・習近平にどう対峙すべきか 2016~2021 他
  • 源頼朝と後白河法皇。中世の幕を開けたふたりの真実
    平家、義仲や義経は京を制圧しながらも敗れ、頼朝は遠く東国で幕府を樹立できた。頼朝が獲得した正当性とは。
    鎌倉幕府成立論の名著。

    源頼朝が幕府を樹立するためには、幾多の謎がある。挙兵直後に惨敗しながら、なぜ次々と武士が結集したのか。
    平家の追討軍に勝利しても、なぜ三年半も鎌倉を動かなかったのか。源義仲は京を制圧しながらなぜ敗れたのか。
    弟義経はなぜ逐われたのか。頼朝にとって後白河上皇はどのような存在なのか――。
    鎌倉幕府成立論に新たな地平を拓いた名著。

    解説・三田武繁
  • 観月ありさデビュー30周年記念写真集。14歳から現在まで。「ありさグラビア」の集大成!

    『伝説の少女』での歌手デビューから2021年5月で30年を迎える観月ありさ。
    そしてもう一つ。週刊文春「原色美女図鑑」初登場からも30年になる。
    初登場は1990年11月22日号のモノクロ2頁のグラビア。
    日曜日の朝、週刊文春編集部に集合して、会議室でメイクを行い、カメラマンの車で移動しながら丸の内のオフィス街などで撮影した。
    このグラビアが評判になり、1991年1月17日号の週刊文春巻頭カラー「原色美女図鑑」に“抜擢”される。
    2回目の撮影の日は、ありさの14歳の誕生日だった。

    それから30年、定期的に撮影された「原色美女図鑑 観月ありさ」グラビアを1冊にまとめたデジタル写真集!
    いつの時代も歩みを止めなかった彼女の姿がここにある。
    ※一部ページは写真の元データがなかったため、雑誌の頁をスキャンしてそのまま使用しています。そのため画質が荒れているページがあります。

    ※こちらは「無料試し読み版」です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。
  • 本書は不遜な歴史書だ!ギリシャの「科学」はポエムにすぎない。物理こそ科学のさきがけであり、科学の中の科学である。化学、生物学は物理学に数百年遅れていた。数学は科学とは違う――。1979年のノーベル物理学賞を受賞した著者が、テキサス大学の教養課程の学部生にむけて行っていた講義のノートをもとに綴られた本書は、欧米で科学者、歴史学者、哲学者をも巻きこんだ大論争の書となった。「美しくあれかし」というイデアから論理を打ち立てたギリシャの時代の哲学がいかに科学ではないか。アリストテレスやプラトンは、今日の基準からすればいかに誤っていたか。容赦なく現代の科学者の目で過去を裁くことで、「観察」「実験」「実証」をもとにした「科学」が成立するまでの歴史が姿を現す。解説・大栗博司 (理論物理学者)
  • 1,599(税込)
    2024/6/7 (金) 配信予定

    モフモフ、まるまる、キツネの子。
    大好きなうまなスティック、葉っぱの名刺、しゅわしゅわラムネ、初めてのプール遊び……幼いちくわの目に映る人間の世界は、驚きでいっぱい! 雑貨屋店主の正一さんの不器用な愛情に包まれて、相棒の猫のたびと今日も一緒に遊んでいます。かわいくて、癒される、ちくわの愛くるしい毎日。
    ちくわが正一さんと出会うまでの特別描きおろしも収録。
  • 2,200(税込)
    2024/5/15 (水) 配信予定
    著:
    岩井 圭也
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    奇人にして天才――カテゴライズ不能の「知の巨人」、その数奇な運命とは

    「知る」ことこそが「生きる」こと

    研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。
    博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。

    慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。
    人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。
    希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。
    世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。
    野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る!
  • 1,801(税込)
    2024/5/14 (火) 配信予定
    著:
    笹山敬輔
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    笑って笑って66年! 舞台、映画、テレビ……。伊東四朗はいつも「そこ」にいた

