レヴィ:というわけでこの本の紹介です。
この物語は、引退した宇宙戦闘機操縦者であるこの俺が、七年前に助けた少女、マーシャと再会してもふもふするお話です。以上!
マーシャ:違う!
レヴィ:え? 違うのか?
マーシャ:それじゃあもふもふだけじゃないかっ!
レヴィ:もふもふだけだろう?
マーシャ:はあ……(ため息)。私からも補足を。この話は最強の戦闘機操縦者であるレヴィをなんとか宇宙に引き戻そうと私が苦労する話でもある。引退して地上で運び屋をしていたレヴィに依頼して宇宙船に対して再び興味を持つように仕向けたり、レヴィ専用の戦闘機を用意したりとそれなりにアピールを続ける私の奮闘話でもあるな。
レヴィ:あ、なんか仕組まれてる感じがする……。
マーシャ:当然の策略だ。あとは七年前にレヴィに助けられた私の初恋が実るかどうか、という恋愛話でもあるな。
レヴィ:いや……。あんたのそれはまっとうな恋愛感情とは言いがたいぞ。絶対に。
マーシャ:失礼な奴だな。乙女心を容赦なく粉砕されたぞ。
レヴィ:自分で乙女心とかゆーな。
マーシャ:いいじゃないか。言う分はタダだ。
レヴィ:あんたが言うと高く付きそうだ。
マーシャ:本当に失礼な奴だなぁ。まあSFと恋愛がお好きな方は是非とも覗いてみてください。
レヴィ:あともふもふが好きな方にもお勧めだぞ!
マーシャ:そっちは別にいいから……
ジャンル:ライトノベル
文字数:81027
作者:水月さなぎ
挿絵:中埜汐莉
一般的なスマートフォンにてBOOK☆WALKERアプリの標準文字サイズで表示したときのページ数です。お使いの機種、表示の文字サイズによりページ数は変化しますので参考値としてご利用ください。
ホムラ:最終巻~♪
グレン:いままでこんなアホもふもふノベルにお付き合いくださった読者の方、どうもありがとうございます。
ホムラ:グレン、アホもふもふって、パパのこと?
グレン:他に誰がいるんだ?
レヴィ:ひでえよぉ。グレン、最後までパパのことそんな風に言わなくてもいいじゃないかぁ。(もふもふわしゃわしゃ)
グレン:うひゃああっ!? いきなり後ろから抱きついてもふりまくるなアホ親父っ!
レヴィ:わははは。お仕置きだ。ああ、幸せ♪
マーシャ:最後までブレないな、レヴィ。
レヴィ:もちろんだ。俺は最初から最後までもふもふマニアなのさ♪
マーシャ:結局、SFよりももふもふになっちゃった物語だったなぁ。
レヴィ:いいんじゃないか。もふもふだし。
グレン:はーなーせーっ!
ホムラ:という訳で、わたし達の物語はここまでだけど、わたし達はこれからもこんな感じだよ。
マーシャ:今までお付き合いくださり、ありがとうございました。これからも、私達の生活は変わらないけど、みんなの未来はいい感じに変わっていくといいな。
ホムラ:ほら、パパ、グレン。最後はみんなで締めようよ。
グレン:俺はそのつもりだよ、離せアホ親父っ!
レヴィ:ぐはっ。ま、まあいいか。あとでいくらでももふれるし。
マーシャ・レヴィ・グレン・ホムラ:というわけで、今までありがとうございました~♪
ジャンル:ライトノベル
イラスト:抹茶セロリ
0円〜220円(税込)
ユフィ:お兄ちゃん。凄いね。わたしたちが表紙だよ!
トリス:そ、そうだね。ちょっと緊張する
ユフィ:大丈夫だって。ニコニコしてればいいんだよ
トリス:慣れてる感じだね、ユフィ
ユフィ:うん。だって撮影とかいっぱいあるし
トリス:撮影?
