江北決戦を回避した徳川家康は尾張に逃げ込んだ。最終決戦を目論む倒幕軍は木曽川北岸に布陣。そして旗幟を明らかにしない伊達政宗が近江南部にいる。真田昌幸苦心の奇策も福島正則の暴走によって破綻した。昌幸、如水、家康。三者の智慧比べが、いま始まる!
734円〜842円(税込)
関ヶ原の戦い後、一年有余、ついに真田昌幸・幸村の復仇戦が始まった。九度山に流されいた父と子は、秘策を練りあげる。徳川家が最も畏れた昌幸の知嚢から生まれた秘計だ。完璧だった。まず狙われたのは、勇将と称されていたあの男だった。そして次は……?
慶長十年霜月、家康のもとへ、一通の書状が慌ただしく届けられた。久能山に軟禁していた宇喜多秀家逃亡の報知だった。そしてその二日後、新たな密書が江戸城に届く。大坂謀叛!「黒幕はあの真田か!」。家康の体が小さく震え、歯は親指の爪を噛みはじめた。
姫路城を福島正則、加藤清正、島津惟新らが襲った! 一方、奥羽では上杉景勝・直江兼続主従が昌幸に呼応し、佐竹軍とともに最上義光の山形城を強襲する。そして天下への野望を再燃させた黒田如水が九州の諸将を口説くべく、ついに不気味に蠢動を始めた!
連勝街道を突っ走ってきた昌幸は、家康との直接対決を前に、友軍諸将を引き締める。慶長十一年二月、雪解けとともに家康が反撃を開始。さらに九州で不可解な行動を取り続けた老怪・如水も・・・。昌幸の脳漿から生み出された必勝の秘策は炸裂するのか?
慶長十一年春、対峙の時は終わり、北は陸奥、南は近江で熾烈な戦いが始まろうとしていた。猛将立花宗茂が会津戦線に突入、一方、近江の昌幸は懊悩していた。「如水よ何故動かぬ」。密使・幸村の懇請により、如水は江北に進軍するが・・・・・・。
付与コインの内訳
389コイン
会員ランク(今月ランクなし)
1%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポン適用後の金額(税抜)に対し初回50%コイン還元分のコインが付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。