    粋にして骨太、スマートにして軽妙。てんぷくトリオ、電線音頭、笑ゥせぇるすまんから「おしん」の父親、白河法皇まで。
    当代一の喜劇役者・伊東四朗の「むかし・いま・これから」を約百年に亘る“東京喜劇史”を軸に鮮やかに描き出す本格的評伝。

    「喜劇にはあらゆる役が登場します。二枚目から老け役、女形、それこそ動物の役まで。
    喜劇をやっていれば、どんな役が来ても驚かなくなりますよ。だから私は、喜劇ができれば
    どんな役でもできると思っているんです」(本文より)

    目次
    第一章東京喜劇の現在
    第二章軽演劇とストリップ小屋の原風景
    第三章喜劇界のパラダイムシフト
    第四章「B級バラエティの王様」として疾走
    第五章笑ゥせぇるすまんから白河法皇まで――演技者・伊東四朗
    第六章  終わらない挑戦
  • 1,901(税込)
    2024/5/14 (火) 配信予定
    著:
    山上信吾
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    日本を駄目にした政治家と官僚は誰だ?
    前駐オーストラリア大使が40年間の外交官人生を懸けた覚悟の手記!

    「本書は、外交官としての私の遺言である。
    遺言である以上、かつての先輩、同僚、後輩との人間関係に遠慮して
    行儀よく丸く収めることは、とうにあきらめた。
    むしろ、今後の日本外交のために、
    歯に衣着せずに、敬称を略して語ることとした。
    劣化の深刻さは、待ったなしだからだ」

    日本外交はなぜここまで劣化したのか?
    *ロビイング力の決定的不足
    *惨憺たる対外発信力
    *歴史問題での事なかれ主義
    *日の丸を背負う気概の弱さ
    *永田町・霞が関での外務省の地盤沈下
    *内向き志向といびつな人事
  • 1,901(税込)
    著:
    伊吹有喜
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    どうしてなんだろう――
    それでも人はつながろうとする

    高梨家の一人娘・真奈が婚約者の渡辺優吾を連れて実家に来た。優吾は快活でさわやか、とても好青年であることは間違いないが、両親の健一と智子とはどこか会話が噛み合わない。
    真奈は優吾君とうまくやっていけるのか? 両親の胸にきざす一抹の不安。
    そして健一と智子もそれぞれ心の中にモヤモヤを抱えている。健一は長年勤めた会社で役職定年が近づき、最近会社での居心地が良くない。週末は介護施設の母を見舞っている。将来の見通しは決して明るくない。
    智子は着付け教室の講師をして忙しくしているが、家で不機嫌な健一に辟易している。もっと仲のいい夫婦のはずだったのに……。

    娘の婚約をきっかけに一家は荒波に揺さぶられ始める。
    父母そして娘。三人それぞれの心の旅路は、ときに隔たり、ときに結びつき……
    つむがれていく家族の物語。
  • 1,599(税込)
    著:
    加納愛子
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    人気お笑い芸人、初の中編小説集

    柚木麻子さん絶賛!
    「勇気を出して誰かの心にふれてみた時の手触り。心にさわられた時のかすかなざらつきと温度。どうしてこんなに思い出させてくれるんだろう。この本がどうしようもなく好きだ。」

    人気お笑い芸人にして注目の著者の初の中編小説集。

    「黄色いか黄色くないか」
    高校生の頃からお笑いに魅せられて、お笑いライブハウスに就職した主人公・唯(ゆい)。ある年末年始、賞レースが集中して芸人の悲喜こもごもが色濃くあらわれる、その季節に繰り広げられる、華やかな「笑い」の舞台裏の人間ドラマに迫る。

    「かわいないで」
    高校の日本史の授業中、千尋は必死に耳を研ぎ澄ます。隣席の香奈美がひそひそ声で後ろの席のふたりに語る、昨日のデートの一部始終に。千尋がどうしても聞きたいのは、聞き手の透子から香奈美に放たれる「かわいないで(笑)」という絶妙な相槌の一語なのだ。誰もが覚えのある、教室内で織りなされる関係の機微を見事に浮かび上がらせる。
  • “箱根”に魅せられたテレビマンたちが、前代未聞の生中継に挑む

