完全に詰んでる国家の運営、無茶ブリされました!
「さすが殿下! これが狙いとは!」
「どこまでもついて参ります!」
「殿下!」「殿下!」「殿下!」「殿下!」
『(一体どうしてこうなった!?)』
資源も人材も兵力もない弱小国家を背負うことになった若き王子ウェイン。
文武に秀で、臣下からの信頼も厚い彼にはひそかな願いがあった。
「国売ってトンズラしてえええ!」
そう、王子の本性は悠々自適の隠居生活を目論む売国奴だったのだ!
だが、大国に媚びを売ろうと外交すれば予期せず一方的に利益を手にし、隣国との戦争で程よく勝とうとすれば大勝利。
名声は上がるが売国は遠のき、臣民はイケイケ状態で退くに退けない!?
天才王子による予想外だらけの弱小国家運営譚、開幕! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
(C) Toru Toba / SB Creative Corp.
660円〜704円(税込)
帝国の皇位継承戦が終息し、大陸の情勢は新たな局面を迎えていた。
帝国は安定を取り戻しつつあり、
西側からはカルドメリアが来訪するなど、
ウェインは依然として東西の間で難しい舵取りを求められていた。
そんな折、ナトラ国内に新たな動きが生じる――フラム人による独立国家。
そして本人も望まぬ形で、その渦中へと巻込まれていくニニム。
内憂外患、かつてない試練に直面するウェインにさらなる衝撃が。
「――お兄様、今いいかしら?」
思い詰めたフラーニャから発せられたひと言が、ナトラを揺るがす。
ニニムの苦悩、フラーニャの決意。疾風怒濤の第12弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「この帝位争奪戦を終わらせます」
兄皇子達の失点を好機と捉え、一気に勝負を仕掛ける帝国皇女ロウェルミナ。
しかし兄皇子の陣営には帝国士官学校時代の友人、グレンとストラングの姿があり、彼らもまた起死回生に打って出ようと試みる。
かくして政略と戦略が入り乱れ、各陣営が削り合う中、それに呼応してレベティア教と東レベティア教も動き出し、更にはウェインも舞台に介入すべく帝国へと踏み入ることで、いよいよ大陸東部の混迷は頂点を迎える。
ただ一つの至高の座に就くのは、果たして誰になるのか。吹き荒れる戦乱の嵐。
大陸の歴史を左右する転換点となる第十一弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
ウルベスでの独断専行が家臣達の反感を買い、しばらく国内で大人しくすることにしたウェイン。
その矢先、大陸西部のデルーニオ王国より式典への招待が届き、妹のフラーニャを派遣することに。
しかしそこでフラーニャを待ち受けていたのは、数多の思惑が絡み合う国家間のパワーゲーム。
一方で国内に残ったウェインの下に、大陸東部にて皇子達の内乱が再燃という報せが届く。
「どうやら、東西で両面作戦になりそうだな」
グリュエール王の失脚。皇子達の陰謀。東レベティア教の進出。野心と野望が渦巻く大陸全土を舞台に、
北方の竜の兄妹がその器量を発揮する、弱小国家運営譚第十弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「よし、裏切っちまおう」
選聖侯アガタの招待を受けウルベス連合を訪問したウェイン。
そこでは複数の都市が連合内の主導権を巡って勢力争いに明け暮れていた。
アガタから国内統一への助力を依頼されるも、その真意が自分の長期間拘束にあることに気が付いたウェインは連合内への積極的な介入を開始。
それは連合内のしきたりや因習、パワーバランスを崩し、将来に禍根を残しかねない策だったが――
「でも俺は全く困らないから!」
ノリノリでコトを進めるウェインだが、連合内での予想外の反応は、ニニムまでも巻き込み始め!?
大人気の弱小国家運営譚、第九弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
選聖会議。大陸西側の有力者が一堂に会する舞台に、ウェインは再び招待を受けた。
それが帝国との手切れを迫るための罠だと知りつつ、西へ向かうウェインの方針は――
「全力で蝙蝠を貫いてみせる!」
これであった。
グリュエールをはじめ実力者たちと前哨戦を繰り広げつつ、選聖会議の舞台・古都ルシャンへと乗り込むウェイン。
だが着いて早々、選聖侯殺害の犯人という、無実の罪を着せられてしまい!?
策動する選聖侯や帝国の実力者たち、そして外交で存在感を増していくフラーニャ、天才王子の謀才が大陸全土を巻き込み始める第八弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
帝国の皇位継承戦が終息し、大陸の情勢は新たな局面を迎えていた。
帝国は安定を取り戻しつつあり、
西側からはカルドメリアが来訪するなど、
ウェインは依然として東西の間で難しい舵取りを求められていた。
そんな折、ナトラ国内に新たな動きが生じる――フラム人による独立国家。
そして本人も望まぬ形で、その渦中へと巻込まれていくニニム。
内憂外患、かつてない試練に直面するウェインにさらなる衝撃が。
「――お兄様、今いいかしら?」
思い詰めたフラーニャから発せられたひと言が、ナトラを揺るがす。
ニニムの苦悩、フラーニャの決意。疾風怒濤の第12弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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弱小国家ナトラの王子:ウェインは文武に秀で、臣下に慕われる若き指導者。
しかし裏では…、
「国売ってトンズラしてえええ!」
なんて物騒なことを叫んでいる売国奴なのでした。
“売国奴”というパワーワードだけ聞くと嫌な奴のようですけれど、ウェインは無責任に国を放り出すことはせず、きちんと根回しした上で大国に売国しようという、すごく理想的(?)な売国奴。
さらに、裏では王子とは思えないくらいにフランクなので、売国奴な設定でも憎めないキャラなんです。
着々と売国計画を進めるウェインでしたが、予想外の動乱が彼を襲います。
大国に根回しを始めたら相手国の王が死去し、その混乱に乗じて別の隣国が攻めてくるという…。
持ち前の有能さで(仕方なく)不測の事態を乗り越えていたら、上がる士気!高まる名声!広がる領土!
これだけ成功を収めると、すごい名君に見えてしまいますよね。
…当人は、ただの売国奴なんですけどね!
果たしてウェインは、自国を売国して楽隠居できるのでしょうか?
天才王子による予想外だらけの弱小国家運営譚、ここに開幕です!
2018/05/24