「親を亡くして」「虐待から逃れて」さまざまな過去を抱え、児童養護施設へやってくる子どもたち。その計り知れない思いに寄り添い、血のつながりを超えたいのちのつながりを綴る。
各165円 (税込)
自分の力で生きていると信じている人生には、生かされて生きている「いのち」への感動がありません。当たり前のように暮らしている姿は「無明」という迷いの姿そのものです。ただ「仏の智慧」だけが、その闇を破ることができると、お釈迦さまはお教えくださいます。
人と人との繋がり、モノや言葉との出会い、さまざまな出来事……それはうれしい、楽しいことばかりではありません。むしろ、苦しくて悲しくてつらいことの方が多いような気がします。そんな私の苦しみに「苦しいね」と、悲しみに「悲しいね」と、喜びに「うれしいね」と、私の心そのままに、かならず救う、助けるから安心して生きてくれよ、と願ってくださっているのが、阿弥陀如来という仏さまです。
浄土真宗では、阿弥陀さまのことを昔から「親さま」と呼び、親さまは、すべてのいのちをわが子のごとくそのまま受け入れ、どんな時もそばに寄り添い、ともに涙し喜んでくださっています。そして浄土といういのちの往き先を準備され、時に「親」に背を向け悲しませるような我々に向かって、「いつでもこちらにいらっしゃい」と、優しくよびかけ続けてくださっています。
開教使として活躍した著者の経験から、「お念仏」「念仏者」に触れていく。
仏さまに対峙したとき、私たちはその生き方に感動し、強く惹きつけられ、それを理想として受け止めます。でもそこから露わになっていくのはまったく反対の、どうやっても自分中心にしか生きていけない自分の姿です。しかし仏さまは「そうやってしか生きていけない」と苦悩する者のところへ真っ先にやってきて、その思いを受け止め、抱えてくださるのです。
人生には、「ああ、もうどうでもいい。好きにして」とか、「もうここから逃げ出してしまいたい」と思ってしまうことは、誰にでも少なからずありますよね。誰も助けてくれないと感じる孤独の中での苦しみです。そんな私に、いつも阿弥陀さまは一緒にいてくださっているのです。
本願寺派のスカウト指導者の視点から、阿弥陀さまのお慈悲のありがたさを語る。
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