    いまやお正月の風物詩となった、箱根駅伝。1987年、初めてテレビ中継に挑んだテレビマンたちの奮闘を描く傑作ノンフィクション。

    正月の風物詩として人気を誇るテレビ番組「箱根駅伝」。しかし、1987年の初回生中継は挑戦の連続だった。全長200km超え、800m以上の高低差のある過酷なコース。電波の届かない箱根の山々と、降りかかる無理難題にどう立ち向かったのか。今なお語り継がれる初回放送の舞台裏。テレビスタッフの物語をドラマチックに描く。

    単行本……『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』2007年12月ヴィレッジブックス刊
    文庫版……単行本を改題し、加筆・修正 2024年5月文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としておりますが、文庫版収載の写真4点は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 邦訳版もミステリー文学賞をダブル受賞!

    劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。

    にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれる。呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。
    監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は?

    探偵VS犯人のスリリングなストーリー展開と、ハードボイルド小説から受け継いだシニカルなモノローグ、台湾らしい丁々発止の会話。

    台湾を代表する劇作家が満を持して放った初めての小説は台湾で話題を呼び、台北国際ブックフェア大賞などを受賞。フランス、イタリア、トルコ、韓国、タイ、中国語簡体字版が刊行された。

    2021年に邦訳が刊行されると日本でも話題を呼び、2022年には第13回翻訳ミステリー大賞とファルコン賞(マルタの鷹協会日本支部主催)のダブル受賞を果たした。

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • いざ、パリへ――“持たざる国”でも勝てる。身体能力に恵まれているとは言えない、バレーボール女子日本代表を率い、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得。この夏、再びニッポンを世界に導く名将の戦略とは。現代版「五輪書」。

    (本書のポイント)
    ・監督の視点から見た女子バレー日本代表チームのドキュメンタリー。
    ・試練と成功の物語。「監督の日記」を読んでいるような臨場感。
    ・女子日本代表選手たちの魅力、監督論、バレーボールというスポーツの奥深さを描く。
    ・バレーボールのみならず、政治、経済、社会の停滞が続くニッポンを元気にする、復活へのヒント。

    第5回WBC野球日本代表監督栗山英樹氏推薦。
    「なるほど、そうか! 勝ちたい、結果の欲しい人は、何も考えず、この本をまず読んでほしい。自分の答えがはっきり見えてくるはず。
    誰もが必要な自分を活かす、成功への最後のワンピース。それは何のか、真鍋監督があなたの道を示してくれます。
    勝利、結果を残すことがどれだけ命をかけて向き合っていくことなのか、必ずあなたの負けじ魂に火がつきます!!」
  • こんなに面白い日本代表はない!
    石川祐希、高橋藍、西田有志、関田誠大……雌伏の時を越えて、頂点に挑むバレー日本代表。フィクションより面白いリアルストーリー。

    【目次】
    プロローグ 彼らが今、ここに集った理由
    第1章 石川祐希 天才少年が絶対エースになるまで
    《パリ五輪予選第1日 vsフィンランド》「自分に失望しているんです」
    第2章 高橋藍 “怒り”がボクを強くする
    《パリ五輪予選第2日 vsエジプト》 「俺にトスを出してくれ」
    第3章 小川智大/山本智大 世界のリベロ「最強のふたり」
    《パリ五輪予選第3日 vsチュニジア》“魔の第3セット”を乗り越えて
    第4章 山内晶大/高橋健太郎
    小野寺太志 高校生から始めた“素人集団”の誇り
    《パリ五輪予選第4日 vsトルコ》ブラン監督が求めるミドルの“世界基準”
    第5章 西田有志 ヤンチャ少年が大人に“脱皮”した日
    《パリ五輪予選第5日 vsセルビア》笑顔が戻ったオンコートインタビュー
    第6章 関田誠大 藤井直伸が気づかせてくれたこと
    《パリ五輪予選第6日 vsスロベニア》“遊び心”と背番号3のユニフォーム
    第7章 宮浦健人 この一本にすべてを懸けて
    《パリ五輪予選第7日 vsアメリカ》 覚醒するジャンプサーブ
    第8章 石川祐希 キャプテンがコートで吼えるとき
    《アフター・ザ・ゲーム》「失望」からの帰還
    エピローグ 終わらない物語 2024年7月パリ五輪へ
    バレーボール男子日本代表 2022~2023試合結果
  • 【この電子書籍は、『俺たちの箱根駅伝 上』『俺たちの箱根駅伝 下』をひとつのコンテンツにまとめた合本です】