ユフィ:うん。もふもふアイドル活動してるもん。お兄ちゃんもする?ショタもふで人気出ると思うよ~
トリス:……遠慮しとく。アイドルはちょっと向いてない気がするし
ユフィ:え~?お兄ちゃん可愛いし、似合うと思うんだけどなぁ
トリス:男が可愛いって言われてもあまり嬉しくないんだけど……
ユフィ:いいんだよ~。今可愛かったら将来きっとかっこよくなるから
トリス:そうかなぁ……
ユフィ:きっとそうなるよ。だからアイドル活動一緒にしようよ~
トリス:そ、それはちょっと……
ジャンル:ライトノベル
イラスト:抹茶セロリ
マーシャ「久しぶりにツーショット表紙だな」
レヴィ「ああ。しかもマーシャ薄着だし」
マーシャ「色っぽいか?」
レヴィ「もふもふが色っぽい」
マーシャ「それ薄着とは関係ないじゃないか」
レヴィ「それもそうか。前回はもふもふ天国だったからなぁ」
マーシャ「確かにあれはもふもふ天国だな」
レヴィ「三人とも腕の中でもふもふしたい」
マーシャ「結局そこなのか……」
レヴィ「悪いか?」
マーシャ「いや。いつも通りのレヴィで呆れているだけだ」
レヴィ「ひでぇ。やけ酒してやる」
マーシャ「ちょっと待て。それ骨酒か?私にも寄越せ」
レヴィ「ほんとに気に入ったんだなぁ、骨酒」
マーシャ「だって美味いじゃないか」
レヴィ「まあ美味いけど」
ジャンル:ライトノベル
イラスト:抹茶セロリ
ランカ「久しぶりの表紙ね!」
マーシャ「そうだな。私は前回も出たけど」
ランカ「いつももふもふな表紙ねっ!」
マーシャ「……いや、それは違う」
ランカ「でも前々巻なんてもふもふコンビで天国だったじゃない」
マーシャ「それはそうだけど……」
ランカ「それよりも久しぶりにリネスに来てくれたんだから一緒に遊んでちょうだい♪」
マーシャ「もちろんそのつもりだぞ。そして畳はゲットする」
ランカ「オッケー。なら畳職人のお店に行きましょっか」
マーシャ「賛成♪」
ランカ「その前にもふらせて❤」
マーシャ「わーっ! 変な触り方するなーっ!」
ジャンル:ライトノベル
イラスト:抹茶セロリ
タツミ「ようやくお嬢をゲットだぜっ!」
ランカ「ポケ●ンみたいに言わないで」
タツミ「お嬢のウェディングドレス似合ってるなー」
ランカ「っていうか私の胸に頬ずりしてる表紙とか、勘弁して欲しいのだけれど」
タツミ「最高の感触だ❤」
ランカ「バカ!」
タツミ「ぐはっ!」
ランカ「っていうか今回は私達の結婚式って序盤だけだし、本当ならシャンティくんが表紙になってもおかしくないわよね。活躍場面的に」
タツミ「きっとお嬢のウェディングドレスの方が好評だからだろ」
ランカ「えー……」
タツミ「少なくとも俺は大満足だ♪」
ランカ「次こそはシャンティくんとアンジェリカちゃんが表紙になるといいわねぇ」
タツミ「次もお嬢でいいぞ。俺とセットで」
ランカ「表紙ジャック予告しないで」
ジャンル:ライトノベル
イラスト:抹茶セロリ
シャンティ「見てみてアンジェリカ、ついに僕達が表紙だよ!」
アンジェリカ「う、うん。登場して間もないのに、いいのかなぁ。マーシャさん達の方が良かったような……」
シャンティ「いいんだよ。今回は僕達が主役だし」
アンジェリカ「でも後半はマーシャさん達が主役っぽかったし。第一部完のお話だし」
シャンティ「いいのっ!もっと素直に喜ぼうよ!」
アンジェリカ「嬉しいことは間違いないけどね」
シャンティ「だよねっ!僕にもいよいよ彼女が出来るし!」
アンジェリカ「……まだ彼女になるとは言ってないよ」
シャンティ「うるうる」
アンジェリカ「う……可愛い顔されると弱いなぁ……」
ジャンル:ライトノベル
イラスト:抹茶セロリ
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どこか無感情で、話し方にも抑揚がなさそうなマーシャちゃんですが
実はすさまじい信念の元に行動しています。
見た目は可愛くてもふもふだけれど、あの日自分を救ってくれた初恋の人と出会うため
その人を宇宙へ戻すため。
資金調達をして宇宙船、戦闘機を用意し、満を持してレヴィの元に訪れるんだもん
もう最初から勝負は決まってたと言いますか。
レヴィに勝ち目というか、拒否権すらないと思いました。
恋する乙女は本当に強い!
2016/06/30