僕は知りたい。この世界の始まりについて、そしてお姉さんの謎について。
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。
(C) Tomihiko MORIMI 2010, 2012
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『夜は短し歩けよ乙女』で一世を風靡した森見登美彦さんが描く、小学校四年生のアオヤマ君と、歯科医院の不思議なお姉さんのお話。
アオヤマ君の住む町に、突然現れたペンギンたち。
お姉さんが抱える謎と世界のために、小さな哲学者、アオヤマ君はペンギンの研究を始める。
「最後のページを読んだとき、アオヤマくんとこの本を抱きしめたくなる」(萩尾望都氏の解説より)作品です。
2016/04/11