    池井戸潤の最新長編の舞台は、
    「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
    若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

    古豪・明誠学院大学陸上競技部。
    箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
    本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
    隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

    一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
    プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
    「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
  • シリーズ43冊
    7131,701(税込)
    編:
    CREA Traveller編集部
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    オーストラリアが教えてくれたこと
    Dreaming of Australia

    南半球の大陸オーストラリア。
    近代都市と大自然、永い歴史が共存するこの国へ
    いつか行ってみたい……と思いながら、
    訪れるきっかけを探している人は案外多いようだ。
    日本から南へまっすぐと。時差も僅か。
    いまこの時、旅人が向かうべきは
    この楽園かもしれない。

    20の世界遺産から知る
    オーストラリアの奥深き魅力

    メルボルン 食と創造のエネルギーの沸点
    タスマニア 世界の果ての奇跡
    シドニー 美港都市で体感する心地よい美意識
    ゴールド・コースト 自然体で楽しむエコライフ
    ケアンズ 世界最古の森と受け継がれるスピリット

    THE UNENDING ODYSSEY
    ── 旅するグッチ
    シドニーの街の鼓動とともに幕開けの拍手が聞こえる

    世界の街角から ラトビア
    HOTELS & RESORTS 2024 Spring-Summer
    わたしの好きな沖縄

    ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合、付録がつかないことがあります。
  • 現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる――
    なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――

    深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
    総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!

    不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
    ・秋の夕暮れ、桔梗の花
    ・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
    ・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
    ・スープストックで休ませて
    ・“意識高い系”おんなともだち
    ・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
    ・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.

    現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
    日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに。
  • 貨物鉄道ファンの皆さん、お待たせしました!

    全国に200万人いるとされる鉄道ファン――「鉄」。
    「鉄」は乗って楽しむ「乗り鉄」、撮って楽しむ「撮り鉄」、など、
    細かく分類されますが、その中で少数派ではあるものの、
    岩盤とも呼べる強固なファン層を築いているのが「貨物」ファンでしょう。
    しかし、お金を払えば月にでも行けるご時世に、
    貨物列車だけは、鉄道会社の社員にならなくては、乗りたくても乗れない。
    ぐやじー……わかります、その気持ち。
    この世界には、貨物列車に乗らなくては見えない風景があり、
    それはきっとこの世でもっとも素晴らしいものであるだろうに……。
    そんな貨物ファンの皆さんの夢を、本書はかなえました! しかも、4度も!

    少年時代から貨物鉄道に魅せられた筆者は、
    50歳を超えてから、ついに貨物列車に添乗することが出来ました。
    また、普通なら訪ねることが出来ない貨物駅を
    すみずみまで探訪することも出来ました。

    乗った路線は、
    1、常磐線~常磐貨物線(土浦駅~隅田川駅)
    2、南武線~東海道貨物線(新鶴見信号場~東京貨物ターミナル駅)
    3、山陽線(広島貨物ターミナル駅~瀬野八~西条駅)
    4、津軽線~海峡線~道南いさりび鉄道線~函館線(青森信号場~函館貨物駅)の4つ。

    訪ねた施設は、
    1、土浦駅 2、隅田川駅 3、新鶴見信号場 4、東京貨物ターミナル駅 
    5、広島車両所 6、広島貨物ターミナル駅 7、青森信号場
    8、函館貨物駅 9、札幌貨物ターミナル駅の9つ。

    路線図や構内図に加え、貨物列車に乗らなくては見えない場面の
    激レア写真を105点も掲載。さあ、夢の国へどうぞ!
  • 作家デビュー50周年に放つ、至高のクライム・ノヴェル

    狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。
    そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。
    だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる――。
  • 1,901(税込)
    著:
    犬飼六岐
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    愛と裏切りと、衝撃の真実!

