ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。
遠征から帰還して早々に建国祭の準備に追われる中、気にかかるのは墓所で見た記憶。その意味を確かめるためアルヴィスはリリアンと会うことに。
そこに届いたのはマラーナ国王の訃報だった。国葬が行われることとなり、アルヴィスはルベリアの代表として赴くことを決断。同時に国王崩御の裏にある陰謀を察し、マラーナへ向かう危険性も感じていた――。
そんな状況に不安を抱えたエリナは、自らのマナを込めたお守りをアルヴィスに渡す。
彼女の想いを受け取り、マラーナに向かうアルヴィス。進むほどに緊張感が高まっていく中、たどり着いた王城で宰相セリアンに出迎えられる。
過去にも一度アルヴィスを狙っていたマラーナ王国。その狙いは女神の力か、それとも――。
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
(C)紫音/オーバーラップ イラスト:凪かすみ
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1,320円〜1,430円(税込)
王族の血を引きながらも近衛隊に所属するアルヴィスは、突如として国王陛下に呼び出され、名門公爵令嬢エリナとの婚約を告げられる。
王太子ジラルドの婚約者であったはずの彼女は、学園の創立記念パーティーにて、一方的に彼から婚約破棄を宣言されてしまったのだという。事態を重く見た国王は王太子を廃嫡し、アルヴィスは王族に戻ることに。
エリナとの顔合わせを済ませたのち、政略だとしても今度は互いを知りたいという、彼女の願いに応えることを決めたアルヴィス。
お忍びの城下町デートや、生誕祭のパーティーを重ねるうちに、健気な振る舞いや、二人きりのときに年相応の表情を見せるエリナの姿を知り、アルヴィスの気持ちも動きだす。
ゆっくりと、だけど着実に互いを知っていくふたりの距離は少しずつ近づいて――。
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
着実に距離を縮めていく二人に新たな催し――建国祭が迫っていた。
他国から来賓を招いて執り行われる建国祭には、女神ルシオラと契約を果たしたアルヴィスに興味を持つ、スーベニア聖国の女王が訪れることに。
さらにザーナ帝国からは皇太子と、同じく神との契約を果たした少女が訪れるという。
さまざまな国家間の思惑が行き交うことが予想されるなか、対処を進めていくアルヴィス。
一方、学園に戻ったエリナもまた、来たる建国祭に向け、アルヴィスの隣に並び立って支えていく決意を固め――。
そうして始まる建国祭。生い立ち故に無意識に避けてきた問題と直面したアルヴィスは、ひとつの決断を迫られる。
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
建国祭も無事乗り越えた二人は、よりいっそう距離を縮めていく。
アルヴィスは王太子としての覚悟をもつとともにエリナへの想いを自覚し、エリナも待つだけではなく行動しようと決意を新たにした。
そんな二人の結婚式が少しずつ近づいてくる。
準備のため慌ただしい毎日を過ごしていたが、その前に避けては通れない一つの催し――学園の創立記念パーティーが待っていた。
二人が婚約するきっかけで、エリナにとっては衆人の前で婚約破棄を突き付けられた苦い思い出。
一年経っても薄れない記憶に思わず不安を吐露するエリナを優しく包み込むアルヴィス。
そうして想い合う二人は手を取り、ともにパーティー会場へと向かう――。
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
結婚式を終えた二人は、正式に夫婦となった。
エリナの立場も王太子妃となり、アルヴィスは彼女専属の護衛騎士を就けることに。
そうして女性騎士二名を選び、エリナを守る体制を整えた頃、二人は公務でリュングベルを訪れる。
リュングベルはルベリア王国において交易を担う重要な都市の一つ。アルヴィスは視察のために動き回るが、エリナと海に行くなど王都では得られない穏やかな時間も過ごす。
エリナもアルヴィスとともに過ごせる幸せを感じていたが、海辺で出会った青年から一つの忠告を受ける。
「王太子の傍にはいてはいけない」と――。
寂しげな目をした青年はアルヴィスの過去と関係があるようで……?
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
結婚し夫婦となった二人は公務で訪れたリュングベルにて、穏やかな時間を過ごしていた。
しかしそれも束の間。トーグによるエリナの誘拐事件が起き、アルヴィスも救出のため怪我を負ってしまう。
負った傷は深く、臥せるアルヴィス。傍で支えるエリナは自分のせいだと責任を感じていた。
そんなエリナの様子を見たアルヴィスは原因が自分にあると、トーグとの因縁に繋がる過去の出来事を話し始める。
それはアルヴィスと一人の少女の話だった――。
一方、王宮では水面下でアルヴィスの側妃について話が動いていた。国王をはじめとして、側妃を娶ることを望む貴族たち。彼らを前にアルヴィスの下す決断とは……?
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
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