テクノロジーを初めて体系づけた『テクニウム』の著者ケヴィン・ケリー、その彼が語るカウンターカルチャーから人工知能の未来まで。
“モノ”に価値を見出していた時代から“情報”に価値を求めるように時代に変わってきています。時代はどう変わるのか、また、テクノロジーの進歩に対して人はどう対応すべきなのか、それを示唆したのが本書です。人類の文明の基盤ともなったテクノロジーについて、これまでジャンル分けはしてきましたが、体系づけて論じられることはありませんでした。人類史上初めてテクノロジーを体系づけて捉え、その根源的な意味を「テクニウム」という言葉で表現して世界中で話題になった著作『テクニウム』(みすず書房)。その著者ケヴィン・ケリーの来日に際し、日本版の訳者で友人でもある服部 桂が進化するテクノロジーと人の関わり、また、ケヴィン・ケリーが『テクニウム』を書くに至った背景も聞き、まとめました。
テクノロジーという言葉をただのITやバイオテクノロジーといった狭いジャンルに限るのではなく、言語や法律、アートなどの人間の知的活動すべてと捉え、生命自体の成り立ちや、宇宙を形成している物理現象すべてにまで拡張した概念「テクニウム」をわかりやすく紐解き、時代の流れを読み解いていきます。果たして、テクノロジーの進歩と人はどう向き合っていくべきなか、その一つの答えが本書なのです。
【目次】
はじめに
§Ⅰ:『テクニウム』をとはどういう本か
テクノロジーの奥底に働く進化的な力
デジタル時代の「ホール・アース・カタログ」
世界全体が情報で一つになるインターネット後の世界
人間とテクノロジーの共存
§Ⅱ:来日講演概要
§Ⅲ:ケヴィン・ケリーとの対話
反テクノロジーから、写真でアートとテクノロジーの共通領域に目覚める
詩人ウォルト・ホイットマンの『草の葉』を読んで旅に出る
オンラインの世界に開眼する
ハッカー会議、WELL、サイバーソン
テクノロジーは人間と機械が協調してコントロールするもの
未来からの手紙としての「WIRED」の創刊
『テクニウム』はどうやって書かれたか
今後100年の人類の最大の課題は「人間とは何か」という新しい定義の追求
§Ⅳ:対話を終えて
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