    ときは戦国。陰流の祖・愛洲久忠(移香斎)は、神々の国・出雲で「この世にないはず」の刀剣と出会います。
    「とうに滅びた備中青江鍛冶の新作に見えた……」
    この刀こそ、若き剣豪の理想を体現していました。

    久忠は又四郎という陽気な若侍と、山奥をさまよいます。ようやくたどり着いたのは、年寄から赤子まで、女だけで暮らしている隠れ里。そこで出会うのは、女たちの驚くべき風習、いのちを脅かすものたち、雪舟という奇妙な老人……。

    なんとしても生きのびようとする誇り高き女たちは、久忠の求める刀をつくることを条件に、「私たちを守ってほしい」と、次から次へと難題を持ち込みます。

    久忠たちの運命や、いかに?
  • 〈世界一の教養〉とは? 英国エリートに伝授される奥義を全公開!

    ビジネスパーソン必読「究極の学び本」
    英国の名門パブリックスクール(中高一貫校)が伝授する
    「本物の教養」が学べる一冊!

    〈世界の大学ランキング8年連続1位〉のオックスフォード大学やケンブリッジ大学へ、
    卒業生の多くが進学。歴代首相を40人近く輩出、
    全寮制で『ハリー・ポッター』の舞台にもなった。
    秘密主義のヴェールに包まれエリートのみに伝授されてきた
    〈教育の奥義〉を、あますことなく公開する。

    ◆「本物の教養」を支える〈読み〉〈書き〉〈ストーリーづくり〉とは?
    ・アリストテレス、ヘーゲルに学ぶ、知的で魅力的な文章を書く秘訣
    ・ 相手を説得するには「エトス」「ロゴス」「パトス」を駆使せよ
    ・「エトス=倫理」「ロゴス=論理」「パトス=感情」の本質とは
    ・「何を議論するか」「相手は誰か」「あなたは誰か」に応じ比率を変えよ
    ・「科学」と「文学」とが対立した場合はどうするか
    ・ 思考と教養のベースとして数百冊の選び抜かれた本を読め(動画はNG)
    ・「伝統的な貴族」ではなく「知の貴族」たれ

    ◆英国エリート名門校生徒の必読書114冊を解説つきで紹介!
    ・『わたしを離さないで』『グレート・ギャツビー』『自負と偏見』『不思議の国のアリス』『銀河ヒッチハイクガイド』『動物農場』『サピエンス全史』『ホーキング、宇宙を語る』『妻を帽子と間違えた男』『フェルマーの最終定理』『緋色の研究』ほか登場
    ・『源氏物語』は、恋愛、栄光と没落、権力闘争を描いた名作だ
    ・『武士道』は、日本以上に世界で有名
  • 映画監督の毎日は、平凡で、ドラマチック(ときどき爆笑)
    血の味がしたランニング、幻のオリンピック・チケット、宣伝地獄からの東京脱出、替え玉受験疑惑……。
    数々の賞に輝く映画監督が初めて明かす等身大の素顔

    「またオリンピックか。困るんだ、こうしょっちゅうやられては」
    にもかかわらず、始まってしまえば猫にマタタビ。手に汗握り、自律神経が狂うほど興奮し、夜中に全ての中継が終わった頃にはぐったりして机に向かう気力も失っている。「勇気を与えられた」はずなのに、いま目の当たりにしたアスリートの万分の一も頑張らずに寝る。お前はバカか、と自分でも思う。(本文より)

