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7年前に秘められた想いが、時を超えて今伝わる。ついに6人の記したタイムカプセルが開くときがきた。いつもの公園で、いつもの6人で――。だがその場には駿は現れなかった。託された駿の想いを知った紗奈は…。大人になること、自分の青さを知ることそして、自分は自分にしかなれないということ。7人の恋愛グラフィティ、完結。
618円〜660円(税込)
紗奈の瞳にうつるのは、駿か、それとも歩か。人を気遣うあまり自分の思いを伝えられない主人公・浅倉駿は、幼い頃から若槻紗奈が好きだった。告白もせず転校したことを後悔し続けて七年、また紗奈のいる街に戻ってくることに。「せめて恋心だけは」本心を伝えたい駿は、今度こそ紗奈に自分の気持ちを伝えようと決意するが―― 。そこには自分とそっくりで素直に自分を表現できる「理想の自分」、藤崎歩がいた…。 この青春は「嘘」を孕んで綴られる。
想いを寄せる幼なじみ、紗奈の笑顔のため、そして自分のため駿はうりふたつの同級生・歩と度々入れ替わることに。自分のままではできない言動も、歩の姿になるとできる駿。徐々に自分の気持ちを話せるようになっていく「駿」を見ていた紗奈は――。自分を巡る青春グラフィティ、第2巻です。
理想の自分との入れ替わりで本当に自分が思っていることを徐々に言えるようになった駿。駿の変化は、疎遠になっていた友達たちにも影響を与える。さらに、駿でいるときも「歩」のように振る舞えるように。それを見ていた紗奈の気持ちにも、ある変化が――。自分を巡る青春グラフィティ、第3巻です。
歩のことを意識し始めた紗奈。でもそれは、「歩」と入れ替わっているときの駿で…。紗奈は歩に対してドキドキしたり、しなかったり。この気持ちは「恋」じゃなかったのかな? 美雪や千尋の恋にもどうやら動きが。いままでは「幼なじみ」「友達」だった7人。それぞれの17歳の夏がはじまります! 自分を巡る青春グラフィティ、第4巻です。
「歩」と入れ替わっているときの駿が気になっている紗奈。自分を変えて康平にアプローチしたい美雪。駿とちゃんとお話したい千尋。この夏動き出す三人の想い。きっともう、今の「幼なじみ」ではいられないかも。それでも――。7人の夏が虹色にきらめきだします! 自分を巡る青春グラフィティ、第5巻です。
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