中国人民解放軍の東沙島奇襲上陸に端を発した台湾侵攻は、尖閣諸島を巡る攻防で日本を巻き込み、全滅した第1梯団、一度は台湾南部の占領に成功した第2梯団、そしてこの第3梯団の上陸作戦へと進んでいた。戦争はすでに三週間を過ぎ、解放軍は数百機の軍用機と搭乗員、そして陸兵三万以上を失っていたが、台湾の首都台北に着実に近づいていた。その間、大陸では、COVID‐19を越える致死性の感染症が蔓延していたが、中国は、この戦争を止める気配は無かった。(本文より)
大いなる犠牲の果てに、台湾は平和を取り戻せるのか……痛哭のシリーズ最終巻!
目次
プロローグ
第一章 捕虜
第二章 台北101
第三章 側背攻撃
第四章 機動戦闘車
第五章 和平交渉
第六章 絶対防衛線
第七章 剣ヶ峰作戦
第八章 核の脅し
エピローグ
各1,100円 (税込)
中国軍による南シナ海東沙島奇襲作戦に端を発した東シナ海の戦いは、主戦場を尖閣諸島魚釣島へと移し、激戦が繰り広げられた。土門康平率いる〈サイレント・コア〉部隊は台湾軍と共同作戦を取りながら、米軍の協力を得て、中国軍を島から撤退させることに成功する。その頃、成田空港に降り立った人民解放軍の秘密部隊が、ベトナム人技能実習生グループを装って、「超限戦」の作戦を開始。日本をブラックアウトさせた。中国の狙いは、日本同様ブラックアウトした台湾への侵攻。人民解放軍の大艦隊がついに台湾へと迫る。
【目次】
プロローグ
第一章 コンビニ
第二章 モーメント
第三章 東京タワー
第四章 大義名分
第五章 避難行動
第六章 最後通牒
第七章 軍神
第八章 ニイタカヤマノボレ
エピローグ
台湾西岸に上陸した中国人民解放軍三旅団2万人を殲滅した台湾軍。国防部本部が戦勝に沸く中、軍神・雷炎擁する姚彦少将の部隊が、島北端に位置する陽明山国立公園からの奇襲上陸作戦を仕掛けようとしていた。そこに陣を敷いていたのは、激戦地・東沙島から奇跡の脱出を果たしたばかりの海兵隊第99旅団、通称“鐵軍部隊(アイアン・フォース)”であった――。一方、邦人退避任務のために派遣された〈サイレント・コア〉原田小隊は、水陸機動団最強の教官・司馬光と合流するや、予期せぬ事態に巻き込まれる。第二巻、早くも怒濤の展開へ!
【目次】
プロローグ
第一章 邦人退避
第二章 フェイク・ニュース
第三章 指揮統率
第四章 ネイバータッチ
第五章 せめぎ合い
第六章 ヴィーナス
第七章 キャンパス
第八章 語学教師
エピローグ
台湾・鐵軍部隊の猛攻を躱した人民解放軍は、台北市に迫ろうとしていた。一方日本では、さらに二発のミサイルが東京に着弾、急速に広まりつつある掲示板アプリが、不穏なアジを拡散していた。
決死の作戦で「紅樹林の地獄の夜」を辛くも凌いだ台湾軍。しかし、圧倒的物量を誇る中国第2梯団が台湾南西部に到着する。その頃日本には、新たに12発もの弾道弾ミサイルが向かっていた――
人民解放軍は、驚異的な機動力を誇る空中機動旅団を台湾中部の濁水渓戦線に投入した。5万人規模の第2梯団は、その機動力をフルに活用しながら北上を進めていた。
その頃、台湾の北端、陽明山国立公園の森のなかでは、先に上陸していた軍神雷炎擁する第164海軍陸戦兵旅団と、台湾の海兵隊〈鐵軍部隊〉が対峙。台北と基隆の防衛を懸けた激戦が始まろうとしていた。
台湾が戦火に燃えるシリーズ第5巻!
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