    西川美和さんといえば、作品を発表する度に国内外で大きな話題と高い評価を得る人気映画監督です。また同時に、小説作品も直木賞候補に選ばれるなど、映画業界という枠を超え、文筆の世界でも名文家として知られています。
    これまでも映画にまつわるエッセイ集などを多く刊行されている西川さんですが、本書はスポーツや時事問題など、映画から離れたテーマも数多く、第一線で活躍する映画監督の日常を綴ったものとして、これまでのエッセイ作品とはひと味もふた味も違った表情を見せています。
    自身のランニング体験や青春時代の思い出をユーモラスに綴ったかと思えば、コロナ禍でのオリンピックやウクライナでの戦争、ハラスメント問題などに、日常ボケした私たちの心をひと刺しします。西川美和さんってこんなにチャーミングで、こんなに日々の問題に誠実なの!? と驚くことうけあいです。たとえば一日の終わりに一篇ずつ、名エッセイと映画監督の意外な素顔に浸ってみてはいかがでしょうか?
  • 引退を機に明かす、人気番組の舞台裏
    「これは僕の、テレビ界への遺言です」

    32年間続けた放送作家を辞める鈴木おさむ氏が辞めるまでの半年間で綴った、
    テレビの真実とヒット番組の裏側。

    「これはテレビがテーマのエッセイ本ではありません。
    32年間放送作家をやってきた僕からテレビへの遺言です。
    大きく変わるテレビ。
    変わるしかなくなったテレビ。

    今までは書けなかったことを全部書きました。
    辞めるからこそ伝えたかったこと、残すべきことを。
    さよなら、テレビ。
    ありがとう、テレビ。」

    ―― 鈴木おさむ
  • 会議に執筆、今年もマリコは大忙し

    去年から勤め人となったマリコは年始から大忙し。
    元気を出すためしっかりお餅を食べて、朝ドラの「舞い上がれ!」はかかさない。
    理事長になって初めての卒業式。
    エッセイよりだいぶ早い「挨拶文の締切」に面喰いつつも、
    しっかり書き上げるマリコであった。夏になるころには「週刊文春」の
    エッセイの担当者であったイイクボ青年が何と社長に就任。
    コロナが明けてからは台湾を楽しみ、ルーマニアへの弾丸出張もなんのその。
    「週刊朝日」が休刊し、山の上ホテルが休館になったり寂しいニュースもあったけど、
    いつでも前向きなマリコに今日も世間の目は釘付けである。
    「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに35巻!
  • 大人気! 哲代おばあちゃんの本、第二弾

    「長う生きてきた集大成が今の自分です。しょんぼりしよったら、人生を否定したみたいになりますね。心だけは柔らこうにして、おばあさんはいつも機嫌よう過ごしていたいです。なーんちゃって」(「はじめに」より)

    「こんなかわいいおばあちゃんになりたい!」「人生の目標にしたい」という声が広島から全国に広がり、ベストセラーとなった『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』の石井哲代さんのその後を追った続編。これまでの人生経験から得た「哲代さんが自分の心に言い聞かせている言葉たち」を一冊に。

    足の痛みで入院したり、できることが少なくなったりして気落ちする日もあるけれど、弱気の虫を退治して自分を励ましながら、明るく、機嫌よく、しなやかに生きている哲代さん。そのありのままの姿を「中国新聞」のふたりの記者(53歳と50歳、合わせてちょうど103歳)がじっくりと取材し、心に響く哲代さんの言葉を丹念に紡いだシリーズ第二弾。

    石井哲代(いしい・てつよ)
    1920年、広島県の府中市上下町生まれ。20歳で小学校教員になり、56歳で退職してからは畑仕事が生きがいに。近所の人からはいまも「先生」と呼ばれている。26歳で同じく教員の良英さんと結婚。子どもはおらず、2003年に夫が亡くなってからは親戚や近所の人に支えられながら一人暮らしをしている。100歳を超えても元気な姿が「中国新聞」やテレビなどで紹介されて話題になり、2023年1月に刊行した初めての著書『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』がベストセラーに。
  • シリーズ26冊
    6621,400(税込)
    著:
    文藝春秋
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    スポーツをするのが好きな人のためのナンバー、「ナンバーDo」。今号はランナーの憧れハワイで走ることを徹底特集。ホノルルマラソンのコースと“ハワイの皇居”を知ろう!、地元ランナーが集まる人気スポーツショップ、ハワイ流ランウエアの着こなし方、肉食&菜食レストラン案内、ハワイ土産はランナー目線で!、ハワイの大会カレンダー2014~2015、ロコ気分でコーヒー畑を駆け抜けろ!ほか。
  • あらゆるスモールビジネスを志す人にオススメしたい!
    ――深津貴之(インタラクション・デザイナー)

    クリエイティブの力で逆境を突破する「非連続な思考」の技術とは?

    東大在学中に起業、常識破りの打ち手で「ホテルめぐり」ムーブメントを興し、過疎地の旅館を再生させ、「泊まれる演劇」から産後ケアサービスまで展開する異能のZ世代経営者による初の本!

    ・ホテルの可能性を次々と拡張させた「アセットの再定義」法とは?
    ・「インサイトの深掘り」が生んだ、温泉旅館の逆転大ヒットプランの秘密
    ・「指名買い」されるブランドをつくる“時代や土地の空気感”の言語化
    ・「異質なものとマッシュアップ」する、常識を裏切るアイディア発想法
    ・「どう発信するか」から「どう発信していただくか」の時代へ……etc

    仕事をしていれば誰しもが、目の前に壁が立ちふさがり、悶々とするような状況に直面することがあるでしょう。でも時として、眼前高くそびえ立っていた壁を、魔法のようにふわっと軽やかに飛び越えていけることがあります。つい“魔法”という言葉を使ってしまいましたが、これは魔法でも奇跡でも偶然でもなく、ある思考回路をインストールすることで誰もが成し得る、再現性の高いメソッドなのです。
    目の前の難題を突破していく不思議な力の正体――それが“非連続な思考”から生まれる「クリエイティブジャンプ」です。
    ――「はじめに」より

    「持たざる者」の最高の武器となるクリエイティブジャンプ――“小さなユートピアをつくり出す”驚きの仕事術がここに。
  • 2,200(税込)
    著:
    千葉ともこ
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    期待の若手が描く圧巻、感動の中国歴史長編!

    玄宗皇帝が政治を疎かにし国が乱れていた唐の時代、民を救うため安禄山と史思明が挙兵し、安史の乱が勃発する。だが戦は泥沼化し、国は疲弊する。絶大な人気を誇った力者の娘・呉笑星、史家の長男・史朝義、安家の次男・安慶緒は、命を賭して戦を終わらせようと誓うが――。胸熱の歴史エンターテインメント。
  • 1,599(税込)
    著:
    九段理江
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    第45回野間文芸新人賞受賞作

    「東京都同情塔」が芥川賞を受賞して更なる注目を集める著者が、
    ほとばしる想像力で描く、馬と人類の壮大な歴史をめぐる物語。

    太古の時代。「乗れ!」という声に導かれて人が初めて馬に乗った日から、
    驚異の物語は始まる。この出逢いによって人は限りなく遠くまで
    移動できるようになった――人間を“今のような人間”にしたのは馬なのだ。
    そこから人馬一体の歴史は現代まで脈々と続き、
    しかしいつしか人は己だけが賢い動物であるとの妄想に囚われてしまった。
    現代で競馬実況を生業とする、馬を愛する「わたし」は、人類と馬との関係を
    取り戻すため、そして愛する牝馬<しをかくうま>号に近づくため、
    両者に起こったあらゆる歴史を学ぼうと
    「これまで存在したすべての牡馬」たる男を訪ねるのだった――。
  • サラブレッド大河ロマン小説
    現代→1916年。日本人騎手が「蹄鉄」に転生!

    フランスの凱旋門賞に出場した日本人騎手・藤晩夏は、レース中の落雷で異世界に転生してしまう! 口の悪い「蹄鉄」になった晩夏は、アラブ系の少年アリーの相棒として、ロンドン郊外からアメリカのケンタッキーへ、馬たちの成長を見守ることになった……。愛と裏切りと、狂気と堕落と執念と。さまざまな苦難と対峙して、世界的な名馬たちの誕生から、悲劇的な死に至るまで、アリーと晩夏は時代を走り抜ける。サラブレッドロマンあふれる大河小説!

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